有明 (列車)

有明 (列車)の最新ニュースをまとめて検索!

有明
787系「有明」(2006/10/04)
787系「有明」(2006/10/04)
運行鉄道事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
列車種別 特急列車
運転区間 門司港駅小倉駅吉塚駅博多駅 - 熊本駅水前寺駅武蔵塚駅光の森駅肥後大津駅
経由線区 鹿児島本線豊肥本線
使用車両
(所属区所)
787系電車南福岡電車区
運転開始日 1967年10月1日

有明(ありあけ)は、九州旅客鉄道(JR九州)が門司港駅小倉駅吉塚駅博多駅 - 熊本駅水前寺駅武蔵塚駅光の森駅肥後大津駅間を、鹿児島本線豊肥本線経由で運行する特急列車である。

目次

[編集] 運行概況

基本的には山陽新幹線に接続するダイヤを組んでいる。九州新幹線の部分開業以降は小倉駅 - 博多駅間は「ソニック」の、博多駅 - 熊本駅間は「リレーつばめ」の補完的列車としての意味合いが強くなり、小倉駅 - 博多駅 - 熊本駅間は合わせて毎時3本運転されている。また、熊本市中心部や東部方面の利便性のため、1987年から1994年平成6年)7月までと、1999年平成11年)9月以降豊肥本線への直通運転を行っている。

「有明」の運転区間では、全般的に高速バスとの競合が非常に激しくなっている。高速バスに対してはスピード面、定時性には優れているものの、運賃面や本数、さらには高速バスがそれぞれ熊本交通センター西鉄天神バスセンターと、都心へ直結することなど劣っている面もある。ただし、運賃面においては最近では2枚きっぷ・4枚きっぷ等の割引きっぷを出しているので差が縮まりつつある。

また、小倉駅・門司港駅 - 博多駅間では山陽新幹線とも競合している。しかし、いずれの区間も途中駅で客を拾える点が強みとなっているが、「有明」は4両の短編成で運転する列車が多く、混雑が見られることもある。

ちなみに、運行区間で競合する高速バスは、以下のとおり。

また、最終の「有明29号」は博多駅を24時以降に出発し(2009年3月時点で博多0:08発→熊本1:30着)、始発の「有明2号」は熊本駅を4時台に出発する(2009年3月時点で熊本4:53発→博多6:10着)が、これは九州新幹線開業前に夜行列車ドリームつばめ」として運行されていた列車の名残である。また、「有明29号」は特例として、前日博多着の山陽新幹線から乗り換える場合、乗り継ぎ特急券制度の適用を受けることが可能である。

なお、2009年11月現在、2011年春に予定されている九州新幹線全線開業後の「有明」の扱いについては公式発表されていない。

[編集] 本数・運行区間

2009年3月14日現在のダイヤでは15往復運転されている。基本的に毎時1本の運転であるが、「リレーつばめ」が運転されない時間帯は毎時2本の運転となり、逆に朝・夜間に「リレーつばめ」が2本運転される時間帯には運転されない。そのため九州内の他の特急に比べ下り列車の始発はかなり遅く、逆に上り列車の最終は早くなっている。運行区間が多岐に渡るのが特徴で下のように計11パターンに及ぶが、日中はほとんどの列車が小倉駅~光の森駅間の運転になる。当列車が運転されない時間帯は「リレーつばめ」、「ソニック」がカバーをしている。

  • 博多駅~熊本駅:下り3本・上り1本(23・25・29号、2号)
  • 博多駅~武蔵塚駅:下り1本(1号)
  • 博多駅~光の森駅:下り1本・上り2本(3号、26・30号)
  • 吉塚駅~熊本駅:1往復(17号、4号)
  • 吉塚駅~光の森駅:上り1本(6号。光の森―熊本間は普通列車扱い)
  • 小倉駅~熊本駅:下り3本・上り1本(13・21・27号、8号)
  • 小倉駅~水前寺駅:上り1本(14号)
  • 小倉駅~武蔵塚駅:上り1本(16号)
  • 小倉駅~光の森駅:5往復(5~11・15号、12・18~24号)
  • 小倉駅~肥後大津駅:1往復(19号、10号)
  • 門司港駅~水前寺駅:上り1本(28号)

