有限

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以下の同値な定義を満たす集合は有限(ゆうげん)であるという。

一般的な定義(常有限であるともいう)

集合Mが有限とは、Mがある自然数と等しい濃度を持つこと。

デデキントによる定義

集合Mが有限とは、写像f:M→Mが存在して、任意のA⊂≠M、A≠φとなるAに対し、f(A)⊆Aとならないようにできる。

ツェルメロによる定義

集合Mが有限とは、1対1写像f:M-{d}→M-{p}が存在して、任意のA⊂M-{d}であるAに対し、f(A)⊆Aかつf(M-{d}-A)⊆M-Aとならないようにできる。

ホワイトヘッドラッセルによる定義

集合Mが有限とは、巾集合P(M)に対し、X⊆P(M)なるXについて、
  1. φ∈X
  2. A∈X、m∈MならばA∪{m}∈X
をみたすとき、M∈X

シェルピンスキーの定義

集合Mが有限とは、X⊆P(M)なるXについて、
  1. a∈Mならば{a}∈X
  2. A∈X、B∈XならばA∪B∈X
をみたすとき、M∈X

タルスキーの定義

集合Mが有限とは、X⊆P(M)なる任意のXについて、B∈XかつB⊂AとなるBが存在しないようなA∈Xが存在する。

ウェーバーの定義

集合Mが有限とは、Mに適当な順序を与えると(実は任意の全順序に対して)双整列集合(つまり、空でない任意の部分集合が、この順序による最小値と最大値を共に持つ)になる

これらを満たす集合は、デデキント無限ではない(デデキント有限であるという)。しかし、これらを満たさない集合がデデキント無限になることの証明には、選択公理が必要である。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月4日 (水) 10:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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