杖道

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杖道
じょうどう
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競技形式 演武
使用武器
発生国 日本
源流 棒術(?)・剣術(?)
主要技術 打ち・突き・払い
  

杖道(じょうどう)とは「」(じょう、またはつえ)と呼ぶ木製の棒を用いた現代武道の一つとして杖および太刀木刀を用いる形武道(かたぶどう、型武道)[1]である。

宮本武蔵と同時代の夢想権之助(生没年不詳)を流祖とする「神道夢想流杖術」をもとに、清水隆次、乙藤市蔵が制定した杖道の流れを汲む「全日本剣道連盟杖道」が、現在もっとも修行人口が多く、一般に杖道といえばこれを指す。

その内容は、両手を広げた両掌中の程よい長さの杖を用いて左右均等(左太刀的)に千変万化の「打つ・突く・払う」等の技を繰り出すものである。使用する杖は神道夢想流杖術の流派杖である長さ四(約128cm)、径八分(約24mm)の白樫の棒が標準であるが、本来は立って、足下から胸の高さまでの長さが良いとされている。太刀は三尺三寸五分(101.5cm)、柄の長さ八寸(24.2cm)の白樫の木刀を使用する。

最大の団体は全日本剣道連盟杖道部である。通常稽古されているのは、本来「捕縛術」に用いられていた実戦的で危険とも言える「杖術」を、広く普及するために、神道夢想流杖術の形から日本剣道形と整合した杖道形として1968年(昭和43年)清水隆次、乙藤市蔵により原型が制定され、その後改良が加えられているものである。

「全日本剣道連盟杖道」は、一人または二人で行う基本十二本と、二人で攻撃防御の形稽古を行う杖道形十二本がある。特に形では、打太刀(うちだち)、仕杖(しじょう)に分かれ、攻撃防御を行う。 杖道の気合は打ち込みで「エイッ!」突きで「ホォッ!」と力強く発声する。

形試合と段級位制をもっており、各地に支部を持ち、道場単位で活動している。

[編集] 全日本剣道連盟杖道 基本

  1. 本手打(ほんてうち)[右・左]
  2. 逆手打(ぎゃくてうち)[右・左]
  3. 引落打(ひきおとしうち)[右・左]
  4. 返し突(かえしづき)[右・左]
  5. 逆手突(ぎゃくてづき)
  6. 巻落(まきおとし)
  7. 繰付(くりつけ)
  8. 繰放(くりはなし)
  9. 体当(たいあたり)
  10. 突外打(つきはずしうち)
  11. 胴払打(どうばらいうち)
  12. 体外打(たいはずしうち)[右・左]

[編集] 全日本剣道連盟杖道形

  1. 着杖(つきづえ):正面を切り下げてくる太刀をかわし、小手を打つ。
  2. 水月(すいげつ):頭部を切ってくる太刀をかわして「みぞおち」を突き、太刀を打ち落とす。
  3. 引提(ひっさげ):斬りつけてくる太刀を制圧し、その後の攻撃を不能にする。
  4. 斜面(しゃめん):斬りつけてくる太刀をかわしてこめかみを打ち、さらに突く。
  5. 左貫(さかん):突いてくる太刀を杖で受け流して太刀を打つ。
  6. 物見(ものみ):斬りつけてくる太刀をかわして小手を打ち、さらに突く。
  7. 霞(かすみ):斬りつけてくる太刀をかわして体当たりし、さらにかわして繰り付けて突いて打つ。
  8. 太刀落(たちおとし):太刀をかわして頭を打ち、繰り付けて退いたところを突いて打つ。
  9. 雷打(らいうち):斬りつけてくる太刀を突き、かわして腹を突く。
  10. 正眼(せいがん):太刀の機先を制して打ち、退く太刀を突いて打つ。
  11. 乱留(みだれどめ):太刀を打ち、巻き落として体当たりして打つ。
  12. 乱合(らんあい):多くの技の総合して連携させた形。

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  1. ^ 一般に攻撃と防御を合理的に組み合わせた形稽古する武道のことであり、合気道居合道もこの形武道の典型といえる。


最終更新 2009年10月20日 (火) 08:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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