新宮駅

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曖昧さ回避 この項目では、紀勢本線の駅について記述しています。西鉄貝塚線の駅については「西鉄新宮駅」をご覧ください。
新宮駅
駅舎(2005年4月)
駅舎(2005年4月)
しんぐう - Shingū
◄**鵜殿 (3.6km)
(4.7km) 三輪崎**►
所在地 和歌山県新宮市徐福二丁目1-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)*
東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
(当駅より三輪崎方はきのくに線)
キロ程 180.2km(亀山起点)
電報略号 シク
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,355人/日(降車客含まず)
-2006年-
開業年月日 1913年大正2年)3月1日
備考 みどりの窓口
* 会社境界駅(JR西日本管轄駅)
** 鵜殿方(非電化区間) - JR東海
** 三輪崎方(電化区間) - JR西日本

新宮駅(しんぐうえき)は、和歌山県新宮市徐福二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線。両会社の境界駅(JR西日本の管轄駅)である。

目次

[編集] 概要

紀勢本線の運行上重要な役割を持つ駅で、紀勢本線はこの駅を境にJR西日本の管轄(愛称:きのくに線)とJR東海の管轄に分かれており、またJR東海が管轄する亀山駅方は非電化、JR西日本が管轄する和歌山市駅方が電化となっているので、その境目ともなっている。会社境界は、下り場内信号機である。

かつては、天王寺駅 - 名古屋駅間運行の紀勢本線直通の特急や準急が運行されていたが、1978年10月までに一部を除き廃止された。JR東海の運行する特急「南紀」のうち一部のみが名古屋駅から当駅をこえて紀伊勝浦駅まで運行されるが、そのほかは当駅をまたいで運行される列車は設定されていない。

表 - 1988年以降の紀勢本線と運転形態
駅名 亀山 新宮 紀伊田辺 和歌山 和歌山市
所属会社 JR東海 JR西日本
路線名 紀勢本線
営業上の呼称 紀勢本線 きのくに線 紀勢本線
電化・非電化 非電化 電化(直流1500V)
単線・複線 単線 複線 単線


[編集] 駅構造

ホーム
停車する「ワイドビュー南紀」
新宮鉄道部(2005年8月)
駅前の東くめ歌碑(2005年8月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の、あわせて2面3線を有する地上駅で、そのほかに側線も多く持っている。2つのホームは1本の地下道により結ばれており、単式ホームに接して大きな駅舎がある。駅舎内部の待合所と単式ホームにまたがって立ち食いうどん屋がある。この店舗のカウンターは改札の内外両方に設けられており、駅弁も販売している。

駅の3番線側には側線があり紀勢本線を走るJR西日本やJR東海のさまざまな列車が留置される。この駅の1番線、一番三輪崎駅よりの脇にはJR西日本の新宮鉄道部もある。

駅舎は昭和27年(1952年)竣功、鉄筋コンクリート造り886平方メートルの建築物である。この駅舎は3代目で、前年に2代目の駅舎が火災により消失したため、新しく建てられたものとなっている。駅舎は二階建てであるが、待合所や改札の部分などほとんどが吹き抜けとなっており、二階部分はごくわずかである。二階の、待合所すみの螺旋階段から上ったところには喫茶店がある。また駅舎の一階の自動切符売り場脇には駅舎に入居する新宮市観光協会の観光案内所への入口がある。

みどりの窓口設置の直営駅駅レンタカー業務も行う。自動改札はないが近距離きっぷ自動券売機が3台設置されている。この3台の自動券売機にはJR西日本区間とJR東海区間を区別する機能は付いていないが、1・2号機発行の券面には「旅客会社線」と表示され、3号機発行の券面には「西日本会社線」と表示される。 また、万一の急病人発生に備え自動体外式除細動器(AED)が1台設置されている。自動体外式除細動器(AED)に関しては迅速かつ適切に対応できるよう係員全員が講習と訓練を受けている。近年、子供を狙った犯罪から守るため「こども110番の駅」にも指定されている。

駅前広場が整備されており、バスなどが発着する。駅と道路を挟んだ向かい側には熊野交通の建物がある。駅前広場の一角には日本で最初に口語の唱歌を作詞した、新宮市出身の東くめの『鳩ぽっぽ』歌碑がある。

