日産・テラノ

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テラノ (TERRANO) は、日産自動車で生産されていた小型4輪駆動車であり、海外では「パスファインダー」の名で販売されている。

目次

[編集] 歴史

[編集] 初代 WD21型(1986年-1995年)

日産・テラノ(初代)
前期型(写真はパスファインダー)
 
 
後期型
 
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1986年 - 1995年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5人
 
ボディタイプ 2ドア/4ドアSUV
 
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
 
エンジン TD27型 2.7L 直4 85ps
TD27T型 2.7L 直4ターボ 100ps
TD27T型 2.7L 直4ターボ 115ps
VG30i型 3.0L V6 140ps
VG30E型 3.0L V6 155ps
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 4速AT
5速MT
 
駆動方式 FR/4WD
 
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン式トーションバー
後:5リンクコイルリジッド式
 
全長x全幅x全高 4,365x1,690x1,680mm
 
全長 {{{全長}}}
 
全幅 {{{全幅}}}
 
全高 {{{全高}}}
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2,650mm
 
車両重量 1,670 - 1,700kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
ステアリング位置 {{{ステアリング位置}}}
 
 
 
本体価格 {{{本体価格}}}
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継 {{{後継}}}
 
姉妹車/OEM
 
車台共有車 日産・ミストラル
 
同クラスの車 {{{同クラス}}}
 

1986年8月、初代テラノ(WD21型系)登場。

ダットサントラック(D21型)をベースとし、登場時はボディは2ドア、搭載するエンジンは新開発の直列4気筒OHVTD27ディーゼルエンジンのみ。サスペンションはフロントが独立懸架としてオンロードの使い勝手を重視しながらも、リヤは上級車種のサファリ譲りの5リンクコイルリジッドを採用しており、その性能には定評がある。 外観の特徴としては同時期の「エクサキャノピー」と同じく、日産北米デザインスタジオ「NDI」によるスタイリッシュなデザインが好評を博す。特に、ピックアップトラックのロールバー形状をモチーフとした後席の三角形のウィンドウが印象的だった。北米仕様であるパスファインダーVG30E型エンジンを搭載したこともあり、北米ではD21型ピックアップと共に、「オフロードZ Car (ズィーカー)」と呼ばれたという。

1992年の映画『いつかギラギラする日』(深作欣二監督)で、当時現行型だったこのテラノが真っ赤な新車のトランザムと熾烈なバトルを演じ、物語のラストを盛り上げた。

[編集] マイナーチェンジ

1987年10月 V型6気筒SOHC3.0L VG30iガソリンエンジン搭載車追加。 但し、このエンジンは「i」の符号が示すとおり、インジェクションはVG30「E」型の「EGI(マルチポイントインジェクション)」では無く、「Ei(エレクトロ・インジェクション、つまり、シングル・ポイント・インジェクション)」である。また、これと同時に、当時のクロカンタイプとしては珍しい電子制御式4速オートマチック(フルレンジ E-AT)車も設定された。

1988年11月には、ディーゼルエンジンのモアパワー化に応え、TD27型にターボを搭載したTD27T型・100馬力エンジン車も設定された。またディーゼル車にもAT車を追加。

1989年10月、4ドアを追加。リアドアハンドルがドアパネルではなく窓枠部にあり、2ドアモデルに近いデザインを持つが、2ドア車のような窓は4ドアだと構造的や視界に無理が在る為、ごく一般的な四角形に変更されている。また、V6エンジン搭載車がEGI搭載のVG30E型に変更される。

1993年1月、マイナーチェンジ。オーバーフェンダーを装備したワイドボディタイプを追加。その一方で、バン系車種等一部の車種を廃止した。また、フロントグリルが変更され、日産のCIエンブレムが装着された。

