時空戦士スピルバン

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時空戦士スピルバン』(じくうせんしスピルバン)とは、1986年(昭和61年)4月7日から1987年(昭和62年)3月9日までテレビ朝日系で毎週月曜日19:00 - 19:30に全44話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組。「メタルヒーローシリーズ」の第5弾であり、同シリーズで初めて変身するヒロインが登場する作品でもある。

なお、「スピルバン (SPIELBAN)」の名の由来は映画監督スティーヴン・スピルバーグからだと言われている[1]


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


メタルヒーローシリーズ
通番 題名 放映期間
第4作 巨獣特捜
ジャスピオン
1985年3月
- 1986年3月
第5作 時空戦士
スピルバン
1986年4月
- 1987年3月
第6作 超人機
メタルダー
1987年3月
- 1988年1月

目次

[編集] 作品解説

本作は、これまでの宇宙刑事路線の集大成とも呼べる作品で、レギュラー出演者に『宇宙刑事シャリバン』で主役シャリバンを好演した渡洋史、『宇宙刑事シャイダー』の女宇宙刑事アニー役で見事なアクションを披露した森永奈緒美、多くの特撮番組で魔女や悪女を演じた曽我町子らといった豪華なキャスティングが実現した。また、特撮ヒーローに欠かせない水木一郎による主題歌(さらに、その水木が主人公の父親役としてゲスト出演するというサービスも)、後に幾多の特撮作品を生み出すことになるマルチ作家雨宮慶太による秀逸なモンスターデザインと、かなりの力が入れられている。『ギャバン』以来メインライターを務めてきた上原正三の、最後のメイン作品でもある。

初期案では「メタルマン」「スターロン」、「星空児スぺルバン」があげられた。

前作『ジャスピオン』同様、鍍金質のスーツや主人公側のメカニックなど、基本的なフォーマットは「宇宙刑事シリーズ」からの伝統を踏襲。主人公の変身時にその変身の原理を劇中で解説するなど、「宇宙刑事」お約束の演出も登場し、旧来シリーズからのファンを喜ばせた。

また、本作に登場する悪の組織「ワーラー帝国」は「戦闘機械人」という、「宇宙刑事シリーズ」からの流れでは初の試みというべきロボット怪人を尖兵としており、その「戦闘機械人」が動く兵器そのものの奇怪かつ機能美あふれるデザインと設定コンセプトを盛り込んでいた。

さらに本作独自の特徴としては、前述のヒロインの変身に加え、主人公の実父が改造されて悪の手先と化しており、さらに生き別れの姉が主人公との再会を望みつつ、実はその姉までもが悪の女戦士に改造されていた……といった、家族のドラマが強調されている点が挙げられる。だが終盤で姉がヘレンレディとして戦列に加わったため先述の悲劇的な雰囲気は拭払され、逆にコメディテイストの話が増えた。そして最終回では大きなどんでん返しが用意されていたが、これに対してファンの意見は現在に至るまで賛否両論に分かれている。

[編集] ストーリー

地球の真水を奪うべく、ワーラー帝国が侵略を開始した。その野望を阻止する為、たった2人で立ち向かう戦士、スピルバンとダイアナの姿があった。

二人の故郷であるクリン星は14年前、ワーラー帝国の急襲により滅ぼされてしまった。生き残りの人々は幼いスピルバンとダイアナに希望を込め、クリン星と環境のよく似た地球へと送り出した。到着までの12年間、生命維持装置の中で眠ることとなった2人は、地球の歴史や文化などの予備知識を与えられ、戦士へと成長していった。

故郷と仲間を失った2人の目的は、地球を第二のクリン星にしないこと。そして、ワーラー帝国に捕らわれたスピルバンの父・ベンと姉・ヘレンを救出すること。

しかし、スピルバンの目の前には非情な現実が襲い掛かる。父と姉が自分達の命を狙う敵として現れたのだ。ワーラー帝国の肉親の絆を断ち切る卑劣な作戦に翻弄されるスピルバンとダイアナ。それでも2人は共に励まし、支えあいながら戦い抜くしかなかった。