[編集] 停車駅

*門司港駅 - *門司駅 - *小倉駅 - *戸畑駅 - *黒崎駅 - *折尾駅 - *赤間駅 - 福間駅 - 香椎駅 - 吉塚駅 - *博多駅 - (二日市駅 -) *鳥栖駅 - *久留米駅 - (羽犬塚駅 - 瀬高駅 -) *大牟田駅 - <荒尾駅 - 長洲駅 -> (玉名駅 - 上熊本駅 -) *熊本駅 - *新水前寺駅 - *水前寺駅 - *武蔵塚駅 - *光の森駅 - *肥後大津駅

  1. *の付いたこの文字で表現された駅には、運行区間内の列車は全て停車する。
  2. ()内の駅は2号は全て通過する。さらに二日市駅は4・6号、玉名駅・上熊本駅は29号が通過する。
  3. <>内の駅は27・29号、2号は両駅とも通過する。さらに荒尾駅は5・9・13号、16・20・24号、長洲駅は4号が通過する。
  4. 吉塚駅は17・19・21号、4・6号が停車する。このうち17号、4・6号は吉塚駅発着である。
  5. 香椎駅は27号のみ停車する。
  6. 福間駅は28号のみ停車する。
  7. 6号は熊本駅まで普通列車のため、光の森駅から熊本駅の各駅に停車する。


[編集] 使用車両

787系
  • リレーつばめ」と異なる点は、編成が短い専用の4両編成で走ることが多い点である。ただし、列車によっては6・7・8・11両編成を組むこともある。また、4両編成は2007年3月18日ダイヤ改正以前から全車禁煙であったが(喫煙スペースはあり)、同改正をもって全列車が禁煙となり、喫煙スペースも使用停止となった。
  • グリーン車
    4両編成以外の列車では、一般席の他に個室デラックスグリーン席が設定されている。また、4両編成の1号車と11両編成の8号車は、いわゆる半室グリーン席である。なお、デラックスグリーン席については2005年10月1日より順次設定され、2007年現在では6・7・11両編成の全列車に設定されている。
  • 普通車
    座席指定席自由席が設定されているが、「リレーつばめ」に比べ自由席が多く設定されている。6・7・11両編成では、大半の「リレーつばめ」で指定席となっているボックスシートが自由席となっている。

[編集] 編成内容

記号凡例
Template:Bgcolor=グリーン車座席指定席 Template:Bgcolor=グリーン車4人個室(座席指定席) Template:Bgcolor=DXグリーン席(座席指定席) 指=普通車座席指定席 自=普通車自由席 Template:Colors=普通車ボックスシート(4人用×6室)(自由席)
列車名 編成(全車禁煙) 備考
使用編成 肥後大津駅光の森駅熊本駅 博多駅小倉駅門司港駅
3・7・9・11・15・21号
10・12・14・18・22・24・26・30号
BM101 - 111編成
1 2 3 4
G
 
1・5・13・27号
8・16・20・28号
BM12・15編成
1 2 3 4 5 6
DX G C B
 
17・23・25・29号、2号 BM1 - 8・10・11・13・14編成
1 2 3 4 5 6 7
DX G C B
 
19号 BM101 - 111編成(2編成連結)
1 2 3 4 5 6 7 8
G G
5 - 8号車:博多駅→熊本駅間連結
4・6号 BM1 - 8・10・11・13・14編成(1 - 7号車)
BM101 - 111編成(8 - 11号車)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
DX G C B G
6号の光の森駅→熊本駅間は8 - 11号車のみで運転・普通車全車自由席

