本郷猛

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本郷 猛(ほんごう たけし)は、石ノ森章太郎が原作者を務めた特撮作品『仮面ライダー』およびそれを第1作とする「仮面ライダーシリーズ」、その漫画版、小説版に登場する架空人物

仮面ライダーシリーズは複数の世界観で構築されており、それによって本郷の人物像にも細部の変更が見られるが、いずれの場合も「バッタの能力を持つ戦士・仮面ライダー1号に変身する改造人間」という点は共通している。以下、各世界観ごとにその人物像を記載する。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 登場作品

[編集] テレビシリーズ(特番なども含む)

[編集] 映画

[編集] 漫画

[編集] 小説

[編集] ゲーム

[編集] リメイク版

[編集] 大田原正一郎としての登場作品

#大田原正一郎を参照。

  • ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ

[編集] テレビシリーズ

公式設定によると、1948年8月15日生まれ。東京都世田谷区において造船技師の父・本郷勇雄、ピアノ教師の母・本郷弘子の間に生まれ平凡な家庭で育つ。しかし、猛が17歳のときに父が事故死してしまい、母も20歳の時に病死してしまう。途方に暮れていたところ、親身になってくれた立花藤兵衛の励ましもあってオートレーサーを目指すようになる。

[編集] 『仮面ライダー』

[編集] 第1話 - 第13話

城南大学生化学研究所[1]の学生。知能指数600にしてスポーツ万能という、頭脳・肉体共に類稀なる能力を持つ優秀な人間だが、そのために悪の秘密結社「ショッカー」に拉致され、バッタの能力を持つ改造人間にされてしまう。しかし脳改造の前に脱出。人間ではなくなったことに苦悩するも、人類の自由を守るために「仮面ライダー」となってショッカーと戦うことを誓う。立花藤兵衛との特訓によって、自らの能力をさらに強化していった。FBI捜査官の滝和也とは旧知の仲。

この時期は科学者らしく見せるためにブレザーを着用。白衣を着て実験を行うシーンや科学者の友人の登場など、科学者のイメージが強かった。この時期の専用マシンは「サイクロン」[2]

変身ポーズは無く、ベルト「タイフーン」の風車(ダイナモ)に風を受けることで変身する。そのため、サイクロンで疾走しながら変身したり敢えて高所より飛び降りたりするという描写が多かった。また、密室では風を受けることができないため変身不能になるという弱点もあった。

第11話以降は素顔での登場シーンが激減するが、これは本郷を演じていた藤岡弘の負傷によるもの。

『新 仮面ライダーSPIRITS』では、この頃カメラマンの一文字隼人と出会い、改造人間であることにも気づかれていたという設定が追加された。また、TVシリーズ第11話に相当するゲバコンドルとの戦いの際、変身するところを一文字に目撃されている。

[編集] 第14話 - 第52話

仮面ライダーへの対抗策とするため拉致され、ショッカーに改造されてしまった一文字隼人を救出。一文字が自分のせいで改造人間になってしまった事を謝罪するが、一文字は仮面ライダー2号となる事を決意したため、彼に日本の守りをまかせ、ショッカーの別計画を追ってヨーロッパに渡った[3]。その後、死神博士がショッカー日本支部に派遣されていた時期(第40話以降)に何度か帰国して、一文字と共に戦う姿が見られる。この時期から、専用マシンが「改造サイクロン」へと移行する[4]

第53話以前と位置づけられている劇場版第1作『仮面ライダー対ショッカー』で初めて変身ポーズによる変身を行ったが、本来の掛け声である「ライダー…変身!」ではなく、「変身!」と叫ぶだけであった。また、変身ポーズによる変身が可能になった理由は、劇中では語られていない。ちなみに劇場版を除いて桜島1号時の変身手段は直接演出されることはなかった。