1993年10月、内装を中心とした一部変更。インパネとステアリングデザインを変更。エアコンの代替フロン化とレカロ社製シート装着車を設定。

1994年11月、一部変更(セミマイナーチェンジ)。TD27T型ディーゼルターボエンジンの出力改良で115馬力にパワーアップ。標準ボディの「R3M」VG30E型搭載モデル、および「R3Mアーバン」を追加。オーテックジャパンの手による「ワイドR3Mアーバン」をベースとする特別仕様車「AJリミテッド」を設定。デビュー時から存在していた日本向け3ドアモデルは消滅した。

[編集] モータースポーツ

1987年1月、仏プライベーターが第9回パリ・アルジェ・ダカールラリーに参戦。

1988年1月、第10回パリ・アルジェ・ダカールラリーにてVG30E型搭載車が市販車無改造(マラソンクラス)クラス2位完走。ファラオラリーにも参戦し、2位、3位を獲得する。

1989年1月、第11回パリ・チュニス・ダカールラリーにてVG30E型搭載車が総合11位T1クラス優勝。バハスペイン T2クラス2位。ファラオラリー T2クラス優勝。アトラスラリー T1クラス優勝、T2クラス2位、4位。ポルトガルラリー T2クラス優勝。

1990年、チュニジアラリー T1クラス2位。アトラスラリー T1クラス優勝、2位、T2クラス3位。オーストラリアサファリラリー T2クラス優勝。

1991年1月、第13回パリ・トリポリ・ダカールラリーにてT2クラス優勝。ファラオラリー T1クラス優勝、T2クラス優勝、ディーゼルクラス優勝。

1992年1月、第14回パリ・ケープタウンラリー T2クラス優勝、マラソンクラス2位。

1993年、FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップマラソントロフィー(T1クラスのチャンピオン)獲得

1994年、FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップマラソントロフィー獲得。

1995年、FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップマラソントロフィー3年連続で獲得。

1996年7月、インドネシア日産自動車会社でWD21型テラノ生産開始。直列4気筒SOHC Z24S型エンジンに5速M/Tを組み合わせ、2WDのみの設定。

2006年12月26日、インドネシアでの生産終了。インドネシアにおけるテラノの総生産台数は1万7,801台に達した。尚、WD21型テラノの生産は全世界において終了となった。

[編集] 2代目 R50型(1995年-2002年)

日産・テラノ(2代目)
前期型
 
 
後期型
 
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1995年 - 2002年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5人
 
ボディタイプ 4ドアSUV
 
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
 
エンジン TD27ETi型 2.7L 直4 130ps
VG33E型 3.3L V6 170ps
QD32ETi型 3.2L 直4 150ps
ZD30DDTi型 3.0L 直4 170ps
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 4速AT
5速MT
 
駆動方式 4WD
 
サスペンション 前:ストラット式
後:リジッド式
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 4,530 - 4,770mm
 
全幅 1,745 - 1,840mm
 
全高 1,725 - 1,750mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2,700mm
 
車両重量 1,780 - 1,930kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
ステアリング位置 {{{ステアリング位置}}}
 
 
 
本体価格 {{{本体価格}}}
 
別名 {{{別名}}}
 
先代 {{{先代}}}
 
後継
 
姉妹車/OEM
 
車台共有車
 
同クラスの車 {{{同クラス}}}
 
テラノレグラス

1995年9月、2代目R50型系登場。

4ドアのみとなり、ボディ・オン・フレーム構造およびアテーサE-TSをベースとする電子制御トルクスプリット式フルタイム4WDシステムの「オールモード4X4」を採用。副変速機付きトランスファー装備のパートタイム式4WDも設定された。サスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット、リアは5リンク式となり、それぞれにコイルスプリングを組合わせる。ステアリング系はラック・アンド・ピニオン式。搭載するエンジンは直列4気筒OHV TD27ETiディーゼルターボ、およびV型6気筒OHC VG33E型の2機種。運転席SRSエアバッグおよびABSを標準装備とした。同時にオーテックジャパンの手による特別仕様車「アストロード」を設定。4ドアのみのラインナップとなったため、テラノ / パスファインダーの2ドアはD21型系が最初で最後となる。

