東西新聞社

東西新聞社の最新ニュースをまとめて検索!

美味しんぼ > 東西新聞社

東西新聞社(とうざいしんぶんしゃ)は雁屋哲原作、花咲アキラ作画による漫画作品『美味しんぼ』に登場する架空の新聞社。

目次

[編集] 概要

いわゆる全国紙であり、全社を挙げて部数日本一の奪還を目指している。通常、全国紙では大阪に「大阪本社」を置くのをはじめ北海道や九州など全国何箇所かの拠点である程度独立した紙面作りを行なっているが、東西新聞の場合は「大阪支社」や「大阪支局」であり、地域面以外は全て東京で編集される。

大原大蔵社主の曾祖父・大原光堂と、下畑秀行、君川誠一郎が創業。株式は代々この三家と社員持株会が所有していたが、紆余曲折を経て現在は大原と二都銀行が各30%、社員持株会が40%保有している。

比較的築年数の古い社屋のためか、よく社屋の冷房装置が壊れる。築地に関連施設「東西新聞築地寮」(アニメでは単なる社員寮に設定)があり、山岡達の文化部名物食べ物自慢大会などの会合に使われている。系列のテレビ局として「東西テレビ」がある。

[編集] 人物

[編集] 文化部

東西新聞社文化部に所属する人物を紹介する。大抵の人物は、初登場が第1巻第1話である。

山岡士郎 井上和彦
本作の主人公。普段はグータラだが抜群の味覚と知識を買われて「究極のメニュー」を担当。美食倶楽部の主で、世界的陶芸家・海原雄山の一人息子。
栗田ゆう子 声:荘真由美
本作のヒロイン 。味覚と知識を買われ、山岡と共に「究極のメニュー」を担当する。後に山岡と結婚する。文化部花の三人組のひとり。
谷村秀夫 声:嶋俊介
東西新聞社編集局次長兼文化部長で局長待遇。東西新聞社野球部の監督で、口ひげがトレードマーク。連載開始当初は喫煙者だった。東京都出身で、冷静沈着かつ温和で器が大きい故、上司や部下の厚い信頼を集めている。山岡士郎の良き理解者の一人。ただしアニメにおいては感情的になる場面も少なからず見受けられる。
とても有能で、大原に対してですら正論をぶつけて筋を通す[1]。第1話時点ではおそらく社内全体も含めて唯一、山岡と海原雄山の関係と確執を知っていたようだ。
鎌倉に邸宅を構えている。家族は母親と妻・初枝、子供は長男・周一、次男、長女の3人、兄弟は弟が1人いる。大の映画ファンで、特に平良明監督(黒澤明がモデルと推測)に心酔し、学生時代は映画館に入り浸っていた[2]麻雀の腕はセミプロ級。
現在も田園調布小学校6年2組の同窓会をしており、小学校当時のあだ名は「とっちゃん」である。これは小学校の頃から大人びた顔をしており、当時は大人びた子供の事を「とっちゃんボーイ(一般的には「父っちゃん坊や」)」と呼んでいたため。
富井富雄(アニメ版では富井精一) 声:加藤治
東西新聞社文化部副部長。上司にゴマをすって部下をいびるのが生き甲斐だが、明るくおっちょこちょいな性格でどこか憎めない。当初は典型的な嫌味系「中間管理職」キャラだったが、次第に「憎めないダメ上司」的キャラになっていった。
部長への出世の障害にもなっている酒癖の悪さが玉に瑕で、何度も解雇の危機に瀕しては山岡達に助けられている。酔って絡む相手は小泉局長が多く、大原社主にさえも暴行を働いたこともあり「酒乱」として公認されている[3]が、直属の上司である谷村には一度も絡んでいない。
かき氷やケーキなどを無茶食いして体を壊すなど、かなり無鉄砲なところがある。だが、教育費や家のローンなどを抱えていて、体を壊してでも働こうとする家庭への強い責任感がある。極度に緊張した時に限り煙草も吸うことがある。
何かと逆らう山岡に対して、飛び蹴りしたり頭から噛み付くのがパターン化している。
当初の設定では、幼少時に満州から引き揚げたという設定だった[4]。子供の頃に父親が事業に失敗したため貧しい生活を送り、その後土木建築の現場で働きながら夜間大学を卒業、東西新聞社に就職した苦労人。時々その時の苦労話を誇らし気に話したりする。