[編集] 登場人物・キャスト

[編集] クリン星の人々

本編中では主に回想シーンで登場する。さまざまな人種が共存しているということと高度な文明であるということがうかがえるが詳細は不明。だが、最終回で思わぬ事実が判明する。

城洋介(じょう ようすけ)/スピルバン(演:渡洋史
クリン星の生き残りの青年。20歳。城洋介は地球人としての偽名。「結晶」のコードにより戦闘強化服ハイテククリスタルスーツを身に纏って時空戦士スピルバンとなり、ワーラー帝国と戦う。
幼い頃から長期間、生命維持装置で眠っていたせいか、ときどき言動に幼児性が見受けられる。また、戦闘経験が浅い為、劣勢になりやすい。しかし、怒りによって彼の潜在能力が発揮される。
ダイアナ/ダイアナレディ(演:澄川真琴
スピルバンと同じくクリン星の生き残りで、彼の幼馴染み。18歳。ハイテククリスタルスーツを身に纏ってダイアナレディとなり、主にスピルバンのサポートとして戦う。
活動的な性格で、それが災いして危機を招いてしまうこともあるが、自らを顧みず、苦悩するスピルバンを慰める優しい心を持っている。変身前の得意技は、お尻から敵にのしかかるダイアナヒッププレス。
ヘレン/ヘルバイラ → ヘレンレディ(演:森永奈緒美
スピルバンの生き別れの実姉。実の父であるドクターバイオにより悪の少女仮面ヘルバイラに改造されてしまい、意に反してスピルバンと戦いを繰り広げることとなる。
後にその呪縛から解かれてスピルバンと再会を果たし、特訓の末、ハイテククリスタルスーツを身に纏ってヘレンレディとなり、スピルバンと共に戦う。
ベン博士(演:水木一郎
スピルバンとヘレンの父。生体工学の宇宙的権威だが、その頭脳を狙ったワーラー帝国にさらわれ、ドクターバイオへと洗脳改造されてしまう。43話で元の姿に戻り、スピルバン達のピンチを救うためにパンドラ生命機械人にウイルス菌を注射するが、パンドラ生命機械人の攻撃を受けて消滅してしまう。
アンナ(演:レイチェル・ヒューゲット)
スピルバンとヘレンの母。幼いスピルバンとダイアナに未来を託し、他の生き残りの人々と共に宇宙空間へと消えてしまう。
マリン(演:マリア・ヘルナンデス)
ダイアナの母。アンナと同じく、他の生き残りの人々と運命を共にする。
クリン星の生き残りの人々
ワーラーに支配されたクリン星を宇宙船で脱出したが、ついに大人1人分だけになり、幼いスピルバンとダイアナに未来を託し脱出させ、彼らは平和の歌を歌いながら自決、宇宙船は爆発、宇宙の塵となった。

[編集] 発明ショップの人々

ショップの正式名称は「エジソン発明の店」。オーナーの小山大五郎は、ある事件をきっかけに城洋介と知り合う。以後彼等が店に訪れるようになるが、その為にワーラー帝国の起こす事件に巻き込まれてしまう。

小山大五郎(こやま だいごろう)(演:伊藤克信
子供の心を忘れていない自称発明家。自身で製作した発明品を販売しているが売れ行きは不明。一人称は「吾輩」。ダイアナに気がある。その名の通り、宇宙刑事シリーズの大山小次郎的ポジションに相当する。
小山美和(こやま みわ)(演:佐藤美鈴)
大五郎の妹で助手。兄の浪費に頭を悩ませながら家計のやりくりをしている。
トキオ(演:竹林潤一)
大五郎を慕い、発明品の製作を手伝う中学生。
健一(けんいち)(演:金杉太朗)、勝(まさる)(演:太田速人)、のり子(のりこ)(演:高橋美樹
発明ショップへ遊びにやって来る小学生3人組。トキオと行動を共にすることが多い。