[編集] 第53話 - 最終話

更迭された死神博士を追って南米に向かった一文字に代わり、再び日本の守りにつく。この時期から革ジャンなどのアクティブな衣裳になり、力強さが強調されていった。変身後の姿は「新1号」と呼ばれる明るい色に変わっているが、その理由は劇中では説明されていない。関連資料でも「特訓によるパワーアップのため」「死神博士にわざと捕まって再改造を受けたため」の2つの説が存在し、どちらが正しいのかは明言されていない。第68話で立花と共に新たなマシン「新サイクロン」を制作、以後これを専用マシンとする。

第79話でショッカーが壊滅した後、新たな組織「ゲルショッカー」が登場してからは危機に陥ることが多く、たびたび重傷を負ったり消息不明になったりした(これは藤岡弘のスケジュールの都合によるもの)が、最終話で一文字と共にゲルショッカーを滅ぼすことに成功した。

[編集] 『仮面ライダーV3』 - 『全員集合!7人の仮面ライダー!!』

仮面ライダーV3』では、大学の後輩である風見志郎が命を狙われたことから、新たな組織「デストロン」の存在を察知。風見の家族がデストロンに襲撃されたころを駆けつけ、その場にいた珠純子を間一髪で助け、風見たちの前でライダー1号に変身する。風見は自分の先輩が仮面ライダーだった事に驚くと共に、デストロンへの復讐のため改造人間になることを、本郷とその後到着した一文字に志願する。しかし本郷は「個人の復讐のために力は貸せない」と風見の申し出を断り、純子の証言から判明したデストロンのアジトに一文字と共に潜入する。アジトにおいて、デストロン首領の罠に落ちて命を落としそうになったが、遅れて潜入した風見が身を挺して二人を救う。自分達を助ける為に瀕死の重傷を負ってしまった風見の命を救う為、一文字と共に彼を仮面ライダーV3へ改造した。その後、東京をデストロン怪人・カメバズーカの体内の原子爆弾から守る為に太平洋の彼方に消えたが、後に生存が確認され、劇場版や第33・34話で帰国してV3と共に戦った。これ以降「普段は世界各地で悪の組織と戦っている」という設定になる。なお、本郷のライダーへの変身ポーズをとるのは『V3』が最後になる(それ以降は変身態のみ、もしくは直接変身を行わない)。

仮面ライダーX』では、劇場版にて帰国、仮面ライダーX = 神敬介と共にGOD機関と戦った。当初はTV版にも出演予定だったのだが、藤岡弘の都合がつかず回想シーンのみの登場となった。

仮面ライダーストロンガー』では、終盤で帰国、仮面ライダーストロンガー = 城茂の応援に駆けつける。7人ライダーの力を集結して岩石大首領を倒した。この作品では、ここでの本郷と一文字は『伝説』とされており、デルザー軍団にはその存在を疑問視されていた。

全員集合!7人の仮面ライダー!!』では、一文字、風見、結城とともに遊園地にいた立花藤兵衛のもとを訪れる(他の3人ライダーは後から到着)。そして、そこに潜入していた暗黒大将軍の軍団と7人ライダーが戦う。出演者のスケジュールの都合からか、敬介・アマゾン到着以降は(引き続き藤兵衛のもとにいることになっているが)ライダーへの変身までその姿が画面に映らなくなっていた。本作以降、映像作品では原則として素顔で登場することは無くなる。

[編集] 『仮面ライダー (スカイライダー)』 - 『仮面ライダースーパー1』

仮面ライダー (スカイライダー)』では、スカイライダー = 筑波洋の応援に駆けつけ、7人ライダーによる特訓でスカイライダーをパワーアップさせた。本郷猛としての登場はなかった。最終話で8人ライダーの力を集結してネオショッカー首領を倒すが、同時に消息不明になる。本作以降、専用マシンを改造サイクロンに戻しているが、ベースになった車種が異なるため、スケールダウンしてしまった感は否めない。27,28,54話と劇場版に登場したが2号/一文字隼人が客演した36,37話と39,40話のうち、どちらかは1号が登場するはずだったという説がある。

