業界用語
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業界用語(ぎょうかいようご)は、同じ職業の集団内(業界)や、それに詳しい人たちの間で用いられる、一般に広く通じない単語や言葉である。日本語の場合、一般的ではない読みをわざと用いて、特別な意味であることをあらわす場合がある。その業界内での専門用語のほか、正式名称ではない略語、隠語のようなものも多い。様々なきっかけで、一般にかなり普及する言葉もある。ただ、一般の言葉同様、流行があったり、業界の制度変更で言葉が消滅することもある。
単に業界用語と言った場合、芸能関係の業界用語を指すことも多い。
元々、使われ始めた経緯には、「他人に聞かれたくない」「知っているもの同士で」といった内向的な意向があったが、いつしか、各々の業界内での意思疎通を図る意味合いを持つようになってきた。現在では前者・後者が用途別に使い分けられている。
目次 |
[編集] 業界用語の一覧
[編集] 医療
ドイツが医学先進国であったために、ドイツ語起源のものが多い。
- アウス(ドイツ語のAuskratzung、掻爬術、あるいはAusräumung、子宮内容除去術。人工妊娠中絶のこと)
- アッペ(appendix、虫垂、またはappendizitis、虫垂炎のこと。虫垂切除術そのものを意味することもある)
- エッセン(essen、食事)
- ステル(sterben、患者が死ぬ)
- エント(entlassen、退院)
- オーベン(上司、指導医。ドイツ語のobenからきているが、本来は単語ではないため日本独自の隠語)
- クランケ(Kranke、患者)
- ネーベン(研修医。オーベン同様、nebenに由来する日本独自の隠語)
- エキスト(extraction、抜歯)
- MR(1. 英語のmedical representative、医薬情報担当者。要するに製薬会社の営業担当者なのだが医薬品情報の提供を名目に医局内に立ち入る特権を持つ。2. 英語のmitral regurgitation、僧帽弁閉鎖不全、心臓弁膜症の一種。3. 英語のmental retardation、精神遅滞、法律用語では知的障害という)
- プロパー(MRの1.の古い言い方。宣伝者propagandistが語源らしい)
- 全麻(全身麻酔の略)
- 局麻(局所麻酔の略)
- オペ(Operation、手術)
- DOA(dead on arrival、病院到着時死亡)
- do.(ラテン語のdittoの略記、「同じ」の意。日本ではドゥと読むが外国ではディトーと読まないと馬鹿にされるらしい)
- ゾロ(ジェネリック医薬品の事、「後からゾロゾロ出る」から)
- K、Ca、○(癌。ドイツ語のKrebs、英語のcancerから。肺癌であればカルテに「肺K、肺Ca、肺○」と書かれる)
- パンペリ(panperitonitis、汎発性腹膜炎。腹部全体に拡がった腹膜炎で、当然最重症)
- ラパ胆、ラパコレ(腹腔鏡laparoscopeを用いた胆嚢摘出術cholecystectomy )
- ブロック(神経ブロック療法)
- 関注(関節注射の略)
- ウロ(泌尿器科、ドイツ語のUrologieから)
- ギネ(婦人科、ドイツ語のGynäkologieから)
- 分包(一括分包の略。数種類の薬剤を服用時ごとにまとめて包装する事)
- ヒート(錠剤を包むパック)
- 通る・通らない(診療報酬請求書(レセプト)の審査で保険者から医療費支払いを認められる・認められない)
- 返戻(レセプトが保険者から返って来る事。つまり、疑義があって診療報酬が払えないレセプトの事)
- レセ(レセプトの略。また、月初めにレセプト作成・点検・発送作業をする事)
- 疑い病名(○○の疑い、とカルテの保険病名欄に記入する事によってレセプト審査で検査料を認めさせる)
- カルテ病名(医師が投薬した薬剤に対して、レセプトの便宜上カルテにつけられる病名。医学的に矛盾した病名が羅列される事もあるが、これがないと医学的に正当な医療行為であっても診療報酬が支払われない)
- ヘモ(Hämorrhoiden、痔のこと)
- DIV(点滴のこと)
- IV(静脈注射のこと。英語のIntravenousから)
- マルク(骨髄穿刺のこと。ドイツ語のKnochenmark骨髄から)
- テーベー(tuberkulose、結核(症)の略。TBと書くことも)
[編集] 警察
- Px(Police xで警察関連の人や物 PBなら交番、PCならパトカー、PMなら警察官、PSなら警察署)
- 赤馬、赤犬(放火犯 炎の形が馬や犬に見えることから)
- 赤いカナリア(国際的なテロ組織)
- 洗う(くわしく調べる)
- うかんむり(窃盗、「窃」の字形から、なお部首は「あなかんむり」)
- 牛の爪・馬の爪(牛の爪は「割れている」ことから、判明していること。馬の爪は逆で「割れていない」)
- お札(警察手帳または令状)
- 落ちる(自供)
- 泳がせる (逮捕せずに被疑者を監視すること)
- お礼参り(出所した人からの復讐)
- ガイシャ(被害者)
- ガサ入れ(家宅捜索、強制捜査)
- ガサ状(捜査令状 「ガサのお札」とも言う)
- ガセ(偽の証拠・情報)
- 完黙(「完全に黙秘する」の略)
- 下足痕(ゲソコン=現場に残された足跡)
- コメヘン・マルコメ(精神異常者。「精」の字のこめへんから)