[編集] ワーラー帝国

守護神ワーラーを頂点とする悪の組織。ワーラーは綺麗な真水の中でしか生きられない為、ワーラーの生存と機械の洗浄に必要な水を狙って幾多の惑星を壊滅に追いやってきた。地球侵略の際、真水が豊富で、科学技術や産業が発展している日本を第一目標とする。奇城ガメデスを本拠地としている。

守護神ワーラー(声:渡部猛
ワーラー帝国の支配者。本体は液状の生命体で、真水の中でしか生きられない。ワーラーが使い果たした水にはワーラープランクトンが蔓延してしまい、生命に適さない環境になってしまう。作戦が失敗した幹部に対して強烈な制裁を加える。
女王パンドラ(演:曽我町子
巫女として守護神ワーラーの意思を解することのできる唯一の存在。故にワーラー帝国を束ねる実質的な最高権力者である。戦闘時は杖を使う。優しい物言いをしているが、悪趣味な作戦を思いついてはそれを楽しんでいる節がある。戦闘時には杖を使う。スピルバンのことを「スピルバン坊や」と呼び、侮っている[2]
パンドラ生命体とパンドラ戦闘機械人に分離でき、連携攻撃を仕掛ける他、その状態から合体して真の姿であるパンドラ生命機械人となって背中の触手による攻撃を行うが、ベン博士の身を呈した行動によって弱体化したところをスピルバンに攻撃され、敗れ去った。終盤において実は彼女とワーラーが同一人物であることが判明し、さらにその正体はパンドラ生命機械人のヒトデ型の有機部分であった。
デスゼロウ将軍(声:飯塚昭三
ワーラー帝国機械軍団を率いる機械人間。戦闘機械人たちを製作・指揮し、自らも分離機能を持つ大戦車スカルドンで戦地に赴いたり、スピルバンと剣を交えたりする武人だが、非常に好戦的で、短絡的な思考の持ち主でもある。左腕に小型ミサイル砲を搭載する他、デスゼロウ魚雷(別名・デスゼロウ特攻ミサイル)という自らをミサイルに変形させる攻撃技を持ち2度ほど使っている。しかし、中盤でギローチン皇帝の登場で立場が危うくなり、女王パンドラに制裁をほのめかされた為ギローチン側に付く。さらに終盤ではダイアナにラブアタックをかける[3]など腰砕けなキャラクターになっていった[4]。終盤にて女王パンドラに究極回路を埋め込まれて洗脳と引き換えにパワーアップするが、スカルドンを破壊され、自身もスピルバンに倒された。
ドクターバイオ(演:高橋利道
ワーラー帝国バイオ軍団を率いる幹部。侵略した星の人々に人体実験を繰り返し、戦闘生物を作り出す悪魔の科学者。守護神ワーラーと女王パンドラに心酔している。剣と蔦状の鞭が武器。実はスピルバンとヘレンの父・ベン博士の洗脳され変わり果てた姿であり、かつてのベン博士としての記憶はいくらか残っておりスピルバンの事も覚えているが、息子に対する愛情は全て切り捨てられている。だが洗脳完了直前に見たヘレンの姿だけが記憶に焼き付けられたためにヘレンだけを溺愛し、ヘレンのためなら自らの命を捨て去る覚悟でいる。21話で自らバイオロイドとなってスピルバンに戦いを挑み、腹部の目から放つ分身と胸部の触手、ゲル状化能力や手からの光弾、巨大な花に変化して花粉を浴びせる攻撃を仕掛けるも、ワーラーの仕掛けたトラップによってヘルバイラ共々爆炎に消えた。だが、脳と眼球だけの姿となって辛うじて生き延び、この状態でも目から他者を転送する光線や当たった物を消滅させる光線を出す。30話以降は生命維持装置に保管されるも女王パンドラによって復活。彼女を助けるためにコントロールボックスに触れ、ワーラー光線を浴びた事でベン博士の姿に戻った。
リッキー(演:西脇美智子
ワーラー帝国スパイ軍団を率いる女戦士。諜報活動で活躍する。36話でデスゼロウ将軍を唆してギローチン皇帝の地位を奪いかねないヨウキの作戦を邪魔するが、その事で守護神ワーラーの怒りを受けて、石化ビームによって四つん這い状態で固められ、ヨウキ専用の椅子にされてしまった。エロティックなコスチュームに身を包んだリッキーのヒップラインは美しく隠れファンも多い。