1996年8月、直列4気筒OHV QD32ETi型インタークーラー付ディーゼルターボエンジン搭載モデルを追加。上級派生車種インフィニティQX4(JR50型系)を発表、日本国内向けは「テラノレグラス」となる。

1998年7月、国内生産累計台数が100万台を達成。

2002年8月、フルモデルチェンジされること無く、国内向け生産終了。後継車種は事実上ないが、2004年発売のムラーノがテラノのポジションをカバーしている。

[編集] マイナーチェンジ

1999年、マイナーチェンジを実施。外装・内装の意匠変更に加え、QD32ETi型に替わり直列4気筒DOHC4バルブ ZD30DDTi型インタークーラー付ディーゼルターボエンジン搭載車を設定。さらにVG33E型搭載車に2WDを追加。後期型はテレビ朝日系の刑事ドラマ「はみだし刑事情熱系」のPART IV、Vに広域201として覆面パトカーとして登場し、主演の柴田恭兵が運転していた。ちなみにPART IVではR3m-Xのエアロリミテッド、VではノーマルのR3m-Xが登場していたが、どちらも追加されたばかりの直噴ディーゼル車だった。

[編集] モータースポーツ

1997年1月、第19回ダカール・アガデス・ダカールラリーに参戦。総合6位完走。第3回ラリーレイド・モンゴルに参戦し、総合優勝を飾る。

1999年1月、第21回パリ・ダカールラリー T2クラス7位、8位獲得。また、第5回ラリーレイド・モンゴルに参戦し、総合優勝を飾る。

2000年1月、第22回パリ・ダカールカイロラリー T2クラスにVQ35DE型搭載仕様で参戦し総合8位完走。

同年8月、第6回ラリーレイド・モンゴルにVG33E型搭載車で参戦し、総合優勝を飾る。

2001年1月、VQ35DE型搭載仕様で第23回パリ・ダカールラリー T1クラス、およびT2クラスに参戦。T1仕様が総合12位クラス優勝、T2仕様はクラス4、5位を獲得。

同年、パリ・ダカールラリーを開幕戦とするFIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ(全9戦)で、T2仕様のテラノが第4戦モロッコ、第7戦マスターラリーで共に総合3位入賞を果たし、ドライバーズポイントシリーズ5位を獲得。

2002年1月、第24回トタール・アラス・マドリード・ダカール・ラリーにVQ35DE搭載D22型ピックアップ、VQ35DE搭載エクストレイルと共に、VQ35DE搭載仕様で参戦。総合11位プロダクション部門2位を獲得。

2004年、FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップに参戦。T1クラスドライバーズタイトル、およびマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得。

同年4月、開幕戦 第23回ラリーオプティック2000チュニジア T1クラス優勝、総合9位 6月、第2戦 ORPIモロッコラリー2004 T1クラス優勝、総合12位 7月、バハ・エスパーニャ(スペインアラゴン)に参戦。T2クラス4位、12位完走 8月、第5戦 第2回ラリー・オブ・オリエント T1クラス優勝、総合9位 10月、第6戦 UAEデザートチャレンジ T1クラス2位、総合10位 12月-2005年1月、第27回テレフォニカ・ダカールに参戦。

2005年、FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップに参戦。

同年4月、第2戦 第24回2005年ラリー・オプティック2000チュニジア 総合37位 5月、第3戦 ORPIモロッコラリー2005 T2クラス1-2位 6-7月、第4戦 ラリー・オブ・オリエント2005 プロダクションカテゴリー(T2)優勝、総合6位 9-10月、第5戦 ラリー・オブ・ファラオ 総合3位、4位、6位完走

[編集] 車名の由来

ラテン語で「地球」の意のTERRAと語感を強める接尾語NOの合成語。 「地球のすべての道を自由に駆け巡るクルマ」の意味。

[編集] 関連車種

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年6月27日 (土) 03:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【日産・テラノ】変更履歴

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