- コロッケ(女の殺人犯)
- ごんべん(詐欺、「詐」の字のごんべんから)
- 桜田商事、本店(警視庁。所在地から。都内の所轄署は「支店」)
- さんずい(汚職、特に贈収賄。「汚」の字のさんずいから)
- そうめん(逮捕)
- 社長(警視総監、副総監は副社長、所轄署の署長は支店長)
- シャブ(覚せい剤)
- 職質(職務質問)
- チャカ(オートマチック拳銃)
- デカ(刑事。明治時代、刑事は警官の制服ではなく角袖の着物を着ていたことから。「かくそで」の倒語「でそくか」の最初と最後を取ってデカと呼ぶようになった)
- 電波(奇怪な事件・気違い等における隠語)
- はこ(交番)
- 半落ち(一部自供をしたこと)
- ばんかけ(検問や職務質問)
- フライパン(カツアゲ=恐喝。「カツを揚げる」道具から)
- ホシ(犯人。「犯人の目星」から)
- ホンボシ (真犯人)
- びろ(サラリーマン、「背広」から)
- ポンプ(主には覚せい剤を注入するための注射器)
- マル害(被害者)
- マル走(暴走族)
- マル被(被疑者。あるいは容疑者・犯人。被を用いると被害者と混同されてしまう恐れがあるため、マル容と言うところもある)
- マル暴(暴力団)
- 面割り(特定個人の確認。多数の中から“面を割り出す”事から)
- ラジオ(無銭飲食。ラジオ=無線に掛けた洒落)
- ヤサ(家宅)
- ヤマ(事件)
- レツ (共犯者)
- レンコン(リボルバー拳銃 シリンダーがあるので)
- わっぱ(手錠)
- 割る(自白をとること)
- 流し(被害者と関係がない者)
[編集] 芸能・音楽・放送
- あご(食事)
- あし(交通費または交通手段)上記と組んで「アゴアシ付き」(=食事・交通費先方負担)のように用いられる。
- 雨傘番組(プロ野球中継)が雨などで中止となった際に放送される番組。レインコートプログラム、Bプロとも呼ぶ。そのための番組収録は雨傘収録と呼ぶ。いつ放送されるかわからないので、内容は時事ネタではないものが多い。中止にならない限り放送されない・さらに最近ではドーム球場での試合が多く中止自体も少ないため、結局放送されずに素材が倉庫行きになることもある)
- アーパー(撮影手順に無駄が多く、あまり使えないスタッフ。そこから、一般的にバカな奴の軽い蔑称。パーを反対から読んでいる)
- ありもの(既にある物。あり合わせの物。音楽や効果音、フィルムやビデオの素材で、他の番組などで使ったものを借用する時など)
- 板(舞台、ステージ)
- 板付き(舞台の幕が上がった時、演者が既にステージの定位置にいる状態のこと)
- 一本 (いっぽん、100万円。当時のコマーシャル製作費用について。現在は1億円相当とも言われている)
- インサート(人物や物を紹介する為の静止画。紹介する人物・物を目立たせる為、照明をかなり当てる為、かなりギラギラと光って見える)
- イントレ(鉄製の撮影用足場。映画「イントレランス」から)
- インベンション(小便に行く)
- 上・下(時計の針が12時・6時を指すこと)
- ウタ科(声楽科)
- 打ち上げ(番組終了などで、終了後飲み食いをすること。打ち上げ花火が華やかであることから)
- うつ(1:カメラで撮ること。横打ち = サイドショット = 横顔など。2:撃つ。照明を当てること)
- 営業(ギャランティーの発生しない仕事)
- エブリウィーク(焼売の事。EVERY WEEK→和訳で毎週→その和訳をズージャ語にした言葉)
- オク(数字の8。音階の8度を示すオクターブから。「オクターブ」ともいう)
- オケピ(オーケストラ・ピット)
- 押す(時間が足りなくなる)
- おせち(年始の三が日に放映されるバラエティー番組の通称。内容を始め、出演者や演出も豪華であるうえ、三が日を過ぎると視聴者に飽きられやすいことから)
- オリ(降り番・登場がない時間)
- カウキャッチ(提供番組が始まる前のCM)略してC.C.、例 サザエさんが始まる前の30秒のCM
- カメリハ(カメラリハーサルの略)
- ガバチョ(布ガムテープのこと。単に「ガムテ」とも)
- かぶる(先に行ったことと同じ表現を発したり、他人が発言中に発言することなど)
- 上手(カメラや観客から見て右側。「かみて」と呼ぶ)
- きえもの(消え物。舞台小道具のうち、食べ物飲み物のような消耗品)
- ギャラ(出演報酬。ギャランティーの略)
- ギロッポン、ポンギ(六本木)
- 食い気味(前の演者の動作や台詞が終わらないうちに、後の演者がかぶせること)
- クール(単位呼称で、3ヶ月の事。連続ドラマやバラエティ番組が3ヶ月に1回変わることから。2クールで半年、3クールで9ヶ月となる。4クールで1年。)
- けこみ(ステージ前面の客席から見て垂直な部分。「蹴り込む」から)
- ケツ(同日直後の仕事。「ケツがある」とは、この次に別の仕事が控えているということ)
- ケツカッチン(ケツカチとも。カチは「カチンコ」から。後に別のスケジュールが入っており、終了時間が決められていること)
- ゲネ(最終リハーサル。ゲネプロ―General probeの略で通し稽古をも意味する)
- ゲルピン(金欠のこと。ドイツ語で「金銭」を表す「Geld」が「ピンチ」から)
- ザギン(銀座)
- ジェネ(ジェネレーター(Generator)発電機の略。野外イベントの仮設機材の電源として使用する。)
- 仕込む(用意するの意。調理用語の仕込むから転じて。)