妻は自分勝手で我侭な性格だが、恐妻家のため頭が上がらない。その妻にベタ惚れしているため、家の買い替えなど妻が希望することは無理してでも叶えようとする。妻は家事を全くやらないので、料理など家事全般も富雄がこなす。ヒトシという息子がおり、本人は厳しく育てているらしいが、「学校では【貴公子】と呼ばれている」と言う辺り、子煩悩なところもある。
顔・髪型ともによく似た弟の修は建設会社を経営している。父親への誤解や修が大学に行けなかったことで長い間不仲だったが、山岡の助けによって和解した[5]。不況のあおりで廃業を決めていたが、土壇場で再建した[6]
荒川絹江(文化部花の三人組) 声:水原リン
東西新聞社文化部記者。旧姓田畑。山岡と栗田の先輩で姐御肌。「文化部花の3人組」の一人で、ゆう子の良き理解者。友情から山岡を目の敵にすることもある。
結婚や友人のトラブルなどで何かと山岡の世話になっているが、事あるごとに山岡に暴力を振るったり食事をタカる等の行為を行っており、かなり荒っぽい。
団一郎がゆう子に好意を持つことを知ると二人を結婚させようとしたが、山岡とゆう子の結婚後は小姑として結婚生活を見守る。苗字はTVアニメが原作同様「たばた」なのに対し、TVドラマでは「たばたけ」となっていた。
夫は写真家・荒川精作。荒川が文化部に働く人の姿を撮りに来ていた時絹江に一目惚れし(第7巻『手先の美』)、山岡の手助けもあって交際がスタート、その後結婚した。その披露宴は究極・至高の「結婚披露宴メニュー」対決の舞台にもなった(第27巻『究極の披露宴』)。
現在のところ子供はおらず、マンションで二人暮らし。叔母の水野ふみはテキ屋の世話役。叔父は戦争中に栄養失調で亡くなった。スケバンである中学生の姪・ひとみがいるが、彼女自身もかつてはスケバンだった[7]
三谷典子(文化部花の三人組) 声:佐久間レイ
東西新聞社文化部記者。旧姓花村。山岡と栗田の先輩。荒川同様、ゆう子のために山岡をこき使う。彼女も団とゆう子の結婚を望んでいたが、士郎とゆう子の結婚後は小姑として結婚生活を見守る。栗田、荒川と共に文化部花の三人組と呼ばれ、この3名+山岡で文化部名物食べ物自慢大会を企画する。
夫は煎餅屋「三谷屋」主人・三谷直吉。典子が友人とスキーに行った際乗っていた車が雪にはまり立ち往生し、そこに偶然通りかかった三谷が助けるも、その時お互い一目惚れをしていたにもかかわらず名前を聞かずに別れてしまった。しかし腹の足しにと渡された煎餅だけを頼りに典子は三谷を探し始め、山岡の協力もあってついに「三谷屋」を探し当て、直吉と再会[8]。順調に交際し、結婚[9]。一人息子の優一、直吉の母と4人で三谷屋に同居している。
飛沢周一
東西新聞社文化部記者。初登場は第91巻『焼きの深さ』。社会問題に関心が強く、自らも市民運動に参加している。
「自分の記事で社会を動かしたい」と政治部か社会部への配属を希望し、当初文化部への配属を「下らない」と嫌がっていたが、山岡達の説得で「文化部こそ最も必要な部署」と闘志を燃やしている。山岡自身も「究極のメニュー」を担える人材と見ていて厳しく指導する。また、取材を通じて海原雄山に心酔、雄山も飛沢の情熱に士郎の若い頃の熱意を見ていて、弟子ともいえる存在になった。中川夫婦とも親子のような付き合いをしている。栗田同様、雄山と士郎の和解を強く願っていて、粘り強く説得を続けた。
難波と同期入社。難波とは当初くだらないことで喧嘩をするほど仲が悪かったが、飛沢が山岡の後継者と認められてからはそのプレッシャーに共に立ち向かう良き仲間となった。
吉東産業の社長令嬢・吉沢すみ子と婚約しており、難波・紺野なか子組と合同披露宴を行うことにしている。
現在は山岡・栗田の後任として、ひとまず完成した「究極のメニュー」の跡継ぎ担当者となった。

