敦煌 (小説)

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敦煌 』(とんこう)は井上靖の小説。現在は新潮文庫に収められている。莫高窟から発見された敦煌文献の由来を主題とした歴史小説である。井上の「西域小説」の傑作と言われ、1960年には本作と『楼蘭』によって毎日芸術大賞を受賞した。

[編集] あらすじ

北宋のころ主人公、趙行徳は科挙の最終試験殿試を受けるため、首都開封にやってきた。しかし、行徳は試験の待ち時間に居眠りをし、受験に失敗する。

失望感のあまり寄る辺なく開封の町をさまようと、一人の女が「肉」として売られていた。不貞を働いた女だという。女が屠殺されるのを見かねた行徳は、女を殺さず「買い取る」ことにした。行徳のおかげで命びろいした女は一枚の紙切れを渡す。そこには見たこともない文字が書かれていた。西夏の文字だという。行徳は西夏文字を学びたいと思い、西域へと旅発つのであった…。

[編集] 映画

詳細は「敦煌 (映画)」を参照

発表後、映画化の話が持ち上がったが、映画化は困難と見られた。その後、1988年佐藤純弥監督で映画化された。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年9月4日 (金) 17:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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