日産・デュアリス

日産・デュアリスの最新ニュースをまとめて検索!

日産・デュアリス
J10型
20G FOUR
 
 
リア
 
室内
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 2007年-
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5人
 
ボディタイプ 5ドア クロスオーバーSUV
 
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
 
エンジン MR20DE型 2.0L 直4 DOHC 137ps/20.4kg·m
 
モーター {{{モーター}}}
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 CVT
5MT/6MT/6AT(日本国外仕様)
 
駆動方式 FF/4WD
 
サスペンション 前: ストラット式
後: マルチリンク式
 
全長x全幅x全高 4,315x1,780x1,615mm
4,525x1,780x1,645mm (+2)
 
全長 {{{全長}}}
 
全幅 {{{全幅}}}
 
全高 {{{全高}}}
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2,630mm
2,765mm (+2)
 
車両重量 1,390-1480kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
ステアリング位置 {{{ステアリング位置}}}
 
 
 
本体価格 {{{本体価格}}}
 
別名 キャシュカイ
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
 
車台共有車 {{{同車台}}}
 
同クラスの車 {{{同クラス}}}
 

日産・デュアリス (DUALIS) は、日産自動車から2007年5月に発売された小型クロスオーバーSUVである。なお、この項では欧州で販売される派生車「キャシュカイ+2」についても述べる。

目次

[編集] 概要

デュアリスは日産の欧州戦略車種として位置付けられており、欧州市場をメインに販売が行われる。フォルクスワーゲン・ゴルフルノー・メガーヌプジョー・307といったハッチバック車を対抗車として見据え、開発が行われた[1]

2002年末に新型アルメーラの開発計画が始動したが、十分な利益が見込めなかったため[1]、同年12月13日に計画が一旦中止された。しかし欧州市場において日産の評価は四輪駆動車と小型車に集中しており、特にアルメーラの属するCセグメント車は生産の3分の1以上を占めていたため、新型アルメーラの開発の中止は欧州市場からの撤退にもつながりかねず、日産の商品開発者に大きな危機感をもたらした。そんな中新たな商品が模索され、2003年7月に提案された新商品が現在のデュアリスである[2]。そのため欧州においてはアルメーラの後継車とされているが、開発段階においてはまったく新しいジャンルの車として開発された[3]

最初に、主たる市場となる欧州でキャシュカイ (QASHQAI) の名で発表された。北米、台湾、韓国ではプラットフォームを共有する同クラスのローグが販売される。南アフリカ、中東諸国、シンガポール、中国、ニュージーランド、南米諸国ではキャシュカイの名称で、オーストラリアおよび日本ではデュアリスの名称で販売される。車台を共有しているエクストレイルオフロードアウトドアアクティビティ、デュアリスは都市やパワードスーツをイメージした訴求方法を採り、棲み分けを図っている。

[編集] メカニズム

プラットフォームは、セントラや、エクストレイルルノーサムスン・QM5などで使用されている、Cプラットフォームが採用された。

エンジンは全て直列4気筒ガソリンが1.6L(HR16DE型)と2.0L(MR20DE型)、ディーゼルは1.5L(K9K型)と2.0L(M9R型)が設定されている。トランスミッションは、5速MT、6速MT、6速ATCVTが用意されているが、国内では2.0Lガソリン+CVTの組み合わせのみが用意される。

駆動方式はFF、または、4WDで、4WDはエクストレイルと同じ、オールモード4X4を採用する。

フロントストラット式、リアマルチリンク式のサスペンションには、日本車としては初めて[4]、減衰力特性に優れたザックス社製ハイスピードコントロールショックアブソーバーが組み合わされている。

走行性能の評価は高く、開発者自身もフォルクスワーゲン・トゥアレグに負けない足に仕上がったと語っている[2]

[編集] デザイン

デザインは英国の日産デザインヨーロッパ (NDE) および日産テクニカルセンターヨーロッパ (NTCE) が手がけている。生産は英国日産自動車製造会社 (NMUK) のサンダーランド工場で行われているが、日本向け車両に関しては2008年初頭から日産九州工場に移管されている。

CFD (Computatinal Fluid Dynamics) 解析を日産車としては初めて、クレイモデルが出来上がる前の段階で導入したことで、Cd値をSUVとしてはトップレベルとなる0.35とした[5]。また、カーウイングスナビゲーションシステムとセットオプションのオプションのサイドブラインドモニター装着により、サイドアンダーミラーが装着されなくなる。

