栃乃洋泰一

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栃乃洋 泰一
四股名 栃乃洋 泰一
本名 後藤 泰一
生年月日 1974年2月26日(35歳)
出身 石川県七尾市
身長 186cm
体重 160kg
所属部屋 春日野部屋
成績
現在の番付 西前頭3枚目
最高位 関脇
生涯戦歴 569勝560敗31休(80場所)
幕内戦歴 498勝536敗31休(71場所)
優勝 十両優勝2回
殊勲賞3回
敢闘賞2回
技能賞1回
データ
初土俵 1996年1月場所
入幕 1997年5月場所
備考
金星12個
3個、若乃花3個、武蔵丸3個、朝青龍3個)
2009年3月29日現在
  

栃乃洋泰一(とちのなだ たいいち、1974年2月26日 - )は、石川県七尾市出身で春日野部屋所属の現役大相撲力士。本名は後藤 泰一(ごとう たいいち)。最高位は東関脇2001年5月場所)。得意手は左四つ、寄り、下手投げ掬い投げ突き落とし。身長186cm、体重160kg。愛称は「タイチ」、趣味は「読書」。

目次

[編集] 来歴

漁師の長男で、小学生の頃から相撲を始める。七尾商業高校(現・七尾東雲高校)を経て、拓殖大学3年生の時には全国学生相撲選手権大会で優勝し学生横綱になるなど活躍をした。拓大相撲部監督の兄であり、中学校、高校、大学を通じての先輩である千賀ノ浦(元関脇・舛田山)を頼って角界入りした。

1996年1月場所に幕下付出初土俵を踏み、初土俵から負け越し知らずで小結まで昇進。その後関脇まで昇進したが、2005年7月場所では西前頭6枚目で2日目から途中休場し、翌9月場所は東前頭17枚目まで一気に11枚も番付を落としてしまった。この場所は7勝8敗と負け越したが、東から西に番付がスライドされただけで、辛うじて幕内残留を果たした。しかし翌2005年11月場所、西前頭17枚目で3勝7敗から4連勝したものの、千秋楽北桜に敗れ7勝8敗と惜しくも負け越してしまい、翌場所は十両陥落となってしまう。この陥落により連続幕内在位記録が52で途切れたが、陥落したその場所で格の違いを見せつけ十両筆頭で13勝2敗と十両優勝し、一場所での幕内復帰を決めた。

得意の左四つから放つ強力な下手投げは上位陣さえ倒すほどで、ここまでで12個もの金星を挙げている。同じ石川県出身の元大関出島金沢市出身、現大鳴戸)とは、現役時代同学年のライバル同士であった。元横綱輪島とも同郷であり、左四つからの左下手投げを得意とする相撲ぶりも似ている。栃乃洋の場合は左の下手投げに加え、土俵際での右の突き落としも相撲ファンには有名である。

2004年9月に千賀ノ浦が春日野部屋から分家独立するにあたっては移籍話もあがったが、春日野部屋からの慰留も強かった。「移籍する場合は年寄株を譲渡させない」との発言もあったとされる。結局、栃乃洋本人の意志で春日野部屋に留まった。2004年12月27日、年寄名跡・竹縄を取得した。

[編集] 珍記録・エピソード

  • かつて日本相撲協会に本名の読み「ごとう たいいち」を「ごとう たいち」と誤って記録されていた。
  • 不戦勝の数は10回と史上2位、現役1位の記録をもつ(史上1位は出羽錦の11回)。
  • とくに1999年3月場所の10日目の横綱若乃花戦、翌11日目の同じく横綱・貴乃花戦と2日連続で不戦勝となった。これは史上初のことであり、しかも相手が横綱で兄弟という稀有なケースである。
  • この栃乃洋という四股名は実は非常に発声しにくいらしく、アナウンサーにとっても「とちのなだぜき」と澱みなく読むのはニュース原稿よりも難しいとされている。また、フジテレビトリビアの泉』のコーナー「トリビアの種」(2004年2月18日放送分)で、「ニュースアナウンサーが一番いいづらい言葉は○○」という種が投稿されたとき、「とちのなだぜき」が第7位に入った。ただし放送時、栃乃洋本人は巡業のため海外におり、帰国時まで自身の四股名が話題になっていることは知らなかった。
  • 大阪場所(3月場所)は縁起がよく、初土俵の1996年から2006年まで11年連続で勝ち越していたが、2007年は負け越した。
  • 金星が多いが金星を獲得した場所は負け越すことが多い。
  • 前半で調子が悪い場合でも後半で盛り返してきて勝ち越すことがよくある。

[編集] 幕内での場所別成績

栃乃洋泰一[1]