仮面ライダースーパー1』の劇場版で生還。仮面ライダースーパー1 = 沖一也と共にドグマ王国と戦った。

[編集] 『仮面ライダーZX』 / 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』 / 『仮面ライダーSPIRITS』

ZX』及び『10号誕生』では仮面ライダーZX = 村雨良と共にバダンと戦った。

上記の内容を大幅にスケールアップした漫画『仮面ライダーSPIRITS』については、#『仮面ライダーSPIRITS』仮面ライダーSPIRITS#本郷 猛 / 仮面ライダー1号を参照。

[編集] 『仮面ライダーBLACK』以降

仮面ライダーBLACK』では、最終話放送後の特別編『仮面ライダー1号~RX大集合』における過去の名場面でのみ登場。

仮面ライダーBLACK RX』では、終盤に歴代の9人ライダーと共に帰国、RX = 南光太郎と共にクライシス帝国と戦った。

歴代ライダー共々素顔での登場はなく、声も藤岡弘のものではない。10人ライダーのリーダー的な役割を果たす。なお、アメリカのアリゾナ州にアジトがある。

[編集] テレビシリーズ外伝

各種のイベントやアトラクションショーなどでは世界観の設定よりもキャラクター性が重視される傾向にあり、こうした世界観を超えての共演は頻繁に行われている。

例として、映画村のオリジナルヒーローショー『きだ版ライダー絵巻 仮面ライダー電王 激突! 電王VS信長』では、一文字とともに戦国時代へと飛ばされてしまい、電王や明智光秀とともに戦うこととなっている。

[編集] 仮面ライダースナック

仮面ライダースナックに書いてある設定は、基本的にはテレビシリーズの本郷猛と同じだが、一部現在の公式設定と違っているところがあり、そこを中心に記述する[5]

  • 両親がいないが、寂しいと思ったことは一度もなく、小さい時は明るく素直で動物好きの少年だった。生物学を専攻したのもそのため。(No.287)
  • 普段は朝5時に起きて必殺技の練習をし、9時になるとライダー本部に出かけ、何事もなければ夜7時からまた特訓をしている。(No.288)
  • 高校から大学時代にかけてボクシングの選手として活躍した。 (No.304)
  • 立花籐兵衛は本郷の少年時代をよく知っている。彼によると、少年時代は、両親がおらず一人きりで、動物好きで、昆虫採集に夢中だった。(No.309)
  • 立花藤兵衛が東京のある公園の地下に作ってくれた秘密基地を持っている。いろいろな計器があり、ここで特訓をしたり、さびしいときはギターを弾いたりする。(No.396)
  • 小学校の頃から理科や算数が得意で成績はクラスで5番以内(ガリベンではない)。スポーツ好きでクラスのまとめ役だった。(No.400)
  • 普通の人間に戻りたいが、ゲル・ショッカーを倒すために、その悲しみに耐えている。(No.405)
  • 人の命を大切に思っており、本当は怪人も殺したくない。(No.485)
  • 変身ポーズを取ることによって両肩のスイッチが入り、変身できる(第一のスイッチは右肩、第二のスイッチは左肩)。(No.486』
  • 一文字とテレパシーで会話できる。(No.497)
  • 子供のころはおねしょをして母親に怒られてお尻を叩かれたことがあるが、母は小さい頃に死んでしまい、その形見のペンダントを肌身離さず持っている。小さい頃のことを話すときは幸せそう。(No.500)

[編集] HERO SAGA

HERO SAGAでは、描写が無い場面が多いため、その穴埋めとしての作品を描かれることが多い。

[編集] 『MASKED RIDER EDITION SPECIAL EPISODE -脱出-』

『MASKED RIDER EDITION SPECIAL EPISODE -脱出-』では、緑川博士を主人公として描いているため、本郷猛の心情は描かれないが、緑川博士の本郷猛に対する信頼などは見て取れるようになっている。

