東陽バス

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曖昧さ回避 この項目では、沖縄県に本社を置くバス事業者について記述しています。千葉県に本社を置くバス事業者については「東洋バス」をご覧ください。

東陽バス(とうようバス)


東陽バス株式会社
種類 株式会社
本社所在地 〒900-0025
沖縄県那覇市壺川2-3-17
電話番号 098-832-1840
設立 1951年8月7日
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
代表者 高江洲義永(初代)
祖堅方政(2代目)
祖堅信夫(現社長)
売上高 20億8898万(2001年3月現在)
従業員数 300人(2007年3月31日現在)
外部リンク http://www.toyobus.jp/
特記事項:
営業所数
3ヶ所(那覇馬天泡瀬
乗合部門営業路線数2009年3月31日現在)
12路線
観光部門営業路線数(2009年3月31日現在)
空港リムジン:4路線
車両数2009年3月31日現在)
乗合部門:91台 観光部門:52台 合計:143台
  

東陽バス株式会社(とうようバス)は沖縄県那覇市壺川に本社を置き、路線バス観光バス事業を営む会社。琉球バス交通那覇バス沖縄バスと並ぶ沖縄本島の民間乗合バス会社4社のうちの1社である。

沖縄本島の4社の民間乗合バス会社の中では、車両数、路線数とも一番規模が小さいが、他社に比べ単独運行区間が長いのが特徴である。

目次

[編集] 概要

  • 主に、本島の東南部を中心に運行を行っている。エリアは南部の南城市知念志喜屋から中部の沖縄市泡瀬(4社共同運行である高速バスは除く)までで浦添市中城村、沖縄市など単独路線も多く見られ、地域住民には欠かせない足となっている。
  • 車種はほぼ日野いすヾが路線車と観光車にそれぞれ1台ずつ存在。
  • 2002年9月民事再生法の適用を申請し、事実上倒産した。これが本島乗合バス会社の最初の倒産であった。この約1年後の2003年6月に那覇交通(現那覇バス)が、そのまた2年後の2005年5月には琉球バス(現琉球バス交通)がそれぞれ民事再生法の適用を申請、倒産し、その後この2社は第一交通産業に譲渡される形で子会社となった。
  • 2003年までに沖縄本島内の路線バスを運行する4社(琉球バス(現琉球バス交通)、沖縄バス、那覇交通(現那覇バス)、東陽バス)の乗合部門の統合の話が進められたが、残る観光部門への融資金などの問題によりバス会社4社と県との足並み揃わず、最終的に沖縄バスの反対により4社統合は白紙となった。
  • なお、同じ東陽バスの名称である東京都江戸川区にある株式会社東陽のバス事業部とは一切関係ない(#東陽を参照)。