シャドー(演:寺戸千恵美)、ガシャー(演:山科まこ)
リッキーの部下。25話でギローチン皇帝に騙され、爆弾入りのナイフを持たされてスピルバンに特攻するも、逆に倒されてしまう。その正体はアンドロイドだった。
ギローチン皇帝(演:ミッキー・カーチス
24話から登場。23世紀の未来からやって来た守護神ワーラーの子孫。スピルバンがワーラー帝国を壊滅させた後の未来の東京で落ちぶれた生活を送っていたが、ワーラーの力で現代にタイムスリップ、秘められた能力が覚醒し、帝国の新幹部として君臨した。短剣が武器。自らの手で歴史を変える為、より卑劣な手段でスピルバンたちを苦しめる。遂には時空のクレパスから地獄に行き、そこで得た力で幽鬼となってグランナスカに侵入、右腕を毒蛇の頭に変化・分離させてヘレンに噛みつかせ、呪いをかけて幽鬼にしようとしたが、グランナスカのクリンエネルギータンクから放出されたエネルギーによって消滅した。
ポス(声:太地琴恵
ギローチンを20世紀に導いた、人語を話すハムスター。以後は常にギローチンの傍らにいて、他の幹部たちに皮肉を言う。噛み付き攻撃が得意。正体はバイオ生物。ギローチンが消滅した後も奇城ガメデス内で生き延びていたが、最終話でドクターバイオから元の姿に戻ったベン博士にウイルス菌を振りかけられて殺された。
ヨウキ(演:須藤正裕
36話から登場。守護神ワーラーが地球上に蓄積された人間の怨念から作り上げた新幹部。金と暇を持て余す各界の著名人を操り、「秘密結社無・無・無」を組織し、地球人に対して攻撃できないスピルバンに心理的ダメージを与える。39話でワーラー帝国乗っ取りを画策するが、女王パンドラによって倒されてしまう。
少女仮面ヘルバイラ
スピルバンの姉ヘレンが、ワーラー帝国に変身装置を埋め込まれ、変身させられた姿。パルス送信リモコンから指令電波が発せられるとヘレンは自分の意志に関係なく強制的に変身させられてしまう。変身後は変身前の記憶を一時的に失って、冷酷な人格となる。短剣(29話のみ毒が塗られ、それを太ももに突き刺したダイアナを戦線離脱に追い込んだ)から光線を放つ他、身体を原子分解して移動する。レーザースナイパーも通じない。だが、変身時間には制限があり、タイムリミットが来ると苦痛と共にヘレンに戻る。ワーラーの仕掛けたトラップで父=ドクターバイオと共に爆発に巻き込まれるが一命は取り留める。30話で、ドクターバイオがギローチン皇帝にヘレンを催眠状態にかけるよう命じられた際、従うふりをして変身装置を除去し、二度とヘルバイラになる事は無くなった。
戦闘機械人
デスゼロウ将軍が作り出すロボット怪人。当初は名前の最初に「メカ~」と付いていたが、途中から付かなくなった。基本的に言語は話さない。ヨウキが妖力で作り出した合体機械人も存在する。
戦闘生物
ドクターバイオが作り出す人工生物。名前の最後に「~ジャ」と付く。数は少ないが、いずれも強力。なおヘルバイラも戦闘生物である(4話にて、ドクターバイオによる説明より)。
ニュー戦闘機械人
ギローチン皇帝が作り出した強化型の戦闘機械人。何体かは人語を話し、戦闘機械人以上の能力を持つ。
キンクロン
ロボット戦闘員で、何体かは人語を話す。全身の黒装束と吊り上った細い目と不気味に笑う口が描かれた金色の仮面が特徴。武器は短剣やバズーカ、ライフル。頭を外して爆弾とする事も可能で、人間に変身する能力を持つ。稀に表情が緩む事も。戦闘機械人レベルの力を持ち、短剣を二つ持った強化型(第9話に登場した5体組「ゴールデンファイブ」)も作られている。