[編集] 『MASKED RIDER EDITION -Missing Link-』

『MASKED RIDER EDITION -Missing Link-』では、ショッカーの罠にはまりながらも、一文字隼人の洗脳を解き、仮面ライダー2号にすることに成功している。

[編集] 『MASKED RIDER EDITION -ここより永遠に-』

『MASKED RIDER EDITION -ここより永遠に-』では、パワーアップのため死神博士に捕らえられるが、ショッカー首領にその計画を暴かれる。その後、真意に対し一つの推測を立て、ショッカー首領にパワーアップを許させている。しかし、その際の会話の内容(ショッカー首領がB26暗黒星雲の為政官であること)などの記憶は消されてしまっている。

[編集] 『MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-』

『MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-』では、プルトンロケットを破壊したことで瀕死の重傷を負っていたライダーマンを助け出し、神ステーションでサイボーグ手術をすることで応急処置を行う。

[編集] 『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』

『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』では、『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』と同じ世界という設定で、1971年4月3日の本郷猛がネガタロスと電王の騒動に巻き込まれた結果、2008年の立花藤兵衛に助けられ、改造人間(仮面ライダー1号)にならなかった歴史がつくられてしまう。その後、ショッカー首領からの攻撃から2008年の立花藤兵衛をかばい、負傷してしまう。

一度は心肺停止状態となった1971年の本郷猛であったが、オーナーが連れてきた岩石大首領を倒してきたばかりの7人ライダーの1人である新1号の決断により、旧1号へと改造・蘇生され、これにより、新1号と旧1号という夢の共演が行われる。

[編集] 『仮面ライダーSPIRITS』

改造人間としては遥かに性能が上回る筈のZXを圧倒するなど、圧倒的な強さを見せ付け存在感は十分だが登場機会自体は少ない。専用マシンは『ZX』『10号誕生』では改造サイクロンだったが、『SPIRITS』では新サイクロンになっている。

その他の詳細は仮面ライダーSPIRITSの記事の本郷猛の項を参照。

[編集] 『ウルトラマンVS仮面ライダー』

時系列的には『仮面ライダー』の頃となる『ウルトラマンVS仮面ライダー』では、ショッカー中近東支部から派遣された毒サソリ男を追って登場。ウルトラマンと怪獣ガドラスが戦っている間近で毒サソリ男と対決した。そしてガドラスと毒サソリ男が融合してサソリガドラスになると、「奇跡」によって巨大化。ウルトラマンと共に戦い、サソリガドラスを倒した。『全員集合!7人の仮面ライダー!!』以来、17年ぶりに新サイクロンを使用。なお、変身シーンと声は過去の映像から流用している。

[編集] 『オールライダー対大ショッカー』

平成仮面ライダーシリーズ初登場となる『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では、映画終盤、2号・V3とともに新サイクロンにまたがり登場。RXやカブトとともに戦い、2号とともに地獄大使にダブルキックを放つなどの活躍を見せた。なお、同作に登場した月影ノブヒコ(シャドームーン)と違い、本郷猛本人かどうか明かされていない。

[編集] テレビシリーズの世界を元にしたテレビゲーム

[編集] 『仮面ライダー』

PSゲーム『仮面ライダー』では、ストーリーモードでライダーモードを選択した場合、テレビシリーズの『仮面ライダー』の流れと同じ様に一文字隼人とともに悪と戦うが、ショッカーモードを選択した場合、選択したショッカー(もしくは、ゲルショッカー)の怪人(プレーヤー)が、他の怪人を倒し、強化改造され最強怪人とされた上で、本郷猛と一文字隼人を倒している。