- しだし(エキストラ “仕出し弁当”の様に注文した数だけ手配できることから)
- 下手(カメラや観客から見て左側。「しもて」と呼ぶ)
- 例)舞台は上手に入って、下手にでる(上手から舞台にあがり、下手から舞台をはける意味)。
- 写譜屋(楽譜の浄書業)
- シロ(ホワイトバランスを調整するために使用する白い物。大抵はアシスタントのメモ帳)
- ズラ(かつらのことで、かぶり物という時もある)
- セッシュウ(身長の低い演者を箱馬などの踏み台に乗せて高くすること。物に対して用いられることもある。ハリウッドで早川雪洲が行っていたことから)
- ダメ出し(演技指導などで改善すべき点を指摘すること)
- つまむ(カットする。フィルムを摘まむと、摘まんだ部分が無くなることから)
- 袖(ステージに登場両脇の部分。出番待ちの俳優が待機したりする)
- テクリハ(テクニカルリハーサルの略。音響、照明、映像等を台本通りにチェックすること)
- てっぺん(深夜0時のこと)
- デルマ(ダーマトグラフのこと)
- 天カメ(お天気カメラ)
- テレビサイズ(テレビで放送するために短く編集された歌詞)
- テンドン(同じ事を2、3回と繰り返し、笑いを取ること)
- 時計(右回り)
- ドタキャン(スケジュールが調整不可能な時期にキャンセルされること。「土壇場でキャンセル」から)
- とっぱらい(給料を当日に現金で払うこと 「当日払い」の訛りか。税金や事務所取り分などの天引きなしで全額手渡しすることを意味する場合も 「取り払い」から)
- 撮って出し(ほぼ無編集で収録したものを放送すること)
- トラ(エキストラ演奏者・役者)
- 緞帳(「どんちょう」電動で上下する舞台前面の大きい幕)
- ナイン(数字の9)音階に該当が「無い」の駄洒落の意味がある。
- ナグリ(美術や大道具担当が使う釘抜きと一体型になった金槌)
- 生(生放送、LIVE)
- 並び(ギャラが「33,333円」など同じ数字が並んだ数となること。この場合「3並び」という。10%源泉徴収され、手取りでは30,000円とキリのいい数字になる)
- 二丁目(新宿歌舞伎町界隈、もしくはオカマ)
- 伸ばす、引っ張る(予定や進行をやや遅めにすること。対義語は「巻く」)
- ノリ(乗り番・登場する時間帯)
- バーター(束を逆に読んだもの[1]で「行って来い」や、「交換条件」の意。お互いに支払いが発生せず、しかもどちらにもメリットがある仕事など。「抱き合わせ出演」の意味、あるいは本来予定された人の出演が叶わなくなり、代わりに「格下の人を出演させる」という意味も持つ)
- ハコ(箱。コンサートホール、ライブハウス、クラブなど。規模によって「大箱」「小箱」とも)
- 箱足(木板を箱状に組み合わせたもの。舞台装置の高さを調節したり踏み台にしたりする。「箱馬」とも)
- 箸ネ(食べ物を箸などで持ち上げて、食べ物の象徴させるシーン)
- バッテラ(バッテリーライトのこと)
- ばらす(予定をキャンセルする。予約を取り消す。または、舞台装置を分解して撤収する。前者の対義語は「バミる」)
- ばら飯(個人個人で食事を取ること。バラバラに食事(飯)を取るの略)
- バミる(舞台の立ち位置をビニールテープなどでマークする。「場を見る」に由来。転じて予約する。予定を入れる。でも使われる。後者の対義語は「ばらす」)
- 場ミリ(舞台の立ち位置・機器の設置位置、またはその位置を示すために貼ったテープのこと。「バミる」より)
- 番宣(番組宣伝の略)
- ピーカン(雲一つ無い晴天、缶ピースの蓋の反射から)
- ヒッチハイク(提供番組終了後のCM)
- ひな壇(トーク番組などで使用する階段状の選者用の席 雛祭りにおける人形飾りの段から)
- 平台(三尺×六尺、四尺×六尺などの大きさの木製の台。足と呼ばれる台の上に固定することで「ひな壇」ができる)
- フィックス(決定の事)
- プロセ(プロセニアム・アーチ)
- 棒(指揮者)
- ボーヤ(ステージマネージャー、付き人など。“舞台袖の坊や”から)
- 巻く(予定や進行を急ぐ。対義語は「伸ばす」又は「引っ張る」)
- ホリ / ホリ幕(背景として使用するステージ奥の白幕。照明効果で様々な色に変えられる。ホリゾント = horizontから)
- もぎり(捥ぎり。コンサート会場の入口でチケット半券を捥いで切ることから改札係、または受付係)
- 前ノリ(ロケ前日からロケ地に泊まる)
- 見切れ、見切れる、見切る(テレビ画面や舞台において、余計なものや人がはみ出て視聴者に見えてしまうこと)
-
- 余計な人とは、基本的には番組スタッフや出演前(出演後)の(レギュラー、ゲストを問わず)タレント(局アナを含む)、通行人などの一般人である。それを逆手に取った番組は、日本テレビ系のダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!である。
- 八百屋(対象を少し斜めにする方法、またはそのように作られている展示台)
- ランスル (場当たり、立ち稽古のこと。ランスルーの略)
- ロケ(スタジオ以外での外撮影。locationから)
- ロケハン(下見location huntingから)
- わらう(どかす、取り除く。「取っ払う」が変化したものと言われる)
- ENG(電子ニュース取材)フィルム取材に対する、Electronic News Gathering の略。日本テレビでは「EJ」と呼ぶ。
