東京都立三田高等学校

東京都立三田高等学校の最新ニュースをまとめて検索!

東京都立三田高等学校
ファイル:mitahigh.jpg
過去の名称 東京府立第六高等女學校
東京都立第六高等女學校
東京都立第六女子新制高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 東京都
設立年月日 1923年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 13255B
所在地 108-0073
電話番号 03-3453-1991
FAX番号 03-3453-2899
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
  

東京都立三田高等学校(とうきょうとりつみたこうとうがっこう)は、東京都港区三田一丁目に所在する都立高等学校

目次

[編集] 概要

大正12年(1923年)に東京府立第六高等女学校として誕生。校章の六枚の花弁をもつ「なでしこ」は、第六高女に由来している。開校の翌年、筑後久留米藩・有馬中務大輔の大名屋敷の跡地である現在の敷地に新校舎を建て移転。当時の築山の名残が現在の校庭に残る「オセンチ山」である。昭和4年、校内に夜間部(後の定時制)として私立六高女夜学校が設立され、昭和11年東京府立第六高女夜学校、昭和16年東京府立洗心女学校へと改称した。戦後、昭和25年(1950年)1月に東京都立三田高等学校と改称し、同年4月に男女共学定時制併置の新制高等学校に改組された。平成20年(2008年)に定時制を閉課し、全日制の都立高等学校として現在に至っている。なお、本稿では特に断りのない限り全日制課程について記述されている。

[編集] 沿革と校風

設立当初から先進的な取組が注目され、開設の翌年に女学校では珍しい洋服を校服とし、初年度から修学旅行を行っている。また、大正15年(1926年)にはスキー教室を実施。昭和6年(1931年)には現在でも学校としては珍しい室内プールを設置した。この室内プールは女生徒の水着姿を人前に晒さないことが目的であり、前年に設置された屋外プールに建物を付け加えただけの加温設備を持たないものであったが、改築を経て現在の室内温水プールに至っている。また、体育教育に力を注ぎ、開設当初から運動会(現体育祭)を芝公園で実施し、昭和4年(1929年)からは、明治神宮競技場(現・国立競技場)で行った。一時は狭い校地の中にある校庭で体育祭が行われていたが、現在は大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場で行っている。

昭和40年代の学生運動が盛んであった当時、多くの都立進学校が混乱に陥いる中、生徒教師の協力のもと、ほぼ通常通りの授業が行われた数少ない「無紛争校」であった。他校からの「共闘」の依頼を、当時の生徒会幹部がことごとく断ったという逸話が残る。この名残で2006年度まで生徒会は中央集権的な「生徒会長」が存在せず、幹事役を名目とする「中央執行委員長」を代表者とする組織であったが、2007年度から「中央執行委員長」を「生徒会長」と称するという形へ規則が改正された。

都立校としては比較的早い時期である昭和49年(1974年)からブレザー型の標準服を導入した。これは昭和40年代前半の制服廃止闘争など、他校での学生運動の反省をふまえ、生徒教師の長期にわたる話し合いで決定されたものである。しかし時代の変化に伴い、2007年度入学生よりデザインを改定し、校則で規定された制服として新たに設定された。また都心部に存在する都立高校への社会的要求を受け入れる形で、大規模改築を機に昭和52年(1977年)、海外帰国生徒学級を竹早高校とともに都立高校として初めて設置した(現在は南多摩高校国際高校を含め4校がある)。都立高校では最もグラウンドが狭いことでも知られ、東京都済生会中央病院に隣接することを理由として長らく野球部を持たなかった。しかし2006年度に有志によって野球同好会が設立され、翌2007年に正式な部に昇格した。

もともと旧第一学区の女子ではトップクラスの受験難易度であったため[1]学校群制度(旧11群)が制定された時、日比谷高校九段高校(この二校は女子の募集定員が少ない)と同じ群で編成された。このことにより、二校の知名度に引き上げられる形で男子の受験難易度・地位も上昇した。1982年に学校群制度が廃止されて始まったグループ合同選抜制度制定以降は、日比谷高校に次ぐ位置にあった。グループ選抜が1994年に廃止され単独選抜に移行した後は、私立の進学校に押される一方、日比谷高校が独自入試を実施したり九段高校がコース制を採用したりする中、独自性が発揮できずに入試難易度・進学実績ともに低迷が続いていた。このため近隣の都立高校との合併もささやかれたが、重点支援校の指定を受け(現在は文部科学省による学力向上拠点形成事業指定校)、土曜授業の復活・制服の導入・難関大合格に対応するカリキュラム編成や進学指導体制の充実などの学校改革が進んでいる。このほか、長期休業中の受験対策講習・放課後の大手予備校教材を用いたサテライト講習も実施され、進学実績は回復傾向にある。入試は都の共通問題を使用している。

同窓会(ワカバ会)は社団法人としての法人格を持ち、同窓会の事務取扱の他、軽井沢に山荘と大田区鵜の木に駐車場を所有している。軽井沢の山荘は、現在、高校新入生の研修施設として活用されている。また卒業生有志によって「ワカバ水泳教室」が運営され、30年にわたる活動を続けている。

なお、定時制は次第に入学生が減少し、都立城南高校と三田高校をはじめとする近隣各校(日比谷芝商業青山第一商業)の定時制課程を統合した東京都立六本木高等学校の設立により、平成20年3月に閉課された。

[編集] 年譜

[編集] 教育

[編集] 国際教育

国際理解教育に重点を置いた教育をしており、海外帰国生徒学級を設置。多数の帰国生が在学している。「国際理解講演会」や「国際理解シンポジウム」などの行事が古くから実施されているほか、外国語の特別クラブも用意されており、英語やスペイン語などの学習が授業外も可能である。カリキュラムは英語を非常に重視したものとなっている。英語の必修単位数は都内有数の多さであり、選択科目も英語関係科目を履修すると、3年間で相当な量の英語を勉強することができる。また、1年次には外国人講師によるドイツ語フランス語中国語の履修ができる。学校方針で留学生も積極的に受け入れている。1991年には直前に都合で中止になったものの、当時のジョージ・H・W・ブッシュ大統領が来校する計画があった。

[編集] 教育目標

  • 健康な人になろう。
  • 知性を高めよう。
  • 情操を豊かにしよう。
  • 積極的な人間になろう。
  • 誠実な人になろう。

[編集] 交通

[編集] 学校行事

  • 4月 - 入学式、新入生歓迎会
  • 5月 - 体育祭、遠足、生徒総会、中間考査
  • 6月 - 3年国際理解講演会、卒業生懇談会
  • 7月 - 球技大会、個人面接、期末考査、校内模試、部活動夏季合宿、夏期講習
  • 8月 - 部活動夏季合宿、夏期講習
  • 9月 - 白珠祭、3年センター試験・指定校推薦説明会
  • 10月 - 2年選択科目説明会、中間考査、校内模試、高大連携出張授業
  • 11月 - 生徒総会
  • 12月 - 2年修学旅行、スキー教室、期末考査、冬期講習
  • 1月 - センター試験
  • 2年 - 1・2年合唱コンクール、高校推薦・一般入試
  • 3月 - 卒業式、学年末考査、春期講習

[編集] 主な出身者

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ (参考)東京都都立高校の1965当時の難易度

[編集] 外部リンク


この項目は、ウィキプロジェクト/学校の「高等学校のテンプレート」を使用しています。


最終更新 2009年9月22日 (火) 00:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【東京都立三田高等学校】変更履歴

ご利用上の注意