指定交流競走

指定交流競走の最新ニュースをまとめて検索!

指定交流競走とは、

  1. 地方競馬において、中央競馬(JRA)ならびに地方競馬の他地区に所属する競走馬が出走可能な交流競走(ただし、地方競馬の他地区に所属する競走馬が出走できない競走も本項目では扱う)。
  2. 中央競馬において、地方競馬に所属している競走馬が出走可能な競走。指定競走特別指定競走を含む)という。

また地方競馬において、他地区に所属する競走馬が出走できる競走を全国交流競走もしくは(地区)交流競走という場合もある。

目次

[編集] 地方競馬で行われる指定交流競走

現在、地方競馬において、中央競馬に所属する競走馬が出走できる競走には出走資格において、中央競馬における番組賞金や収得賞金[1]の額や所属クラスによる制限がない競走とある競走の2つに分けられる。前者(制限のない競走)はオープンクラスと呼ばれ、現在は全て重賞競走であり、ダートグレード競走による格付けが行われている。制限のない競走はダートグレード競走に譲ることとし、本項目の以下では制限がある競走のみを取り上げる。

制限のある競走は主に、中央競馬に所属する3歳未勝利と地元地区の3歳の条件馬の競走、ならびに中央3歳以上の500万円以下条件馬[2]と地元地区の条件馬の競走である。また、中央3歳以上の1000万円以下条件馬と地方の高級条件馬の競走も少数存在し、一部は重賞や準重賞となっている。なお、これらの競走は霧島賞などの一部例外を除き、中央競馬と主催地区に所属する競走馬のみで行われ、他地区の競走馬は出走不可能である。多くの場合、出走可能頭数は中央競馬と主催地区で半分ずつである。「中央競馬交流」「条件交流競走」など地区により呼び方が異なる[3]。中央競馬が出走枠が与えられる代わりに、賞金の一部を支払っている。

地方競馬への間接的な支援、魅力ある番組提供、競走馬の資質向上、また中央競馬では3歳未勝利や500万円以下など下級条件での投票除外が相次いでおり、それらの解消を図る目的も兼ねて1994年から行われている。2003年からは中央3歳未勝利馬との交流戦1着馬も「JRA認定競走馬[4]として扱われるようになった。地元所属馬が入着[5]した場合は各競馬場の定めた賞金が給付されるが、中央競馬所属馬が入着した場合には賞金および中央競馬が定める金額との差額が給付される。中央競馬所属馬が優勝した場合、3歳未勝利馬の賞金は300万円、3歳以上500万下条件馬の場合は500万円となる。同じ競走でも競走馬の生産地により賞金および補助金が異なる競走が存在するが、競走馬の所属により賞金および補助金が異なる競走は世界的にもほとんど例が無いとされる[1]

このため、中央競馬所属馬の騎乗依頼を受けた地元騎手は中央競馬の関係者の目の前で実力を見せようと、また地元としては非常に高額な賞金[6]に張り切り、思わぬ高配当が生まれる原因にもなっている。一方、この競走に騎乗する中央競馬所属騎手は地区で定められた騎乗数の制限の中で当日行われる競走に騎乗可能である。この制度を利用して、一部の騎手が当日の他の競走に騎乗している[7]

[編集] 各地の名称(由来)

出走条件はいずれも中央競馬所属馬の条件で、地方競馬所属馬は各地で異なる。太字は地元の準重賞(大井・川崎)・重賞(岩手・荒尾)として行なわれている。

競馬場
または地域
3歳未勝利 地元馬出走条件 賞金 3歳以上500万円以下 地元馬出走条件 賞金
ホッカイドウ 星座、公園 3歳C2 50万円 星座、川 A3 80万円
岩手 天然石 100万円 星座 A2 100万円
大井 3歳未格付・C1 250万円 アーバン○○ B2B3 400万円
川崎 ○○フラワー 3歳未格付・C1 250万円 ○○スター B2B3 400万円
船橋 ナイス○○ 3歳未格付・C1 250万円 ファンシー○○ B2B3 400万円
浦和 ツイン○○ 3歳未格付・C1 200万円 マルチ○○ B2B3 400万円
笠松 3歳2組 32万円 旧暦、川 A2 41万円
名古屋 フルーツ 3歳2組 47万円 フルーツ A2 54万円
金沢 3歳A2 60万円 B1A3 100万円
兵庫 3歳AB 80万円 A2 130万円
高知 未施行 未施行 未施行 B 50万円
佐賀 ○○カップ 3歳未格付 50万円 ○○カップ A2以下 70万円
荒尾 ノカイドウ特別
ミヤマキリシマ特別
九州産3歳 300万円 えびの特別
大隈特別
九州産3歳以上 500万円


競馬場
または地域
3歳500万円以下 地元馬出走条件 賞金 3歳以上1000万以下 地元馬出走条件 賞金
岩手 東京カップけやき賞 A1 250万円
大井 ○○カップ B1A3 900万円
川崎 ○○カップ B1A3 700万円
荒尾 たんぽぽ賞 九州産3歳
(地方全国)
700万円 霧島賞 九州産3歳以上
(地方全国)
800万円

[編集] 中央競馬で行われる指定交流競走

大別すると指定競走、特別指定交流競走の2種類であるが、競馬番組の項目を参照のこと。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 番組賞金、収得賞金の意味は日本の競馬の競走体系に詳しい
  2. ^ 時期によっては4歳以上となる。
  3. ^ 中央競馬では「地方競馬指定交流競走」と呼ぶ。
  4. ^ JRA2歳認定競走と同じく、中央競馬の特別指定交流競走に出走可能となるが、中央競馬への移籍については優遇は無い。
  5. ^ 5着以内。
  6. ^ 岩手・高知では地元OPクラスよりも高く、他も出走できるクラスとしては高額である。
  7. ^ 例としては北海道2歳優駿ホッカイドウ競馬の所属馬で優勝した武豊、中央競馬移籍後に兵庫ダービーを優勝した小牧太など。

最終更新 2009年10月29日 (木) 03:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【指定交流競走】変更履歴

ご利用上の注意