プリンス・G型エンジン
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G型エンジン(-がたえんじん)は、プリンス自動車工業が設計・開発・製造していた直列4気筒及び直列6気筒のガソリンエンジンである。日産自動車との合併後も「スカイライン」、「ローレル」などに搭載され、1975年まで製造された。本項では、G型と共にその祖となったGA型・GB型エンジンについても解説を行う。
目次 |
[編集] 概要
[編集] GA型・GB型
どちらもストーロークは共通の84mmとし、ボア径を変更することで排気量を1.5Lクラスと1.9Lクラスに適合させている。すべて、OHV直列4気筒エンジンである。
- GA30型
- 1,484cc 内径×行程:75.0×84.0
- GA4型
- 1,484cc 内径×行程:75.0×84.0
-
- 最高出力(グロス)70ps/4800rpm
- 最大トルク(グロス)11.5kg-m/3600rpm
- 1959年にGA30型を改良し、70馬力に出力向上させたタイプ。
- GB30型
- 1,862cc 内径×行程:84.0×84.0
-
- 最高出力(グロス)94ps/4800rpm
- 最大トルク(グロス)15.6kg-m/3600rpm
- 1958年10月、第5回全日本自動車ショウ(現・東京モーターショー)に出品された「スカイライン1900」に搭載。翌1959年2月に初代グロリア(BLSIP-1型)として市販された。
- GB4型
- 1,862cc 内径×行程:84.0×84.0
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- 最高出力(グロス)91ps/4800rpm
- 最大トルク(グロス)15.0kg-m/3600rpm
- 1961年、スカイラインに追加された「1900デラックス(BLSID-3型)」に搭載された。後に日本初のスペシャルティカーといわれる「スカイライン・スポーツ(BLRA-3型/R21B型)」にも搭載された。
[編集] G型直列4気筒モデル
- G1型
- 1,484cc 内径×行程:75.0×84.0
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- 最高出力(グロス)70ps/4800rpm
- 最大トルク(グロス)11.5kg-m/3600rpm
- 2代目スカイライン前期型(S50D)に搭載された1500cc直列4気筒カウンターフロー式OHVエンジン。4万km・2年間完全保証のメンテナンスフリーを謳った"封印"が話題となった。
- G2型
- 1,862cc 内径×行程:84.0×84.0
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- 最高出力(グロス)91ps/4800rpm
- 最大トルク(グロス)15.0kg-m/3600rpm
- GB4型の改良型で1962年9月発売の「スカイラインスーパー(S21D型)」に搭載された。
- G15型
- 1,483cc 内径×行程:82.0×70.2
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- 最高出力(グロス)88ps/6000rpm
- 最大トルク(グロス)12.2kg-m/4000rpm
- 1967年、G1型のボア・ストローク、ならびにOHVからSOHCに変更し、2代目スカイライン後期型(S57D)に搭載。3代目となるC10型にも引き続き搭載されたが、1972年C110型にモデルチェンジの際にG16型に発展的解消をしている。
- G16型
- 1,593cc 内径×行程:85.0×70.2
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- 最高出力(グロス)100ps/6000rpm
- 最大トルク(グロス)13.8kg-m/4000rpm
- G15型エンジンのボアを3mm拡大させ、1.6Lクラスに適合させたエンジン。4代目スカイライン前期型 (C110)の1600ccモデルに搭載された。1975年5月のマイナーチェンジで、L16型エンジンに変更され、姿を消した。
- G18型
- 1,815cc 内径×行程:85.0×80.0
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- 最高出力(グロス)105ps/5600rpm
- 最大トルク(グロス)15.0kg-m/3600rpm
- 初代・2代目日産・ローレル(C30型・C130型)に搭載されたクロスフロー式SOHCエンジン。G16型のストロークを9.8mm延長させ、排気量1800ccクラスに適合させている。スカイライン(C10型・C110型)にも搭載された。1975年で生産中止となり、L18型に変更された。