[編集] 『仮面ライダーV3』

PSゲーム『仮面ライダーV3』でも、前作と同様にテレビシリーズの流れと同じ活躍であり、本作はV3を主人公としているため、登場回数も少ないが、一定条件を満たすと、仮面ライダー1号を主人公としたストーリーモードも登場する。また、デストロン側を選んだ方では、前作のショッカーモードと同じ様に、プレーヤーの選んだデストロン怪人(もしくは、デストロン首領)に倒されてしまうこととなる。イージーライダーキックなど、ゲームオリジナルの技も使用している。

[編集] 『仮面ライダー 正義の系譜』

PS2ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』では、本来の設定では世界観が異なるとされていた『仮面ライダーアギト』が同一の世界観に統合されている。そのため、仮面ライダーアギト = 津上翔一との共演が実現した[6]。また、時間軸的には仮面ライダーBLACKとしての南光太郎との共闘も本来は有り得ないものである。なお、この作品の本郷はショッカーと闘っている頃の本郷なので大学の後輩である風見志郎が仮面ライダーV3になっていた事に驚いている。

[編集] 漫画『仮面ライダー』 / 『仮面ライダーEVE』

[編集] 漫画『仮面ライダー』

城北大学生物学研究室の学生。優秀な人間であるためにショッカーに拉致され、バッタの能力を持つ改造人間にされてしまう。しかし脳改造の前に脱出、人間を守るために戦うことを誓い、仮面ライダーを名乗る。感情が高ぶると、改造手術の傷跡が顔に浮かび上がる。

漫画における変身方法は「強化服を身に付け、仮面を被る」というのが一般的な解釈だが、第2話ではこうもり男を追って走りながら変身する描写もあり、実際は明確にはなっていない。なお、変身しても、ベルト「タイフーン」の風車に風を受けてエネルギーを得なければ、体内のメカニズムを完全に起動させることはできない。

第4話でショッカーと戦うための研究所を設立するが、ショッカーが送り込んだ11人のショッカーライダーの攻撃を受け、絶命してしまう。しかし、その際に本郷の攻撃を受けたショックで脳改造から開放されたショッカーライダーの一人 = 一文字隼人によって遺体は研究所に運び込まれ、脳髄のみが研究所の中で生き続けることになった。

一文字とは脳波通信によって感覚を共有することができる。第5話では新たな仮面ライダーとなった一文字をサポートしたが、血気盛んな一文字をたしなめることも多かった。

第6話の終盤で、脳髄を機械のボディに移植して復活、ショッカーのアジトを破壊した。しかし、ショッカーとの戦いの結末は描かれていない。

[編集] 『仮面ライダーEVE』

ショッカーとの戦いの後も、様々な悪の組織と戦っていたらしい[7]。しかし、その過程で激しく消耗したため、再び脳髄のみの状態となって研究所内で眠りについていた。それ以降は、かつて共にショッカーと戦ったFBI捜査官の滝二郎が影武者を務めたこともある。

蘇ったショッカー首領との戦いを前に、ライダーマン = 結城丈二の協力で脳を機械の身体に移植し復活。9人のライダーと共にガイボーグ = 門脇純に「ライダーシンドローム」で力を与え、彼を仮面ライダーガイアへと覚醒させた。戦いの後、自分が再び目覚める必要が無いことを願いながら、再度眠りについた。

[編集] 『仮面ライダーSD』

この作品では「仮面ライダー1号」としてのみの登場で、素顔を見せたことはない。なお、『仮面ライダーSD』の『マイティライダーズ』と『疾風伝説』では世界観が異なる。

[編集] 『仮面ライダーSD マイティライダーズ』

『仮面ライダーSD マイティライダーズ』では、11人の仮面ライダーのリーダー。ギャグ漫画という性質上、他のライダーは性格などがテレビシリーズと異なる場合が多いが、彼はリーダーという立場であり、あまり大きな改変は行われていない。初期は旧サイクロンを使用していたが、後に強化改造が施されたネオサイクロンを使用するようになった。

