日本百貨店協会

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日本百貨店協会(にほんひゃっかてんきょうかい,英称:Japan Department Store Association:JDSA)は、百貨店業の健全な発達を図り、もって消費者の利益に寄与することを目的とする、百貨店業者の業界団体任意団体)である。1948年3月16日設立。

この外に、北海道東北関東中部近畿中国四国及び九州の各地区協会と、戦前6大都市と呼ばれた地域(東京23区、横浜、名古屋、京都、大阪及び神戸)にそれぞれ都市百貨店協会がある。郊外大型店などとの競争により、百貨店の閉店が相次いでいることから、加盟店舗数は年々減少し、2009年10月現在は300を切り、250余りとなっている[1]

目次

[編集] 加盟基準

  • 協会が公表している資料などによると、加盟基準は、「加盟を希望する店舗の売場面積が1万5千平方メートル以上あるか」だという。
    • このため、改装等により、売場面積が基準を下回った場合は、たとえ営業が続いていても、会員資格を失う。そのような店舗は、各地区協会のみの会員となっている場合がある。
  • それ以外にも、経営破綻したり、他の加盟店の信用を損なうような事態を引き起こした場合、資格剥奪の対象となる。
  • 会員企業の中には、百貨店以外の業態に転換しているところもあるが、上記基準を満たしていることにより、残っているケースがみられる。
  • 現在の加盟店の中には例外として売場面積が1万5千平方メートル未満でも残っているところがあるが、これらは旧大規模小売店舗法に基づく第1種店舗で、県庁所在都市または県内で唯一の百貨店であることが考慮されているためとみられる。最近では閉店が相次いでいることから、加盟店が1店舗だけという県が増えつつある。(2009年11月現在では鹿児島、佐賀、高知、徳島、島根、福井、山梨の7県)

[編集] 2009年11月現在の加盟百貨店

ここでは法人が別の場合でも、グループが同一である場合は同一の百貨店として扱う。グループ店内でも、地区協会のみに加盟している店舗が存在する。[2]

なお、★印の店舗は、向こう1年以内に閉店することが公式発表された店舗である。

[編集] 法人会員

以下は、上記店舗とは別に本社機構があるため法人として単独で加盟している企業の一覧である。ここに記述がない場合は本社・本店一体で加盟している。なお店舗同様本社がある場所を管轄する地区百貨店協会にも加盟している。

  • 株式会社スズラン 本社(前橋市)
  • 株式会社そごう・西武 本社(東京都千代田区)
  • 株式会社京王百貨店 本社(東京都渋谷区)
  • ジェイアール東日本都市開発株式会社 本社(立川市)
  • 株式会社大和 本社(金沢市)

[編集] かつて加盟していた百貨店・店舗

★は、現在他の百貨店が引き継いで営業中。(☆は引継ぎ予定)