- MC(司会者 Master of Ceremonyから)
- M1, M2, M3, F1, F2, F3 (視聴者の世代を表すマーケティング用語。M=男性、F=女性、1=20~34歳、以後15年単位での区切り。なお、ティーンエイジャーは男女問わず「10代」又は「ティーン」、小学生以下は男女問わず「キッズ」、3歳くらいまでは男女問わず「ベイビー」、M3,F3(64歳まで)以降つまり65歳以上は男女問わず「シルバー」(電車やバスのシルバーシートより)と一括される)
- M1,M2,3,4…(コンサートにおける曲順を指す)
- BPM(音楽のテンポを表す単位。一分間当たりの拍数。「Beats per minute」の略)
- OA(英語の"on the air"より「放送中」の意)
- C, D, E, F, G, A, H(順番に数字の1から7まで)。ツェー、デー、エーというようにドイツ語読みをする。Cが最初になるのは、Cが音階の「ド」に当たるため。「シ」に当たる文字がH(ハー)なので、Aの次はHとなる。たとえば20は「デー十」となる。但し、金額を言うときは基本的は”万円”(万の上が1桁なら万を付ける)を、年齢を言うときは”歳”を省く為、20万円・20歳も共に「デー十」ということが多い。又、上一桁が1であっても略さず、10・10万円・10歳は共に「ツェー十」と言う。Eはエーと言わず、英語読みの『イー』と言うことが殆どである。その為、30・30万・30歳は共に「イー十」と言う。8は、Hの変調の『B(ベー)』又は上記の『オクターブ』、『オク』を当て、9は当てる音階がないので、そのまま『きゅう』又は上記の『ナイン』、『ナインス』を当てる。
このほか、名詞の前後を入れ替えた表現、例として「ズージャー(ジャズ)」「ヤノピー(ピアノ)」などが用いられることがある。
[編集] 公営競技
- 展示(競艇における「展示航走」、競輪における「展示走行」に当たる。事前の模擬レースのようなもので、予想の大きな材料となる)
- 流し(投票券の購入時、自身の本命を軸に残りすべてに投票するやり方。「○番(から)流し」といった言い方をする)
- オモテ(連勝単式の投票券において、自身の本命を1着として買った投票券のこと。これを「流し」として買うことを、「2着流し」と区別して「1着流し」と言う)
- ウラ(連勝単式の投票券において、自身の本命を2着として買った投票券のこと。これを「流し」として買うことを「2着流し」と言う)
- 裏目(連勝単式の投票券において、買った通りとは逆の着順になること)
- マンシュウ(マンシューとも)(配当金が1万円以上の金額になった場合の呼称。「万舟(競艇)」からという説が多いが、「万券襲来」が本来の意味である。「マンシュウ配当」などに使われる)
- 本場(開催)(競技場が主催で行うレースを意味する)
- 場外(開催)(競技場が他の競技場において行われるレースの投票を受け付けること)
- 決まり手(競輪や競艇において、1着・2着または3着を確定させた技や方法のこと)
- 審議(何らかの理由により、レースの着順が判定できない場合に使われる。競馬では、着順掲示板に青いランプが点るため、審議そのものを「青ランプ(が点く)」とも言う。審議が終わるまでレースは確定しない)
- 掲示板に載る(特定の着順以上で着順掲示板に番号が掲載されることから、この着順以上でゴールすることを指す。常に特定着順以上でゴールできる実力を「掲示板を外さない」と言う)
- ヨーロッパ(競輪において、格下、または格下と見られていることを指す。格下の選手が、4・6・8(ヨーロッパ)の枠に入っていることが多いため)
- ジャン(競輪の打鐘のこと。叩いた際の「ジャーン」という音からそう呼ばれる)
- タレる(本来ラストスパートを掛けるべきところで、失速してしまうこと)
- 選手道(競走選手間での暗黙のルール、またはファンと選手との間でのルールも存在する。仮に選手道に反しても主催者側からのペナルティがあるわけではないが、選手間やファンとの信用問題に発展し、結果的に本人の不利益に直結するため厳守とされる。競輪については、競輪#競走における競輪道を参照されたい)
- 特券(1000円単位で購入された投票券のこと)
[編集] 極道、ヤクザ、暴力団
- アイツキ(挨拶。付き合いの転倒語、アイツキ仁義とも)
- アオバレ(晴天)
- 姐(あね)さん(組長の女房)
- イケイケ(武闘派、タカ派)
- ウタウ(謝る、白状)
- オートン(自動車)
- 絵図(策略、騙し方のシナリオ)
- エダ(枝。下部組織、主に三次団体を指す。組織を木に見立てて二次団体以上の本家筋を話題にすれば三次団体がエダ)
- 一本独鈷(何処にも所属していない独立した組織。)
- エモノ(得物から。所持する武器全般)
- エンコ詰め(指詰め)
- オツトメ(服役)
- カスリ、ショバ代(みかじめ料、上納金)
- カチコミ(抗争)
- ガラ(身柄)
- キス(酒。キスは好きな行為始め、好物といえば酒。連想作用した用語)
- キスグレ(泥酔。グレはグレる、愚連隊、与太者)
- くさい飯(懲役 刑務所の給食から)
- ゲソ(靴)
- ヨウゲソ(洋物の靴)
- ケツ持ち(仲介人、バックボーン)
- 盃(縁組)
- サクイ(臭い、匂う)
- シャリ(米、飯。舎利)
- 銀シャリ(白い米の飯)
- さらう(拉致)
