桜庭一樹

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桜庭 一樹
誕生 1971年7月26日(38歳)
島根県
職業 小説家
国籍 日本
活動期間 1996年 -
代表作 GOSICKシリーズ
赤朽葉家の伝説
私の男
主な受賞歴 第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作入選
第60回日本推理作家協会賞
第138回直木三十五賞
処女作 アークザラッド
(ゲームのノベライズ、山田桜丸名義)
配偶者 友野英俊
公式サイト 桜庭一樹オフィシャルサイト
ウィキポータル 文学
  

桜庭 一樹(さくらば かずき、女性、1971年7月26日 - )は日本の小説家ライトノベル作家である。

目次

[編集] 経歴

鳥取県米子市出身(出生地は島根県)。鳥取県立米子東高等学校卒業。大学在学中の1993年にDENiMライター新人賞受賞。フリーライターとして活動し、「フロム・エー」等にて執筆。1996年山田桜丸名義で『アークザラッド』ノベライズにて作家デビュー。以後、コンピュータゲームシナリオ、ゲームノベライズ等を手がける。

1999年桜庭一樹名義で「夜空に、満天の星」を第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門に応募、佳作入選。同作は『ロンリネス・ガーティアン』と改題・出版される(オリジナル小説デビュー作)。以後しばらくの間は桜庭一樹名義でライトノベルを、山田桜丸名義でノベライズを執筆。ライトノベルの『GOSICK』シリーズ(2003- )で人気を得た後、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(2004)で幅広い注目を集める。これをきっかけにSF、ミステリー、一般文芸誌などへ進出し、『少女には向かない職業』(2005)、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』(2006)、『赤朽葉家の伝説』(2006)、『青年のための読書クラブ』(2007)などの佳作を立て続けに発表。特に『赤朽葉家の伝説』は第60回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞し、第27回吉川英治文学新人賞候補や第137回直木三十五賞候補となり新進作家としての注目を集める。(なお「脂肪遊戯」で日本推理作家協会賞(短編部門)候補にも挙げられたが、規定により同時に両部門の候補になることはできないため辞退している。)2008年、『私の男』で第138回直木三十五賞を受賞した。

一般文芸作家として認知された後は、ライトノベルとして出版されていた『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』『赤×ピンク』などが一般文芸として再出版されている。

[編集] 人物

読書家としても知られる。創作活動は午前中に終わらせ午後は専ら書店まわりと読書に費やし、1日1冊以上年間400冊のペースで本を読んでいる、とインタビュー等で発言している。特に影響を受けた作品としてガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』、ヘルマン・ヘッセの『デミアン』(『知と愛』と答えている場合も多い)、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』、神林長平の『七胴落とし』、小野不由美の『悪霊シリーズ』などを様々なインタビューであげている。

名前から男性作家と間違えられることがあり、そのため書店で著作が男性作家のコーナーに陳列されていることもある。本名は「真理子」である(『推定少女』のファミ通文庫版のあとがきに記載。角川文庫版では伏せ字)。両親からは愛称の「まりすけ」と呼ばれている。

27歳の頃より極真会館(松井派)で空手を習っている。きっかけは『推定少女』の執筆の際、再三の書き直しを迫られ最終的に構想と正反対の結末を書くに至った自分の弱さを悔い、勝負の世界に身をおきたかったからとのこと、と流布されていたが、2008年6月12日の産経新聞において、「『違います!』って声をからして言ってるんですけど。単に当時、Kー1ブームだったから」と述べている。

2009年の2月某日に入籍したことを3月5日更新の『続々・桜庭一樹 読書日記』内にて発表した。結婚相手は、お笑い芸人の友野英俊。同年5月11日に結婚式を行った[1]

[編集] 作風

ほとんどの作品の主人公は女性である(GOSICKシリーズは除く)。一般文芸に転じた後も、特に10代の少女を描いた作品が多い。ライトノベルからの転進のきっかけになった『砂糖菓子の弾丸』と『私の男』では少女への虐待、『少女には向かない職業』『推定少女』などでは少女による親殺し、『少女七竈』では実の兄弟への恋心の断念などがモチーフに使われている。ライトノベル時代の『赤×ピンク』では際物(きわもの)的少女プロレスショーに出演する少女達が抱える内面を丹念に描いている。