一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1996年
(平成8年)
幕下付出 #60
6–1
 
西 幕下 #31
6–1
 
東 幕下 #13
4–3
 
西 幕下 #7
6–1
 
西 幕下 #1
4–3
 
西 十両 #13
13–2
 
1997年
(平成9年)
西 十両 #4
10–5
 
東 十両 #1
9–6
 
東 前頭 #16
9–6
 
東 前頭 #11
10–5
東 前頭 #2
9–6
東 小結
6–9
 
1998年
(平成10年)
西 前頭 #2
7–8
東 前頭 #3
9–6
 
東 前頭 #1
7–8
西 前頭 #2
5–10
東 前頭 #6
7–8
西 前頭 #6
6–9
 
1999年
(平成11年)
東 前頭 #9
8–7
 
西 前頭 #5
9–6
 
東 前頭 #2
3–9–3
休場 東 前頭 #8
5–10
 
西 前頭 #12
10–5
 
2000年
(平成12年)
東 前頭 #4
6–9
東 前頭 #6
9–6
 
東 前頭 #1
5–10
 
東 前頭 #3
7–8
 
西 前頭 #3
4–11
 
西 前頭 #7
10–5
 
2001年
(平成13年)
西 小結
9–6
西 関脇
8–7
東 関脇
4–11
 
東 前頭 #3
6–9
 
西 前頭 #5
8–7
西 前頭 #4
7–8
 
2002年
(平成14年)
東 前頭 #6
8–7
 
東 前頭 #3
8–7
 
西 小結
7–8
 
東 前頭 #1
7–8
西 前頭 #1
4–11
 
東 前頭 #6
6–9
 
2003年
(平成15年)
東 前頭 #10
11–4
 
東 前頭 #2
9–6
 
東 前頭 #1
8–7
 
西 小結
7–8
 
西 前頭 #1
8–7
 
東 前頭 #1
8–7
2004年
(平成16年)
東 小結
6–9
 
東 前頭 #3
8–7
 
東 前頭 #1
5–10
 
西 前頭 #6
9–6
 
西 前頭 #3
11–4
西 小結
6–9
 
2005年
(平成17年)
西 前頭 #1
5–10
 
西 前頭 #4
8–7
 
西 前頭 #2
5–10
 
西 前頭 #6
0–2–13
 
東 前頭 #17
7–8
 
西 前頭 #17
7–8
 
2006年
(平成18年)
(十両) 西 前頭 #12
8–7
 
西 前頭 #9
6–9
 
東 前頭 #12
10–5
 
東 前頭 #5
7–8
 
西 前頭 #5
7–8
 
2007年
(平成19年)
西 前頭 #6
6–9
 
西 前頭 #9
7–8
 
西 前頭 #11
8–7
 
東 前頭 #9
10–5
 
東 前頭 #2
4–11
 
西 前頭 #7
8–7
 
2008年
(平成20年)
西 前頭 #3
5–10
 
西 前頭 #8
8–7
 
東 前頭 #8
9–6
 
西 前頭 #3
7–8
西 前頭 #4
6–9
 
西 前頭 #7
5–10
 
2009年
(平成21年)
西 前頭 #10
8–7
 
東 前頭 #8
8–7
 
東 前頭 #5
5–10
 
西 前頭 #9
6–9
 
西 前頭 #12
4–11
 
x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 十両・幕下

三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口

幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

[編集] 主な成績

平成21年(2009年)3月場所終了現在

  • 通算成績:569勝560敗31休(80場所)
  • 幕内成績:498勝536敗31休
  • 幕内在位:71場所
  • 三役在位:8場所(関脇2場所、小結6場所)
  • 三賞:6回
    • 殊勲賞:3回(2001年3月場所、2003年11月場所、2004年9月場所)
    • 敢闘賞:2回(1997年7月場所、1997年9月場所)
    • 技能賞:1回(2001年1月場所)
  • 金星:12個(3個、若乃花3個、武蔵丸3個、朝青龍3個)
  • 各段優勝:十両2回(1996年11月場所、2006年1月場所)

[編集] その他の記録

  • 不戦勝:10回
    • 不戦勝の数は歴代2位、現役1位。(歴代1位は出羽錦の11回)。

[編集] 改名歴

  • 後藤 泰一(ごとう たいいち) 1996年1月場所 - 1996年9月場所
  • 栃乃洋 泰一(とちのなだ -) 1996年11月場所 -

[編集] 脚注

  1. ^ "Rikishi in Juryo and Makunouchi" (English). szumo.hu. 2007-09-24 閲覧。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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最終更新 2009年11月19日 (木) 17:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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