[編集] 『仮面ライダーSD 疾風伝説』

仮面ライダーSD 疾風伝説』では、過去の大戦で活躍した伝説の英雄。その際に重傷を負い、治療のため、眠りについていたが、新たな戦いの終盤にて復活。こちらの世界では、最初からネオサイクロンを使用している。

[編集] 『仮面ライダー 誕生1971』 / 『仮面ライダー 希望1972』 / 『仮面ライダー 流星1973』

城南大学で生化学を学んでいた学生。自動車を運転中に蜘蛛男の襲撃を受けて「ショッカー」に拉致され、組織が新たに開発した改造人間「S.M.R. (System Masked Riders)」の素体にされてしまう。しかし「S.M.R.」の開発者であり恩師でもあった緑川教授の手引きによって脱出。その後「ハヤト」と名乗る男[8]にショッカーのことや自分の身体の秘密を聞かされ、さらに自分の拉致を手引きしたのが、幼い頃に死別した姉を重ねて見ていた楠木美代子だということを知ることになる。しかし、紆余曲折の後、一人でも多くの人間を守るために「ショッカー」と戦うことを決意、ハヤトがショッカーと戦う名前として「仮面ライダー」を名付け、本郷はハヤトと自分の2人の名として名乗ることにした。美代子にも宣戦布告したが、その後美代子が敵とは言いかねる行動を取ることもあり、困惑させられていた。『希望1972』の時点では<ショッカー>との戦いの結末は描かれていない。

「S.M.R.」は素体・強化服・二輪兵器「サイクロン」のセットで構成され、通常は強化服を着てからベルト「タイフーン」のスイッチを入れると強化服のメカニズムが起動、合わせて素体が戦闘体へと変化し、強化服の機能を完全に使いこなせるようになる。特殊能力の大部分を強化服に頼っているため、素体自体の能力は従来の改造人間よりも劣る。しかし何らかの理由で強化細胞が異常に活性化すると「飛蝗(ばった)男」とでも呼ぶべき完全体へと変身し、強化服無しでも従来の改造人間を上回る力を発揮する。但し、その際は意識を失って暴走する危険がある。

改造される前、生身のままでも蜘蛛男を1体倒すほどの戦闘力の持ち主で、改造されたことによってその力は大幅に強化された。オートバイの運転はほとんど経験が無かったが、ハヤトの特訓で乗りこなせるようになった。当初はマフラーを巻いていなかったが、「S.M.R.」としては不完全であったために寿命が残り少なくなっていたハヤトの死を見届けた後は彼の形見となったマフラーを巻くようになった。

この作品では終戦の年(1945年)の生まれと設定されている。

[編集] 『仮面ライダー THE FIRST』 / 『仮面ライダー THE NEXT』

この欄で紹介する本郷は、作品の性質上、映像作品に正式に登場していながらもそれ以外のメディアでは他の歴代ライダーと共演が難しい立場[9]にある。コーヒーに4本もの砂糖を入れる甘党。また、変身ポーズや必殺技は設定されておらず、TVシリーズにおける変身ポーズは「空手の型」のイメージでライダーへの変身自体とは無関係なものとして取り入れられていたり、必殺技も「ライダーキック」や「ライダーパンチ」の呼称はなく他の平成TVシリーズに多い「叫び」のみである。

[編集] 『仮面ライダー THE FIRST』

城南大学の研究生。水の結晶を研究する科学者だったが、ショッカーに拉致され、バッタの能力を持つ改造人間「ホッパー」にされてしまう。そしてショッカーのために暗躍し、ショッカーを追っていた雑誌記者の緑川あすかとその婚約者の矢野克彦の命を狙ったが、降り出した雪によって水の結晶のイメージを思い出し、頭脳オペレーションから開放される。あすかに克彦を殺した犯人と誤解され、また人間でなくなったこと、自分の意思とは無関係に与えられた力の大きさを自覚して苦悩するが、立花藤兵衛に「失ったものもあれば得たものもある」と諭され、同時にスーパーマシン「サイクロン1号」を託されたことから、その力であすかを守ることを決意する。刺客として差し向けられた仮面ライダー2号 = 一文字隼人とは、戦いを通じて互いに理解し合うようになる。そして、拉致されたあすかを追って一文字と共にショッカーのアジトを襲撃、あすかを救出した。

