末日聖徒イエス・キリスト教会

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ソルトレイクシティにある教会本部のビル

末日聖徒イエス・キリスト教会(まつじつせいとイエスキリストきょうかい、Church of Jesus Christ of Latter-day Saints; LDS.)は、1830年アメリカ合衆国にてジョセフ・スミス・ジュニアによって創始されたイエス・キリストを信じる教会。本部は、アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ。一般にはモルモン教会、あるいはモルモン教として知られている。宗教学上はキリスト教系の新宗教に分類されている。

ジョセフ・スミスの死後、妻エマ・スミスが設立した復元末日聖徒イエス・キリスト教会(現・コミュニティ・オブ・クライスト、日本名「復元イエス・キリスト教会」)も関連項目として挙げられるが、詳細はコミュニティ・オブ・クライストの項目を参照。

目次

[編集] 概略

「最初の示現」
作者不詳(1913)
末日聖徒イエス・キリスト教会
教会歴史芸術博物館所蔵

末日聖徒イエス・キリスト教会は、イエス・キリストの教会がキリストと十二使徒の死後、世界史に言ういわゆる背教の道をたどり、頽廃、分派を繰り返し、神権という神の権能が失われたと信じている。ジョセフ・スミスは、教派間の争いや矛盾に疑問を抱き、キリストの教会がどの教会であるかについて神に祈り求め、その結果、神とイエス・キリストの訪れを受けたと証した。その啓示に基づくと、キリストはジョセフ・スミスに古代に建てられたキリストの教会を回復するように命じ、末日聖徒イエス・キリスト教会の設立に至った。

現在の会員数は教会の公式発表では全世界で1200万人超(ただしバプテスマを受けていない8歳未満の末日聖徒家族の子供を含めた数)。アメリカ合衆国内においては4位の規模としているが、2001年のニューヨーク市立大学の調査では10位に留まると推定している。日本国内に約320箇所の礼拝施設を構えている。 この宗教は、アメリカ合衆国建国(1776年)、合衆国憲法制定(1789年)、憲法修正第1条~第10条制定(1791年)、憲法修正第1条では、宗教・信条の自由が史上初めて権利として認められた合衆国草創期に設立され、西部への入植の歴史があることから、「開拓期を象徴する宗教」とも言われる。

[編集] 教義

末日聖徒イエス・キリスト教会は次のことを信じている。
天の父なる神と、神格を備えたその長子イエス・キリストと、神格を備えイエスをキリストと証明する聖霊とを信じる。 父と子と聖霊は常に一致して事をなす。 アダムの違反は、神が与えた自由意志の結果であり、人類を生ずるために神の目に適った行いであった。 この違反によって堕落が生じ、この世に不完全さと死がもたらされ、すべての人は自分の罪から真理を学ぶ機会を与えられた。 イエスはアダムの違反の責任と、人の犯す罪の懲らしめを受けるために死をもって贖われ、キリストとして人を父なる神にとりなす者となった。 イエスをキリストとして信じ従うものは、イエスの名に免じて罪が許され、最期の審判で罪なしと宣言されて神の国に入る。 
神の国に入った者は互いに助け合って永遠に成長する機会が与えられる。 その中には神格が与えられる者も出る。  キリストを受け入れない者は、自ら罪の懲らしめを受けるが、サタンの影響に耐え切れず取り残される。 人がキリストを受け入れるか否かは神が与えた自由であって誰もそれを奪うことは許されず、試しの期間はその人が産まれてから、死を超えて最期の審判までの間であり、その間に行った言動によって、キリストを受け入れている者かどうかが問われる。 死後の善行や改心には多大の時間とより多くの苦労が伴う。
新約聖書時代、イエス・キリストが教えられたのと同じ原則・教義・真理、神権、そして儀式が、預言者ジョセフ・スミス・ジュニアを媒介として同教会に回復された。この信念の根本をなしているのは、「生ける預言者」とされる大管長が霊感を通して直接から与えられ続ける新たな啓示や聖文である。

