東海大学医学部付属病院

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情報
正式名称 東海大学医学部付属病院
英語名称 Tokai University Hospital
許可病床数 804床
精神病床:0床
開設者 学校法人東海大学
管理者 猪口貞樹(病院長)
開設年月日 1975年昭和50年)2月17日
所在地
〒259-1193
電話 0463-93-1121
特記事項
  • 特定機能病院、
  • 三次救急医療施設
  • ドクターヘリ運用病院
  • 洋上救急
  • 高度救命救急センター
  • 急性期型病院
  • 災害拠点病院
  • がん診療拠点病院
  • 総合周産期母子医療センター
  • 湘南地区 メディカルコントロール(MC)中核病院(MC室設置)
(PJ 医療機関)
  

東海大学医学部付属病院(とうかいだいがくいがくぶふぞくびょういん)は、神奈川県伊勢原市に所在する学校法人東海大学が運営する病院である。他の東海大学付属諸機関と同様に、一般的に大学等の教育機関で多く用いられている「附属」ではなく、病院においても「付属」と表記している。現地での通称は東海大学病院[1]

目次

[編集] 概要

1975年2月17日より診療を開始した病院で、神奈川県西部地域において随一の規模を有する大学病院である。1990年代後半から付属病院の改革を実行し、2005年新病院棟を竣工、2006年1月から新病院棟での外来診療を開始した。(新病棟は、医学部設立30周年を機に新築された。また旧病棟は現在も一部を除き、医学部や中央事務部門などが残っている。)新病院での診療開始以降、併設されている高度救命救急センターの診療機能を活かし、ドクターヘリの運用や、同センターに設置されているMRI・CT・アンギオを一列に配置した世界初の術中画像診断システム「MRXO」に加え、画像検査センター内にMRIを5台設置等、数多くの最先端医療機器を有する第3次医療機関として、特に重篤・急性期の患者の診療を中心に、高い病床稼働率と短い平均在院日数による超急性期病院として日本トップレベルの診療体制を構築している。

院内にはレストラン簡易郵便局コンビニエンスストアam/pm)、書店理容・美容室クリーニング店旅行代理店三菱東京UFJ銀行三井住友銀行ATM(現金自動預け払い機)が設置されている。三井住友銀行のATMはカード専用機。なお郵便局のATMは設置されていないが、窓口でキャッシュカードの利用は可能。新病棟が建設される前は、旧三菱銀行の有人店舗を構えていたが、病棟の建設に伴い、現在の三菱東京UFJ銀行の店舗は廃止され、ATM(通帳は利用可能だが硬貨は利用できない。)が残る形となった。

[編集] 沿革

  • 1975年 2月 東海大学医学部付属病院 開院
  • 1993年12月 特定機能病院 承認
  • 2002年 7月 ドクターヘリ運営事業 開始
  • 2005年 9月 新病院棟 竣工
  • 2006年 1月 新病院棟にて外来診療開始

[編集] 特徴

[編集] 高度救命救急センター

当病院には、全国で21施設が認定(2008年12月現在)されている高度救命救急センターがあり、3次救急医療施設として神奈川県内では湘南・県西・一部県央部から山梨県・静岡県の一部に係る広範囲の救急患者を受け入れている。当病院高度救命救急センターの救急車受入台数は年間7,000台以上であり、救急車の乗入回数と救命率は、ともに日本一であると報道されたことがある[2]