本作における改造人間には、「リジェクション」と呼ばれる、改造部分に対する拒絶反応が起こる。放っておくとリジェクションの間隔が徐々に短くなり、やがて死に至るため、これを抑えるために、改造人間は定期的に血液を交換しなければならない。しかし、本郷だけはリジェクションが起こらないため、血液交換をしなくても何の問題もなく活動できる。その理由はショッカー幹部に「改造人間としては初の成功例かもしれない」と推察されているが、本郷だけが成功した理由は劇中では一切語られていないため、謎である。なお、リジェクションが起きない事が判明するまでショッカー三幹部のうち二人は本郷の裏切りを「放って置いてもリジェクションで死ぬ」として放置する方針でいたが、老紳士だけは「それまで待てない」と反論したため、一文字隼人/仮面ライダー2号が刺客として送り込まれる事になる。

変身方法は「変身ベルト・タイフーンの風車を回転させると一瞬で強化服が装着され、その後仮面を被る」というもの。仮面を被るという描写は漫画版に準ずるものだが、強化服が自動的に装着される点はテレビシリーズのイメージに近い。

[編集] 『仮面ライダー THE NEXT』

『THE FIRST』から2年の時が流れ、城南大学付属高校の生物教師になったものの、生徒からは馬鹿にされており、受け持つクラスは学級崩壊同然。その一方でショッカーとの戦いは続いており、その激しさを物語るかのように、ライダースーツと仮面は補修やリペイントを繰り返した結果として前作よりも暗い色になり、仮面には多くの傷が付いている。一文字とは連絡を取り合っていなかったが、互いに固い絆で結ばれており、リジェクションによって蝕まれてゆく彼の体のことを案じている。

教え子の菊間琴美がその親友であるアイドル歌手・Chiharuにまつわる事件を追っていることを知り、協力しようとしたところをショッカーに襲撃されたことから、琴美に正体を知られてしまう。その後、琴美の危機を救ったことで、琴美から信頼されるようになる(だが、その際に改造人間の力を発揮して素手でバイクの前輪を外す姿を生徒に見られたため、琴美以外の生徒からは恐れられるようになり、最終的には保護者からの苦情によって学校を解雇される)。Chiharuの兄である風見志郎 = 仮面ライダーV3がショッカーの刺客として現れたため、当初は望まないまま志郎と敵対していたが、志郎がChiharuの異変を知って真相究明のため行動を共にするようになり、事実上の休戦となる。その後、志郎がすべての真相を知ったことでショッカーを裏切ったため、最後は一文字も加えて3人でショッカーの作戦を阻止した。

本作では変身の際に仮面を被る瞬間が映らないように(もしくは被れるような状態では無い場合も)演出され、よりTVシリーズに近いイメージになっている。

[編集] コンパチヒーローシリーズ

[編集] 『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』

『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』では、時間を止め敵の動きを封じるという特殊攻撃を持つ。地獄大使が仲間になることで、その共闘を見ることができる。また、アポロガイストとの対決も実現している。

[編集] 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』

『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』では、光太郎の大先輩として登場するが、それほど目立った活躍はない。

[編集] 『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』

『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』では、牢屋に閉じ込められていたところを助けられる。

[編集] その他のテレビゲーム

[編集] 『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』

『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』では、「一文字隼人を救出した際に足を負傷し一時離脱する」「ハヤタ(ウルトラマン)とアミーゴに行く」など、それまでの作品のオマージュが見られる。