[編集] スピルバンの戦力

[編集] ハイテククリスタルスーツ

スピルバン(城洋介)、ダイアナ、ヘレンの電送指令を母艦グランナスカのマザーコンピューターがキャッチし、クリンメタルを超微粒子に分解、電送する。電送されたクリンメタルは約10マイクロ秒の速さで瞬間的に彼らの身体に「結晶」し、特殊戦闘強化服・ハイテククリスタルスーツを形成する。ハイテククリスタルスーツを結晶した3人はそれぞれ時空戦士スピルバン、ダイアナレディ、ヘレンレディと呼ばれる。ハイテククリスタルスーツの頭部には戦闘マニュアルコンピュータが内蔵されている。

結晶は誰でも行えるものではなく、グランナスカのコンピュータから課される厳しい戦闘訓練に合格する必要がある。また結晶のポーズは自身の名前の頭文字(S,D,H)を象っている。

結晶時のスピルバンの能力

  • ジャンプ力:200m
  • パンチ力:1.4トン。硬い巨岩を一撃で粉砕する。
  • キック力:3.4トン。厚さ350ミリの鉄板を蹴破る。
  • 走力:100mを2.5秒

結晶時のダイアナの能力

  • ジャンプ力:100m
  • パンチ力:厚さ90mmの鉄板を打ち抜く。
  • キック力:直径100mmの鉄棒をへし折る。

なお、ダイアナレディとヘレンレディのスーツの基本デザインは同一である。唯一の違いは、ダイアナレディには右腰にレディスナイパーを差し込むホルダーが付いているが、ヘレンレディはスナイパーを持たないため、ホルダーはない(ヘレンカッターは常に手に持っている)。

[編集] 装備

ツインブレード
スピルバンの必殺武器。柄の両側から刃を出す事が可能だが、普段は片方の刃のみを出して使用する。もう片方の刃を出し、エネルギーを注入する事でレーザー剣に変え、必殺技アークインパルスを繰り出す。刀身は伸縮自在。後にDVDソフト化に際しての演出スタッフらの座談会において新作『スターウォーズ』に「この両刃の光剣のアイデアとカッコよさはさりげなく盗まれてしまって悔しい」「たぶんルーカスはスピルバンを見たんだろう」とコメントされている。
レーザースナイパー
スピルバンが持つ小型光線銃。100万度のクリンレーザーを発射する。厚さ60cmの鉄壁を瞬時に貫通する。破壊ビーム、融解ビーム、ショックビーム、治療ビームと使い分けが可能。内蔵された電子スコープを用いる事で、狙撃用ライフル以上の命中精度を誇り、5km先からの狙撃でも戦車を破壊可能。
サーチアナライザー
スピルバンの眼部に内蔵された高性能の透視・解析スコープ。赤外線、線などありとあらゆる波長の光をキャッチし、即、記憶、分析する事に加え、様々な物質を透視、分析する。しかし、アンドロイドヘレンは透視できなかった(透視できないような作りにしたため)。
クリスタルノイズ
スピルバンの耳部からアンテナを伸ばし、高周波のノイズ信号を発して、相手の電波を攪乱する。
バイパススリップ発生装置
スピルバンのハイテククリスタルスーツに装備された空間転移装置。腹部にスイッチがある。市民や街を戦いから守る為、物質移動波を放って戦場を一時的に移動させるスピルバン・バイパススリップを発動する。なおバイパススリップ発動による戦況の優劣の変化は特に見られない模様。
レディスナイパー
ダイアナレディが持つ小型光線銃。ビームサーチャーで標的を的確に捕捉し、厚さ40mmの鉄板を瞬時に貫通させるクリンレーザーを発射する。レーザースナイパーと同時発射するダブルスナイパーは、通常の3倍の威力がある。
エネルギーチャージシステム
ダイアナレディのハイテククリスタルスーツに装備された、エネルギー補充システム。スピルバンと両手を合わせる事で、ダイアナレディのエネルギーをスピルバンのスーツへ転送させる。
ヘレンカッター
ヘレンレディが持つ、2本の刃が付いた投擲武器。ブーメランとして使用する他、直接斬りつける事もある。
ワーラープランクトン探査装置
海や川の水にワーラープランクトンがいるかどうかを調べる装置。

