新幹線E3系電車
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| JR東日本E3系新幹線電車 | |
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E3系(「こまち」用R編成)
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| 編成 | 5両 → 6両(4M2T・R編成) 7両(5M2T・L編成) |
| 起動加速度 | 1.6km/h/s |
| 営業最高速度 | R,L61-L72編成 275(130※)km/h L51-L53編成 240(130※)km/h |
| 設計最高速度 | 275km/h |
| 編成定員 | R編成 - 計338名(23名) L51-L53編成 - 計402名(23名) L61-L72編成 - 計394名(23名) ()内はグリーン車 |
| 全長 | 20,500 (23,070)mm |
| 全幅 | 2,950mm |
| 全高 | 4,080mm |
| 編成質量 | 258.6 t |
| 軌間 | 1,435mm(標準軌) |
| 電気方式 | 交流25,000V 50Hz 交流20,000V 50Hz |
| モーター出力 | 三相交流誘導電動機MT205 (300kW) |
| 編成出力 | 300kW×16=4,800kW(R編成) 300kW×20=6,000kW(L編成) |
| 歯車比 | 3.04 |
| 制御装置 | VVVFインバータ制御 |
| 駆動装置 | WN平行カルダン駆動方式 |
| 台車 | DT207(R1編成電動車) DT207A(R,L51 - L53編成電動車) DT207B(L61 - L72編成電動車) TR7005(R1編成付随車) TR7005A(付随車) |
| ブレーキ方式 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ、抑速ブレーキ |
| 保安装置 | ATC-2型、DS-ATC、ATS-P※2 |
| 製造メーカー | 川崎重工業、東急車輛製造 |
| 備考 | ※は在来線区間。 |
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この表について
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新幹線E3系電車(しんかんせんE3けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の新幹線直行特急(ミニ新幹線)用新幹線車両。
目次 |
[編集] 概要
E3系は大きく分けて1997年(平成9年)に開業した秋田新幹線用の基本番台(0番台、同年3月22日営業運転開始)と、1999年(平成11年)に山形新幹線が新庄駅まで延伸開業した際の増備用の1000番台(同年12月4日営業運転開始)、そして2008年12月以降に同じく山形新幹線用の400系を置き換える目的で製造・投入中の2000番台の3種類がある。
製造は川崎重工業と東急車輛製造で、2002年(平成14年)以降は「こまち」用が川崎重工、「つばさ」用が東急車輛で製造されるというパターンになっている。後述する「つばさ」用2000番台は川崎重工・東急車輛の両社で製造されている。
車両・客室・車両ロゴデザインはいずれも榮久庵憲司主宰のGKインダストリアルデザインが担当した。
[編集] 編成
2009年(平成21年)10月現在、以下の編成が存在する。
| ←東京・秋田 | 編成表(「こまち」用E3系) | 盛岡・大曲→ | ||||
| 編成 | 11号車 | 12号車 | 13号車 | 14号車 | 15号車 | 16号車 |
| R1 - R26 (0番台) |
E311形 (M1sc) |
E326形 (M2) |
E329形 (T1) |
E328形 (T2) |
E325形 (M1) |
E322形 (M2c) |
| 23名 | 67名 | 60名 | 68名 | 64名 | 56名 | |
| ユニット構成 | 1ユニット | 2ユニット | 3ユニット | 4ユニット | ||
| ←東京 | 編成表(「つばさ」用E3系) | 山形・新庄→ | |||||
| 編成 | 11号車 | 12号車 | 13号車 | 14号車 | 15号車 | 16号車 | 17号車 |
| L51 - L53 (1000番台) |
E311形 (M1sc) |
E326形 (M2) |
E329形 (T1) |
E326形 (M2) |
E328形 (T2) |
E325形 (M1) |
E322形 (M2c) |
| 23名 | 67名 | 60名 | 68名 | 64名 | 64名 | 56名 | |
| L61 - L72 (2000番台) |
E311形 (M1sc) |
E326形 (M2) |
E329形 (T1) |
E326形 (M2) |
E328形 (T2) |
E325形 (M1) |
E322形 (M2c) |
| 23名 | 67名 | 60名 | 68名 | 64名 | 60名 | 52名 | |
| ユニット構成 | 1ユニット | 2ユニット | 3ユニット | 4ユニット | 5ユニット | ||
[編集] 番台別概要
[編集] 基本番台(0番台)
秋田新幹線「こまち」用として当初は5両編成で落成したが、1998年(平成10年)に増結付随車E328形が登場して現行の6両編成となった。
最高速度は在来線区間が130km/h、新幹線区間が275km/hになっている。引張力・加減速特性等はE2系と同じで、単独走行およびE2系との併結運転時においては特に調整等は行っていない。ただし、在来線区間走行時は電圧および信号のATCからATS-Pへの切り替えを行っている。
6両編成26本(156両)が秋田車両センターに配置されている。
基本的には「こまち」用ではあるが、E2系との併結編成により盛岡発着の「はやて」や「やまびこ」・「なすの」でも使用される。当初は「なすの」運用を除けば「こまち」のみの運用であり車体側面のロゴは「こまち」の横に「JR Akita Shinkansen」(試験運行時は「SERIES E3」も)と表記されているが、運用が拡大したためこの表記を消した車両もある。
なお、「こまち」以外で運転される場合(やまびこ号またはなすの号運転時)には時刻表に「こまちタイプ車両を連結」と追記される。
ドア下部には400系と同様、新幹線ホームで隙間を埋めるための折り畳み式ステップが設置されている。また、全編成にDS-ATCが搭載されている。
[編集] 製造時期による相違
- R2 - R16編成