なお、当初はフロントグリルに日産のSUVに共通する、縦に2本ラインの入ったものが採用されていたが、2009年9月の一部改良によりフロントグリルにはキャシュカイ+2(後述)と共通デザインのものに変更された。

[編集] 居住性

リアの居住スペースは1クラス上の同社のSUVであるエクストレイルよりは若干劣るものの[6]、室内長、後席スペース、ヘッドクリアランスは1クラス上のホンダ・CR-Vトヨタ・RAV4と同等とした[7]

また、一部グレードには標準装備される大型のガラスルーフは2007年4月現在でSUVとしては最大、量産車としても3番目に大きい開口部面積を誇り、居住性をさらに高めた[6]

[編集] 販売

販売は好調で、2007年1月の販売開始から3か月で年間販売計画台数の3分の2である6万台の受注があり[6]、英国サンダーランド工場においては2007年6月と2008年1月に2回の増産を行っている。また、イギリス日産では2007年のトップセラーカーとなっている[1]

また、プラットフォームを共有するSUVのエクストレイルは4WD車が販売の中心であるのに対し、デュアリスはFF車を販売の主力としており、実際欧州市場での販売の約70%はFF車である[8]。また、対抗車種をハッチバック車としているが、実際欧州においてはフォルクスワーゲン・ゴルフなどのハッチバックからの乗り換えが多い[2]

[編集] 日本での販売

発売当初は日本仕様車も英国からの輸入販売であったが、ポンドならびにユーロ高の影響と欧州市場の好調によるサンダーランド工場における生産稼動率の向上に伴う日本国内への納入が遅れることを避ける(=日本国内における早期納車を実現させる)という2つの理由で国内販売分に関しては2007年12月から日産九州工場での生産に移管されている(同工場でのエクストレイルローグの生産に伴う生産稼働率の向上させる目的でもある)。

エンジンは、中・低回転域のトルクを重視したMR20DEガソリンエンジンのみで、トランスミッションはエクストロニックCVT(6速マニュアルモード付き)で、2WDと4WDが設定される。グレードは「20G」、「20S」の2種類が用意され、20Gには標準でガラスルーフが装着される。なお、「20S」には16インチホイールカバーが、「20G」には17インチアルミホイールが装着される。

また、2008年9月からはオーテックジャパン扱いの特装車であり、同時にカスタマイズカーの新シリーズとなる「クロスライダー (Cross Rider) 」が販売されている。「20S」および「20S FOUR」をベースに専用デザインのエクステリア(フロントグリル、17インチアルミホイール、前後バンパー、FUJITSUBO製センター出しマフラーなど)ならびにインテリア(アルカンターラ/トリコットシートなど)を装備している。

[編集] キャシュカイ+2

キャシュカイ+2 キャシュカイ+2
キャシュカイ+2

欧州で販売されるキャシュカイの派生車として2+3+2の3列シート7人乗りモデル、キャシュカイ+2QASHQAI +2、キャシュカイ・プラスツー)がある。

同車は2008年1月から英国日産自動車製造会社で製造が開始され、同年10月から欧州での販売が開始された。ベースのキャシュカイに比べ、ホイールベースが135mm、全長が211mm延長され、全高は38mm高められている。また、フロントグリルはキャシュカイとは別意匠のものが採用されている。