- G20型
- 1,990cc 内径×行程:89.0×80.0
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- 2バレルシングルキャブレター仕様
- 圧縮比8.3
- 最高出力(グロス)110ps/5600rpm
- 最大トルク(グロス)16.5kg-m/3200rpm
-
- SUツインキャブレターレギュラーガソリン仕様
- 圧縮比8.3
- 最高出力(グロス)120ps/5800rpm
- 最大トルク(グロス)17.0kg-m/3600rpm
-
- SUツインキャブレターハイオクガソリン仕様
- 圧縮比9.7
- 最高出力(グロス)125ps/5800rpm
- 最大トルク(グロス)17.5kg-m/3600rpm
- 初代ローレル(C30型) に追加搭載された。G18型をベースにボアを89mmに拡大し、排気量2000ccクラスに適合させている。2バレルシングルキャブレター仕様、SUツインキャブレター仕様(レギュラーガソリン仕様・有鉛ハイオクガソリン仕様)が設定された。後に2代目ローレルにも搭載されたが、他のG型エンジンとともに1975年に排気ガス規制対策から生産中止となっている。
[編集] G型直列6気筒モデル
- G7型
- 1,988cc 内径×行程:75.0×75.0
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- 2バレルシングルキャブレター仕様
- 圧縮比8.8
- 最高出力(グロス)105ps/5200rpm
- 最大トルク(グロス)16.0kg-m/3600rpm
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- ウェーバー社製ダブルチョーク40DCOE3キャブレター仕様
- 圧縮比9.3
- 最高出力(グロス)125ps/5600rpm
- 最大トルク(グロス)17.0kg-m/4400rpm
- 1963年6月、2代目グロリアスーパー6(S41D-1型)に追加搭載されたエンジン。日本製量産乗用車初のカウンターフロー式SOHC直列6気筒エンジン。1964年5月にスカイラインGT(S54型)にも搭載された。
- G7B'R型
- 1,988cc 内径×行程:75.0×75.0
- G7型エンジンをベースにSOHCクロスフロー式ヘッド(ヘミヘッド)に改造したレース用エンジン。1965年~1966年のシーズンのみS54型スカイラインGTレース仕様のみに搭載されたが、レギュレーション改正のために再度G7型エンジンに変更をされてしまった。市販はされていない。最高出力は180馬力以上。
- GR8型
- 1,996cc 内径×行程:82.0×63.0
- プロトタイプレーシングカープリンス・R380に搭載するため、G7をベースに開発された専用エンジン。ベースにしたとはいえほぼ新設計に近い形で開発・設計が行われた。4バルブDOHCヘッド、潤滑はドライサンプ方式が採用され、燃料供給はウェーバー社製ダブルチョーク42DCOEキャブレターを3連装とした。
- 以上のような状況から、当初は200馬力前後、最終的には公称で255馬力を発揮するエンジンとなった。当然の如く市販はされてないが、このエンジンをベースにストロークを0.2mm短縮し、一般道での使用を考慮したチューニングならびに一部設計の変更を行ったのが、スカイラインGT-R(PGC10・KPGC10・KPGC110型)に搭載されたS20型エンジンである。
- G11型
- 2494cc 内径×行程:84.0×75.0
- 最高出力(グロス)130ps/5200rpm
- 最大トルク(グロス)20.0kg-m/3200rpm
- 1964年5月発売のグランドグロリア(S44P型)に搭載された直列6気筒カウンターフロー式SOHCエンジン。4バレルキャブレータを搭載する。
[編集] 搭載車種
- スカイライン
- 初代(ALSI型)~4代目(C110型)
- 初代(ALVG型)~2代目(V51型)
- ホーマー
- 初代(T640型)
- グロリア
- 初代(BLSIP型)~3代目(A30型)
- ローレル
- 初代(C30型)~2代目(C130型)
- R380
[編集] 関連項目
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最終更新 2009年7月11日 (土) 19:46 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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