結婚物語
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『結婚物語』(けっこんものがたり)は、新井素子によるラブコメディ小説。1985年から1987年まで角川書店の雑誌『野性時代』で連載され、後に角川文庫より全3巻で発売された。後に1988年に続編にあたる『新婚物語』(しんこんものがたり)が『野性時代』に連載され、こちらも角川文庫より全3巻で発売されている。
また、日本テレビ系「土曜グランド劇場」として『結婚物語』が1987年2月 - 3月、『新婚物語』が1988年10月 - 1989年1月までテレビドラマが放送されている。
本項目では『新婚物語』についても合わせて記述する。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 概説
新井素子は1985年に大学時代の同期生と結婚しているが、本作はその結婚を巡る本人及びその周辺のドタバタぶりをヒントに脚色・小説化したものである。本人にとっては初めてのSF以外の分野の小説である。
なお、新井のそれまでの作品やキャラクターから「いつからSF小説に発展するのか?」「これは全て実話なのか?」という読者からの問い合わせが多く、作者は「あとがき」でこの作品がSF小説ではなく、脚色化されたものであることを強調している。
[編集] あらすじ
若手女性作家・原陽子は、先日別れ話を切り出されて別れた筈の大学時代の同期生・大島正彦から、「結婚の話を両親にしてきた」と告げられる。別れた恋人に自分の結婚話をする正彦に激怒する陽子。だが、陽子が別れ話だと思って聞いていた正彦の告白は、実は正彦が必死で考えた一世一代のプロポーズの言葉で、陽子も同意した(陽子は別れ話と思っていたわけだが)と思った正彦は結婚の準備を始めていたのである。
誤解が解けて、改めてプロポーズを受け入れた陽子であったが、思いがけない展開で決まった結婚が婚約を経て結婚式にこぎつけるまでには、考えもしなかったトラブルが次々と発生することになったのである。
続編の『新婚物語』では、何とか結婚式を挙げた陽子と正彦が、最初の結婚記念日を迎えるまでの1年間を描いている。
[編集] 主な登場人物
- 原 陽子→大島 陽子
- 高校生で作家デビューした小説家。思い込みの強さが思わぬトラブルを呼ぶことも(本人は常識は備えているつもりだが、「正彦が関東ローム層に理解を示さない」ことを理由に婚約破棄を言い出しかけたことがある)。生まれも育ちも東京都練馬区。
- 大島 正彦
- 陽子の大学時代の同期生で現在は会社員。通称は「た〜さん」(少し太り気味なため「たぬきのおじさん」と呼ばれていたのを略した)。岡山県出身。
- 原 力(はら ちから)
- 陽子の父。出版社勤務。陽子同様に思い込みが強い。
- 原 光子
- 陽子の母。力とは職場結婚で結婚・出産後も仕事と家事を両立してきた。
- 原 粒子(はら りゅうこ)
- 陽子の妹。原家の中で一番の常識人。
- 原 かく
- 力の母・陽子の祖母。仕事と家庭を両立させようとする光子に不満を抱いていたが、最近は少しボケの症状が出ている。
- 田部
- 正彦の親友。結婚式の司会役。
- ファージ
- 『新婚物語』に登場する大島家の飼い猫。名前の由来はバクテリオファージから。
[編集] 書誌データ
- 結婚物語 (角川文庫)
- 上 『眠たい瞳のお嬢さん』 (1986年8月25日発行 ISBN 4-04-160002-2)
- 中 『正彦くんのお引っ越し』 (1986年8月25日発行 ISBN 4-04-160003-0)
- 下 『大忙しの二日間』 (1986年9月25日発行 ISBN 4-04-160004-9)
- 新婚物語 (角川文庫)
- 前作と同じく全3巻であるが、上中下となっていないのは、第1巻発売時にどこまで続くか未定であったため。
- 『新婚旅行は命がけ』 (1988年3月25日発行 ISBN 4-04-160005-7)
- 『引っ越し貧乏』 (1988年8月25日発行 ISBN 4-04-160006-5)
- 『傍若無人な冷蔵庫』 (1988年9月25日発行 ISBN 4-04-160007-3)
[編集] テレビドラマ
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[編集] 結婚物語
1987年2月14日〜3月28日の毎週土曜日・21:00〜21:54 、日本テレビ系「土曜グランド劇場」で放送(全7回)。当時のテレビドラマでは珍しく、結婚にまつわるデータや各儀式の説明などがテロップで本編中に流れた。
テレビドラマ版では、陽子の妹・粒子は、弟・粒太(りゅうた)となっている。また、大島正彦の愛称は「ま〜さん」となっている。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- 原陽子 - 沢口靖子
- 大島正彦 - 陣内孝則
- 原力 - 小林稔侍
- 原光子 - 白川由美
- 石野勝子 - 山田邦子
- 陽子の担当編集者
- 高杉芳信 - 京本政樹
- 正彦の同僚
- 原粒太 - 角田英介
- 原かく - 千石規子
- 池口里美 - 松本小雪
- 野村種夫 - 山口良一
- 蜷川有紀
- 中村久美
- 車だん吉
- 北村総一朗
- 坂本あきら
- 今村明美
- 塚田きよみ
- 山下容里枝
- 森川由加里
- 松木有吾
- 筧利夫
- 松浦佐和子
- 円城寺あや
- 中平良夫
- 浅見純子
- 椎名梢
- 立田真弓
[編集] サブタイトル
- 「やっとプロポーズ」
- 「やったね! 婚約」
- 「めんどいな! 式場探し」
- 「スッタモンダで結納!」
- 「見て見てッ! 婚約指輪」
- 「忘れてた! 新婚旅行」
- 「長い間…ありがとう」
[編集] 新婚物語
1988年10月8日〜1989年1月28日の毎週土曜日・21:00〜21:54 、日本テレビ系「土曜グランド劇場」で放送(全15回)。前作『結婚物語』のキャストが引き続き出演している。
なお、第1話は陽子と正彦の新婚旅行という設定でマレーシアロケを敢行し、21:00~22:24の拡大放送だった。
[編集] スタッフ
- 演出:吉野洋、五木田亮一、小山啓
- 脚本:松木ひろし、吉本昌弘
- 音楽:大谷和夫
- 主題歌:『TONIGHT』 小比類巻かほる(EPICソニー)
[編集] キャスト
- 沢口靖子 (大島陽子)
- 陣内孝則 (大島正彦)
- 小林稔侍 (原力)
- 白川由美 (原光子)
- 山田邦子
- 京本政樹 (高杉芳信)
- 角田英介 (原粒太)
- 千石規子 (原かく)
- 天久美智子
- 小西博之
- 渡辺満里奈
- 銀粉蝶
- 山下容里恵
- 萩原祥加
- 小谷ゆみ
| 日本テレビ系 土曜21時枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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オレの息子は元気印
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結婚物語
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花嵐の森ふかく
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新婚物語
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最終更新 2009年10月10日 (土) 17:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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