[編集] 聖典

  • モルモン書
    古代アメリカ大陸に実在したとされる預言者モロナイの示現を受け、ジョセフ・スミス・ジュニアが実際に掘り起こした金の版でできた書物を翻訳したものとされている。
    1830年3月26日に最初の版が出版された。
    それは古代ヘブライ語(変体エジプト文字)を聖霊の助けにより英語に「翻訳」されたとされているが、元となる書物は天に返したとされる。 内容の詳細はモルモン書を参照。
  • 聖書
    「正確に翻訳されている限り神の御言葉と信じる(信仰箇条より)」と注釈つきで聖典とする。従ってカトリックやプロテスタントのように「誤りなき神の言葉」ではなく、長い歴史の間に学術解釈・悪意・過失によって一部の書き換え、あるいは消去した個所があるとしている。 そのために基本的な教義がわかり難くなってしまったが、モルモン書の助けによって本来の教義の解釈が回復されたと信じている。 しかし、細部に至って聖書が復元できたとは信じていない。 英語圏ではKingJamesVersion(欽定訳)、日本語では日本聖書協会口語訳聖書を使用。
  • 「教義と聖約」
    ジョセフ・スミス・ジュニア、ブリガム・ヤング、ジョセフ・F・スミス等に与えられた啓示の他、二つの「公式の宣言」を収録。
  • 「高価な真珠」
    ジョセフ・スミス・ジュニアにより翻訳された「聖書」の抜粋、古文書より翻訳されたアブラハムの記録、教会草創期におけるジョセフ・スミス・ジュニアの記録の抜粋、信仰箇条等を収録。
これらの聖典は「過去の啓示」であると定義し、現代の預言者(狭義の預言者=大管長)の公式の発言は「現代の啓示」とされる。(参考:第13代大管長エズラ・T・ベンソンの「預言者に従う14の原則」)

[編集] 戒め

末日聖徒イエス・キリスト教会では、救われるためには、「イエス・キリストへの信仰」「キリストの期待に応えた人生であったか」「戒めの尊守および神殿で授かる儀式」が必要であると信じている。 従って末日聖徒イエス・キリスト教会にとって戒めは「あるべき理想像」そのものではなく、救いにとって必要条件であるが、戒めを守っているだけでは救われないと信じている。

末日聖徒イエス・キリスト教会の「戒め」とは、人が神の器としての水準を維持するための安全基準として自ら進んで守るべきものとされ、伝統キリスト教の「戒め」の定義と大きく異なっている。 (伝統キリスト教では、まず信じることによる神の罪の赦しがあり救い(信仰義認)があり、こうした無償の神の愛に変えられた者が神の愛に応える手段としての善行の戒め(聖化)がある。と定義されている。)

  1. 十戒
    • モーセの十戒は古代イスラエルにおいて預言者モーセにより与えられた。これは現代でも有効であり、信仰生活の基本となる原則が含まれていると信じている。
  2. 知恵の言葉
    • 健康の維持が人の神聖を保つという教えに基づいて定められた教義である。原則として教会は、物質名や商品名を列記して禁止し強制する運用は知恵の言葉の理念に反すると考えている。
    • コーヒー、紅茶、茶(麦茶など茶葉を使わないものはかまわない。)、タバコ、アルコール飲料、麻薬類(医師の処方を除く)を禁じている。 過度の肉食を控えるように教えているが、菜食主義は奨励していない。
    • (カフェインの多量摂取が健康を害するという理由から、自主的に制限を呼掛ける会員もいる。但し風邪薬を含めてカフェインについて、教会は公式に禁じておらず、コーラについては現在指定を解除している。)
  3. 純潔の律法
    • 生殖に関する教え。性欲は罪ではなくコントロールするように教えている。 末日聖徒は、本来生殖に関わる事柄は、子孫をもうけるための神聖なものとしてとらえている。夫婦間以外でのあらゆる性行為、婚前交渉、自慰行為などは重大な罪であるとする。 
  4. 安息日
    • 安息日は神に仕える日として定められ、個人の用事や楽しみは犠牲にするよう勧めている。
    • 安息日は教会での礼拝行事(聖餐会、日曜学校、神権会、扶助協会、初等協会の合計3時間)がある。
    • 第1安息日(月の最初の日曜日)には断食を行い、信仰を述べ合う時間「証会(あかしかい)」が設けられる。
    • 帰宅後は可能な限り家族と共に家庭で過ごすように勧めている。 また帰宅後の社会奉仕は推奨されている。
    • 日曜日の営業、買物、レジャー、対外試合をする事などはよしとされない。
    • 例外として停止すると社会的に混乱を招く活動(医療・警察・消防・交通・軍隊等)は差し支えないし、利用することに支障はない。 また事故や病気、救助等の緊急時に際して物品の購入は認められている。 
    • 急な仕事、冠婚葬祭、町会の掃除、家族の病気などの教会の欠席は認められるが、それが常態化して安息日が形骸化しまう場合は改善するように求められる。
  5. 献金の義務
    • 什分(十分)の一献金(収入の10%の献金、主に教育、教会堂の建築、宗教法人としての運営等)
    • 断食献金(断食を行った際の食費相当分を経済困窮者、災害援助の為に献金)相互扶助の精神に基づき生活困窮にある場合、教会より必要な援助を受けることができる。
    • その他、伝道資金の為の宣教師基金、奨学金制度を維持する為の永代教育基金への献金が奨励されている。
  6. 法律の遵守

