東京都交通局日暮里・舎人ライナー

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日暮里・舎人ライナー
東京都交通局300形(2008年6月7日、足立小台駅)
東京都交通局300形(2008年6月7日、足立小台駅)
路線総延長 9.7 km
電圧 600 V (直流)
最高速度 60 km/h
uKBFa-ELEV + HUB84
uKBFa-ELEV + HUB84
uKBFa-ELEV
BHF + HUB25
BHF + HUB25
BHF
BHF + HUB25
BHF + HUB25
BHF
TUNNELe + HUB25
TUNNELe + HUB25
TUNNELe
STR + HUB25
STR + HUB25
STR
vBHF + HUB25
vBHF + HUB25
vBHF
leer + HUB82
leer + HUB82
0.0 日暮里駅
umhKRZ KRZo STRrf STR STR vSTR
JR東常磐線
umhKRZ STRrf STR STR vSTR
京成本線
uhSTR STR STR vSTR tSTRrg
東京地下鉄千代田線
uBHF-ELEV + HUB84
uBHF-ELEV + HUB84
uBHF-ELEV
leer + HUB25
leer + HUB25
leer
leer + HUB25
leer + HUB25
leer
STR + HUB25
STR + HUB25
STR
STR + HUB25
STR + HUB25
STR
vBHF + HUB25
vBHF + HUB25
vBHF
tBHF + HUB82
tBHF + HUB82
tBHF
0.7 西日暮里駅
umhKRZt tSTRq tSTRq KRZt KRZt vKRZt tSTRrf
uhSTR STR STR vSTRlf STRq
JR東:山手線
uhSTR STR STR STRlf STRq
JR東:京浜東北線
uSTRlf-ELEV uSTRlg-ELEV STR STRlf STRq STRq
JR東:宇都宮線
uhSTR STRlf STRq STRq STRq
JR東:東北新幹線
uBHF-ELEV
1.7 赤土小学校前駅
uSTRq uhKRZ
uBHFq + HUB81
uBHFq + HUB81
uBHFq
uSTRq
都電荒川線
uBHF-ELEV + HUB84
uBHF-ELEV + HUB84
uBHF-ELEV
HUB61
2.4 熊野前駅
uhWSTR
隅田川
uBHF-ELEV
3.0 足立小台駅
uhWSTR
荒川
uAKRZo-ELEV
首都高速中央環状線
uBHF-ELEV
4.1 扇大橋駅
uBHF-ELEV
4.6 高野駅
uBHF-ELEV
5.2 江北駅
uBHF-ELEV
6.0 西新井大師西駅
uBHF-ELEV
6.8 谷在家駅
uBHF-ELEV
7.7 舎人公園駅
uSTRrg-ELEV uABZrf-ELEV
uTUNNELa uhSTR
utKBHFe uhSTR
車両基地
uBHF-ELEV
8.7 舎人駅
uKBFe-ELEV
9.7 見沼代親水公園駅

日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりライナー)は、東京都荒川区日暮里駅足立区見沼代親水公園駅を結ぶ東京都交通局が運営する案内軌条式鉄道新交通システム)路線である。

なお、都市計画事業としての名称は、東京都市計画道路特殊街路新交通専用道第2号日暮里・舎人線および東京都市計画都市高速鉄道日暮里・舎人線である。2008年平成20年)3月30日に開業した[1]

目次

[編集] 概要

日暮里駅付近を除き、ほとんどの区間が都市計画道路放射11号尾久橋通り(東京都道58号台東鳩ヶ谷線)上にあり、高架で走行する。

支柱や桁といったインフラ部は都市計画道路事業として東京都建設局が、軌道や駅舎などの鉄道施設は都市計画都市高速鉄道事業として都営地下鉄大江戸線の環状部分の建設を担当した東京都地下鉄建設が建設する方式を採用している。

開業後の運営主体は東京都地下鉄建設が予定されていたが、採算上の観点および都営交通ネットワークの充実を図る目的から、東京都交通局が軌道事業の特許を同社から譲り受ける方向で検討され、運営も同局が行うことが決定した[2]