  • MRXO
    高度救命救急センター内には「MRXO(Magnetic Resonance X-ray Operation suit)」という手術室にMRI/CT/angioが並列された世界初の術中画像診断システムが構築されている。これは手術中にMRIや脳血管撮影が可能であり、かつ、手術室はあらゆる手術に対応可能なシステムが配置されている。
  • 洋上救急
    水難救済会により運営されており、太平洋上で操業している漁船の中で、急に傷病者が発生した場合、漁船からの要請で太平洋上へ、海上保安庁や自衛隊と協力しながら、救急医が出動救助するシステムである。漁船からのSOSは海上保安庁に入り、海上保安庁が各機関に要請する。現場海域までの距離が長い場合には、東海大学病院から医師、看護師が厚木基地まで向かい、自衛隊厚木基地から自衛隊の飛行艇で患者の収容に向かう。なお、平成19年5月22日には社団法人日本水難救済会より日本水難救済会名誉総裁表彰「洋上救急功労賞」を受賞している。
  • 各施設
    EICU 19床
    EHCU 36床
    熱傷センター3床
    高圧酸素治療室
  • 救急車搬送数
    7,269人(平成17年)
  • ドクターヘリ搬送数
    397人(平成17年)

[編集] ドクターヘリ

病院内のヘリポートで待機するドクターヘリ(BK117)

当病院のドクターヘリについては、1999年10月1日より2001年3月31日まで1年半にわたって厚生省の試行的事業として行なった[3]のが始まりで、これは同時期に試行された岡山県川崎医科大学付属病院とともに日本で初の事例である。2001年1月26日に放送されたTBSスーパーフライデー」では『巨大病院救命最前線』と題してドクターヘリの特集が組まれるなど、当時まだ日本ではほとんど例がなかったドクターヘリの知名度を高めた。

しかし、ドクターヘリの運行には年間1億8000万円の事業費が必要で、正式に事業化された2001年度からは、厚生労働省が3分の2にあたる1億2000万円を負担し、残りの6000万円を県が負担することになっていたが、神奈川県では財政上の理由でドクターヘリの運行予算を2001年度予算案に組み込まないことを表明した[4]。病院側では6000万円を自己負担してでも運行を継続したいと申し出た[4]ものの、県からは不可能との回答があったため、やむを得ず中止となった。

翌年の2002年7月1日からは神奈川県の事業として正式にドクターヘリの運用を開始した。運行費用は国(厚生労働省)が2分の1、神奈川県と山梨県が3分の1、ドクターヘリ運用区域の各市町村が6分の1を負担することになり、神奈川県全域と山梨県南部(富士五湖地区)を運用範囲としている[5]2008年7月現在、ドクターヘリ運用医療機関としては神奈川県で唯一の存在であり、年間400症例前後の搬送に対応している。

[編集] PFM(Patient Flow Management) ・入退院センター

主に入院が決定した患者に対し、入院前から入院後まで一連の手続き・相談等や、外部医療機関との連携等を行う部署であり、看護師・ソーシャルワーカー・栄養士・事務職員等で構成されている。

[編集] 診療科

  • 総合内科
  • 循環器内科
  • 呼吸器内科
  • 消化器内科
  • 血液内科
  • リウマチ内科
  • 神経内科
  • 腎・内分泌・代謝内科
  • 東洋医学科
  • 心臓血管外科
  • 呼吸器外科
  • 消化器外科
  • 乳腺内分泌外科
  • 脳神経外科
  • 整形外科
  • 泌尿器科
  • 小児科
  • 精神科(小児精神科と大規模デイケアが併設されているが、開放型精神病棟は新病棟建設の半年前に廃止。)
  • 産婦人科
  • 皮膚科
  • 小児外科
  • 形成外科
  • 眼科
  • 歯科口腔外科
  • リハビリテーション科
  • 耳鼻咽喉科
  • 麻酔科
  • 放射線治療科

[編集] 交通アクセス

[編集] 注記

  1. ^ 伊勢原駅から当院への路線バスの行き先も「東海大学病院」となっている。
  2. ^ 「ドクターヘリ命を救え衝撃救命スペシャル!!」TBS公式サイト内)による。
  3. ^ 東海大学ドクターヘリ試行的事業報告書
  4. ^ 2001年1月31日付朝日新聞朝刊「ドクターヘリ“失速”、先駆の東海大病院が3月休止へ」による。
  5. ^ 神奈川県ドクターヘリ事業の概要(神奈川県公式サイト)による。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月28日 (土) 16:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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