[編集] 会社役員

大原大蔵 声:阪脩
東西新聞社代表取締役社主。「究極のメニュー」発案者、世界新聞協会会長、大相撲「島高部屋」の後援会役員。初登場時は72歳。常に和服姿。年に何回も渡欧している。
幼少期を京都で過ごし、現在は田園調布に邸宅を構えている。妻と娘、多くの孫がいる。
古泳法の達人だが、蛇やトカゲなどの爬虫類が大嫌い。映画版では山岡の親代わりでもあり、学生時代から身元引受人だった。
初期は、究極のメニューのためなら自ら全面的に山岡達をサポートし、重厚なイメージで滅多な事でも怒らない人間的にも器の大きな人物として描かれていたが、巻が進むにつれ子供っぽく俗人的、しかしながらコミカルな性格に味付けされていく。その公私混同ぶりは度を越しており、山岡達に無茶な命令をしては度々懲戒免職や自主退社寸前に追いやり、挙句にはコドラムと金上の騒動で山岡を一時解雇した事もあった[10]
かなりの頑固者で気性が激しく、興奮のあまり倒れることもしばしば。ただ東西新聞の社員や役員の信頼は厚く、金上に脅されていて一度は裏切った役員が、大原の部下思いの態度を見て元に戻るほどの人望も持つ[11]
元美食倶楽部の会員。山岡士郎を「究極のメニュー」の担当にしたことで、海原雄山により除名された[12]。以後「究極のメニュー」と帝都新聞社の「至高のメニュー」との対決が始まると、士郎と雄山の対立に比例して関係はさらに悪化、雄山が二木頭取に対し「お嬢さんが東西新聞で働いているのは情けない」と言うほどに[13]
しかし、その後士郎と雄山の対立が和らいでいくに従って徐々に氷解、美食倶楽部の会員に復帰こそしていないが雄山とは一応和解した形となっている[14]
帝都新聞・嶺山社長を新聞社共々ライバル視し、子供じみた言い争いをすることがたびたびある。遂にはそれにより雄山を怒らせ東西新聞、帝都新聞共に絶縁宣言をされたこともある[15]。イアン・中里というアメリカ合衆国上院議員の友人がいる。
父がいるという設定があり、この叔父が認知症ゆえに騙されて東西新聞社の株を売ってしまうという出来事があったが[11]、その叔父は実際に登場したことはない。
小泉鏡一 声:加藤精三
東西新聞社取締役編集局長。初登場は第4巻『酒の効用』。入社以来フランス他欧米に20年近く駐在しており、現在も年に数回渡欧する。登場初期は目も鋭く、「自分に喧嘩を売り続けて出世した唯一の人間」と大原社主に言わしめたほどに対立し、「究極のメニュー」反対派の先頭に立っていたが、山岡に勧められた「本当に美味しい日本酒」を飲んでからは一転、「『究極のメニュー』を止めるべきではない」と言うほどに。目付きも徐々に大人しくなり、いつの頃からか大原にゴマを擦り続ける存在になった。現在では社主と共に「究極のメニュー」作りについて何かと山岡に圧力を掛けたり、公私混同の業務命令を下している。
無類の好きで、大切に育てては美猫コンテストに出場させたりしている。フランスで覚えたワイン鑑賞は、自宅にカーヴを持つほど。他に釣りゴルフなど、趣味は多岐に渡るが、極度の虚栄心から趣味に纏わるトラブルが多い。
初登場時は53歳。巻が進んだ後に定年まであと3年という記述がある。出身大学はまちまちで、第37巻「猫ふぐ争議」では東東大学だったのに対し、第58巻「串カツ論争」では金角大学と記載されている。
帝都新聞の秀沢編集局長とは公私共にライバル関係。よく喧嘩をするが、共に情報産業釣友会と情報産業俳句会の幹事役を務めており、釣りなどを一緒に楽しんでいる。
マンションで妻と息子の3人暮らし。息子の紀男は中学時代にグレかかったが、士郎の尽力により更生[16]、後に銀成大学に入学した。兄弟は2人の弟と妹が一人いる。今のお洒落な格好からは想像出来ない位に幼少時の家庭は貧しかったらしく、そんな家庭を影で支えてくれた母を時折感傷的に、しかし誇らしく思い出す事がある。
神山
東西新聞社専務。東西新聞社の経営の神様と呼ばれている。週刊タイムの究極VS至高の対決が載っている号を第1回の対決時から集めており、自分も対決の場に参加したいと思っており、山岡もそれに同意しているが、今の所一度も対決の場に呼ばれたことはない。