[編集] 鹿児島本線優等列車沿革

[編集] 戦後の展開

  • 1950年門司港駅~熊本駅間を運行する準急列車として「有明」(ありあけ)の運行を開始。
  • 1958年、門司港駅~鹿児島駅間を運行する夜行急行列車として「さつま」が運行される。
    「さつま」は従来東京駅発着であったが、全行程で2泊3日を要したため寝台特別急行列車はやぶさ」が運行されたことにより運行区間を短縮し、鹿児島本線内のみとした。
  • 1959年、「有明」気動車化。同時に博多駅発着とする。また、博多駅~西鹿児島駅間を運行する準急列車として「かいもん」が運行される。
  • 1960年、「かいもん」1往復増発し、指宿枕崎線山川駅まで運行される。ただし、指宿枕崎線内は普通列車扱いであった。
  • 1961年、博多駅~西鹿児島駅間を運行する急行列車「フェニックス」の運行を開始。また、「さつま」名古屋駅発着に変更。
    ただし、「さつま」については、従来どおり鹿児島本線内は夜行列車としていた。
  • 1962年、「フェニックス」運行区間を日豊本線宮崎駅まで延長。九州島内をほぼ循環する急行列車となる。
  • 1965年熊本駅まで電化工事伸長に伴い、運行形態を変更。以下のとおりとなる。
    1. 「有明」は、米子駅~博多駅間を結んでいた準急列車「やくも」と統合されて「やえがき」と改称。「有明」は岡山駅~熊本駅間を結ぶ電車急行の名となる。(山陽本線優等列車沿革の項も参照)
    2. 新たに博多駅~熊本駅間を運行する電車準急列車として「ぎんなん」を設定する。
    3. 「さつま」の鹿児島本線内を分離し、「はやと」の名称を与えられる。
  • 1966年急行料金制度の改変に伴い、従来準急列車として運行されていた「ぎんなん」・「かいもん」が急行列車に格上げされる。

[編集] 特急列車「有明」の登場

481系赤スカート付き「有明」(熊本駅にて)
481系ベージュスカート付き「有明」(熊本駅にて)
581系「有明」(熊本駅~川尻駅間)
  • 1967年10月1日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
    1. 門司港駅~西鹿児島駅間を運行する特別急行列車として「有明」運行を開始。
      この名称は公募によるものであった。
      それまでの「有明」は「しらぬい」と改称する。
    2. 「かいもん」1往復を熊本駅以南の運転とし、「なぎさ」の名称が与えられる。
      「なぎさ」自体は新規の1往復を加え2往復が設定される。
  • 1968年、「よん・さん・とお」と称されるダイヤ改正に伴い、以下の列車名を変更。
    1. 「なぎさ」→「そてつ」
      • 「なぎさ」の名称はすでに紀勢本線で運行されていた急行列車で使用されていた関係で案内上紛らわしいという理由であったとされる。
    2. 「はやと」→「かいもん」
      同一種別で同一行程列車の愛称の統合であるが、これにより「かいもん」は昼行列車1往復増発分も合わせて3往復に増強される。
  • 1970年、鹿児島本線全線電化に伴い「有明」を581系・583系電車化し1往復増発。新たに博多駅発着列車を設定。また、夜行「かいもん」を除き定期急行列車は全て電車化し、気動車による運転列車は季節列車化される。
  • 1972年、「有明」電車化し1往復増発し、3往復での運行となる。
  • 1973年、「ぎんなん」・「そてつ」を統合し、「かいもん」1往復増発。「ぎんなん」このとき名目上廃止。また、「フェニックス」の宮崎駅始発列車を博多駅止まりとし、博多駅 → 熊本駅 → 西鹿児島駅間を分離。「かいもん」に編入。
  • 1975年3月10日山陽新幹線博多駅乗り入れに伴うダイヤ改正を行い、以下のように改編する。
    1. 鹿児島本線線内昼行特急はすべて「有明」とし10往復体制に、同時に「有明」をエル特急に指定。博多駅での新幹線接続列車とする。
      • なお、門司港駅・小倉駅発着列車もそれぞれ1往復、3往復設定。
      • 「有明」の大幅増発により、従前山陽新幹線博多開業に伴う山陽特急廃止により九州内に転属してきた481系・485系の使用が開始される。
      • ただし本列車で使用された車両は、転配の都合から、先頭車両は殆どがボンネット形、中間電動車の一部は交流区間では60Hz専用の481系電動車など、初期車両が中心であり、1985年頃まで後期形車両(クハ481形200番台・300番台や、AU13E型クーラー搭載車)を使用した編成は殆ど見られなかった。なお、581・583系は、「なは」の間合い運用で引き続き使用された。
      • また、短期間ではあったが、先頭車両に「ヒゲ付き」の600番台や、「とき」等で使われていた181系電車を改造した500番台なども存在した。
    2. 西鹿児島駅発着の急行列車として「かいもん」の名称を総称とし、熊本駅発着の「そてつ」、西鹿児島駅発「フェニックス」の西鹿児島駅 - 博多駅間も吸収する。
    3. 博多駅 - 熊本駅間運行の急行列車として「ぎんなん」が名称上復活する。
  • 1978年夜行列車であった「かいもん」の使用車両を20系客車寝台車とし、12系客車を座席車とする編成に変更されている。
  • 1978年10月から「有明」に使用している581系・583系のヘッドマークがイラスト入りのマークに変更される。481系・485系は先頭車が殆どがボンネット形の初期車両であったため文字マークのまま使用され、一時的な編成替えで200番台が先頭に立たない限り485系のイラストマークは1985年頃まで殆ど見られなかった。
    • なお、同時期に投入された300番台はヘッドマークの形が200番台に比べて横に広かったため、200番台のヘッドマーク用ロールを使用していた300番台については、イラストの左右に白い余白が出来ていた。

