朝食
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朝食(ちょうしょく)は朝の食事。朝餉(あさげ)ともいう。
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[編集] 概要
朝起きて、最初に食べる食事である。1日の食事の中では比較的軽食である場合が多い(ただし英国など一部地域ではしっかりと取る)。また、朝食を取らない人も多い。多くの栄養学者は一日の活動を始めるための大事なエネルギーと栄養を供給する食事として朝食を取ることを薦めている。
人間の場合はまず、朝起きてから実際に活動に適した体温に上がるまでに、若干の間があり、この体温上昇を促し、午前中~日中の活動に必要なカロリーを摂取する必要もあるが、まだ消化器官が活発に活動していない時間帯ともあって、消化しやすい炭水化物が中心となる傾向が強い。
[編集] 各地の典型的な朝食
- イギリス・アイルランド
- 産業革命の時代より、伝統的にたっぷりの食事を、時間を掛けて食べるものとされ、炭水化物以外にも脂肪分や動物性蛋白質の豊富なメニューが並ぶ。
- サマセット・モームが「イングランドでおいしいものを食べようと思えば朝食を三回食べよ」といわれたように、評判の良くない場合が多いイギリス料理のなかで朝食の評価はおしなべて高い。ただしそれ以上に量がある事から、旅行者の評判は微妙な傾向も見られる。英語では、イングリッシュ・ブレックファスト(English Breakfast 英国風朝食)と呼び、大陸の簡素な食事をコンチネンタル・ブレックファスト(Continental Breakfast 大陸風朝食)と呼ぶ。
- 18世紀以前は他の大陸諸国と同じく簡素な食事だったが、産業革命期に現在の英国風朝食のスタイルが生じてきた。
- ベーコン、卵料理(通常は目玉焼き)を基本とし、英国風ソーセージ、マッシュルームのソテー、焼きトマト、 ブラック・プディング(豚の血で作った黒ソーセージ)、ビーンズの煮物などにバターやジャムを塗ったトーストや揚げパンとミルクを添えた紅茶を添える。イギリス人はこのボリュームのあるFull English Breakfast を週末の朝などに食べている。通常は簡素なシリアルやトーストなどで済ませる者が多い。イギリス国内ではイングランド以外でも同様の朝食をとる食習慣があるが、スコットランドではこのような朝食を「Scottish Breakfast」と呼ぶ。
- イギリス国外でも、その影響の強いアイルランドではそのような朝食をとるが、これを「Irish Breakfast」と呼ぶ。
- 日本
- ごはん、味噌汁、納豆、生卵、焼き魚、漬物、海苔加工品など。茶粥を食べるところもある。洋風ならパン、目玉焼き、コーヒーやスープなど。
- 江戸時代、庶民の間にも米食が広く普及するにつれ、地方により朝食における米食のスタイルの違いが見られるようになった。江戸では朝に炊飯したものを朝食として食し(夕食には湯漬けや茶漬け等にした)、京阪などでは夕食に炊飯した残りを翌朝に粥として食すことが多かった。
- 近年、和風の場合にはそれ相応に手間の掛かる傾向が強く、家庭の主婦の重労働とされる仕事の一つにも挙げられていたが、現在では様々な調理器具や調理済み食品が出回っている関係で、省力化が進んでいる。
- 家庭によっては、前日の夕食の残り物を利用する場合がある。とくに鍋料理の場合はその傾向が強く、おでんは惣菜の1品として、水炊き、すき焼きの場合は雑炊などに調理して食べる。
[編集] 宿泊施設の朝食
ホテル等で提供される、コンチネンタルブレックファストは、基本的に温かい食べ物がない。たとえば、ロールパン、バター、サラダ、フルーツ等である。飲み物に関しては、紅茶やコーヒーなどが付くことがある。
一方、アメリカンブレックファストは温かい食べ物が提供される。たとえば、トースト、スクランブルエッグ等である。
日本の旅館では前述(「各地の典型的な朝食」)の標準的な献立を中心に、客間で客それぞれに配膳する、いわゆる「部屋食」が正式な給仕法である。しかし、平成期に入った頃から効率化のため高級な施設以外では、食堂でビュッフェ形式の朝食を提供することが多くなった。また、食堂で客それぞれに配膳する形式も存在する。日本のホテルでは以前から高級な施設ではルーム・サービスのでアメリカンブレックファストと、食堂でのビュッフェ形式を選択出来る。それ以外のクラスでは食堂でのビュッフェ形式のみが提供される。低料金で素泊まり中心のホテルでは、ごく簡単な食事をサービスとして提供することもある(パン、飲み物程度)。
この辺りは世界的にも朝食の内容に関して、お国柄や個人差が大きく出る部分もあり、先に上げた英国でも、外国人観光客が泊まるようなホテルでは、少なくともコンチネンタルとブリティッシュ(アメリカン)のどちらかのスタイルが選べる様式が見られる。