- 1997年の開業前に落成した量産車。当初は5両編成であったが、翌年にE328形を連結して6両編成とされた。そのため、E329形とE328形(13号車と14号車)の連結部には「パンタグラフのないパンタグラフカバー」が存在する(R1編成も同様。上記写真の2つ目が該当する)。
- 量産先行車との相違はヘッドライトが形状を変更した上で運転席下部に配されたことと、前面形状が変更されたことである。
- R17編成
- 1998年に落成した増備車。以後落成した編成は当初より6両編成で組成されている。無論パンタグラフカバーの数も2つとなった。また、運転室前面のワイパーが2本装備となっている。
- 2008年の夏休みシーズンには全日本空輸 (ANA) とのコラボレーション企画で、「ポケモン・ピカ乗りサマー」仕様として後述のR21編成とともにラッピングがなされた。[1]
| 左 : R17編成までのグリーン車座席 右 : R17編成までの12 - 14号車座席 |
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- R18 - R26編成
- 2002年から2005年にかけて落成した増備車。連結面外幌の材質がポリウレタンから合成ゴムに変更され、同時にフットレストが装備され座席形状が座面スライド機能付きのものに変更された。またVVVFインバータ制御装置の素子もGTOサイリスタからIGBTに変更された。
- なお、R26編成については3席分ずつに設けられていた荷物棚の支柱が省略されていたり男性用トイレもR2 - R17編成の仕様に戻されるなどの細かい変更がある。
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| 左:R18編成以降のグリーン車座席 右:R18編成以降の12 - 14号車座席 |
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[編集] 1000番台
山形新幹線「つばさ」用である。最高速度は在来線区間では130km/hであるが、新幹線区間では400系と同じ240km/hである。7両編成3本(21両)が山形車両センターに配置され、400系と共通運用されている。引張力・加減速特性は0番台とは異なりE3系単独走行時は400系と同等とし、200系およびE4系との併結運転時は併結相手と同じ性能に調整している。ロゴには当初から「TSUBASA」の文字が表記されている。なお、400系についても1000番台投入後に順次同一塗装に変更された。DS-ATC搭載済み。
- L51・52編成
- 1999年山形新幹線新庄開業時に落成した編成。電装品およびワイパーは基本番台のR17編成に準ずるが、内装などは専用のものとなっている。
- L53編成
- 2005年に落成した増備車。VVVFインバータ制御装置の素子がIGBTに変更されているほか、ドアチャイムも設置されている。
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新幹線のホームと車体の間を埋める可動式ステップ(L52編成) |
[編集] 2000番台
2007年7月のJR東日本定例会見[2]において、山形新幹線400系の置き換え用として発表された車両である[3]。2008年(平成20年)12月から2009年(平成21年)夏頃にかけての営業運転をめどに7両編成12本(84両)の新規製造が計画され、現在順次営業運転に投入されている。
車両の所有は1000番台と同様JR東日本となる[4]。
営業運転は、2008年12月20日の「つばさ112号」山形発東京行、折り返し「つばさ119号」東京発新庄行より始まり、L61編成が充当された。
[編集] 1000番台との相違点
1000番台との主要な相違点を以下に挙げる。
- 最高速度を275km/hに引き上げ
- ヘッドライトの形状変更
- 11・17号車にフルアクティブサスペンションを[5]、12 - 16号車にセミアクティブサスペンションを搭載[5]。
- デッキ部分に防犯カメラの設置。
- 車内に除菌イオンによる空気清浄機や大型フルカラーLEDの車内案内表示器を設置[5]。
- グリーン車の全席と普通車の窓際・最前部・最後部に電源コンセントを設置[5]。さらにテーブルはA4サイズのノートパソコンが置けるサイズに拡大[5]。これらの変更によって内装はN700系に近い形となる。
- 自由席(16・17号車)のシートピッチ拡大(910mm → 980mm)[5]、これに伴って編成全体の定員が8名減となっている[5]。
- AEDの設置号車が13号車に変更。(0番台と1000番台は12号車に設置)
[編集] 車両の所有会社
- 基本番台の所有会社
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- R1 - R16編成(E328形は除く)
- 第三セクターの「秋田新幹線車両保有株式会社」が保有し、同社がJR東日本に貸し出す形をとっている。
- E328形全車とR17編成以降
- JR東日本が名実ともに所有している。
- 1000番台・2000番台の所有会社
- 全車がJR東日本の所有となっている。なお400系はE3系と異なり、「山形ジェイアール直行特急保有株式会社」が所有しJR東日本に貸し出す形になっている。
[編集] 今後の予定
秋田新幹線の「こまち」において、東北新幹線内の高速運転に対応した E6系(E955形「FASTECH 360 Z」ベース)を2013年3月から投入、2014年3月には東北新幹線での最高速度を 320km/h に引き上げるとともに、秋田新幹線「こまち」で使用されている E3系(基本番台)を全て置き換える予定である。[6]
[編集] 脚注
- ^ JR東日本:ピカ乗りサマー2008公式サイト
- ^ 山形新幹線「つばさ」用車両の新造について
- ^ 仙台支社山形新幹線「つばさ」用車両(E3系2000番台)の報道公開のご案内について
- ^ 「鉄道ジャーナル」2007年9月号 RailwayTopics 新在直通〈つばさ〉用400系を新型車両に置換えへ
- ^ い ろ は に ほ へ と 『鉄道ファン2009年2月号』 交友社、2009年、P.63 - P.67。
- ^ 秋田―東京間を10~15分短縮:JR東日本の新幹線 13年3月メドに「E6系」導入 YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2009年6月18日付
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最終更新 2009年11月29日 (日) 05:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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