[編集] 『スーパー特撮大戦2001』

『スーパー特撮大戦2001』では、傷ついて倒れていたジロー(キカイダー)を修理したという演出があり、ロボット工学にも詳しい。

[編集] 本郷猛を演じた人物

[編集] 俳優

藤岡弘、
※『X』、『まんがビデオ』、『正義の系譜』は声のみ
黄川田将也

[編集] スーツアクター

【殺陣】
岡田勝
中屋敷哲也
大杉雄太郎ほか
※なお、藤岡も負傷するまでは頻繁に殺陣を担当していた。
前田浩
※『THE FIRST』の一部のカットはマーク武蔵が演じている。
渡辺淳
【トランポリンスタント】
三隅修
  • 『仮面ライダー』
【オートバイスタント】
大橋春雄
  • 『仮面ライダー』
河村章夫
  • 『仮面ライダー THE NEXT』

[編集] 声優

池水通洋
納谷六朗
  • 『仮面ライダー』(第9 - 13話)
市川治
  • 『仮面ライダー』(第66 - 67話)
島田敏
鳥居賞也(現:鳥井林太朗
稲田徹
田中秀幸

[編集] 備考

  • 仮面ライダークウガ』では、本郷という名の城南大学の教授のことが語られている(劇中語られるのみで、登場することはない)。
  • 仮面ライダーアギト PROJECT G4』において、本郷猛を演じていた藤岡弘、が警視総監役でゲスト出演した際に、スタッフが「この警視総監は、本郷猛(仮面ライダー1号)と思って頂いて結構です」とのコメントを公開当時の各関連雑誌のインタビューで答えている。
  • 仮面ライダーカブト』では『THE FIRST』で本郷を演じた黄川田将也が第14話にワンシーン登場。仮面ライダーカブト = 天道総司とすれ違った。黄川田が「一瞬でいいから、本郷と天道のコラボをやりたい」とリクエストしたのが発端。ただし映像では役名がクレジットされず「特別出演」としか表記されていないため、本郷本人であるかどうかは不明。

[編集] 本郷猛以外の仮面ライダー1号

本郷猛が変身したものかどうか不明となっている作品も存在している(『仮面ライダーSD』や『駈斗戦士 仮面ライダーズ』など)。

[編集] 大田原正一郎

ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』での仮面ライダー1号は、妻に出て行かれた男「大田原正一郎」(演:奥田達士)として登場。そのため、本郷猛とは別人である。

通りすがりの仮面ライダーディケイドに変身ベルトを渡され、教えられたままに変身ポーズをとることで変身しており、改造手術は受けていない模様。

なお、かつて仮面ライダー1号(本郷猛)を演じた藤岡弘、は、劇場版公開前の特別番組『栄光の昭和ライダーに会いたい!』には出演したが、劇場版やこのネット版には出演していない。

[編集] 脚注

  1. ^ 第1話のみ「城北大学生化学室」と呼称。ロケ地となったのは、東京都水道局長沢浄水場(建築家・山田守による設計)である。
  2. ^ その後搭乗したマシンと区別するため「旧サイクロン」と呼ばれることもある。
  3. ^ 先の藤岡の負傷による策であるため、劇中では台詞で説明されたのみ。後に『新 仮面ライダーSPIRITS』で詳細が描かれた。
  4. ^ 劇中の設定では、旧サイクロンとの明確な区別はされていない。
  5. ^ 仮面ライダー仮面ライダーV3カード完全図鑑 構成・木下正信 1997年 竹書房
  6. ^ ただし、『アギト』の劇場版で藤岡弘、が本郷猛ではないかと思われる警視総監役で出演している。
  7. ^ テレビシリーズと設定が異なるため詳細は不明。
  8. ^ 本作における一文字隼人だが、TV版とは違い本名不詳の日系ペルー人で、本郷よりも以前に「S.M.R.」にされた。
  9. ^ 出演は難しくはないが、その代償としてTV版本郷猛/TV版仮面ライダー1号が出演出来なくなる。これは「仮面ライダー1号が2人存在してしまう」為である。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月21日 (土) 13:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【本郷猛】変更履歴

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