[編集] 政治部

松川政男
東西新聞社政治部記者。初登場は第3巻「昼メシの効果」。社員食堂運営委員。何度も特ダネをモノにするなどの敏腕記者で、政治部部長に一番近いと言われているが具体的な役職は不明。登場当初は文化部を盲腸と言って馬鹿にしていたが、民自党総裁選の取材に際し山岡が角丸幹事長から得た情報を元に特ダネをものにした。以来山岡達とは親しい仲となり、相談事を持ちかけたり、社の野球部で一緒にプレーしたりしている。
妻・メリーと子供2人(長男・洋介、長女・さとみ)の家族4人で団地住まい。メリーとは、ワシントンに駐在していた時メリーがアルバイトをしていたフライドチキン店へ彼女目当てで通い詰めたのをきっかけに知り合い結婚したが、その時に、あまり良くない市販品を食べ続けた結果、フライドチキンが大嫌いになる(第10巻『フライドチキン』)。犬の肉を香港出張の際に食べて以来好きになるが、子供に「野蛮人」と罵られたことがある[17]。すき焼き等の鍋物になると、とたんに鍋奉行になる[18]
難波
東西新聞社政治部記者。初登場は第90巻『お惣菜の効きめ』。名前は不明で、関西弁を使う。「能力主義」を自称しており、「年齢・勤続年数・肩書きに関係なく、能力のない者(他者)は能力のある者(自分)に従うべき」と考える。自己主張が強く、大阪支社から東京へ転勤になった当初、食事に関するイライラから政治部の先輩記者と対立。また小泉編集局長にボツ原稿撤回の直談判を行ったため、小泉は難波の事を敬遠している。本人曰く「ええとこの息子」で、料理ができない。
甘えん坊で年上好き。料理研究家で栗田の先輩の紺野なか子に一目惚れし、恋仲になる。その後婚約し、飛沢・吉沢すみ子組と合同披露宴を行うことにしている。
飛沢と同期入社。飛沢と共に結婚資金を貯めようと、関係者に無差別に昼飯をたかる暴挙に出て、飛沢と共に株を落す[19]。その後も評論家になるため無理やり名前を売ろうとしたり[20]とその傾向は変わらない。しかし、飛沢が山岡の後継者となったことによって感じている重圧を一緒になって支える良き理解者としての側面もある。文化部記者ではないが、しばしば「究極のメニュー」作りに関わっている。