路線名については、東京都交通局および東京都地下鉄建設が2006年平成18年)8月15日 - 31日に一般公募を行い、選考委員会の審議を経て日暮里・舎人ライナーと決定、同年11月13日に駅名とともに報道発表された。

カード乗車券については、開業当初からICカードPASMOに参加しており、Suicaとの相互利用ができるようになっている。また、パスネットは開業前に「券売機・精算機で使える」というアナウンスがあったが、2008年1月10日に発売が終了し、同年3月14日に自動改札機での使用が終了したため、日暮里・舎人ライナーでは日暮里駅の有人改札での処理を除き自動券売機自動精算機を含めて一切使用できない。

運賃は大人で初乗り160円から最高320円までの4段階である(運賃・乗車券の節参照)。

  • なお、現在日暮里・舎人ライナーと同じ区間(一部足立流通センター付近を経由)で都営バス里48系統(日暮里駅 - 見沼代親水公園駅)がを運行している。バスの運賃は大人で全線一律200円であり、日暮里・舎人ライナーの最低運賃より40円高く、最高運賃より120円安くなっている。日暮里・舎人ライナーの開業を機に同路線は大幅に本数が減便され、その後2009年4月1日に行われたダイヤ改正ではさらに本数が減便されている。バス路線は全線でおよそ40分 - 45分程度の所要時間を要しており、所要時間や定時運行の信頼度などの利便性では日暮里・舎人ライナーにかなりの分がある。
  • 運賃が大人400円の深夜バスとして設定されていた深夜04系統は、日暮里・舎人ライナーの開業を機に廃止された。

[編集] 路線データ

  • 区間:日暮里 - 見沼代親水公園 9.7km(建設キロ9.8km)
  • 案内軌条:側方案内式
  • 駅数:13駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電気方式:三相交流600V・50Hz
  • 車両基地所在駅:舎人公園駅
  • 最高速度:60km/h
  • 所要時間:20分
  • 表定速度:28km/h
  • 最急勾配:50(扇大橋 - 足立小台間)※ただし入出庫線上に65‰の区間あり
  • 最小曲線半径:30m(日暮里付近)[3]
日暮里・舎人ライナー 路線図


[編集] 運行形態

[編集] 開業ダイヤ

2008年2月14日に東京都交通局の公式サイトで発表された開業時の運行ダイヤによると、日中の運行間隔は平日と土曜・休日で異なり、平日は7分30秒間隔で、土曜・休日は10分間隔でそれぞれ運行される。

[編集] 改正ダイヤ

2008年7月12日改正
始発電車を上下それぞれ2本増発し最大で25分繰り上げ、平日の朝ラッシュ時間帯は上下2本ずつ、夕ラッシュ時間帯が上下1本ずつ、同夜間から終車時間帯に上下5本ずつそれぞれ増発、土曜・休日も終車時間帯に上下1本ずつ増発され、想像以上の集客力と地域開発が利便性向上へとつながっている。同改正では、日暮里駅付近急曲線通過時の事故を防止するため、曲線通過速度の見直しも併せて行われている。
2009年8月29日改正
平日の早朝から朝ラッシュ時間帯(6時台 - 9時台)に上り・下り各5本、夜間23時以降に上り・下り各2本を増発し、最大15分間隔であった下りが11分間隔に変更され、土曜・休日は開業時からの10分間隔から平日と同じ7分30秒間隔に変更され上り・下り各19本が増発される。

[編集] 車両

日暮里・舎人ライナーの車両である300形は、前面デザインが若干異なるが、ゆりかもめ7000系の6次車にも通じるデザインである。なお、当初はロングシートを主体に採用する予定であったが、後にクロスシート主体に変更された[4]。これは、ロングシートにすると定員以上の乗客が列車に乗り込んでしまうため、安全上の措置と発表された。しかし、日を追うごとにラッシュ時の混雑が激しくなってきたため、2009年8月29日のダイヤ改正に併せてロングシートを一部採用した新型車両の導入が発表された。既存の車両も順次新型車両の仕様に準じたロングシート化を行う予定である。

