新論

新論の最新ニュースをまとめて検索!

新論(しんろん)は、

  1. 中国後漢の桓譚の著作。
  2. 日本19世紀の会沢正志斎の著作。本稿で詳述。

目次

[編集] 概要

新論』(しんろん)は、江戸時代後期に会沢正志斎によって書かれた儒学書。文政8年(1825年)に完成。2巻2冊、国体(上中下)・形勢・虜情・守禦・長計の5論7編で構成される。

「謹按 神州者太陽之所出、元氣之所始、」で始まる漢文で書かれており、内容は、西欧列強(主にイギリスロシア)の情勢とその侵略行動を明示し、具体的対策を示している。正志斎のかつての師である藤田幽谷を通じて時の水戸藩徳川斉脩に献上されたが、忌諱に触れる点があるとして公刊を許されなかった。例としては、キリスト教は優れた宗教であるが列強の侵略に用いられた旨、否定的な文脈の中ではあるが、キリスト教自体は肯定する記述などがある。

[編集] 諸本

自筆本(宮内庁書陵部)をはじめ、木活字本も数種あるが、安政4年(1857年)8月江戸玉山堂刊本が最も整斉である。これは正志斎存命中にその承諾を得て公刊され広く普及した。自筆本には加除訂正が多く、特に長計編にそれが著しいので、没するまで加筆したものと推察される。

[編集] 参考文献

  • 日本古典文学大辞典編集委員会編 『日本古典文学大辞典』 岩波書店、1983年 - 1985年。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年8月30日 (日) 06:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【新論】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!