- 寒い所・旅に行っていた(北の刑務所に行っていた)
- 仕事(違法行為、恐喝・殺人など不当な資金獲得行為)
- 仕事師(イカサマ師)
- 実子分(主に跡目候補を指す。擬似血縁関係を模した義理の親子の子に相当する意)
- 四方同席(上下関係のない席)
- シノギ(稼業、凌ぎ)
- シマ(縄張り)
- シャブ(覚醒剤)
- ショバ(場所、縄張り)
- スケ(女、愛人)
- ダイガク(刑務所。自由を奪われて本を読んで勉強することから。留学、別荘とも)
- タマ(命、人身売買的な女性も指す)
- ダンベエ(旦那衆、スポンサー)
- チカヅキ(挨拶。近付き)
- チャカ・ハジキ・道具(拳銃)
- チンコロ(密告)
- テラ銭(賭場における胴元の取り分)
- ドス (小刀)
- ドン(リーダー、首領)
- バイニン(麻薬、覚醒剤などの密売人)
- バシタ(女性、男稼業では立場が下)
- ハッパ(麻薬)
- ハンメ(反目、対立を指す。博徒で賭けている反対の目が出ることから。)
- ヒトマワリ(期限付きの追放。)
- ピュー(逃走、特に抗争から逃げ出すこと)
- ブタ箱(留置場)
- ペー(ヘロイン)
- ペーカン(「ペーの患者」=ヘロイン中毒者)
- 彫り物、モンモン、クリカラモンモン(刺青)
- ポンプ(注射器)
- メンツー(面通。挨拶、的屋系ヤクザの庭場挨拶)
- ムショ(刑務所)
- ヤク(麻薬や覚醒剤他、禁制薬物すべて)
- ラッパ(嘘、大嘘)
- レンコン(リボルバー式拳銃)
※一般人がヤクザ自体を「その筋」、「ヤッちゃん」、「ヤの付く自営業」など隠語的に語るケースもある。
[編集] 受験
- 赤本(教学社が出版している大学の過去問集。大学別に製本されている。またほかにも青本、白本、黒本、緑本などもある)
- 過去問(カコモン。過去の問題)
- 悪問(問題文の解釈次第で解答を複数見出せるなど、試験として出題するには不適切な問題のこと)
- 捨て問(大学受験レベルでは解答できない問題であり、受験生はその問題に対する解答を諦めざるを得ないような問題のこと)
- 足切り(二段階選抜のこと。適切な表現で無いとされるが、現在でも良く使われる)
- 一本(本命の志望校だけを受験すること)
- 滑り止め(本命の学校以外に、不合格時のための保険を掛けて他の学校を受験すること)
- Fラン(Fランク大学。偏差値のきわめて低い大学)
- 仮面浪人(第1志望ではない大学に通いながら、第1志望の大学への大学受験浪人生活をすること)
- 宅浪(予備校に通わず自宅で学習して大学受験浪人生活をすること)
- センター(大学入試センター試験の略)
- ムーミン(東洋大学の三月入試。関東では難関校に入学できる最後のチャンス。東洋大学がムーミンの使用権を得ていることから)
- 「早慶」「MARCH」「関関同立」など、レベルなどの似通った大学同士をまとめて呼ぶ言葉がある。大学群を参照。
- 蹴る(合格通知をもらったにも関わらず、その学校に入学しないこと。多くは他の学校に入学するか、浪人生になる)
[編集] 酒類
- サカリ(日本盛)
- サンゴー(缶飲料で一般的な大きさである350ml缶)
- シボリ(麒麟麦酒の一番搾り)
- ドライ(アサヒビールのヒット商品アサヒスーパードライ)
- プレモル(サントリーのプレミアムモルツ)
- ルース(バラの24缶入りケース)
- CC(カナディアンクラブ)
- 新ジャンル(第三のビール)
[編集] 政治
- 朝立ち(朝の7時頃から8時頃にかけて駅頭で行う街頭演説 聞いてもらう対象は通勤客)
- オヤジ (自由民主党の派閥の長)
- 金庫番(会計を担当する議員秘書)
- 禁足令(緊急に会議が開かれるかもしれないため国会議事堂・議員会館から外出するなという命令)
- 空中戦(街頭演説やマスメディアを活用した選挙戦)
- 地上戦(挨拶回りなどで選挙区の市民との縁故を活用した選挙戦)
- 現ナマ(賄賂)
- 実弾(現金 “―を撃つ”で買収工作の事)
- 田植え(選挙期間中以外に、地元の人々の面倒見で恩を売るなど、合法的に顔を売って選挙活動を行うこと)
- 寝る(野党が審議拒否の姿勢に入る)
[編集] 銀行
- カルトン(現金・通帳・カード等を乗せる受け皿)
- キュウフリ(給与振込)
- ザイカン (財務省監査)
- サツカン(札勘定)
- ザンブ(残高不足)
- ジャンプ (手形決済期限の延長)
- ダイテ(代金取り立て手形)
- ダイベン(代位弁済)
- タメテ(為替手形)
- ダンシン(団体信用生命保険)
- フリテ(振替手形)
- ホンカン (本店監査)
- ヤクテ、ヤッテ(約束手形)
- ユウテ(融通手形)
- ヨウカン(要管理債権)
[編集] 証券
- 板(売買の注文表)
- 指値(さしね。価格を指定すること)
- ザラ場(寄り付きと引け以外の時間の取引。「ザラにある場」の意)
- 甘い(株価が軟調なこと)
- しっかり(株価が堅調なこと)
- 仕手筋(意図的に株価を操作して売買する特定の個人・団体)
- 上場(証券取引所で株の売買を行えるようになること)
- 底(一番低い価格)例:底を打つ
- 手サイン(かつて立会場があったときに、注文を伝えた身振り手振りのこと)
- 天井(一番高い価格)
- ナンピン買い(価格が下がったときに株を追加購入して平均購入単価を減らし、損益分岐点を下げること。ナンピンした株がさらに下落することも多く、「下手のナンピン、スカンピン」ともいう)