[編集] のりば

1 きのくに線 紀伊勝浦和歌山新大阪京都方面 (「くろしお」系統は主にこのホーム)
2・3 きのくに線 紀伊勝浦・和歌山・新大阪・京都方面 (一部の特急含む)
紀勢本線 熊野市松阪名古屋方面 (特急は主に3番のりば)

[編集] 利用状況

1日平均1,355人(乗車人員、2006年。出典:平成20年刊行和歌山県統計年鑑)

[編集] 駅周辺

駅周辺は新宮の中心部で市役所なども近い。当駅を中心として新宮の市街地が広がっており、熊野速玉大社浮島の森など新宮の主な観光地も当駅から徒歩圏内に位置する。又、熊野本宮大社など、新宮駅からバスで行く観光地も多く存在しており、観光でも紀伊半島南部の拠点となる駅である。

以下に、新宮駅周辺の主な施設や観光地を列挙する。

[編集] バス

奈良交通

※高速道路を通らない路線バスとしては日本最長距離、最長走行時間、最多バス停数を持つ。詳細はこちら

熊野交通

三重交通

  • 熊野市 行
  • 東京(池袋)・大宮 行(夜行高速バス)

明光バス

  • 熊野古道特急バス
    • 新宮駅 - 本宮大社前 - 白浜駅 - 古賀浦

[編集] 歴史

  • 1913年大正2年)3月1日 - 新宮鉄道の駅(一般駅)として開業。当時路線は熊野地駅を経由し三輪崎駅へ至っていた。そのため当時は今とは位置が異なっており、今の位置より40mほど北方の熊野交通の事務所付近であったと推定されている。また、終着駅であった。
  • 1934年昭和9年)7月1日 - 新宮鉄道が国有化、国有鉄道紀勢中線の駅となる。
  • 1938年(昭和13年)5月20日 - 現在地へ移転。それに伴い、熊野地駅を経由しない新線が開業。旧線の一部は当駅と熊野地駅を結ぶ貨物支線に転用された。
  • 1940年(昭和15年)8月8日 - 紀勢西線所属に変更。紀勢西線が紀伊木本駅まで開通。
  • 1951年(昭和26年)1月 - 2代目の駅舎が焼失。
  • 1952年(昭和27年)6月 - 3代目の駅舎(現在のもの)が竣功。
  • 1959年(昭和34年)7月15日 - 紀勢本線所属に変更。
  • 1982年(昭和57年)11月15日 - 熊野地駅までの貨物支線が廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物営業廃止(旅客駅となる)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道・東海旅客鉄道の駅となり、駅業務は西日本旅客鉄道に引継ぎ。

[編集] 駅弁

新宮駅構内では丸新(まるしん)が営業を行っている。この丸新は立ち食いそば屋と売店を兼ねた売店を新宮駅内に設けており、駅弁を購入することができる。この売店の店舗は、駅舎のホームと待合所にまたがる場所にある。改札内側では、1番線ホームから他のホームへ通じる地下道出入り口の脇、改札外側では待合所の隅に、それぞれカウンターがあるので、改札の内側と外側の両方にサービスを提供できるようになっている。

弁当のメニューは「熊野古道弁当」、「さんまかば焼き丼」、「さんま鮨」、「太刀魚鮨」、「めはり寿し」、「熊野弁当」、「御料理弁当」、「紀州熊野路弁当」などがあり、当地の名産品にちなんだものが多い。「南紀くじら弁当」は南紀一帯が沿岸捕鯨の伝統をもつことにちなんだメニューで、クジラ肉のステーキと竜田揚げが入っている。ただし、販売は1日に5個限定であり、入手はやや難しい。

立ち食いそば屋はかつて天王寺駅発の夜行列車(いわゆる新宮夜行)が運行されていた頃はその到着時刻にあわせて5時から営業をしていたが、新宮夜行廃止後は一般的な時刻からの営業となっており、13時くらいに店を閉めてしまうこともある。

[編集] 隣の駅

※特急「くろしお」「スーパーくろしお」「オーシャンアロー」南紀」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道
きのくに線(紀勢本線)
新宮駅 - 三輪崎駅
東海旅客鉄道
紀勢本線
鵜殿駅 - 新宮駅

[編集] かつて存在した路線

日本国有鉄道
紀勢本線貨物支線(1938年までの紀勢中線旧線)
新宮駅 - 熊野地駅

[編集] その他

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月29日 (木) 01:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【新宮駅】変更履歴

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