  • 伊勢丹(高崎・八王子・★小倉→現:コレット井筒屋(店名はコレット))
  • 一畑百貨店(出雲)
    一旦閉店し、他の場所に移転したが、その際売場面積が加盟基準に満たなくなったため、復帰できなかった
  • イチムラ(長岡・新潟)
  • 井筒屋(本城・博多久留米・大牟田・中津)
    • 博多井筒屋はJR九州による博多駅再開発のため2007年3月末で閉店、撤退。
    • 久留米井筒屋は法人が存続しているものの、店舗は建物老朽化と売り上げ減で2009年2月末で閉店。
    • 博多・久留米以外の店舗は移転し近隣商業ビルのテナントとして営業継続しているが、各店とも売場面積は加入基準に満たない。博多の後継店舗(サロン・ド・井筒屋・U)については、2009年6月30日で閉店。
  • 岩田屋(西新・日田・★熊本(旧:岩田屋伊勢丹)→現:くまもと阪神)
  • 大牟田松屋
  • 木内(秋田)営業は継続
  • 近鉄百貨店(東京吉祥寺(旧:東京近鉄百貨店)・岐阜(旧:岐阜丸物~京都近鉄百貨店岐阜店)・プラッツ京都(旧:丸物~京都近鉄百貨店)・西京都(京都ファミリー)・桜井・別府(旧:別府近鉄百貨店))
  • 京成百貨店(土浦・東京上野・オーモリ)
  • 五番舘(★札幌)
    後に五番館西武を経て、西武百貨店札幌店となったが、2009年9月30日に閉店。
  • 小美屋(川崎)
  • さくら野百貨店(旧丸光~ダックビブレ:気仙沼・石巻・山形・福島・郡山)
    郡山店は丸光時代に、気仙沼店・山形店はダックビブレ時代に、石巻店と福島店はさくら野百貨店時代に閉店
  • 三交百貨店(松阪・伊勢)
  • 新岐阜百貨店
  • 西武百貨店(札幌(旧:五番館~五番館西武)・函館・★ams仙台(旧:丸光仙台店)→現:さくら野百貨店仙台店・宇都宮・大宮・八王子・川崎・甲府・富山・★小松・静岡・浜松・豊橋・つかしん(尼崎)・宝塚・神戸(ハーバーランド)・高知(旧:土電西武))
    札幌店は2009年9月30日閉店。なお旭川店については、丸井今井旭川店閉店による地元救済措置で存続が決まった。
    小松店は、後に大和小松店になったが、2010年度に閉店する予定である。
  • そごう(札幌・船橋・木更津・茂原・有楽町・錦糸町・★多摩→現:多摩センター三越・柚木・長野・★豊田→現:松坂屋豊田店・★心斎橋→現:大丸心斎橋店の北館・★加古川→現:ヤマトヤシキ加古川店・奈良・福山・★コトデンそごう(高松)→現:高松天満屋・★いよてつそごう(松山)→伊予鉄百貨店を経て、現:伊予鉄高島屋・★小倉→小倉玉屋仮店舗~小倉伊勢丹を経て、現:コレット井筒屋(店名はコレット)・★黒崎→現:黒崎井筒屋が移転)
    心斎橋本店は2009年8月31日閉店し、隣接する大丸に売却。同年11月14日に、同社の心斎橋店北館となった。
  • 大黒屋(いわき)
  • 大丸(八王子・町田・和歌山・★米子→現:米子しんまち天満屋・今治新居浜
    今治大丸閉店により、四国では県庁所在地以外の百貨店が全滅した。
  • 髙島屋(足利・津田沼・津山・今治)
  • 玉屋(福岡小倉
  • ちまきや(山口)→現:山口井筒屋・本店
  • つぼみや(徳島)
  • 天満屋(三原)
  • 東急百貨店(日本橋町田横浜北見
  • トキハ(臼杵)
  • 中三(五所川原・二戸・秋田)
  • 阪急百貨店(数寄屋橋・大井町・神戸三宮)
  • 松坂屋(札幌・山形・市川・横浜・四日市・大阪天満橋・枚方くずは)
    横浜松坂屋は2008年10月で閉店。跡地は複合商業施設化の予定。
  • 松菱(浜松)
  • 松屋(伊勢佐木町(横浜)・船橋)
    伊勢佐木町店は、後に横浜松坂屋の西館となったが、2008年10月で閉店した。
  • 丸井今井(小樽・苫小牧・釧路・旭川)
  • 丸正百貨店(和歌山)
  • 丸新(徳島)
  • 三越(池袋・吉祥寺・武蔵村山・名取・横浜・上大岡・金沢・大阪・神戸・★倉敷→現:天満屋倉敷店が移転・鹿児島
  • 山形屋(沖縄
  • ロビンソン百貨店(札幌(旧:札幌松坂屋~ヨークマツザカヤ)・宇都宮)

[編集] 全国百貨店共通商品券

  • 全国百貨店共通商品券は、券面に記載された協会加盟の発行元の百貨店が発行している。日本百貨店協会に加盟しているいずれの百貨店でも利用可能。
  • 種類は1枚1,000円のみ。
  • 発行元の百貨店が、破産、民事再生、会社更生等の申立てや著しい信用低下が生じた場合には、他の百貨店で利用できなくなる場合がある。そのような状態が生じた場合は、加盟店に掲示が出されるほか、新聞でも告示される。
  • 前項の百貨店グループの中でも、日本百貨店協会に加盟していない店舗や加盟店内のテナントでは、利用することができない。グループ内でそのような店舗が存在する場合は、当該店舗においては百貨店共通商品券を利用できない旨の掲示をし、消費者に注意を喚起することになっている。

[編集] 会員外で使える店舗

近年、会員店舗の減少が進んでいることから、会員外の店舗でも会員店舗の系列であれば使えるという店舗が増えている。[3]

  • 近鉄百貨店 専門店街(Hoop)
  • 京急百貨店 専門店街(ウイング上大岡)
  • 髙島屋(新宿タカシマヤタイムズスクエア[4]、玉川SC、柏ステーションモール、フードメゾンおおたかの森、流山おおたかの森SC[5]
  • タカヤナギ・グランマート各店[6](秋田県内)
  • 玉屋(伊万里)
  • 東急百貨店(町田東急ツインズレシピ青葉台、レシピ町田)
  • トキハ(別府店専門店街(旧称:別府ショッピングプラザコスモピア専門店街)、わさだタウンの専門店フロア(一部除く))
  • 阪急百貨店 専門店街(モザイクダイニング四条河原町、神戸ハーバーランドモザイク、川西モザイクボックス、モザイクモール港北[7]
  • 三越(恵比寿、サンシャインシティ・アルタ、多摩センター、名古屋栄ラシック、沖縄豊崎マイキッチン(豊見城市))

