日本IBM大和事業所
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IBM大和事業所(あいびーえむやまとじぎょうしょ)は、米国IBMの日本法人、日本アイ・ビー・エムの事業所の一つである。所在地は神奈川県大和市下鶴間1623番地で、1985年に設立された。日本アイ・ビー・エムの研究・開発部門のほとんどは2006年現在この事業所に集中している。
同事業所内にLenovo大和事業所があり、ThinkPadやThinkCentreなどの旧IBM主要製品は、IBM時代より引き続きここで研究開発が行われている。
目次 |
[編集] 概要
IBM大和事業所は、米国IBMの日本法人、日本アイ・ビー・エムの事業所の一つである。所在地は、神奈川県大和市下鶴間1623番14号で、1985年に設立された。建築設計は日建設計である。
日本アイ・ビー・エムの研究・開発部門のほとんどは2006年現在この事業所に集中している。以前東京にあった東京基礎研究所(Tokyo Research Laboratory)も、最近こちらへ移っている。
[編集] IBM大和開発研究所
[編集] 沿革
IBM大和開発研究所(Yamato Development Laboratory)の簡単な沿革は次の通り:[1]
- 非標準製品の開発はRPQなどの手続きにより日本でも小規模に行なわれていた(1960年代)
- IBM日本開発研究所(Japan Development Laboratory)を東京・飯倉に開設(1972)
- IBM藤沢工場(後に日立製作所へ売却)の敷地内へ移転(1975)
- 東京プログラミングセンター(オフィスシステム、銀行システム、小売業システムなど;@川崎)なども含めて、現在の場所へ移転(1985)
- IBM東京基礎研究所もここへ移転(1993)
- IBMがパーソナル・コンピューター部門をレノボ(聯想集団)に売却、大和研究所のIBM ThinkPad部署を分離(2005)
[編集] 主な製品と技術
これまでに公開された主な製品と技術は次の通り。
[編集] 世界向け
- IBM 3767 プリンター端末機 & SNA - 1974
- IBM 3276 3270表示・制御装置 - 1975
- IBM 3101 ASCII表示端末 - 1979
- IBM 3178 低価格3270表示端末 - 1983
- IBM 3179 低価格3270カラー表示端末 - 1984
- IBM ThinkPad - 1992
など
[編集] 日本およびアジア太平洋向け
- IBM漢字システム - 1971
- Double-byte Technical Coordination Office (DTCO) アジア言語のサポートセンター - 1982
- マルチステーション5550、日本語DOS、文書プログラム - 1983
- IBM 3270漢字エミュレーター、IBM 5250漢字エミュレーター
- IBM JX - 1984
- VM/オフィスシステム (Office & Document Prosessing System、略称:ODPS) - 1986
- IBM 4680 ストア・システム日本版(5550を利用)、IBM 4692 POSワークステーション日本版 - 1986
- IBM SAIL/ESA (System Development Aid for IMS/ESA On-Line Applications) 金融機関向けパッケージ
- DOS/V - 1990 & PCオープン・アーキテクチャー推進協議会 (OADG)を主導 - 1991
- ViaVoiceの日本語音声認識技術と製品
- ホームページ・ビルダー - 1994
など
[編集] 歴代の研究開発研究所長
これまでの研究開発研究所長(または開発・製造担当)は
- Ed Hoffler(1971~1974)
- 三井 信雄(1974~1977)
- 明午 慶一郎
- 渡部 一
- 安井 敏雄(1987-1991)
- 石田 清二
- 丸山 力
- 内永 ゆか子(2004-2007)
- 坂上 好功(2007-2008)
- 久世 和資(2009~)
所内にシステム開発研究所、ソフトウェア研究所、マイクロエレクトロニクス事業所などがあり、その所長などもウェブ上では散見される。
[編集] 製品・技術開発のトピック
[編集] Lenovo Japan 大和事業所
IBMのノート形パーソナルコンピュータであるThinkPadシリーズの開発を当初より手がけ、世界的に有名になった。2005年現在IBMのパーソナルコンピュータ事業はレノボへ譲渡されている。ThinkPad・ThinkCentreなどの主要PC製品の開発グループもレノボへと移籍しているが、現在もIBM大和事業所内に併設されているLenovo大和事業所で研究・開発を継続している。
[編集] それ以外
ThinkPadシリーズの開発で得たノウハウをデジタル家電や自動車などの組み込み系コンピュータの開発、設計、また他社への開発支援などへの展開に利用していくという発表が2005年にあった。[2]
[編集] IBM東京基礎研究所
IBM東京基礎研究所(Tokyo Research Laboratory、略称:TRL)は、1983年にアジアで初めてのIBM基礎研究所として東京に設立され、1993年にこちらへ移っている。米国のニューヨーク州ヨークタウン・ハイツ(トーマス・J・ワトソン研究所)、スイスのチューリッヒなどにあるIBM基礎研究所と連絡もしながら、基礎研究をしている。2008年の要員は200名。
[編集] アクセス
[編集] 参照
- ^ IBM history of Far Eastern Languages in Computing. Part 3. IBM Japan taking the lead, accomplishments through the 1990s (IEEE Annals of the History of Computing, Volume 27, Issue 1, Jan.-March 2005)
- ^ ThinkPadからデジタル家電へ--IBM大和事業所が衣替え(2005.05.31.)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日本IBMの事業所・施設案内:研究開発施設
- ThinkPadから組み込みソフトへ――IBM大和事業所の今 (2005.08.01.)
- 日本IBM、R&D拠点である大和研究所の取り組みを発表 (2008.07.24.)
- IBM東京基礎研究所
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最終更新 2009年9月27日 (日) 17:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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