[編集] 年表

キャシュカイ+2 n-テック
 
キャシュカイ+2 n-テック
キャシュカイ+2 n-テック
2004年3月2日
ジュネーブモーターショーに「キャシュカイ」コンセプトモデルを出展。
2006年9月6日
「キャシュカイ」市販モデル発表。
2006年9月28日
モンディアル・ド・ロトモビル(パリサロン)に出展。
2006年12月5日
サンダーランド工場で生産開始。
2006年12月12日
神奈川県厚木市の新デザインセンターの公開にあわせて「デュアリス」を日本初公開。
2007年1月
欧州で販売開始。
2007年5月23日
日本で販売開始。
2007年6月
販売好調のため、英国日産サンダーランド工場に240万ポンド(約5億8000万円)の追加投資が行われ[9]、生産台数が20%増強された[10]
2007年11月
同月最終週に欧州市場での販売累計台数が10万台を突破[10]
2007年12月
日本市場向け車両の生産を九州工場に移管[11]
2008年1月
英国日産自動車製造会社が年間20万台の生産能力増強を発表[11]。同月、キャシュカイ+2の生産を開始。
2008年3月12日
中国において、東風汽車有限公司花都工場で生産するキャシュカイ(逍客)を発売。なお、漢字表記の「逍客」は「遊牧民」を意味する[11]
中国仕様車には日本仕様車同様にMR20DEのみが搭載され、トランスミッションは、FF車に6速MTとCVTが、4WD車にCVTが設定される。欧州仕様車からはサンルーフの形状を変更され、メッキサイドボディプロテクターが追加された。
2008年5月28日
内装色にカカオとアンバーを使用した特別仕様車「アーバンフレア」登場。同年11月末までの期間限定販売(台数制限なし)。
2008年9月29日
カスタマイズカー「クロスライダー」を日本国内で発売。
2008年10月
キャシュカイをベースとした3列シート7人乗りの「キャシュカイ+2」を発売。
2008年12月22日
欧州仕様車に設定されるブラウン色の本革シートを装備した特別仕様車「アーバンブラウンレザー」発売。同時に、全グレードの装備見直しにより運転席・助手席SRSサイドエアバッグとSRSカーテンエアバッグが全車標準装備に。
2009年4月17日
イギリスにおいてキャシュカイおよびキャシュカイ+2に18インチアルミホイールなどを装備した新グレード「n-テック」を発表。同年5月に発売。
2009年9月8日
一部改良。フロントグリルを変更し、サイドクロームメッキモールとフロントフォグランプを標準装備化。また、「20G」と「20G FOUR」には新シート地を設定するなど、仕様向上が図られた。また、「20G FOUR」はメーカーオプションでスタイリッシュガラスルーフレスにした場合を除き、「平成22年度燃費基準+25%」を達成、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定により自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。

[編集] 車名の由来

「DUALIS」はラテン語で「2元の - 」あるいは「2つの性質をもつ」という意味。また、英語の「DUAL」からの造語で、乗る人にONとOFFのデュアルライフでの充実を提供したいという意味も込められている。

ちなみに欧州仕様である「QASHQAI(キャシュカイ)」はイランの遊牧民「Qashqai(ガシュガーイー)族」から来ている。ペルシア語を由来とする車名という点ではきわめて珍しい。語感としては、羊の群れを連れて山岳地帯をどこまでも移動する力強さをイメージしている。

[編集] 補足

  • 広告モデルのパワードスーツDUALISのデザインはアニメ『超時空要塞マクロス』(主にバルキリー等のデザインおよび劇場版等の監督)およびアニメ『創聖のアクエリオン』(アクエリオンデザインおよびシリーズ監督を担当)等のメカニックデザイナーで知られる河森正治である[1]
  • デュアリス発売以降から、日産の車名のカタカナ書体も一新されている(1983年の日産創立50周年を機に、米ペンタグラム社作成のカタカナ書体に一新されて以来、24年振り)。

[編集] 脚注

  1. ^ 商品紹介「キャシュカイ/デュアリス」 インサイドNISSAN
  2. ^ デュアリスのすべて 開発ストーリー
  3. ^ デュアリスのすべて デザイン・インタビュー
  4. ^ 【日産デュアリス試乗記】走りの楽しい日産車が帰ってきた? 達人国沢がデュアリスをホンネで語る!! CORISM
  5. ^ 新車試乗記 第468回 日産 デュアリス 20G MOTOR DAYS
  6. ^ デュアリスのすべて メカニズム詳密解説
  7. ^ デュアリスのすべて ライバル車・ドライビングインプレッション
  8. ^ デュアリスのすべて ドライビング・インプレッション
  9. ^ 日産自動車、デュアリス/キャシュカイの生産を拡大 NISSAN PRESS ROOM
  10. ^ 日産 キャシュカイ/デュアリス、欧州での販売累計が10万台を突破 Response.
  11. ^ 日産自動車、中国でクロスオーバー「キャシュカイ」を発売 NISSAN PRESS ROOM

[編集] 参考文献

  • モーターファン別冊 ニューモデル速報 第389弾『デュアリスのすべて』三栄書房、2007年7月 ISBN 978-4-7796-0241-2

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月4日 (日) 21:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【日産・デュアリス】変更履歴

ご利用上の注意