[編集] 出版局「東西グラフ」編集部

仁田
雑誌「東西グラフ」編集長。近城まり子の元上司。「世界味めぐり」の企画を成功させるために谷村部長と山岡達に協力を求めた。温厚な性格だが、小泉編集局長と船越出版局長が要求したちょうちん記事の掲載に対しては、毅然としてはねつける意志の強さがある(第55巻『料理人と評論家』)。
三沢るり子
東西新聞社出版局東西グラフ編集部記者。「世界味めぐり」2代目担当で、近城まり子の後任として抜擢された。福島県出身。採用試験で一番の成績を収めて部署間で取り合いになる程の秀才で、フランスの留学経験もあり、英語・フランス語・中国語に堪能。
責任感の強い性格だが味覚と嗅覚の経験が浅いため、まり子と顔合わせのディナーの際に、まり子に味覚と嗅覚を疑われて叱咤される。そのショックで辞職しようとしたが、山岡達の手助けもあってまり子と和解、「世界味めぐり」の後任者として認められた。第59巻『対決再開!オーストラリア』で中国系のオーストラリア人ロバート・チャンと結婚すると宣言、その後登場しなくなり、「世界味めぐり」担当は中口新介に交代した。
中口新介
東西新聞社出版局東西グラフ編集部記者。「世界味めぐり」の現在の担当であり、入社2年目で抜擢されるほど有能だが、煮干しを知らなかったことで、山岡に「日本全県味巡り」の企画を思い立たせるきっかけを与える。同時期に「世界味めぐり」の担当カメラマンになった滝川竜子とは後に結婚を約束する仲になった[21]

[編集] その他の東西新聞社社員

傘森
東西新聞社本社屋の守衛。初登場は第1巻第1話。第53巻『ハンべの味』でようやく苗字が判明。栗田は新入社員の時(初登場時)から出勤時に挨拶をしている。
友人の息子の大里良夫は東西新聞の社員食堂で働いていたが、山岡の尽力でフランスへ留学した[22]。先妻は既に亡く再婚したが一人息子の成男が反抗してグレてしまい、結局後妻とはすぐに離婚した。その後も成男は借金を所々で作ってしまい苦労したが、今では成男も更生している[23]
相川 声:掛川裕彦
東西新聞社社員食堂の料理長。初登場は第3巻『昼メシの効果』。名前は不明。料理人としての強い使命感を持って仕事に励んでおり、得意料理の「じゃがいもコロッケ」を求めて他社から食べに来る人がいるほど。文化部給湯室を本格的厨房に改装するまでは山岡達がよく社員食堂の厨房を借りに来ていた。ちなみに社食は外部業者への業務委託が一般的だが、東西新聞では総務局に属する直営となっている。
過去に神田でレストラン「あいかわ」を経営していたが、店の成功に有頂天になり酒と女に溺れて女房に逃げられ、店を潰した過去を持つ。その後心を入れ替えて社員食堂の料理長として再起する。そして東西テレビ主催の「社員食堂オリンピック」の活躍をきっかけに、一度は別れた妻とよりを戻した[24]。現在このオリンピックで2連覇中。
昔の店のお得意さんで、巨大レストランチェーン「大禅屋」の会長からレストランの料理長として一度は招かれたが、相川不在時に外部委託された業者が大規模な食中毒事件を起こしたことについて、自分の指導が足りなかったと責任を感じ、東西新聞社に残ることを決めた[25]
孝(声:山口勝平)というしっかりした一人息子がいて、料理人として働く父の背中を見て、高校卒業後に料理人の道を目指している[26]
前原  声:飯塚昭三
東西新聞社運動部部長。初登場は第4巻『うどんの腰』、最新登場は第96巻『サッカーが上手くなる餃子』。主要登場人物以外では最も登場スパンが長く、スポーツに関する話にたびたび登場。
川杉永二
東西新聞社社会部部長。後にパリ支局長。初登場は第8巻『SALT PEANUTS』。文化部部長の谷村と同期入社。「新聞は天下の公器」が持論。士郎達が人探しや店助けのために社会面に記事を載せてもらおうとすると、最初は社会的意義が無いと拒否するも、最後は記事を載せる懐の深さがある[27]。パリ支局長の辞令を受けた時、シャンペンが嫌いなため退職して辞退しようとするも、山岡達の手助けによりシャンペン嫌いを克服、無事パリへ赴任した[28]
砺波
東西新聞社シドニー支局員。初登場は第16巻『大海老正月』。後にシドニー支局長。社会部からシドニー支局に転勤になった時、外人と海老カニ嫌いだった娘の友恵は日本に置いていくことになっていたが、山岡達の尽力によりそれを克服、無事親子で赴任した。オーストラリアの情勢に詳しい。
藤村
東西新聞社複合媒体部所属。松川と同期で、初登場は第59巻『マルチメディアと食文化』。強情な性格だが神経質で食が細い。競馬予想ソフトを作るほどの競馬好き。そのソフトで12レース中7・8レースを当てるほどの馬券師。当初士郎達と食文化やウィンドウズマッキントッシュを巡り対立するも和解。後に大石警部の姉勝代と、競馬予想勝負を通じて恋仲になる(第64巻『競馬で勝負!!』)。