- 引け(売買立会いが終了すること。または立会時間中についた最後の値段のこと。一日2回あり、午前は「前引け」、午後は「大引け」)
- 火柱(ひばしら、特定の、もしくは全体の株価が急激に上がること 例:火柱高)
- 保振(ほふり、証券保管振替機構)
- 寄り付き(取引が始まること。またはその時についた値段のこと。一日2回あり、午前は「寄付き」、午後は「後場寄り」)
- 一部の企業については独自の俗称が存在する。(例:「マルロク」=松井証券(屋号から))
- 兜町(東京証券取引所)
- 北浜(大阪証券取引所)
- 伊勢町(名古屋証券取引所)
- ウォール街(ニューヨーク証券取引所)
- シティ(ロンドン証券取引所)
[編集] 製造
- 3S・4S・5S(整理・整頓・清掃で3S 清潔を加えて4S、4Sに躾を加えて5S)
- KY・KYT(危険予知・危険予知訓練)
- QC(品質管理)
- 赤チン(軽傷)
- 遊び手(片手操作のときに空いている手)
- 命札(操作禁止表示)
- カンバン方式(工程間仕掛在庫削減方式)
- ダンマリ(警報なしの機械障害)
- チョコ停(短時間の機械障害による停止)
- ドカ停(長時間の機械障害による停止)
- ヒヤリ・ハット(労働災害発生要因。重なると事故に発展する)
- みずすまし(工程間仕掛在庫流通管理)
- 連操(24時間連続操業)
- ホウレンソウ(報告、連絡、相談)
[編集] 法曹
- イソ弁(居候弁護士。法律事務所に雇われている下級の弁護士)
- ボス弁(イソ弁を雇っている法律事務所長の弁護士)
- 奇巌城(最高裁判所 (日本)。庁舎の威圧的な外観と不透明な運営を揶揄したもの)
- けだし(「なぜならば」という意味で使われることが多いが、本来は「おそらく」と言う意味)
- ないし(orの意味ではなくfrom~to~の意味。乃至と書かれることもある。)
- 差支え(日程の都合を聞かれたとき、他の用事と重なり不都合なことを表明する言葉)
- 然るべく(裁判所から意見を求められた時の同意の返事。反対の時は「不同意です」と応える)
- 訴外(訴訟事件の関係者のうち、原告、被告などの手続に関与する者以外の者)
- 申立外(申立事件の関係者のうち、申立人、相手方などの手続に関与する者以外の者)
- 陪席(ある事件の裁判体を構成する裁判官のうち、裁判長ではない者)
- 三行決定(最高裁判所が、大した理由も挙げずに上告を棄却すること)
- 三宅坂(最高裁判所)
- ヤメ検(元検事の弁護士)
- ヤメ判(元裁判官の弁護士)
- X(原告の仮名として使用)
- Y(被告の仮名として使用)
- A、Aさん(被疑者、被告人。the Accusedから)
- AQ(被告人質問)
- W(証人。witnessから)
- V(被害者。victimから)
- J(裁判官。judgeから)
- P(検察官。public prosecutorから)
- K(警察官。あるいは広く司法警察職員。keisatsukanまたはKriminalpolizeiからか)
- AP(検察事務官)
- B(弁護士。bengoshiからか)
- Tb(構成要件。Tatbestandから)
- Rw(違法性。Rechtswidrigkeitから)
- S(1.責任。Schuldから。2.債務者。Schuldnerから)
- G(債権者。Glaubigerから)
- D(第三者)
- PS(検察官面前調書。刑事訴訟法321条1項2号書面。Pは上述。Sはstatementから。)
- KS(司法警察員面前調書。刑事訴訟法321条1項3号書面。Kは上述。Sはstatementから。)
- 冒陳(ぼうちん)(冒頭陳述の略)
- 白表紙(しらびょうし)(司法研修所において使用される司法修習生のための教科書。表紙が真っ白い紙であるため。)
- 二回試験(司法修習生考試のこと)
- クレサラ(クレジット・サラ金債務整理事件の略)
- 会務(弁護士会における仕事)
- 一弁(第一東京弁護士会の略)
- 二弁(第二東京弁護士会の略)
- 東弁(東京弁護士会の略)
- 我が社(裁判官・検察官が裁判所組織全体・検察組織全体を指して言う言葉)
[編集] 省庁
- 接到する(手紙やメールなどが送られてくる)
- プロパー(天下りやコネではなく、正規の手続きで採用された独立行政法人の職員)
役所#お役所用語の例も参照。
[編集] 大学
- キャンパス(大学の敷地、または大学)
- シラバス(「授業概要」を指す。これを読んで、授業の選択を行う)
- レジュメ(レジメとも。講義・セミナー・研究会などで配布される発表内容を簡潔に記したもの。)
- 般教(パンキョーと読む。一般教養科目の略。「共通」という大学もあり)
- 二外(第二外国語の略)
- フラ語(フランス語の略)
- ドイ語(ドイツ語の略。Germanから「ゲル語」とも言う)
- チャイ語(中国語のこと。Chineseから)
- スペ語(スペイン語の略)
- イタ語(イタリア語の略)
- ロシ語(ロシア語の略。「露語」とも言う)
- アサ語(朝鮮語ないし朝鮮・韓国語の略)
- 近経(近代経済学。対義語はマル経)
- マル経(マルクス経済学。現在でも開講している大学はきわめてまれ。数字を使わないため、生粋の文系学生には近経よりも人気だった)
- 卒論(卒業論文の略。近年は必須ではない大学も見受けられる)
- 卒研(卒業論文のための研究のこと。理数系の学部学科で使われる)