[編集] 建設の経緯

最寄りの東武伊勢崎線大師線やJR京浜東北線東京地下鉄南北線から遠く、東京23区内の他地域と比べて鉄道系公共交通の便が良くなかった足立区西部の谷在家(やざいけ)・舎人(とねり)地区とJR山手線の駅を結ぶために、1985年昭和60年)7月運輸政策審議会答申第7号「東京都における都市高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」で建設路線として位置付けられたものである。このため、当初は地下鉄7号線(現在の南北線)の一部として計画されていたが、財政問題や採算性などから尾久橋通り上の新交通システムに変更された。通勤時の渋滞により定時運行のできない路線バスに代わる新しい交通機関として、期待があった。

新交通システムに変更された後も、財政状況などから軌道事業特許は1995年(平成7年)、工事施行認可は1997年(平成9年)と大幅に遅れた。そのため、事業主体の決定や荒川区側の用地買収に時間がかかったこともあり、開業は当初計画されていた1999年(平成11年)度から2002年(平成14年)度、さらに2008年(平成20年)3月30日と、2度にわたって延期されている。

[編集] 駅一覧

全駅東京都に所在。

駅番号 駅名 駅間キロ 累計キロ 車内CM 接続路線 所在地
01 日暮里駅 - 0.0 総合病院 東日本旅客鉄道山手線京浜東北線常磐線
京成電鉄本線
荒川区
02 西日暮里駅 0.7 0.7 学校法人 東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線
東京地下鉄○千代田線 (C-16)
03 赤土小学校前駅 1.0 1.7 内科・小児科医院  
04 熊野前駅 0.7 2.4 化学品メーカ・商店街 東京都交通局都電荒川線
05 足立小台駅 0.6 3.0 -   足立区
06 扇大橋駅 1.1 4.1 内科・外科医院  
07 高野駅 0.5 4.6 歯科医院  
08 江北駅 0.6 5.2 医院・不動産  
09 西新井大師西駅 0.8 6.0 外科医院・耳鼻科医院  
10 谷在家駅 0.8 6.8 歯科医院  
11 舎人公園駅 0.9 7.7 青果市場  
12 舎人駅 1.0 8.7 医療機器  
13 見沼代親水公園駅 1.0 9.7 -  
  • 駅名は公募に基づく足立区および荒川区からの推薦を受け、選考委員会の審議を経た上で決定し、2006年11月13日に報道発表された。
  • 仮称駅名と正式駅名の対応は以下の通り。
    • 赤土小学校駅→赤土小学校前駅
    • 扇大橋北駅→扇大橋駅
    • 上沼田東公園駅→西新井大師西駅
    • 上記以外の駅は仮称から変更なし
  • 西日暮里 - 赤土小学校前間で北区内を通るが、同区内に駅は設置されていない。
  • 駅番号は、つくばエクスプレスに見られるものと同様に数字のみの表記となっている。

[編集] シンボルカラー

日暮里・舎人ライナーのシンボルカラーは、沿線地域の特徴を表すように、地元住民を交えて検討した。その結果、日暮里側は賑わう街並みや荒川隅田川という自然的要素からリバーサイドとして「にぎわい/水辺」を、また、舎人側は住空間や舎人公園など緑地・公園に恵まれていることからパークサイドとして「かがやき/緑」をイメージした。なお、シンボルカラーは駅舎の外壁などに使用されている。

[編集] 交通広場の整備と路線バスとの関係

路線建設と同時に見沼代親水公園江北足立小台の各駅に交通広場が整備され、タクシーと路線バスの乗降場が設置されている。

開業時に足立区西部地区を中心とした大規模な路線バスの再編が行われ、以下の路線が交通広場への乗り入れもしくは駅周辺のバス停経由に経路変更されている。

国際興業バス

はるかぜ(足立区コミュニティバス)


なお、開業後に新設された第11弾(2008年9月27日新設)も経路の一部が日暮里・舎人ライナーと同じとなっている。

[編集] 運賃・乗車券

[編集] 普通運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2008年3月30日開業時より。

キロ程 運賃(円)
初乗り2km 160
3 - 4km 220
5 - 7km 270
8 - 10km 320

[編集] 定期券

  • 日暮里・舎人ライナーのみの定期券のほか、都電・都バスとの連絡定期券も発売されている。なお、連絡定期券は、都営地下鉄と都電・都バスとの連絡定期券と同様に日暮里・舎人ライナーの乗車キロにより運賃が異なる。また、乗り換え他社線との連絡定期券も発売されている。