[編集] 東西新聞に関係する人々

富井ヒトシ 声:高乃麗
富井副部長の息子。初登場は第10巻『牛乳嫌い』。普段はぼっちゃん刈りにスーツ姿という、いかにも「おぼっちゃま」な格好をしており、言動も理屈っぽく大人びた所もある。クラス内でのいじめを無くそうとしたりと正義感は強いが、頼まれ事などで立場が強くなると途端に態度が大きくなる性格。
牛乳ナスが苦手だったが克服した。味覚の才能は同世代に比べ優れているようである。初登場時は小学生で、2度目の登場時(第23巻『もやしっ子』)は新都第三小学校5年生、第96巻『サッカーが上手くなる餃子』では中学生になっている。
富井副部長の妻
名前不詳。一度だけ登場したが顔は描かれていない[29]。富井副部長と山岡達の会話の中にたびたび登場する[30]
家事はほとんどやらず、ダンスやテニス、黒酢健康食品販売、脂肪吸引など、ある意味勝手気ままな主婦生活を送っている。また妻の命令は絶対のため、禁酒を申し渡されたり、甘い物の全食制覇を命じられても、富井は逆らえない。はたから見て滑稽ではあるが、妻を愛しているためそれが当然と富井は思いこんでいる。
結婚当初はあまり裕福ではなく、一つのおかずを二人で分けて食べていた時があったらしい[19]
松川メリー
政治部記者・松川政男の夫人。初登場は第10巻『フライドチキン』。アメリカ出身で、松川がワシントン支局に勤務していた際、メリーがアルバイトしていたフライドチキン店に彼が足しげく通ったことから交際がスタート。後に結婚して来日。松川と喧嘩すると、すぐ子供2人を連れてアメリカに帰国すると言う。
団地の婦人達とも仲がとてもよく、団地内の露店大会で松川に「優勝できないと子供を連れてアメリカに帰国する」と嘘泣きして、松川を通じて山岡に知恵を借りたり(第70巻『恋のお好み焼き』)と、ある意味「亭主を尻に敷いている」女性。
大原社主の妻  声:山口奈々
名前は不詳。初登場は第12巻『暑中の味』。時に温かく時に厳しくしっかりと大原を支える。山岡に対して平社員に謝れない大原を叱りつけたことがある(第45巻『呪われた結婚!?』)。社員達とはいつも親しくしていて、特に山岡夫妻のことは常に気に掛けている。信心深く、観音様に100組の結婚の媒酌人をする願を掛けていたが、山岡・近城両組の仲人になった時点で100組に達した。
滝川竜子
初登場は第67巻『真の国際化企画』。写真家で近城勇の後任として「世界味めぐり」担当カメラマンとなり、「日本全県味巡り」などの取材で士郎達に同行する。同時期に「世界味めぐり」の担当になった中口新介と滝川が煮干しを知らなかったことで、士郎に日本全県味巡りの企画を思い立たせるきっかけを与える。後に中口とは結婚を約束する仲になった[21]
高瀬さとみ
初登場は第74巻『恍惚のワイン』。大原の妻の弟の一人娘で、大原の義理の姪。ワインの魅力に取りつかれソムリエを目指すも、病院を継がせたい両親と大原に反対される。だが、山岡達のワインと和食の相性実験を通じて、ワイン評論家・上杉俊充の弟子となり、当初の希望通りソムリエの道を歩む。
同時に、最初の産休に入った栗田の代わりに「究極のメニュー」作成の臨時手伝いを務めた[31]。後に、さとみに一目惚れした田所誠司が創刊したワイン雑誌の発行を手伝い、田所と恋仲になる(第78巻『ワイン大作戦!?』)。
紺野なか子
初登場は第90巻『お惣菜の効きめ』。料理研究家で栗田の高校の先輩。難波の婚約者。山岡邸で難波に料理の仕方を教えていたときに、難波が紺野に一目惚れして恋仲になる。飛沢周一・吉沢すみ子組と合同で披露宴を行う予定である。
吉沢すみ子
初登場は第91巻『桜エビ大作戦』。宝飾デザイナーで、吉東産業の社長・吉沢明雄の娘。父が美食倶楽部の会員であることをきっかけに飛沢と出会い、その猛烈なアタックと誠実さにほだされて婚約する。難波・紺野なか子組と合同で披露宴を行う予定である。

