日産・PMプラットフォーム
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PMプラットフォーム[1]とは、日産自動車の日産・GT-R専用のプラットフォームの名称である。PMパッケージが採用されているためこの名称となったが、PMとはプレミアム・ミッドシップ (Premium Mid-ship) の略である[2]。
このパッケージングはFMパッケージ開発時には既にGT-Rの開発責任者となった水野和敏により構想されており[3]、2003年秋のGT-R開発プロジェクト発動時にこのパッケージングが採用されることが決定された[4]。
[編集] メカニズム
エンジンを前方に配置し、トランスミッションをリアデフと一体化してトランスアクスル レイアウトをとり、さらに、トランスミッションおよびクラッチ、トランスファーを車両後方に配置することにより前後重量配分を改善し、前53-54:後46-47とした。なお、前後重量配分が50:50となっていないのは、動的な重量バランスを考慮したためで、実際加速・減速時には荷重バランスが変動するため、必ずしも50:50が理想とされるわけではない[5]。
また、このプラットフォームは一般トランスアクスルレイアウトとは異なり、エンジンとトランスミッションをつなぐトルクチューブがなく、プロペラシャフトのみで連結される独立型トランスアクスル構造をとり、アテーサ E-TS四輪駆動システムと組み合わせたことにより、世界初の独立型トランスアクスル4WD構造としている[6]。4WD構造となるため、エンジンとトランスミッションをつなぐプロペラシャフトに加え、トランスミッションとフロントデフをつなぐプロペラシャフトが存在する構造となる。前者のプロペラシャフトはZ33型フェアレディZなどですでに実績のあったカーボンファイバー製のプロペラシャフトが採用され、これがこの特徴的なレイアウトを実現させる要になった。
プレミアムミッドシップパッケージの採用により、エンジン後方にトランスミッションがなくなり、パワーユニット・パワートレインの冷却にも利点が生まれた[5]。空気抵抗の低減にも寄与している。
ほかの利点としては、大型のトランスミッションを前席の足元付近に搭載する必要がなくなり、ドライバーの位置を適切に決定することが可能になる点などが挙げられる。
なお、プレミアムミッドシップパッケージのレイアウトはGT-Rの発売前から特許が出願されていた。
[編集] 脚注
- ^ NISSAN360 PreeKit
- ^ 新車試乗記 第498回 日産 GT-R MOTOR DAYS
- ^ GT-Rのすべて 開発ストーリー
- ^ GT-Rのすべて デザイン・インタビュー
- ^ い ろ GT-Rのすべて メカニズム
- ^ 日産 GT-R 試乗レポート msn自動車
[編集] 参考文献
- モーターファン別冊 ニューモデル速報 第404弾『日産GT-Rのすべて』三栄書房、2008年1月 ISBN 978-4-7796-0335-8
最終更新 2009年8月31日 (月) 13:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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