新津車両製作所

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新津車両製作所

新津車両製作所(にいつしゃりょうせいさくしょ、英称NIITSU ROLLINGSTOCK MANUFACTURING)は、新潟県新潟市秋葉区(旧・新津市)南町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)新潟支社鉄道車両製造工場。

2009年4月時点において、鉄道事業者の直営による鉄道車両の製造工場としては、日本で唯一である。なお、鉄道事業者の傘下にある車両メーカーとしては、東急車輛製造近畿車輛日本車輌製造、および軌道向け車両を製造するアルナ車両が存在する。

目次

[編集] 概要

当所の前身は旧・国鉄新津工場(新潟市秋葉区ホームページへリンク)である。

車両の計画から設計、製造、運用、保守、廃車後のリサイクルに至る「車両トータルマネジメントの実現」を目標に、1994年10月、それまで車両の改造・修繕・保守を行っていた新津車両所電車の新造工場に改組転換し、東急車輛製造からの技術供与により電車の製造を開始した。設立当初は東急車輛製造で製造している車両を当所でも生産する方式だったが、技術力の強化を目的に209系950番台(現・E231系900番台)では設計段階から東急車輛製造と共同で製造を手掛けた。

素材となるステンレス板を加工するところから生産を行い、台車も当所で製造している。またCADCAMロボットを活用した効率性の高い生産を行っており、生産量は1日1両、年間生産能力は250両に及ぶ。

さらに、当所とJR東日本東京横浜八王子大宮千葉の各支社、東京総合車両センター長野総合車両センター、各車両センター・電車区、提携先の東急車輛製造とは、専用回線による情報ネットワークが構築されており、社内各部門とネットワーク環境下で設計情報などを共有しながら設計・製造を行うことが可能である。

2009年4月1日現在の累計生産両数は、3,059両である。

[編集] 整備済み車両の車体に記される略号

「NT」

[編集] 車両製作所へ転換する以前の車両新造

転換前は車両の改造・修繕を行っていた新津車両所であるが、例外的に107系の製造も行っていた。これは新津車両製作所の発足に先駆けて社員の技術向上を目的としたもので、以後の基礎となっているものも多い。なお、107系の床下機器類の大部分は165系の発生品を流用しているため、新造は車体のみとなっている。

その後、東急車輛製造横浜製作所の近くにある大船工場では205系500番台901系209系E217系のそれぞれ一部車両の製造を手掛けており、新津車両製作所の発足に至っている。

[編集] 製造車両

1995年5月から製造された209系浦和電車区第36編成(クハ209-37以下10両で組成)が竣工第1号の車両である。車両工場として操業を開始して以来、主に首都圏で使用する新系列車両のうち、通勤形一般形電車を製造している。

また、JR東日本の車両以外にもE231系を基本とした相模鉄道10000系東京都交通局都営地下鉄新宿線10-300形や、E233系を基本とした相模鉄道11000系小田急電鉄4000形の一部の製造も担当している。なお、新幹線車両在来線特急用車両の生産実績はない。

完成後、自社車両は信越本線新津 - 新潟間で数往復の試運転(公式試運転)を実施する。この公式試運転実施日を落成日としている。

落成した車両は、最寄りの新津駅から自社車両の場合、専用の装備を施したEF64形1000番台(1030 - 1032号機)の牽引により配給列車扱いで配置区所へ輸送される。自社の車両を自社の機関車で輸送するため、鉄道車両メーカーなどが日本貨物鉄道(JR貨物)を利用する甲種輸送とは異なる。また、自社以外の車両(相鉄10000系や都営10-300形など)はJR貨物による甲種輸送扱いの貨物列車として輸送される。

[編集] JR東日本

209系E217系E231系E233系E531系

  • E217系、E231系、E531系などの2階建てグリーン車は当所では製造していない。車体が異なり、製造ラインを別に用意しなければならず、生産効率が下がるためである。

[編集] 相模鉄道

10000系11000系

[編集] 東京都交通局

10-300形 - 10-450F - 10-470Fの中間車18両(3編成)を製造。

[編集] 小田急電鉄

4000形 - 4056Fの全車両(10両)を製造。なお車内張付の製造所名は、4000形全車が東急車両製造との連名である。

[編集] その他

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年11月17日 (火) 05:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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