[編集] 必殺技

スピルバンフルパワーパンチ
身体を青いオーラバリアに包んで放つ、怒りを込めたパンチ。11話で対スピルバン用バリアも打ち破った。
アークインパルス
スピルバンの必殺技。エネルギーを注入したツインブレードの片方を伸ばして敵を貫き、刃を縮めて敵との間合いを詰めて抜き、ブレードを高速回転させて、Xの字を描くように斬る。ホバリアンに乗りながら使用する事もある。最終話では2連続で決めた。
ダブルスナイパー
スピルバン、ダイアナレディの2人での一斉射撃。
トリプルボンバー
スピルバン、ダイアナレディ、ヘレンレディの3人で敵を囲み、連続でパンチを浴びせる攻撃。

[編集] メカニック

超時空戦闘母艦グランナスカ
スピルバンとダイアナがクリン星脱出に使用した宇宙戦艦で、2人の地球での活動拠点となる。自動操縦で12年の月日をかけて地球へやってきた。その建造には、クリン星の科学の粋が集められている。内部には実体を持ったホログラフ・宇宙剣士ティーチャーを相手に訓練が可能な訓練室等がある。最高速度はマッハ13。ナスカ・アクセルレーションによりワープ8のワープ航法が可能で、カナダから日本へ瞬時に到着可能。ナスカロケッターとナスカミサイルが武器。巨大ロボット形態のコンバットフォーメーション[5]、2連装エネルギー砲形態カノンフォーメーションに変形できる。コンバットフォーメーション時の武器は、両手のアームレーザー、目から放つエクセルビームと凍結シャワーとメディカルシャワー(被災したものを元通りに戻す光線で、42話では家屋の火災鎮火と復元を兼ねて使用)、パンチ攻撃のナックルボンバー、敵を踏み潰し、蹴り飛ばすナスカハイパークラッシュ。カノンフォーメーション時の必殺技はビッグバン・カノン
超時空マシン・ホバリアン
グランナスカに搭載されているスピルバン専用バイク。長期間の間に内蔵コンピューターが進化し、自意識を持つに至っている。主翼を展開して、飛行も可能。最高速度を出す事で青いバリアを発生させる。最高速度は地上では時速850km、空中ではマッハ5。武器はホバリアンレーザー。
超時空大戦車ガイオス
グランナスカに搭載されている戦車。右側のガイオスロケッターとガイオスミサイル、2門のガイオスビームが武器。最高速度は地上では時速540km、空中ではマッハ2.8。上下2機に分離可能で、最高速度マッハ10.4のX翼戦闘機ジェットガイオス、地上最高時速540km、地中最高時速50kmのドリル戦車のドリルガイオスとなる。分離時の武器はどちらもガイオスレーザー。

[編集] メカニック(ワーラー帝国)

スカルドン
デスゼロウ将軍専用の大戦車で、強力な主砲と機関砲を持つ。戦闘機と戦車に分離出来る。
スカルジョーズ
ワーラー帝国の戦闘母艦で、ワーラー戦闘機やワーラー戦車を格納出来る。
ワーラー戦闘機
ワーラー帝国の戦闘機で、奇城ガメデスやスカルジョーズに格納されている。
ワーラー戦車
ワーラー帝国の戦車。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

  • オープニング:「時空戦士スピルバン」
  • エンディング(1 - 10話):「君の仲間だスピルバン」
  • エンディング(第11 - 44話※挿入歌から昇格):「結晶だ! スピルバン」
    • 作詞:上原正三/作曲、編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎

[編集] 挿入歌

  • 「無敵の王者」
    • 作詞:上原正三/作曲、編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
  • 「チェイス! スピルバン」
    • 作詞:山川啓介/作曲、編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
  • 「ワーラーのテーマ」
  • 「ダイアナ・アクション」
    • 作詞:冬杜花代子/作曲:田中公平/編曲:美野春樹/歌:澄川真琴
  • 「悲しみのヘレン」
    • 作詞:園部和範/作曲:美野春樹/歌:森永奈緒美
  • 「光の惑星(ほし)・水の惑星(ほし)」
    • 作詞:山川啓介/作曲:渡辺宙明/歌:渡洋史
  • 「俺の怒りに手を出すな!」
    • 作詞:園部和範/作曲:渡辺宙明/歌:水木一郎

[編集] 放送リスト

放送日 話数 サブタイトル 登場戦闘機械人、戦闘生物、ニュー戦闘機械人、その他 脚本 監督
1986/4/7 1 ペアでドッキリ! コンビで結晶 戦闘機械人メカショルダー
戦闘機械人メカバンダー
上原正三 辻理
1986/4/14 2 グッバイ・ママ! 二人はハイテクヒーロー 戦闘機械人メカバンダー
1986/4/21 3 ハロー・地球 青い海のアダムとイブ 戦闘機械人メカジョーカー 小笠原猛
1986/4/28 4 エンゼル? 悪魔? 少女仮面ヘルバイラ 強化型キンクロン
戦闘機械人メカピューター
1986/5/5 5 惑星よりも遠い…姉・そして弟 戦闘機械人メカピューター 辻理
1986/5/19 6 戦闘生物のふしぎ細胞 戦闘生物グジャ(演:?)
1986/5/26 7 キンクロンも踊りだす人魚島 戦闘機械人メカノーチラ 小笠原猛
1986/6/2 8 ダイアナの怒り・涙・ほほえみ 戦闘機械人メカマジン
1986/6/9 9 ヘレンが……?! おれの怒りは爆発寸前 ゴールデンファイブ 小西通雄
1986/6/16 10 ドッキリゴックン・ビジョジョロボット 戦闘機械人メカロボター(声:?)
1986/6/23 11 へんてこりんなロボットガンマン 戦闘機械人メカガンマン(声:桑原たけし 小笠原猛
1986/6/30 12 未来ハウスのかなしい子犬たち 戦闘機械人メカフリーザー
1986/7/7 13 パパがんばれ! ちびっ子ママの目玉焼き 戦闘生物ワタジャ 小西通雄
1986/7/14 14 あの星がおれたちのあしたの地図だよ 戦闘機械人ドリルハンダー
1986/7/21 15 海だ! 太陽ギラギラ ウインクゴックン 戦闘生物ウミジャ 小笠原猛
1986/7/28 16 ワーラーがひそむブクブク地底湖 戦闘機械人ボスコング
1986/8/4 17 迷宮のゲームゾーン 戦闘機械人ブロッカー 小林義明
1986/8/11 18 コップの中に光る虹の橋 戦闘機械人ドーベラー 上原正三
小林義明
1986/8/18 19 ハッとする危険回路のかくしワザ 戦闘機械人デンジラー
人造人間サムソン
上原正三 小西通雄
1986/8/25 20 愛と哀しみの人造人間 戦闘機械人シャリンダー
1986/9/1 21 女王が歌う悪魔のヘ短調 バイオロイド・バイオ 小笠原猛
1986/9/8 22 黒ミサはカゲキなビートで 戦闘機械人サータン(演:石川武
1986/9/15 23 兄と妹が鬼伝説の山を走る 戦闘機械人ゴドラー 会川昇 小西通雄
1986/9/22 24 2201年から来たギローチン皇帝 上原正三
1986/10/13 25 皇帝製のニュー機械人がギリギリに迫る ニュー戦闘機械人パンチャー(声:?) 小笠原猛
1986/10/20 26 二人ヘレンが愛の心を引きちぎる ニュー戦闘機械人メドー(声:?)
1986/10/27 27 美しき逃亡者を急襲する吸血毒牙 ニュー戦闘機械人カーミラー 滝沢一徳 小西通雄
1986/11/3 28 赤ちゃんこんにちは・23世紀レッスン ニュー戦闘機械人ディスク 上原正三
1986/11/17 29 1+1=5? ダイアナつぶし作戦 ニュー戦闘機械人オフサイド 小笠原猛
1986/11/24 30 涙の再会、そしてドクターバイオは… ニュー戦闘機械人クルマン
バイオロイド・バイオ
1986/12/1 31 東京が沈む! 三人結晶ヘレンレディ ニュー戦闘機械人アントム 小西通雄
1986/12/8 32 ママをもどして! 恐怖の緑パニック ニュー戦闘機械人ツターラ 市川靖
1986/12/15 33 止まらない! 爆走する破壊バイク部隊 ニュー戦闘機械人バイカー 上原正三 小笠原猛
1986/12/22 34 まんぷくりん・夢をパックンしないでね ニュー戦闘機械人ユメパックン(声:増岡弘
1987/1/5 35 ワーラーのお年玉・美人になるカガミ ニュー戦闘機械人シシドン(声:?) 冨田義治
1987/1/12 36 ムムム! ワーラー新戦力=ヨウキ? ニュー戦闘機械人ワルサー
1987/1/19 37 どろどろん! ヨウキに踊ろう悪魔ダンス 小笠原猛
1987/1/26 38 君は倒せるか?! パパママ機械人の逆襲! ニュー戦闘機械人ブレンダー(声:?) 杉村升
1987/2/2 39 ウラワザ どんでん女王がえし ニュー戦闘機械人バキューマー
ヨウキ戦闘機械人
上原正三 冨田義治
1987/2/9 40 少女は見た! 光線剣VS伝説魔剣の決闘 ニュー戦闘機械人クマソン(声:?) 杉村升
1987/2/16 41 主役は誰だ?! 仕組まれた夢工場 ニュー戦闘機械人ムーブマン 伊藤寿浩
1987/2/23 42 大将軍の突撃! 100万ボルトの究極回路 デスゼロウ将軍
ニュー戦闘機械人ブリザー
上原正三
1987/3/2 43 決戦! ワーラー城突入! 幽鬼ギローチン
パンドラ戦闘機械人
小西通雄
1987/3/9 44 いま君は知る! クリン星の秘密 パンドラ戦闘機械人
パンドラ生命体
パンドラ生命機械人