 

[編集] 全特急化とその後

  • 1980年10月1日このときのダイヤ改正により、山陽新幹線に接続する鹿児島本線系統の昼行優等列車を特急列車に統一。これにより、昼行急行「ぎんなん」、「かいもん」の全列車、急行「えびの」、「火の山」の熊本以北を格上げして「有明」18往復体制とする。ただし、1往復は季節列車。
    • これに伴い、鹿児島本線内の定期急行列車は夜行列車の「かいもん」のみとなる。なお、臨時急行として「しらぬい」が博多駅 - 熊本駅で運行された。
    • また、小倉駅発着列車についてはすべて博多駅発着とし、博多駅以北の乗り入れは門司港駅発着列車の1往復のみとなる。
    • この頃から、高速バスへの対抗策から博多駅~熊本駅間を無停車で走る速達型「有明」も設定された。
    • 485系ボンネット車編成の一部にビデオ上映サービスを行う列車が登場。当該車両に「ビデオ特急」のステッカーが掲出された。尚、ビデオ上映サービスはJR移行直前に廃止されている。
有明「ビデオ特急」表示(熊本駅にて)
  • 1982年11月15日、国鉄の減量ダイヤに伴い「有明」季節列車1往復を含む17往復に減少。581系・583系は1往復のみに。
  • 1984年2月、国鉄の減量ダイヤに伴い「有明」15往復に減少。これに伴い581系・583系撤退。全列車9両編成から7両編成に短縮。
  • 1985年、夜行列車「かいもん」の臨時増発列車として博多駅 - 西鹿児島駅を運行する寝台特急「桜島」(さくらじま)が運行される。
    • この列車の場合、「はやぶさ」で使用された24系客車を使用したため特急列車となったが、往復の運行ではなく、上りまたは下りの片道のみの運行が多かった。
    • またこの年から「有明」の一部編成を5両編成に短縮。先頭車両は中間車に運転台を取り付けたクモハ485とクロ480が主力となり、485系編成のイラストマークが本格的に見られるようになる。一方従来のボンネット形先頭車の多くは、「ひたち」増発のため、勝田電車区へ転出。クハ481形0番台は4両のみ残留し、そのままJR九州に承継される。
  • 1986年11月1日このときのダイヤ改正により、以下のように変更
    1. 「有明」熊本駅発着列車を中心に25往復に増発。また、西鹿児島駅発着列車は基本5両に、熊本駅発着列車は3両(一部5両)に短縮。
      • この3両編成の「有明」は、それまで佐世保線特急「みどり」が持っていた4両の記録を抜いて国鉄史上最短の特急となったが、民営化後は特急の短編成化が全国で見られ、気動車では2両編成の特急も現れた。
      • また車両の改造が間に合わなかった関係で、3両編成の列車は翌年の2月までグリーン車を連結しない場合があった。
    2. 「かいもん」の寝台車を24系客車に変更。
DE10牽引の水前寺行「有明」(熊本駅にて)
  • 1987年、「有明」豊肥本線水前寺駅乗り入れ開始。豊肥本線乗り入れに際しては、普通列車扱いでDE10形ディーゼル機関車で牽引する形をとっていた。1755号機が国鉄特急色に塗り替えられ、専用機となった。また、豊肥本線内は毎日運転の臨時列車扱いとした。
  • 1988年3月13日、「有明」28往復に増発。同時に一部列車に783系電車「ハイパーサルーン」投入開始。このうち博多駅 - 西鹿児島駅間を最少の停車駅で運行する1往復を「スーパー有明」の愛称で運行する。また、豊肥本線内も正式に定期列車とする。DE10は新たに1756号機も専用機となり、783系に合わせた塗装となった。
  • 1989年3月11日、「有明」、「スーパー有明」と合わせて31往復に増発の上、八代駅始発列車及び、熊本駅~西鹿児島駅間列車を設定。
  • 1989年4月29日、「有明11号」において、佐世保駅行きの「オランダ村特急」を門司港駅~博多駅間で併結開始(史上初の電車・気動車動力協調運転)。
