梅花 (航空機)

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梅花ばいか)は大日本帝国海軍太平洋戦争中に計画した特殊攻撃機である。機体の設計は川西航空機。海軍機種記号は不明である。昭和20年7月より開発を開始したが、設計途中で終戦となった。

[編集] 概要

昭和19年より航空機による体当たり対艦攻撃を計画・実行していた日本海軍は、特別攻撃専用機の開発を進めていた。しかし、航空機用の資材と燃料の不足は深刻なものがあった。そこで日本海軍は特攻機用の動力として、ドイツV-1飛行爆弾(Fi 103)の動力として使用されていたパルスジェットに着目し、これを装備した特殊攻撃機「梅花」の開発を指示した。この機体の設計は川西が担当し、パルスジェットの開発は帝国大学航空研究所と海軍第一航空技術廠が共同で行うことになった。

梅花は木製(一部鋼製)の胴体と主翼を持ち、パルスジェットは胴体上部に背負式に装備することとした。そのため外観はV-1の有人型であるFi 103Rと似たものとなった。また降着装置は、離陸後投棄するものとした。弾頭は桜花と同様機首に搭載したが、搭載量は最大250kgとかなり少ないものとなっていた。この他機体各所の生産性に考慮した他、パルスジェットの燃料として比較的容易に手に入る松根油(600 リットル)が使用できたことから、特攻兵器としてかなり有効な物になると海軍は考えていたようである。

開発開始は昭和20年7月で設計も急ピッチで進められたが1ヶ月後には終戦を迎え、梅花は設計途中段階で放棄されることとなった。

[編集] スペック

(推算値)
  • 全長: 7 m
  • 全幅: 6.6 m
  • 重量: 750 kg
  • 全備重量: 1,430 kg
  • 発動機: カ一○ パルスジェット 推力300 kg (V-1のアルグス As 014と同等)
  • 最大時速: 556 km/h
  • 航続力: 280 km
  • 武装: 機首に250 kg爆弾
  • 乗員: 1 名

[編集] 関連項目


最終更新 2009年6月7日 (日) 08:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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