森吉山

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森吉山

森吉山(一の腰山頂より撮影)
標高 1,454m
位置 北緯39度58分35秒
東経140度32分38秒
所在地 日本 秋田県北秋田市
山系 独立峰
種類 成層火山
  
森吉山山頂の標識

森吉山(もりよしさん)は、秋田県北秋田市に位置する標高1,454mの古い火山である。高山帯では多くの高山植物が咲乱れるため「花の百名山」に選ばれている。

目次

[編集] 概要

日本百名山には選ばれていないが、『日本百名山』の後記には「森吉山、姫神山船形山など、いい山ではあるが少し背が足りない」と書かれている。日本百名山は標高1500m以上の山を選んだものであるが、森吉山は46mほど不足している。

初めの噴火外輪山の一ノ腰、前岳、石森等ができ、2度目の噴火で向岳(森吉山)ができたとされている。噴火の歴史的記録はない。

地元の人からは「秋田山」と呼ばれるほど馴染み深い山である。江戸時代の北前船は森吉山を見て、方向を知ったとも言われている。また、山頂稜線の一ノ腰、前岳、石森等は残雪時には乳牛の斑点を思わせる模様ができ「マダラベコ」(ベコは方言で「牛」)といわれる。

前岳近くにある森吉神社の裏には、奇妙な形で積み重なっている巨岩がある。この巨石は神社のご神体で、巨石の前には江戸時代の学者である菅江真澄の歌碑がある。山頂にも菅江真澄の歌を書いた柱が立っている。山上に森吉神社避難小屋と阿仁避難小屋があり、前者は100人後者は50人とかなりの人数を収容できる。阿仁避難小屋の裏手には5分下ったところに水場がある。

[編集] 自然

裾野にはブナ林を中心とした広葉樹林が広がり、標高1,000mを超すとオオシラビソが優占する。この広葉樹林は樹齢約250-350年に達し、ツキノワグマニホンカモシカ等の哺乳類、クマゲライヌワシなどの鳥類の希少種の生息地となっている[1]。このため、1973年(昭和48年)11月1日に、国指定森吉山鳥獣保護区(希少鳥獣生息地)に指定されている(面積6,616ha、うち特別保護地区1,573ha)。6月頃は稜線には数多くの高山植物が咲き、ミズバショウザゼンソウチングルマ、ヒナザクラ、イワイチョウイワカガミ、ウラジロヨウラクツツジ、シラネアオイなどが咲き乱れる。

[編集] 脚注

  1. ^ 国指定森吉山鳥獣保護区指定計画書(区域の拡大)(環境省案) (pdf.) - 平成15年8月27日環境省報道発表資料

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年6月10日 (水) 00:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【森吉山】変更履歴

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