  • 1989年、「桜島」はこの年で設定終了。
  • 1990年3月10日、以下のように変更を行った。
    1. 783系で運行する列車(18往復)について「ハイパー有明」の愛称を与え、「スーパー有明」はこれに吸収の形で消滅。
    2. 「ハイパー有明」の3往復、「有明」の1往復を小倉駅発着とする
      • なお、博多駅以北に乗り入れる「有明」の中で西鹿児島駅まで行く列車は従来の門司港駅発着の1往復に限られていた。
    3. 「有明11号」・「オランダ村特急」の併結を鳥栖駅まで延長する。
  • 1991年3月16日、「有明」、「ハイパー有明」と合わせて32往復となる。水俣駅発着列車を設定。
    • このときが「有明」の本数の最多記録となった。
485系RED EXPRESS色「有明」(博多駅にて)
  • 1992年3月14日、「有明11号」の「オランダ村特急」の併結を終了。
  • 1992年7月15日、以下のように変更を行った。
    1. 「有明」の西鹿児島駅発着列車(14往復)を「つばめ」として系統分離。「有明」は残りの18往復での運転となる。
    2. 「ハイパー有明」の呼称は廃止し、「つばめ」用の787系電車1往復、783系11往復、485系6往復の充当とする
      • 以後、全列車783系に統一されていた時期を除き、「有明」の1往復のみ787系が充当される時期が1999年3月12日まで続いた。
    3. 小倉駅発着の「有明」は全て博多駅発着に短縮。同時に門司港駅発着の「有明」が「つばめ」に編入されたため、「有明」は博多駅発着に統一された。
  • 1993年3月18日、「有明」に八代駅行き列車を設定。「かいもん」は特急「ドリームつばめ」に昇格し、運行区間を博多駅 - 西鹿児島駅間とする。
    なお、この時に日豊本線夜行急行「日南」が特急「ドリームにちりん」に昇格し、これにより定期列車でのJR九州管内での客車急行・特急列車は本州乗り入れ列車のみとなる。
  • 1994年7月1日、「有明」は783系に車種統一の上、水前寺駅乗り入れを中止。「有明」が抜ける分の熊本駅~水前寺駅間の列車に関しては普通列車を増発して対応した。
  • 1995年4月20日、「有明」787系の使用再開。
  • 1997年3月22日、「有明」の1往復を「つばめ」に変更。
  • 1999年3月13日、「有明」、下り25本・上り27本に増強の上、783系15往復、787系下り10本・上り12本の充当とする。この改正で「有明」専用の787系4両編成が誕生し、787系充当列車は大半がこの車両で運行された。また、「つばめ」と合わせて博多駅~熊本駅間では20分ヘッドでの運転となる。在来線特急で1時間3本の運転は全国初であった。
    • この787系4両編成は後に全席禁煙化された。
  • 1999年10月1日、豊肥本線熊本駅 - 肥後大津駅電化完成に伴い、豊肥本線乗り入れ再開。熊本駅発着列車の一部が水前寺駅・肥後大津駅発着に変更になる。
    • この時点では豊肥本線に乗り入れる列車は783系に限られていた。
    • 以前は豊肥本線内は普通列車扱いであったが、「有明」が乗り入れない間に普通列車の本数が十分確保されたことから、乗り入れ再開にあたっては豊肥本線内も特急扱いとした。
  • 2000年3月11日、「有明」27往復に増強。同時に787系に統一される。「有明」から撤退した783系は主に「かもめ」に回された。
  • 2001年3月3日、「有明」8往復を小倉駅発着とする。この改正で完全に1時間2本運転となった「ソニック」と合わせて、小倉駅~博多駅間では特急が1時間3本運転されるようになった。
  • 2002年3月23日、「有明」下り1本を増発。同時に小倉駅行きの「有明」のうち1本を土曜・休日に限り(2003年からは毎日)門司港駅まで延長。