[編集] 沿革

  • 1951年8月7日 「協同バス」から分離して東陽バス株式会社として路線バス事業を開始。
  • 1960年2月ごろ 組合員5人の解雇に対する琉球政府中央労働委員会の裁定(高度の信頼関係の不在を理由に解雇取消しの申立てを却下)に端に発した争議。沖交労が官公労などの支援を受けて中労委命粉砕を目標に2波のストライキを含めて闘った。会社側のロックアウト、組合員と非組合員の激突など事態は悪化し、組合側は法廷闘争へと転換した。巡回裁・上訴裁とも組合側が勝訴したが、暴力団の介入が続き、結局5人とも辞め、組合も解散した。
  • 2001年6月1日 138番・向陽高校線廃止。
  • 2001年8月30日 宜野湾駐車場にて警察庁国土交通省による実証実験事業としてパークアンドバスライドが実施。それに伴い、那覇バスターミナル~宜野湾駐車場間にてバスの運行を行った。
  • 2001年10月5日 パークアンドバスライド終了に伴い、バス運行を終了。
  • 2001年12月27日 与那原町に保有していた、東陽ゴルフクラブを売却。
  • 2002年1月11日 売却した東陽ゴルフクラブを与那原開発が買取。MTG(マリンタウンゴルフ)として、リニューアルオープン。
  • 2002年1月31日 宮城高架下駐車場(南風原町)にて警察庁国土交通省による実証実験事業としてパークアンドバスライド2が実施。それに伴い、那覇バスターミナル~宮城高架下駐車場間にてバスの運行を行った。
  • 2002年3月29日 パークアンドバスライド終了に伴い、バス運行を終了。
  • 2002年4月11日 始発から48時間の全面ストライキを実施。通勤・通学の1万2千人の足に乱れが生じた。
  • 2002年9月20日 那覇地裁民事再生法の適用を申請。
  • 2003年1月20日 191番・城間(一日橋)線運行開始。
  • 2003年9月30日 60番・城間(大名)線廃止。
  • 2003年11月5日 58番・県総合運動公園線廃止。59番・新垣線経路変更。
  • 2003年12月1日 96番・浦添港川線廃止。
  • 2004年2月2日 60番・泡瀬循環線、96番・沖縄東中学校線運行開始。57番・美東線、92番・東南植物楽園線廃止。
  • 2004年9月13日 30番・泡瀬東線経路変更。
  • 2005年3月31日 59番・新垣線廃止。
  • 2005年4月4日 58番・馬天琉大泡瀬線運行開始。
  • 2005年5月16日 30番・泡瀬東線発着地変更。
  • 2006年4月27日 馬天営業所にてちゅらさんバス(実施系統は91番と191番)の出発式を行う。
  • 2006年12月1日 久手堅連絡所が廃止となり、馬天営業所に統合された。それに伴い37番 (那覇新開線)、38番 (志喜屋線)ダイヤ改正。
  • 2007年2月11日 那覇市国際通りにおいて、毎週日曜日12時~18時までトランジットモールが本格実施され、時間中は国際通りの一般車両の通行が禁止される。その為那覇市内の国際通りを経由するバスは一部路線変更に。また、一部路線に美栄橋経由を新設。
  • 2007年7月1日 30番・泡瀬東線、38番・志喜屋線経路変更。
  • 2007年12月15日 沖縄市で12月15日から2008年2月16日までの期間、コミュニティバスの実験運行が行われる。
  • 2008年3月1日 57番・那覇マリンタウン馬天線、59番・那覇マリンタウン線運行開始。

[編集] 車内放送

  • 2007年12月より、沖縄市コミュニティバスで音声合成放送が採用されたのを皮切りに、他の一般路線にも音声合成放送装置を設置した車両が出てきた。沖縄バスと同様、新品で導入したレゾナント・システムズ製の機材を使用している。なお、この機材は次停留所案内時のチャイム音はない(すぐ「次は~」になる)。また、車外放送、つぎ止まります、発車します。のアナウンスは使用している。
    • 2008年4月25日の以降にもこれまでの8トラテープ案内使用車両が一時期存在していたが、2008年に入ってから放送装置の入れ替えが順次行われ、中南部系統の路線(一部路線を除く)のほとんどの車両は音声合成化された。
    • 音声合成装置の設置は、8トラテープの外枠を作り直して、音声合成用のものに置き換えられ、それに音声合成装置を設置している。
    • 車内放送装置起動操作盤(リモコン)も併せて取替えられている。

[編集] 営業路線、及び所轄営業所

詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照

  • 30番・泡瀬東線 - 那覇営業所・泡瀬営業所・馬天営業所
  • 31番・泡瀬西線 - 那覇営業所・泡瀬営業所
  • 37番・那覇新開線 - 那覇営業所・泡瀬営業所・馬天営業所
  • 38番・志喜屋線 - 那覇営業所・泡瀬営業所・馬天営業所
  • 57番・那覇マリンタウン馬天線 - 馬天営業所(那覇営業所を発着するが、運行は馬天営業所のみが担当)
  • 58番・馬天琉大泡瀬線 - 馬天営業所・泡瀬営業所
  • 59番・那覇マリンタウン線 - 馬天営業所(那覇営業所を発着するが、運行は馬天営業所のみが担当)
  • 60番・泡瀬循環線 - 泡瀬営業所
  • 91番・城間(南風原)線 - 馬天営業所
  • 96番・沖縄東中学校線 - 泡瀬営業所
  • 111番・高速バス (琉球バス交通、沖縄バス、那覇バスとの共同運行) - 那覇営業所
  • 191番・城間(一日橋)線 - 馬天営業所
  • 那覇空港リムジンバス (琉球バス交通、沖縄バス、那覇バスとの共同運行) - 那覇営業所
    • 芭蕉号、月桃号、ジャスミン号、花号の運行を行っている。

