扇町屋

扇町屋の最新ニュースをまとめて検索!

日本 > 埼玉県 > 入間市 > 扇町屋

扇町屋(おうぎまちや)は、埼玉県入間市北部に存在する地名。旧入間郡扇町屋村。単に町屋とも呼ばれる。愛宕神社神体が五本骨のであることからこの名がつけられたといわれる[1]

目次

[編集] 地理

入間市の北部に位置し、南部を小谷田、東部を扇台、西部は霞川を挟んで高倉、北部を入間市役所のある豊岡と接する。

地域は霞川東岸の低地にあたり、北に隣接する豊岡地区に繋がる商業・住宅地区として利用されている。霞川を挟んだ西側の高倉地区とは国道16号の和田橋をはじめ、複数の橋で繋がっている。旧扇町屋宿、扇町屋村についても「扇町屋」と呼ばれるため、扇台地区や豊岡地区も含めて扇町屋と呼ばれることもある。

[編集] 河川

[編集] 歴史

古くは金子郷[3]、山口領に属し[4]鎌倉時代には旧鎌倉街道のひとつ狭山路が通っていた[5]。また室町時代には大火があり、この時から愛宕神社火産霊命別雷命を合祀して愛宕権現と呼ばれるようになった。江戸時代初期の正保年間には石高70石の小村だったが、青梅から川越至る街道と八王子から日光へ向かう街道の交点にあたり伝馬が整備され、宿場が発達した。江戸時代の扇町屋宿は長さ6町ほど、道幅8間余り、戸数90軒、三と八のつく日に穀物などを売る市が立ったと言われる[1]八王子千人同心の日光行では、行きに昼食を摂り、帰途には宿泊するよう定められていた[要出典]。また大山詣で(大山阿夫利神社)に使われた八王子通り大山道(熊谷 - 丹沢大山)の宿場町としても使われた[6]。正保期には旗本・朝比奈源六郎領と愛宕社領の入会地が混在したが、1843年天保14年)、天保の改革の一環で上知令により朝比奈領は上地(天領)となり、上知令を含む天保の改革自体が頓挫した後は田安徳川家の領地となった[1]。この時代の地名に上、中、下、大水久保、山王塚、古塚、金堀澤、神名久保、本宿が挙げられる[1]。また東南方7,8町離れた場所に扇町屋新田と呼ばれる新田があり、本村の持添であった。元禄6年(1693年)に本村の検地が近山与左衛門・瀧野十右衛門により、宝暦8年(1758年)に新田の検地が伊奈半左衛門によって行われた[1]

明治時代に入って1889年4月1日町村制施行に伴い、扇町屋村は黒須村、高倉村、善蔵新田の3ヶ村と合併して豊岡町となった[4]。この時代にも、1877年頃創立された大山敬慎講の定宿となっていた[6]1901年明治34年)から1917年大正6年)までは入間川町青梅町とを結ぶ中武馬車鉄道が引かれ、本社が扇町屋に置かれた。1956年、豊岡町、金子村、宮寺村藤沢村西武町の一部(旧東金子村)の合併によって扇町屋地区は新設された武蔵町に所属した。1966年、武蔵町は入間市に移行し、入間市扇町屋となった。1982年8月1日、一部の地域が高倉の一部とあわせ扇台に、翌1983年11月16日にも一部の地域が善蔵新田・東町と併せ久保稲荷となった。また、1984年4月1日にも一部の地域が黒須・河原町及び1983年4月1日に狭山市から編入された入間川を併せ向陽台となった[7]

[編集] 史跡

  • 扇町屋上町の道標(市指定文化財)- 扇町屋下町の道祖神道標は現在の豊岡地区に属する[8]
  • 長泉寺 - 江戸時代初期の建立。山号は光福山。曹洞宗。大袋村(現:川越市大袋)東陽寺の末山にあたる[1]

[編集] 施設

公団扇町屋団地は入間市久保稲荷に存在し、扇町屋地内にはない。

[編集] 教育機関

[編集] 経済

[編集] 企業

  • 丸大観光バス - 観光バス会社

[編集] 行事

  • おとうろう祭り - 町屋のおとうろう祭とも呼ばれる豊岡地区・愛宕神社(旧称愛宕権現)の祭り。旧暦3月24日、新暦になって後は4月24日を例祭日をしていた。現在は4月第3土日曜日に開催される。[9]

[編集] 交通

[編集] 道路

[編集] バス

[編集] 主なバス停

  • 扇町屋
  • 武蔵団地入口
  • 扇町屋五丁目
  • 扇町屋二丁目
  • 扇町屋一丁目

[編集] 陸橋

ふれあい橋

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 『新編武蔵風土記稿巻之百五十九』、「大日本地誌体系(八)新編武蔵風土記稿 第八巻」雄山閣、1957年9月再版所収。
  2. ^ 霞川圏域河川整備計画の概要 河川整備の目標(PDF)東京都建設局、2009-06-07閲覧。
  3. ^ 吉田東伍『増補大日本地名辞書 第六巻 坂東』冨山房、1970年6月増補(1903年10月初版)p441。
  4. ^ 『埼玉大百科事典 第1巻』埼玉新聞社、1974年3月、p240
  5. ^ 埼玉県立歴史資料館編『埼玉県歴史の道調査報告書 県内鎌倉街道伝承地所在確認調査報告書』埼玉県教育委員会、1982年3月、第7図「カ」(p.17)
  6. ^ 宮田登・宮本袈裟雄編『山岳宗教研究叢書8 日光山と関東の修験道』名著出版、1979年7月、p445。
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1988年7月増補。
  8. ^ http://www.city.iruma.saitama.jp/dbps_data/_material_/localhost/100kikaku/300kikaku/tokei/tokeisyo19/PDF/kyouikubunka9-20.21.pdf (PDF),入間市役所生涯学習課,2009-06-01閲覧。
  9. ^ 学生参加による〈入間〉活性化プロジェクト-平成16年度文部科学省現代的教育ニーズ支援プログラム採択- ,駿河台大学地域ネットワーク推進支援室,2009-06-01閲覧。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月6日 (金) 05:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【扇町屋】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!