[編集] 特徴

バプテスマ(洗礼)
バプテスマは、人がキリストと交わす最初の契約とされる。 形式は全身を水に浸ける全浸礼である。 伝統キリスト教のバプテスマと末日聖徒のバプテスマは同じ儀式でありながら捕らえ方が根本的に異なる。 末日聖徒はバプテスマを受けただけでは救われないと信じている。
伝統キリスト教のバプテスマと異なり、社会的成熟度や社会的貢献度、人格、財政状態、若年かどうか、軽度の知的障害者かどうか、キリスト教に関する細かい知識、などは一切選考の基準に含まれていない。(ただし未成年者は保護者の同意が必要) 教会の基礎的な教義と指導方針(タブー等)が理解でき、かつキリストへの信仰があるならばバプテスマが施される。
教義の基礎以上の知識は必要とされず、キリストを信仰したいという意思を尊重して施され、改宗までの期間も非常に短いことから、十分教義を理解してバプテスマを受ける信者はまれである。
末日聖徒はバプテスマの後1,2年学んで「洗いの儀式」を含むエンダウメントという一連の儀式が神殿で行われ、クリスチャンネームもそこで受ける。エンダウメントの直前にバプテスマの時の約束が再確認され、教会員としての資質が審査される。 
勧誘(伝道)は非常に熱心で、宣教師、一般教会員を問わず伝道の責任がある。訪れやすくするために無料英会話や諸々のパーティ、スポーツ大会などが催される。
「来世」観
人は死ぬと霊となって存在し、キリストについて悟る猶予の時間が与えられる。 やがてこの世に生を受けた全ての人間は復活し、「神の裁きの法廷」に立たされる。人間は、これまでの思いと行いによって裁かれて、神の国に入るか、「外の暗闇(滅び)」に取り残されるかが決定される。誰もが人生のどこかで罪を負っており、法廷に立った時点でキリストとの契約が有効である者は、キリストの情状酌量(贖い)が受けられ、神の国に入ることが許される。 契約が有効でない者は罪ありとされ、「外の暗闇」に取り残され、サタンに支配される。(魂が消滅することはない。) これが教会の教義の根幹となっている。 
さらに、神の国は「日の栄」「月の栄」「星の栄」に分かれており、それぞれ「神」「キリスト」「聖霊」が管理する国となっている。 裁きによって分けられた住人はそれぞれの管理者に従う天使となって働く。 星の栄は月の栄に従属し、月の栄は日の栄えに従属しており、全員で神の計画を実現する働きをする。 
「日の栄」は三つに分かれておりその一つは「昇栄」と呼ばれ、そこに行った者のみが神の位を受ける。そのためには教会が認めた者からバプテスマを受け、また諸々の教会の戒めを守り、神殿結婚を含む必要な全ての儀式を受けることが条件とされる。
「月の栄」は日の栄えには劣るものの、イエス・キリストの教えに従う者が行くところである。
「星の栄」はイエス・キリストの教えに従えないものの、聖霊の導きを否定しない者が行くところである。
「神権」
旧約族長時代の「神権」が回復されたと信じており、12歳以上の男性は年齢とふさわしさに基づきアロン神権(執事・教師・祭司・監督)、18歳以上のアロン神権者はメルキゼデク神権(長老・大祭司・七十人・祝福師・使徒)に聖任される。このうちメルキゼデク神権を保有する男性会員は、新約聖書のイエス・キリストとその弟子たちと同様の「癒しの権能」を持つとされている。女性に対しては神権は授与されない。1978年のスペンサー・W・キンボール大管長の「公式の宣言」により、人種差別と長く言われてきた黒人への神権授与資格を認めた。
神殿
一般の礼拝施設である教会堂の他、神殿と呼ばれる特別な礼拝施設を持つ(日本では東京・福岡)。教会員は教会への入会後、最低1年を過ぎ、戒めの遵守、教義の理解が基準に達したと地域教会指導者(ステーク会長)に認められると、神殿推薦状(2年間有効)の発行を受ける。神殿推薦状の発行を受けた会員は、神殿での特別の儀式(イニシャトリ、エンダウメント、結び固め)を受ける事が出来る。神殿の儀式を通して、会員は神と特別な誓約を結ぶとされる。死者のためのバプテスマの儀式に限り、「限定神殿推薦状」を発行された12歳以上の一般会員にも参入が許される。神殿は地上で唯一、サタンが入り込めないところとされており、神殿外に情報を与えないために教会員は内部で行われた儀式等は口外してはならないことになっている。
聖職者
一部を除き、有給専任の聖職者を置いておらず、地域教会は全て一般会員より任命された指導者(奉仕)によって運営されている。神権の位、経験等を考慮して、男女を問わず、ほぼ全ての会員に何らかの責任を与えている。教会での責任のとらえ方は一般のカトリックやプロテスタントの聖職者のとらえ方とは異なる。カトリックやプロテスタントでは聖職者になるには一般的に5年以上の専門教育を神学校等で学ぶが、末日聖徒イエス・キリスト教会ではこのような専門職を養成しないため、たとえばギリシア語やヘブル語原文で聖書を講解するといった人材はほとんどいない。主に、地方の教会を管理するものや教師などで様々である。
一夫多妻
創始者ジョセフ・スミスら限られた数の教会員は一夫多妻制を実行していたが、現在一夫多妻制は実施しておらず、教会員で行う者がいれば破門される。これについて、教会は一夫多妻は神の命によりのみ行われる場合があり、当時は誤りだったとはみとめていない。公式宣言で実施を停止している。現在一夫多妻を実施している集団は、末日聖徒イエス・キリスト教会との関わりはない。