- 卒演(音楽大学、学部で行われる卒業演奏会の略)
- 修論(しゅうろん。修士論文の略)
- 博論(はくろん。博士論文の略。D論(でぃーろん)、ドク論とも。)
- 卒計(そつけい。そっけい。卒業設計の略。建築学科などデザイン系の学科の卒業試験の一つ。卒業制作などとも言われる)
- 代返(点呼の際出席していない人の代わりに返事をすること。ただ、代返防止のために、教員によっては出席者の人数を確認した上て、人数分のみの配布や、科目名・日付・時限入りの出席カードを配ることもある 2008年からは学生証をICカード化してこれを読み取るリーダーと組で出欠確認をする大学も登場した タイムレコーダー参照)
- カテキョ(家庭教師の略)
- ジュクコー(塾講師の略)
- 二重生活(学費や生活費を稼ぐため、授業以外の時間を勤労にあてること)
- 院(大学院)
- 院試(大学院の入試)
- 飛び(飛び級の略)
- お飛びさん(大学3年から飛び級をして、大学院に進学した人のこと。「飛び」「三年」の略)
- 学食(学生食堂の略。味よりも安さ、というのが一般的)
- 就活(就職活動)
- 入院する(大学院に入る。暗に「大学院に入る人は病人だ」という意味も)
- シケタイ(「試験対策」または「試験対策委員」の略)、シケプリ(「試験対策プリント」の略)
- ダブルスクール(ダブスクとも。他の学校にも通うこと。大抵は資格系の専門学校)
- サティアン(大学の校舎。オウム真理教騒動のときに頻繁に使われて、1号館のことを第1サティアンなどと言っていたが現在は死語。使い古され荒れて異形になった校舎を指すことも)
- アブノーマル(A(優)B(良)の成績ばかりをnormal(普通)にとること。つまり「abnormal=異常」なこと)
- 可もなく不可もなく(優や良しかなく、可や不可がないこと)
- CDプレイヤー(C(可)D(不可)の成績ばかりをとること)
- カフカ全集(可や不可ばかりの成績)
- 阿部さん・エビちゃん(A(優)B(良)のみの人を指す。ABがドイツ語で「アーベー」)
- 可山優三(可が山ほどあり、優は3つだけの成績を称して)
- 仮進(「仮進級」の略。進級単位数には若干満たないが、未達分は次期に取ることを前提に進級が認められること。大学によっては仮進単位数にも満たないにもかかわらず進級させることもあり、その際は「ヤミ進」と呼ばれる)
- 回生(関西の大学では、「○年生」という呼び方はせず「○回生」と呼ぶ。意味は基本的に同じだが、「○回生」というのは大学在学年数を指す。「3回生2年」と言えば、1年留年していることを指す。また、新制大学となって何期目の入学生、という意味で「○回生」と使うところもある)
- ドツボ(非常に単位が取りにくい科目、またはその担当教授。逆は「ラクショー」。「鬼」「大鬼」「仏」「大仏」という用語法を用いる大学も。)
- ヨンダイ(四年制の大学。かつてはタンダイ、ダイガクと言っていたが、音をそろえるためにタンダイ、ヨンダイとなった。)
- ゼミ(ゼミナール、演習科目のこと。学部によっては任意)
- 新歓(新入生歓迎の行事。新入生に対して、部員獲得のために行なう行事の総称。「新歓コンパ」はその典型)
- ストーム(飲み会のときにするバカ騒ぎの一つ。自己紹介時に出身校や所属学科などを大声で叫ぶ行為などの意味もある。その際、周りの人間は「名門!」と返すのがお約束である。酒類の一気飲みにつながることがあり、禁止している大学、居酒屋なども多い。古くは旧制高等学校の寮生が夜間に騒ぐことを意味した。)
- パンピー(「一般ピープル」の略。「一般人」という意味だが、クラブ・サークルなど団体に属していない学生を指す。特に体育会クラブに所属している人間が、非体育会の人間を指すことが多い)
- ラボ(ラボラトリーの略。研究室のこと)
- 神・仏(採点が甘く、単位取得が容易な担当教授を指す。)
- 持ち込みあり(試験の際、参考書や自筆ノートなどの参照を認める科目を指す。)
- ジッチー(学生自治会)
- 平常点(発言やレポートなど試験以外の内容を評価する採点基準)
- 出席点(出席回数によって点数を増減させる採点基準)
[編集] 新左翼
- 新左翼(1960年頃から登場した既成の左翼に批判的な左翼)
- アオ(解放派。青ヘルをかぶることから)
- 青解(解放派の蔑称)
- アジ(演説。アジテートから。)
- アジビラ(士気の向上のためにばらまく煽情的なビラ)
- 内ゲバ(組織内での仲間割れ。たとえ左翼団体同士の対立であろうと、セクト相互の対立は厳密には内ゲバとは言わない)
- お焼香(派手なパフォーマンスを行わず、文字通り行進するだけの覇気のないデモ行進)
- お花見(吊るし上げ。団体交渉)
- スイカ割り(暗殺、ゲバ棒で頭蓋骨を骨折させることから)
- オルグ(勧誘)
- 肉体オルグ(異性による色仕掛けを用いた勧誘)
- 開発する(密会の場所として使えそうな喫茶店などを探す)
- カマボコ(機動隊のバスのこと)
- カンパニア(積極的に闘争する気はないが、同志に誘われたからゲバルトやデモ行進に参加すること)
- 完黙(警察に逮捕されても釈放まで黙秘し続けること。早期釈放の代価として組織の内情をバラした場合、今度は同志からの報復が待っていた)
- 議会主義クレチン病(選挙運動と議会闘争さえ行えば社会主義を実現できるとする考え方。過激派にとっては批判の対象だった)
