替え玉
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替え玉(かえだま)
- 本人だと偽り別人を本人に代わりに仕立てる事。具体的には影武者と呼ばれる戦国武将の執った戦略や自身の安全対策の手法や現在においては会社などの代表が名義だけの架空であり、実質の経営者が外にいる場合や試験などにおいて、受験者に代わって代わりに受験する人(替え玉受験)を指す。一般的には不正行為であったり、法律に触れる事柄も多い。
- 本物だと偽り別の物や偽者を本物の代わりに仕立てる事。類似する言葉として贋物(偽物)際物、紛い物などがある。
- ラーメンの「おかわり」に相当するもの。本項目で詳述。
替え玉(替玉)とは、ラーメン店において麺を食べてしまったあとの麺のみの追加注文のことである。新たに麺を茹で、食べ終わったスープに投入するため、当然ではあるがスープを飲み干さずに残しておく必要がある。特に博多ラーメンなどの細麺の場合、大盛りにするとその細さゆえに食べる途中で伸びてしまうため、それを回避できるというメリットもある。久留米ラーメンの発祥の地である久留米市を中心とする筑後地方周辺では替え麺と呼ぶ傾向にある。
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[編集] 発祥と普及
現在福岡市中央区長浜に店を構える「元祖長浜屋」が替え玉発祥の店。1950年代半ば、常連客のひとりが麺だけのおかわりを店主に頼んだことから生まれ、それを他店が真似て普及したとされている。後の博多ラーメンの全国進出とともに各地に広まった。
全国的に見れば、細麺の「博多ラーメン」(長浜ラーメン)を提供する店を中心としたごく一部のサービスである。しかし、福岡をはじめとする九州のラーメン店、また九州以外の地域で九州ラーメンや博多ラーメンの店舗であっても、必ずしも替え玉のシステムがある訳ではない。また、昼食時の混雑時には替え玉を行わないという店もある。
関東地方ではラーメン店での替え玉というサービスに馴染みが薄い為か、九州ラーメンや博多ラーメンの店であっても替え玉のサービスがない店も多い。また、関東では「豚骨ラーメン」が豚骨醤油ラーメンを指す事もあるが、この豚骨醤油ラーメンの店舗で替え玉サービスがある店舗は少数である。
[編集] 利用方法
[編集] 基本
替え玉を利用する場合、スープの追加はないため、麺を食べ終えてもスープは残しておく。替え玉に慣れている利用者は具材を一部残すとともに、スープを飲まないことが多い。そして一杯目を食べ終える前に替え玉を注文する。その際、替え玉の麺が来るまでにスープが冷めてしまったりすることのないよう、混雑状況や食べるペースなどに応じて、食べ終わる前の頃合いを見計らって替え玉を注文する。事前に替え玉の食券を買う必要のある店もある。
その後、茹でた麺が器に盛られて出されるので、各自でその麺をスープの残った器に入れて食べる。湯切りのざるから直接器に入れる店舗もある。また麺だけでなく「ラーメンだれ」やネギ・ゴマなども添える店舗もある。
[編集] 回数と味の変化
替え玉の回数に制限を設けている店はほとんどなく、料金さえ支払えれば何杯でも注文可能。
ただし替え玉をする(または繰り返す)と、麺が含む茹で汁によりスープは薄くなっていくため、「ラーメンだれ」(濃縮スープ)がテーブルに置いてある店も多い。ラーメンだれを利用して二杯目以降の味を調整する。店によってはラーメンだれをかけた替え玉を提供することもある。ラーメンだれは店によって呼び方が異なる。味の濃さを指定できる店では、二杯目以降の味の薄まりを考慮して、一杯目を意図的に濃い目の味で注文する方法もある。辛子高菜・ニンニク・香味タレなど強い味のトッピングがある店では、一杯目はトッピングなしで食べ、二杯目以降はトッピングにより味を変えて食べる方法もある。
[編集] 麺
前述の福岡発祥の来歴並びに茹で時間の関係から、細麺による提供が多い。太麺・細麺を選択できるお店でも替え玉は細麺のみといった所もある。太麺でも提供する店は皆無ではないが、茹であがるまでに時間がかかる。
一杯目と同様に替え玉でも麺の硬さ(茹で加減)を指定できる店も多く、好みにより硬さを変更して食べることが可能。自家製麺を提供する店舗の一部では、打ち立ての麺がある場合、打ち立ての麺と寝かせた麺を選ぶことができる場合もある。
[編集] 替え肉
前述の「元祖長浜屋」など一部の店では「替え肉」と称し、麺同様にチャーシューの追加注文が可能な店舗もある。
[編集] 値段
ラーメンの値段はまちまちだが、替え玉の値段は100~150円が一般的。高くてもラーメンの値段の半額以下程度。普通の替え玉の半分の量で半替え玉を提供する店もあるが、その際の値段は普通の替え玉の半額以上であることが多い。
料金前払い方式の店舗の場合には替え玉を追加注文すると同時に料金を支払う。そうした店では支払いやすさを考慮してワンコイン価格であることが多い。
[編集] ラーメン店以外
福岡地区ではうどん店でも隠しメニューとして替え玉が存在することがある。
また、福岡市のちゃんぽん店の「長崎亭」では、珍しくちゃんぽんでも替え玉が可能だが、その麺は同店のメニューにもある「ラーメン」の麺であるため、ボリュームだけでなくちゃんぽん麺とは違った味わいや食感を楽しむことが出来る。