執筆するジャンルが幅広く舞台設定も様々だが、現代日本の地方都市を扱ったものが目立ち(『赤朽葉』『少女七竈』『少女には向かない職業』『砂糖菓子』『私の男』『荒野』)、ガルシア=マルケスに範を取ったと思われるマジックリアリズム的な物語がときに寓話的、ときに神話的に展開する。『赤朽葉』は山陰の地方都市を舞台とした女性3代記を、『青年のための読書クラブ』はミッション女子校の伝記的裏百年史を、『私の男』は10数年に渡る父と娘の近親相姦史を時間遡行しながら描いた。

[編集] 作品一覧

※はライトノベルで出版されていたものを再出版した作品

[編集] 一般小説

[編集] 参加アンソロジー

  • 異形コレクション オバケヤシキ(2005年8月、光文社文庫、ISBN 4-334-73931-8
「暴君」を収録
「辻斬りのように」(『少女七竈と七人の可愛そうな大人』のプロローグ部分)を収録
  • 異形コレクション 闇電話(2006年5月、光文社文庫、ISBN 4-334-74066-9
「脂肪遊戯」を収録
  • 密室と奇蹟 J・D・カー生誕百周年記念アンソロジー(2006年11月、東京創元社、ISBN 4-488-02392-4
「少年バンコラン! 夜歩く犬」を収録
「1、2、3、悠久!」を収録
  • ザ・ベストミステリーズ2007 推理小説年鑑(2007年7月、講談社、ISBN 978-4-06-114908-3
「脂肪遊戯」を収録
「暴君」を収録

[編集] ライトノベル・レーベル

[編集] GOSICK -ゴシック-シリーズ

  • GOSICK -ゴシック- 長編作品(刊行中)
  • GOSICKs -ゴシックエス- 短編集(刊行中)

詳細は「GOSICK -ゴシック-」を参照

[編集] その他

[編集] エッセイ集

  • 二代目のバカにつける薬(1996年12月、イーハトーブ出版、ISBN 4-900779-08-3
山田桜丸名義
  • 桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE(2006年3月、富士見書房、ISBN 4-8291-7610-5
  • 桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。(2007年7月、東京創元社、ISBN 978-4-488-02395-9
  • 書店はタイムマシーン 桜庭一樹読書日記(2008年9月、東京創元社、ISBN 978-4-488-02435-2
  • 少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記(2009年8月、東京創元社・創元ライブラリ、ISBN 978-4-488-07064-9)※『桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。』の文庫化
  • お好みの本、入荷しました 桜庭一樹読書日記(2009年12月、東京創元社、ISBN 978-4-488-02452-9

[編集] コンピュータゲームシナリオ

いずれも山田桜丸名義。

[編集] ノベライズ

山田桜丸名義
  • 学園都市ヴァラノワール 未来は薔薇の色(2002年11月、ファミ通文庫、ISBN 4-7577-1159-X
学園都市 ヴァラノワール』のノベライズ
  • ジェネレーション・オブ・カオス3 時の封印(2003年5月、エンターブレイン、ISBN 4-7577-1460-2
PS2の同名RPGのノベライズ
映画『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』のノベライズ

[編集] EVEシリーズ

詳細は「EVEシリーズ」を参照

山田桜丸名義、自身がシナリオを書いた同名ゲームのノベライズ
  • イヴゼロ The Beginning EVE(2000年4月、ファミ通文庫、ISBN 4-7577-0004-0
山田桜丸名義、本作以降はオリジナルストーリー
  • EVE TFA 亡き王女のための殺人遊戯(2001年9月、ファミ通文庫、ISBN 4-7577-0573-5
本作以降は桜庭一樹名義
  • EVE burst error PLUS サヨナラキョウコ、サヨナラセカイ(2003年8月、ファミ通文庫、ISBN 4-7577-1547-1

[編集] 漫画原作

山田桜丸名義。

  1. (1999年9月、ISBN 4-09-149591-5
  2. (2000年3月、ISBN 4-09-149592-3
ゲーム『サンリオタイムネット』の漫画化。
以下桜庭一樹名義のもの。
  1. (2008年3月、ISBN 978-4-04-854171-8
  2. (2008年3月、ISBN 978-4-04-854172-5

[編集] 共著

レッサーパンダの写真集。イッセイハットリが写真、桜庭一樹が文を担当

[編集] 過去の出演番組

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月24日 (火) 05:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【桜庭一樹】変更履歴

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