[編集] 廃止路線、及び所轄営業所

詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照

  • 37番・知念線 - 那覇営業所・久手堅連絡所
  • 57番・美東線 - 泡瀬営業所
  • 58番・中城公園線
  • 58番・県総合運動公園線 - 泡瀬営業所
  • 59番・新垣線 - 馬天営業所・泡瀬営業所
  • 60番・城間(大名)線 - 馬天営業所
  • 92番・東南植物楽園線 - 泡瀬営業所
  • 96番・浦添港川線 - 馬天営業所
  • 110番・深夜バス - 那覇営業所
  • 138番・向陽高校線 - 馬天営業所

[編集] バスターミナル、及び設置営業所

名護バスターミナル
那覇バスターミナル

[編集] 営業所・整備工場

泡瀬営業所
馬天営業所
観光部
整備工場

[編集] 閉鎖された営業所

古波蔵本社・観光部
  • 所在地 - 那覇市字古波蔵
  • 閉鎖年月日 - 1970年
  • 共同使用バス会社 - 無し
与那原営業所
  • 所在地 - 与那原町字板良敷604-605
  • 閉鎖年月日 - 1980年
  • 共同使用バス会社 - 無し
久手堅連絡所
  • 所在地 - 南城市知念字久手堅543
  • 閉鎖年月日 - 2006年12月1日
  • 共同使用バス会社 - 無し

[編集] 定期観光

2002年民事再生法適用後は休止中。再開の見通しは立っていない。

Aコース(南部戦跡・玉泉洞観光)
  • 概要
  • 経由地
    • 東陽バス本社→海軍壕→ひめゆりの塔→摩文仁丘・平和祈念堂→玉泉洞→那覇ショッピングセンター→東陽バス本社
Bコース(国営沖縄記念公園観光)
  • 概要
  • 経由地
    • 東陽バス本社→守礼門→万座毛→国営沖縄記念公園→パイン園→東南植物楽園→プラザハウス→東陽バス本社

[編集] 車両

車種はほぼ日野となっているが、いすヾが路線バスと観光バスに1台ずつ存在する。

一般路線車については前扉のみの仕様(トップドア仕様)が標準であり、以前は譲受車両に関しては、後ドア、中ドア部分を溶接で埋め、見た目はトップドア仕様にし、新たに前方側面に方向幕を増設するという改造が行われていたが、近年の譲受車両は他社同様に扉部分はステップを板などで埋めた上で座席を増設し、扉は閉め切り扱いし、側面方向幕は板にて表示するという方法になっている。なお、初期には外装だけではなく、内装も大部分を改装していたが、これも近年は行われていない。

沖縄本島では2004年3月頃に沖縄バスが初めて新車でワンステップバスを導入したが(中古ではその数ヶ月前に導入)、その半年後に東陽バスも譲受車という形ではあるが2台のワンステップバスを導入している。それらの車両は沖縄バスとは異なり、中ドアの使用を想定していない仕様(中ドアを塞いでいる)となっており、また、他車両の外見上の比較は前ドア付近にある「ワンステップバス」の表示だけである。

また、沖縄本島内の乗合バス会社4社(琉球バス交通、沖縄バス、那覇バス、東陽バス)の中では、最後まで730車1978年7月30日沖縄県で行われた交通方式変更の際に導入された車両)が常用車両として残っていた。これは、他社に比べ代替車両の導入が遅れたことが影響している。その後、譲受車両により急激に廃車が進み、2008年6月には1台を残して全車が廃車となった。なお、残った1台(沖22か906:日野RE101)は沖縄バスと同様に動態保存されており、2009年6月に沖縄日野自動車の協力を得てリニューアル補修を受けている。現在は月に数日のペースで営業運転にも入っており、東陽バスのWebサイトで運行予定を公開している。

なお、路線バス車両においては1993年以後は新車の導入を行っていない。

[編集] 東陽

  • 東京都江戸川区にある株式会社東陽のバス事業部が「東陽バス」と呼ばれることがある。当記事の「東陽バス」との関係性は無い。株式会社東陽の会社概要等に関してはホームページを参照。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月25日 (日) 07:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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