林邦史朗

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林 邦史朗 (はやし くにしろう、1939年1月1日 - )は日本の殺陣師東京都墨田区両国出身。本名同じ。大河ドラマにおいて殺陣指導を行っていることで知られる。

目次

[編集] 来歴・人物

東京都立向島工業高等学校卒業後に劇団ひまわりに入団。そのとき講師に来ていた殺陣師の大内竜生の影響を受け、劇団ひまわりを退団して大内の門下生となる。数年間門下生として殺陣の技能をマスターしていったが、そんな折、とあるディレクターに「斬られ役ばかりやっていると(そういう根性が染み付いて)役者として、見てもらえなくなる」というアドバイスを受け、大内剣友会を去り、フリーとなった。

フリーで仕事をしていくうちにNHKのプロデューサー・広江均から「今までの、歌舞伎のような舞踊めいた立ち廻りではなく、リアルな殺陣を林に付けてほしい」との依頼があり、その要望に応えるために1963年、日本初のスタントマングループ「若駒冒険グループ」(現・若駒)を創設。

1965年大河ドラマ太閤記』から殺陣師として林の名前が初めてクレジットされた。以降、NHKだけではなく、民放や映画に舞台でも殺陣を振り付けていき、弟子を大河ドラマなどでも殺陣師へと抜擢した。殺陣を教えた役者は100人以上に登り、80人以上の弟子がいるという[1]。その弟子には新実、岡本隆、小幡利城、國井正廣、車邦秀、高倉英二、竹田寿郎などがいる。また、幾つかの作品では実際に出演しており、『竜馬がゆく』、『義経』、『功名が辻』、『天地人』ではゲスト出演した放送回が存在する。また、『風と雲と虹と』や『峠の群像』のように殺陣指導をせず出演した作品も存在する。

1975年には、日本伝来の武道と殺陣を融合した「武劇」を創始した。沖縄海洋博を皮切りに、国外でも発表(アメリカオランダなど)で、現在も公演を続けている。

また、『8時だョ!全員集合』の立ち廻り関係は全て手掛け、『俺たちは天使だ!』、『ジンギスカン』などの民放ドラマの立ち廻りも手掛けたが、基本的にはNHKの仕事がメインとなっている。

[編集] 殺陣師として

林が20代で殺陣師となった当時、武術の動きを殺陣に取り入れる場合はその武術の専門家が呼ばれていた。林は「殺陣師なら本当の武術を学ぼう」との思いから、全国各地の武術家に入門し、柳生新陰流などの剣術の各流派、柔術や琉球古武術、合気道などの日本の武術全般の修行を重ねた。林はこれらの修行を通じて「強くなることより、自分に勝つことの大切さを学びました」と語る。

振り付けでは、専門家の時代考証をもとに武術の流派や役者の個性を生かした動きを考えるという。また「殺陣師は、剣術や武術に長けてる者が就ける仕事だと誤解をされているが、殺陣師で武術を修めている者は少ない。」と語り、自分の道場を持って弟子を育てている殺陣師は林を含め、2人しかいないそうである。道場では独自の段位を定め、10年程度で一人前の殺陣師となれるように弟子達に指導を行っている。

[編集] 殺陣・武術指導作品

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[編集] 大河ドラマ

出演のみの作品

[編集] その他

[編集] 著作

  • 『殺陣師見参』
  • 『殺陣武術指導 林 邦史朗』
  • ビデオ・DVD出版 日本刀極意『真剣刀法のすべて』
  • ビデオ出版『護身テクニック初・上級編』 
  • ビデオ出版『実践武器術大全ヌンチャク・トンファー』

武劇館プロデュース

  • DVD・ビデオ出版『林流・初段~現代劇編~』
  • DVD・ビデオ出版『林流・初段~所作編~』
  • DVD・ビデオ出版『林流・初段~刀法編~』
  • DVD出版『林流~長物編~』
  • DVD出版『林流~真剣刀法のすべて~ 初伝の巻』

[編集] 外部リンク

[編集] 参考資料

  • 読売KODOMO新聞 2009年3月20日号(読売新聞夕刊から抜粋し、子供向けに記事を一部再編集したもの)

[編集] 出典

  1. ^ 読売KODOMO新聞 2009年3月20日号。
  2. ^竜馬がゆく』と同じく、佐々木只三郎役と推察される

最終更新 2009年11月23日 (月) 07:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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