曲技飛行隊

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Utterly Butterly(イギリスの曲技飛行隊)

曲技飛行隊(きょくぎひこうたい)は、航空機を用いて曲技飛行(芸術的な機動など)を行い、地上の観衆にアピールを行う航空隊のこと。アクロバット・チームやエアロバティック・チームとも呼ばれる。 主な活躍の舞台は航空ショーでのアトラクションである。

目次

[編集] 概要

民間人の曲技飛行で使用するWACO YMF F5C

航空史の初期においては、航空機は単純な飛行を行うしか能力がなかった。航空機が発達するにつれて、その飛行能力は向上し、様々な機動を行えるようになった。例えば、急上昇や急降下、低空を高速で航過することなどである。様々な機動が行えるようになって、一部のパイロットはその機動・曲技飛行を地上の観衆に見せるようになった。機動性の高い戦闘機が考案された第一次世界大戦以降においては、各国で曲技飛行が行われるようになっていた。

現代の曲技飛行隊は、各国空軍陸軍における事実上の広報部隊として設置されているものが多い。練習機や戦闘機、ヘリコプター(一部の陸軍部隊)を用いて曲技飛行を行っている。軍の部隊の曲技飛行では、芸術的・アクロバティックな機動のほか、多数機による構成であることを生かした編隊機動を行っている。機体自体も広報目的であるため、迷彩塗装などではなく、国旗などに由来した派手な塗装をしている。稀にはであるが、PRなどを兼ねて機体塗装のデザインが一般公募される事もある。

他に軍の曲芸飛行隊の目的としては、最先端操縦技術の開拓・練成、外国に対し自国パイロットの練度を示威する目的も付随するとする考え方もある。これらの事から、総じて軍の曲芸飛行隊においては、全組織を見渡しても特に優秀な技術を持つパイロットやその候補者と位置づけられている者が配属されるのが常套である。

軍以外にも興業業者などの曲技飛行隊があり、この場合、主にスポーツ機を利用した飛行展示を行っている。

[編集] 曲技飛行

ブルーインパルスの得意技の1つ、バーティカルキューピッド

アメリカンスタイルと区別されるショーアップされた曲技飛行においては、パイロットが航空機に乗り込む前から観衆にアピール(ウォークダウン、ウォークバック)を行っている。日本のブルーインパルスやアメリカのサンダーバーズブルーエンジェルスにおいては、パイロットの搭乗シーンでも演技が実施され、離陸時においても、編隊離陸や離陸後急上昇などが行われる。これに対し、イタリアのフレッチェ・トリコローリ、イギリスのレッドアローズといたヨーロッパ系チームは地上での演技を行わず、展示飛行のみを実施している。

飛行展示中は、編隊や単独機での急上昇や急降下を始めとする様々な機動を行う。またスモークを用いて航跡を示し、絵や文字を描く課目もある。

[編集] 曲技飛行隊の一覧

ブルーインパルスT-4 (2005年 小松基地
ブルーエンジェルス
サンダーバーズ
フレッチェ・トリコローリ
ルースキエ・ヴィーチャズィ
パトルイユ・スイス
レッドアローズ
パトルイユ・ド・フランス

[編集] 日本

航空自衛隊
陸上自衛隊
海上自衛隊
事業者

[編集] アメリカ合衆国

アメリカ海軍
アメリカ空軍

[編集] ウクライナ

ウクライナ空軍

[編集] イタリア

イタリア空軍

[編集] スペイン

スペイン空軍

[編集] ロシア連邦

ロシア空軍

[編集] スイス

スイス空軍

[編集] イギリス

イギリス空軍

[編集] フランス

フランス空軍
  • パトルイユ・ド・フランス

[編集] ブラジル

ブラジル空軍
  • エスカドリラ・ダ・フマサ

[編集] チリ

チリ空軍
  • アルコネス

[編集] カナダ

カナダ国防軍
  • スノーバーズ

[編集] トルコ

トルコ空軍
  • ターキッシュ・スターズ

[編集] ポーランド

ポーランド空軍
  • チームイスクラ

[編集] フィンランド

フィンランド空軍
  • ミッドナイト・ホークス

[編集] スウェーデン

スウェーデン空軍

[編集] 大韓民国

韓国空軍
  • ブラックイーグルス

[編集] 中華人民共和国

中国人民解放軍空軍
  • 八一表演飛行隊(オーガスト・ワン)

[編集] 台湾

台湾空軍
  • 雷虎特技小組(サンダータイガース)

[編集] インド

インド空軍
  • スルヤ・キラン

[編集] ヨルダン

[編集] モロッコ

[編集] 南アフリカ共和国

  • シルバーファルコンズ

最終更新 2009年11月8日 (日) 04:10 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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