[編集] レコード

LPレコードが発売されていた。登場する戦闘機械人は、戦闘機械人マンモス。ギローチン皇帝が登場する前の話と考えられる。

[編集] 放映ネット局

[編集] 映像ソフト化

[編集] CS放送

  • 2002年5月から10月まで、東映チャンネルの「GO!GO!ヒーローズ」枠にて放送が行われた。
  • 2009年8月11日より、同局の「GO!GO!ヒーローズ」枠にてニューマスター版の放送が行われている。(火曜17:00 - 18:00ほか、2話ずつ)

[編集] コミカライズ

[編集] 脚注

  1. ^ 後に出たサウンドトラック「復活! 栄光の東映ヒーローVol.2」付属ブックレットの19ページにて、宇宙刑事シリーズギャバンシャイダーがそれぞれ俳優のジャン・ギャバンロイ・シャイダーに由来するネーミングであった事をあげ、それを踏襲してのことと説明されている。
  2. ^ スピルバンへの攻撃の際に、「スピルバン坊やをペンペンしなさい!」と、お仕置きをする様な口調で命令する。
  3. ^ 結婚して家庭を持てば自らが強くなり、それでスピルバンを倒せると思い込んでの行動。しかし実際はダイアナに爆弾を仕掛けて人質にした。
  4. ^ 一度だけだが、スピルバンへの攻撃開始の際、キンクロン達に対して、「ペンペン!」という号令を掛けたこともある。
  5. ^ エンディングでは当初より登場していたが、本編初登場は28話。着ぐるみは用意されず、ナックルボンバー時の腕はジャスピオンのダイレオン、ナスカハイパークラッシュ時の脚はバイオマンのバイオロボのものをそれぞれ塗装を変更して全身を映さない部分アップ撮りで使用された。

[編集] 外部リンク

[編集] 前後番組の変遷

最終更新 2009年11月19日 (木) 08:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【時空戦士スピルバン】変更履歴

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