[編集] 回数券

  • 回数券は都営地下鉄と同様の金額式のものを採用した。日暮里・舎人ライナーの駅であればどの駅からでも利用が可能である。11枚綴りで、発売額は普通運賃の10倍、有効期間は3か月。ただし、都営地下鉄の回数券との相互利用はできない。

[編集] 一日乗車券

  • 開業日から「都営まるごときっぷ」を大人700円・小児350円で発売している。なお、開業日以前に「都電・都バス・都営地下鉄一日乗車券」として発売された前売り券でも日暮里・舎人ライナーでの利用が可能となっていた。
  • 日暮里・舎人ライナー開業記念の「都営まるごときっぷ」が開業日から各駅ごとに1,000枚限定で発売された。図柄は300形車両の走行風景と発売された駅の駅名標となっている[5]。また、2008年4月12日13日には舎人公園で開催された足立区主催の開業記念イベントを記念して足立60景の永沢まことデザインの「都営まるごときっぷ」が日暮里駅舎人公園駅で10,000枚限定で発売された[6]
  • 2008年10月27日に日暮里・舎人ライナーの利用者数が1千万人を突破したのに伴い、翌11月1日から3日まで記念一日乗車券を発売した。なお、この乗車券が日暮里・舎人ライナーのみのものとしては初めてである[7]
  • 開業1周年記念として、2009年3月28日から30日まで日暮里・舎人ライナーのみの一日乗車券を発売した[8]他、「都営まるごときっぷ」も5万枚限定で発売された[9]
  • 東京フリーきっぷも、開業日以降、日暮里・舎人ライナーでの利用が可能となっている。

[編集] 東京都シルバーパスなど

[編集] その他

  • 1990年代後半に、見沼代親水公園から東進して竹の塚・花畑・神明・六木地区へ延伸する案があった。
  • 2007年9月現在、埼玉方面への延伸計画は未定である[10]
  • 到着・発車放送はゆりかもめと同じ構成のものを使用している。また、ゆりかもめと同様に駅構内の発車案内標には列車種別が表示されているが、開業時よりすべての列車が各駅に停車しているため、全列車が「普通(Local)」と表示される。
  • 開業予定日以降に製作された開業告知ポスターやチラシには、地元である荒川区・足立区の出身や在住者である片岡鶴太郎栃東大裕谷川真理雛形あきこ[11]の有名人4名が『地元出身応援団』として起用された。なお、ポスターは都営交通のみならず、東京地下鉄千代田線やJR常磐緩行線などの車内広告としても掲出された。また、開業1周年の時期にも引き続き先述の4名が起用された[12]
  • 2008年2月1日から3月31日まで、都営バス都電荒川線の一部の車両に日暮里・舎人ライナーの開業告知ラッピング車両が運行された。また、2009年3月の1か月間にも開業1周年告知のラッピング車両が運行された。
  • 一部区間で鉄道や首都高速を超えるために勾配が急なところがあり、降雪時のスリップ対策として30‰以上の登り勾配区間と40‰以上の下り勾配区間ではロードヒーティングが設置されている。また、分岐部には消雪パイプも設置されている[3]
  • 開業してから数か月後の自動放送の改修の際、足立小台のイントネーションを「あだちおだい」から「あだちだい」、舎人のイントネーションを「ねり」から「とねり」としている。また、駅到着前にPR放送が流れるようになったが、スポンサーの関係上ほとんどが医療関連のもので占められている。
  • 2008年7月24日の「足立の花火」に併せ、初の貸切列車が運転されたが、臨時列車の増発は行わなかった。2009年7月23日の同催事では臨時列車の増発が行われた。
  • 2009年3月28日には、開業1周年を記念して、日暮里から舎人公園まで走行し、途中舎人車両基地を折り返して舎人公園まで「1周年記念号」が運転された。

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月21日 (水) 16:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【東京都交通局日暮里・舎人ライナー】変更履歴

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