[編集] 脚注

  1. ^ 第74巻「神秘なる椎茸」他より
  2. ^ 第22巻「二人のスター」より
  3. ^ 第91巻『’’究極’’で名誉挽回』ほか
  4. ^ 第9巻『黒い刺身』
  5. ^ 第17巻『代用ガム』
  6. ^ 第81巻『どたんば食事会』
  7. ^ 第4巻『茶の味わい』。絹江が初代で、ひとみは17代目にあたる。
  8. ^ 第3巻『醤油の神秘』
  9. ^ 第11巻『フォン・ド・ヴォー』
  10. ^ 第63巻『東西新聞の危機』、金上との騒動は第50巻から先に書かれている。
  11. ^ 第50巻『黒いマスコミ王』
  12. ^ 第1巻『ダシの秘密』、大原が招いた店で食事するも、雄山を怒らせてしまった。
  13. ^ 第21巻『禁断の鳥』
  14. ^ 第67巻『真の国際化企画』
  15. ^ 第57巻『新聞戦争』
  16. ^ 第21巻『及第ガユ』
  17. ^ 第56巻『犬を食べる』
  18. ^ 第94巻『牛肉の真実』
  19. ^ 第93巻『かなり恥ずかしい食べ物自慢大会』
  20. ^ 第97巻『男の下味』
  21. ^ 第98巻『日本全県味巡り長崎編』
  22. ^ 第1巻『料理人のプライド』
  23. ^ 53巻『ハンべの味』
  24. ^ 第27巻『父のコロッケ』
  25. ^ 第65巻『料理人の幸福』
  26. ^ 第49巻『お弁当同盟』
  27. ^ 初登場の時の店助けでは自身が学生の時から知っている常連であり公私混同を避けようとしていた。
  28. ^ 第38巻『シャンペン嫌い』
  29. ^ 第83巻『禁酒の差し入れ』
  30. ^ 会話上の初登場は第10巻『牛乳嫌い』
  31. ^ 第74巻『神秘なる椎茸』他

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月23日 (月) 05:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【東西新聞社】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!