[編集] 葬儀

教義的には人は亡くなると、霊と朽ちるべき体に別れ、霊だけが生きて霊界へ行き、残された遺体は意味をなさなくなる。従って葬儀については規定はなく故人の自由である。キリスト教式、仏式、神道式など合法的であればどれで行っても、特に罪に定められるという事はなく、磔刑後のキリストは当時のイスラエル式で葬儀されたと信じている。 しかしながら、習慣的には(十字架を使わない)キリスト教式が一般的である。
装束
白いガーメントと呼ばれる専用の衣装があり、自宅で亡くなった場合は着用させ、病院で亡くなった場合は病院指定の装束をさせ、入棺時にガーメントを上に添えるのが一般的である。
斎場
特に規定はなく、一般の斎場、自宅、教会堂(無償)のどれでも良い。(但し、御通夜のできる教会堂は少なく、葬式のみ開放されている)
通夜
西洋的には通夜という概念はない。 ただし日本の場合は親族が集まって来るので、喪主は故人と夜を過ごし、通夜をして故人を偲ぶことが多い。 ビショップ、支部長は友人として訪問し、特別な儀式などは行われない。
葬式
ビショップまたは支部長により讃美歌、聖書朗読、祈祷、故人略歴(喪主)、弔辞、説教、献花が行われる。 (教会外の参列者は祈りの時は黙祷し、賛美歌は黙読でも構わないが、できるなら歌う方が良い。)
焼香の代わりに白い花(ユリなど)で献花が行われる、(米国では献花式などで棺を開く概念はなく礼拝堂の中で棺を開くことはない。日本の習慣として出棺時に最期のお別れとして棺の中に花を手向ける流れとなっている。 米国式では葬式前に棺に花を入れてある。日本式か米国式かは喪主が決める。)
火葬
日本の場合土葬はしない。火葬前に、祈りが行われる。
49日の概念はなく、一段落したら遺骨を墓に納める。 墓は規定はなく、多くは実家の墓などに共に入れてもらう。 ビショップ、支部長もしくは神権者の祈りを伴う。
その他
香典は献花料が一番ふさわしいが御霊前でもかまわない。 祭壇には花だけが飾られるので供物は持っていかないほうがよい。 参列者が故人を拝むことはあまり良くないとされ、遺族を困らせることになるので注意が必要である。

[編集] 歴史と沿革

末日聖徒の歴史は大きく次の時期に分けることができる。

[編集] 教会設立以前

[編集] 教会設立早期

[編集] 迫害の時代

(急速な教会の発展に伴って迫害が本格化。)
  • 1839年、教会の本部をイリノイ州ノーヴーに移す。
  • 1844年6月27日、彼らの記録(教義と聖約135章)によれば、ジョセフ・スミスは彼の兄ハイラム・スミス、ジョン・テーラー(後の末日聖徒イエスキリスト教会の第3代大管長)、ウィラード・リチャーズと共にイリノイ州カーセージの監獄に収監中、150人~200人と記録される武装した市民の襲撃を受ける。ジョセフ・スミスとハイラム・スミスは死亡。