[編集] 百貨店ギフトカード

2008年11月に導入したプリペイド式磁気カードタイプの商品券。

加盟店の中では、既に早くから磁気式商品券システムを導入しているところがあったため、紙式券に代わるものとして導入された。なお、電子マネー型については、チャージできる額に上限(交通系ICカードの場合は20,000円)があることや、加盟店により利用できるシステムが異なることから、2008年末の時点では導入されていない。

2009年11月時点における利用可能店舗は以下の通り。[8]利用できない店舗も多いほか、利用できるが発売していない店舗(※)もあるため、注意が必要。

  • 伊勢丹(新宿、立川、吉祥寺、府中、浦和、松戸、相模原、新潟、静岡、JR京都)
  • 井筒屋(小倉本店、コレット、黒崎、山口、宇部)
  • 岩田屋(福岡天神、久留米)
  • 小田急百貨店(新宿、町田、藤沢)
  • 近鉄百貨店(阿倍野、Hoop、上本町、枚方、東大阪、名古屋(近鉄パッセ)※、四日市、桔梗が丘、草津、桃山、奈良、橿原、生駒、和歌山、近鉄松下(徳山))
  • 京王百貨店(新宿、聖蹟桜ヶ丘)
  • 京阪百貨店(モール京橋、守口、くずはモール、ひらかた)
  • さいか屋(川崎、横須賀、藤沢)
  • 大丸(心斎橋、梅田、札幌、浦和パルコ、東京八重洲、ららぽーと横浜、京都、山科、神戸、新長田、須磨、芦屋、鳥取※、下関※、高知※、福岡・天神、長崎)
  • 髙島屋(大阪難波、堺、泉北、高崎、大宮、柏、東京日本橋、新宿、玉川、立川、横浜、港南台、岐阜、JR名古屋、京都、洛西、和歌山、米子、岡山、松山いよてつ)
  • 玉屋(佐世保※、長崎※)
  • 鶴屋百貨店(熊本)
  • 天満屋(岡山、倉敷、津山、米子しんまち、広島八丁堀、広島アルパーク、広島緑井、福山、福山ポートプラザ、高松)
  • トキハ(大分本店、わさだタウン、別府)
  • 浜屋百貨店(長崎、大村)
  • 阪急百貨店(うめだ本店、堺北花田、千里、有楽町、都筑、四条河原町、神戸、宝塚、川西、三田、西宮)
  • 阪神百貨店(梅田、三宮※、御影※、西宮※、尼崎※)
  • 福屋(八丁堀、広島駅前、五日市、尾道)
  • プランタン銀座※
  • 松坂屋(名古屋本店、名駅、岡崎、豊田、銀座、上野、静岡、高槻)
  • 丸栄(名古屋栄、豊橋※)
  • 丸広百貨店(川越、新河岸※、アトレマルヒロ、南浦和※、飯能、東松山、上尾、入間、坂戸、日高)
  • 三越(日本橋、銀座、新宿ALCOTT、恵比寿、多摩センター、札幌、仙台、千葉、新潟、名古屋栄、星ヶ丘、広島、高松、松山、福岡)
  • 名鉄百貨店(名古屋、一宮)
  • 山形屋(鹿児島※)

[編集] 脚注・出典

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  1. ^ 日本百貨店協会 (2009-11). "主要概要" (日本語). 日本百貨店協会. 2009-11-14 閲覧。
  2. ^ 協会HPより、これにその後の公開情報を反映。
  3. ^ 百貨店共通商品券発行会 2007年11月発行資料に追記修正。当該資料は商品券購入時に必ず添付されているほか、最新の利用可能店舗をホームページ上でPDFファイルにより公表している。
  4. ^ 紀伊國屋書店、ソシエ、HMVに限る。
  5. ^ イトーヨーカドーなど一部を除く。
  6. ^ スーパーマーケット事業はもともと別会社で運営していたが、協会加盟前に吸収合併した。
  7. ^ 相鉄ローゼンを除く。
  8. ^ 百貨店共通商品券発行会 2008年11月発行資料に追記修正。当該資料は商品券購入時に必ず添付されているほか、最新の利用可能店舗をホームページ上で公表している。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月18日 (水) 13:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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