[編集] 九州新幹線部分開業後の「有明」

  • 2004年3月13日九州新幹線部分開業に伴い、以下のように変更。
    1. 「有明」水俣駅・八代駅発着列車を廃止。熊本駅発着列車及び豊肥本線乗り入れ列車のみとなる。
    2. 九州新幹線に接続する「リレーつばめ」が1時間2本運転となった関係で「有明」は下り16本・上り15本に減少。一部列車の豊肥本線乗り入れ区間が武蔵塚駅まで延長される。
    3. 「ドリームつばめ」を短縮し「有明」に編入する。なお、「下りのみ」と公式には案内されているが、これは「ドリームつばめ」の乗り継ぎ割引制度の兼ね合いからとされる。
    • ちなみに「リレーつばめ」(→「つばめ」)のうち5往復は臨時列車扱いであり、閑散期にはこれらを運休し、博多駅 - 熊本駅間のスジを利用して「有明」を運転することになっていた。「有明」にはこの5往復も合わせて符番されていたため、定期列車の「有明」には欠番が生じていた。また、「つばめ」・「リレーつばめ」も臨時列車を含めた符番だったため、運休時には欠番が生じることになっていた。しかし、実際には九州新幹線が予想を上回る乗客数で推移したため、この臨時「有明」は一度も運転されることがないまま、2005年10月に臨時扱いの「つばめ」・「リレーつばめ」は定期列車に昇格。同時に「有明」の欠番も消滅した。
  • 2006年3月18日、「有明」の豊肥本線乗り入れ列車の大半を、同日開業の光の森駅発着とする。
  • 2006年10月、金曜・週末などに限り、熊本駅行きの「有明23号」を「リレーつばめ(・つばめ)81号」として鹿児島中央駅まで延長する。ちなみにこの列車は翌年3月18日のダイヤ改正で定期化され、「有明」は15往復に減少した。以後、本数面では現在までこの体制が続いている。
  • 2007年3月18日、以下のように変更。
    1. 健康増進法第25条により、全列車全車禁煙となる。これに伴い、「有明」で4両編成の車両に設置されている喫煙ルームも使用禁止となった。
    2. 熊本始発の「有明6号」について、豊肥本線内は普通列車扱いで光の森駅始発とし、非電化時代に行われていた豊肥本線内での普通列車扱いが復活。
  • 2008年3月15日、福岡県庁への利便性のため、一部列車を吉塚駅発着・停車とする。
  • 2008年7月頃、JR九州が「エル特急」の呼称を中止したため、「有明」も種別呼称を特急に変更した。
  • 2009年8月23日、熊本駅 - 門司港駅間を国鉄色485系電車を用いて運行する「リバイバル有明」を運転(団体扱い)。「有明」への485系充当は15年ぶりとなる。

最終更新 2009年11月13日 (金) 12:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【有明 (列車)】変更履歴

ご利用上の注意