[編集] 開拓者時代

(迫害を逃れて米国西部への移住と拡張。)
  • 1846年、末日聖徒の一団はイリノイ州よりアメリカ西部への移動を始める。
  • 1847年7月24日ブリガム・ヤングと末日聖徒の一団がソルトレイク盆地に到着する。以後この地に定住する。同時に教会の本部もソルトレイクとなる。
  • 1857年9月11日、「マウンテンメドウの大虐殺」が発生。同地を通過・滞在中の開拓民140人余の中にジョセフ・スミス暗殺犯がいる、との流言に煽動された信者たちが、開拓民を襲撃。女性や子どもを含む全員を殺害。これにより合衆国は、陸軍に匹敵する軍事力を持つミリシアであった教団に危機感を強め、同年、これにアメリカ陸軍を差し向ける(ユタ戦争
  • 1858年戦争は和平を模索する形で終結し、虐殺事件の首謀者らは政府に引き渡され、全責任を負う形で絞首刑にされた。

[編集] 世界への伝道開始

(ユタ戦争を決着し、世界に向けて伝道開始)
  • 米国、ヨーロッパ、太平洋地域(ポリネシア、オーストラリアを含む地域)に組織が拡大する。

[編集] 連邦政府との対立と融和

設立当初は、その教義の大胆さにより激しい迫害があった。当時としては、受け入れがたい共同体生活と多妻結婚(一夫多妻制など)の許容に代表されるプロテスタント思想に逆行する教義と習慣に基づいた教えが地元住民の反感を招いた(モルモン教徒対ミズーリ州で戦われたモルモン戦争等)。
ジョセフ・スミス・ジュニアは、イエス・キリストの純粋な教えを強調したが、当時の住民には受け入れがたく、兄ハイラム・スミスと共に、暴動罪の容疑で収監されていたイリノイ州カーセージの牢獄にて暴徒による襲撃によって死亡した。
後を継いだブリガム・ヤングは連邦政府と対立(ユタ戦争など)と譲歩を繰り返しながら、教会の一団を1846年よりイリノイ州より西部に移動する。1847年に彼らが到達した地域は、1850年ユタ準州として承認された。
ブリガム・ヤングの後を継いだ指導者は、連邦政府・他宗教との融和傾向を強めていった。ユタは1896年アメリカ45番目の州として承認。現在、ユタ州は共和党の安定地盤とされている。
かつて存在していた明白な対立は現在ではあまり見られない。しかし今なお、末日聖徒を脱会した人たちの中には、精神的被害を訴えたり、批判活動を展開する人も多く、特に批判活動をしている運動家は反モルモンと呼ばれる。Criticism of Mormonism(英文)参照。

[編集] 組織

中央
  • 大管長 - 生ける預言者であり直接神と会って話もできる地上で唯一の人間とされている。十二使徒定員会の先任者(先任使徒)が聖任される。
  • 副管長(2名) - 大管長を補佐。大管長の就任時に、十二使徒定員会会員より指名される。
  • 十二使徒定員会 - 預言者。終身制。教会の基本的な方針は、大管長会、十二使徒定員会の計15名により決定される。
  • 七十人第一定員会 - 定年制70歳。大管長会、十二使徒定員会の方針を遂行。
  • 七十人第二定員会 - 任期制。
  • 管理監督会
  • 伝道部 - 教区(ステーク)とは別に、伝道の地域として伝道部が設けられている。3年任期専任の伝道部会長、地域教会から任命される伝道顧問をトップとして、宣教師(主に男性の場合2年、女性の場合1年半の任期)の管理、監督を行う。
地域
  • 地域会長会 - 中央幹部七十人、又は地域七十人により構成。
  • ステーク(地方部)-ステーク会長(地方部長)および2名の顧問(副地方部長)により構成された地元の指導者により管理運営される。
  • ワード(支部)-ビショップ(支部会長)および2名の顧問(副支部長)により構成された地元の指導者により管理運営される。
事務管理
  • 地域管理本部(PBO) - 国またはエリア毎に設置。会員記録、教会所有不動産、礼拝施設、財政などの事務管理等を行う。日本は、東京都港区南麻布に置かれている。

追記:2006年9月5日の地域会長会の書簡により大管長会および十二使徒定員会の正式な承認の元、役職の名称が一部変更になった。

副会長、副監督、副支部長のそれぞれの名称を「顧問」とすることが承認され、また、監督の名称を「ビショップ」、伝道部長を「伝道部会長」と名称変更がされた。[第1副監督としたものを第1顧問、第2副監督としたものを第2顧問と呼んでいる。]

[編集] 著名人

政治 ・実業
学術
芸能 ・スポーツ

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

教会公式サイト
自主運営非公式サイト
教会教義擁護サイト
中立的立場での資料
脱会者・批判サイト

mwl:Eigreija de Jasus Cristo de ls Santos de ls Redadeiros Dies

最終更新 2009年11月10日 (火) 06:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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