旅 (雑誌)
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旅(たび)は、新潮社が刊行する女性向けの旅行雑誌である。日本の旅行情報誌としては、JTB(現在のJTBパブリッシング)が刊行していた時代を含めると最古の歴史を持つ。
JTBが刊行していたときは一般向け雑誌であったが、2003年をもって休刊、新潮社へ発行元が譲渡され2004年より新潮社より刊行されている。新潮社刊行となった当初は、サイズがB5→A4に拡大された以外は基本的にJTB時代のスタイルを踏襲していたが、2005年頃に女性向けにコンセプトが変更された。この変更により、同誌が元来持っていた雰囲気、スタイルが失われた事を嘆く意見も少なくない。
[編集] JTB時代
JTBから出版されていた時代には、多くの著名作家が紀行文を掲載した。鉄道紀行分野では宮脇俊三も多く執筆し、JTBが主催した宮脇俊三が同行するヨーロッパ鉄道旅行が企画されその旅行記が誌上に掲載されることもあった。特に鉄道関係の雑誌・書籍が少なかった1960年代は鉄道ファンからも重宝された。ほかに、賀曽利隆はオートバイによる日本・世界旅行や、各駅停車の列車と温泉を組み合わせた紀行文などを多数執筆した。その他、作家関川夏央、エッセイスト岸本葉子などによる紀行、多くの俳優・女優・作家などによるコラム、写真などが掲載され、国内の公共交通を多く取り上げた様々な企画は熱心な旅好きにも評価が高かった。1970年代の大阪万博・沖縄海洋博の際も特集を多方面に渡って組み万国博ガイドとしての役割を果たした(2005年の愛知万博の際は特集なし)。
松本清張の『点と線』はこの雑誌に連載され、社会派推理小説のさきがけとなった。
[編集] 歴史
1922年(大正11年)に設立された、JTBの前身の日本旅行文化協会が、1924年(大正13年)4月より機関紙として刊行したのが「旅」の創始である。この頃は、鉄道の創始から50年がたち、観光旅行などが定着しつつあったが、関東大震災後の不況で陰りが見え始めていた。
その後、太平洋戦争中には「旅行指導雑誌」という副題が付けられて、国策輸送に協力する事を求める記事が掲載されたが、1943年(昭和18年)8月~1946年(昭和21年)11月の間は休刊とされた。
なお、「旅」の編集・発行権を新潮社に譲渡したJTBパブリッシングは、2004年から国内旅行情報の掲載誌を「るるぶじゃぱん」に一本化したが、「るるぶじゃぱん」も2006年10月号(101号)をもって休刊している。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年6月21日 (日) 13:46 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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