- 救対(逮捕されたメンバーに差し入れをしたり、暴行されたメンバーに手当てを施したりする仕事)
- 凶準(凶器準備集合罪)
- 公妨(公務執行妨害罪)
- 教条主義(ある規則を盲目的に守ることしか出来ない態度。ドグマティズムとも言う。現在は大型の辞書に載るなど、左翼以外にも広まっている模様)
- クループスカヤ(女子の新左翼のうち、非力な男子とともに銃後で救対などの支援を行う者 ナデジダ・クルプスカヤに因む)
- ローザ(女子の新左翼のうち、屈強な男子とともにゲバルトに参加する者、ドイツの女性革命家 ローザ・ルクセンブルクに因むか)
- ゲバ棒(ゲバルトに使う棒状の武器)
- ゲバルト(機動隊や対立するセクトなどとの戦闘)
- 黒ヘル(アナーキスト)
- ゴキブリ(ノンセクトに同じ。より蔑称としての語感が強い)
- ノンセクト(社会主義者ではあるが、セクトには所属していない者)
- 私服(公安警察。警察の制服を着ていないことから)
- 消耗な(無益な。意味の無い。骨折り損の)
- 職革(革命運動を本職とする人。専従)
- 除名する(穏健な団体では追放の意味で使われることが多いが、過激派では裏切りの制裁として殺すこと)
- シロ(中核派のこと、白ヘルから)
- 総括する(処罰する、粛清する)
- スタ(本来はスターリニストの略だが、しばしば旧左翼全体の蔑称)
- セクト(左翼団体)
- ゼット(革マル派。Zヘルをかぶることから、本来はZENGAKURENの略)
- 殲滅する(政敵を集団で襲うこと。必ずしも暴力を振るわけではない)
- 重殲滅する(政敵を集団で襲い、かつ骨折など重傷を負わせること)
- 体育会系(右翼の学生。実際に運動部に所属しているかは関係ない)
- タテカン(立て看板。主張などを書いて通路などに設置する)
- ドジカル(ドジな過激派メンバー)
- トロ(旧第四インター。トロツキズム・トロツキストから)
- ナンセンス!(Non-senseより。「ふざけるな!」、「反対!」。 誰かを非難する時に用いる罵声・野次)
- ノンポリ(政治運動に関心がない者。広義には、左翼と右翼以外のすべての人間)
- プチブル(プチ・ブルジョワジー―Petit-bourgeoisieより。ノンポリと同義だが、蔑称としての語感が強い。左翼運動に参加しないのはブルジョワジーを追認しているのと同じという認識から)
- パルタイ(Partei。ドイツ語の「党」「パーティ」で日本共産党。新左翼とは犬猿の仲)
- 代々木(日本共産党。本部が代々木にあることから)
- 日和る(活動をサボる、転向する)
- ブクロ(中核派つまり革命的共産主義者同盟全国委員会。本部がかつて池袋(千早町)にあったことから。対立セクトである日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派のみが使う)
- フラク(フラクション。学校のクラス、会社の部署ごとに細分化された、数人規模の左翼グループ。フラクの集合体がセクト)
- ブル新(ブルジョワジーに味方する新聞。過激派にとっては朝日新聞や赤旗すらブル新に含まれる)
- マルキ(○機、機動隊)
- マルチュウ(○中、中核派の略)
- ムスケル(宣伝ビラや機関紙などを印刷、製本する仕事)
- ルンプロ(党専従活動家、ルンペンプロレタリアの略)
[編集] 鉄道
「電報略号 (鉄道)」も参照
- 赤馬(国鉄DD51形ディーゼル機関車 入れ替えに用いられ、赤塗りである事から)
- 頭打ち(ATC制御でブレーキが動作すること)
- あたま券(指のみ券の元となるきっぷ。具体的には「のぞみ」・「ひかり」と乗り継ぐ場合などで金額欄が記入されている)
- ウホ(運輸状況報告。ウンユ ジョウキョウ ホウコク)
- ウヤ(列車を運休にする ウンテン ヤスミ)
- 上屋(うわや、プラットホーム上の屋根)
- ウンチ(運転司令長 うんてんしれいちょう)
- オジヤ(ごちゃごちゃ。窓口で、釣り銭のコインが金種別に分類されておらず混ざってしまっている様子。普通はコイントレイで整理すべきもの)
- オヤジ(駅長)
- オレカ(オレンジカード)
- 架線(仮線・河川などと区別するため、「がせん」と発音)
- カマ(蒸気機関車)
- カレチ(客扱専務車掌・旅客列車長 りょかくれっしゃちょう。腕章等には「乗客専務」と標記)
- カント(カーブにおける左右線路の傾き)
- 機回 (車両基地などから駅構内まで使用する列車を回送する場合。使用する列車番号の先頭につく。機回000Mなど)
- クルマ(車両のこと)
- 欠乗(けつじょう 乗務員で何らかの事象が発生し自己の列車に乗務できないこと、列車によっては列車遅延または運休が起こりうる場合もある。具体的には新幹線などはホームで立ち案内等をしていて、自己の列車の発車時間に気付かずホームに取り残されたりする。欠乗務の略。)
- コロ(数字のゼロ)
- 車交(しゃこう)車両交換のこと。
- 指のみ券(しのみけん あたま券に付随されるきっぷで指定席回数券などで指定席を発券したとき原券に添付される。金額欄は¥***となっている。二券片以上の場合に多く、一様化券での発券の場合は添付しない。)
- スジ(列車。ダイヤグラムにおける列車の線。列車課員はダイヤ編成を担当することからスジ屋と呼ばれる)
- スジを立てる(列車を速める)
- スジを寝かす(列車を遅くする)
- スジを殺す(列車の運行を中止する)
- タシカト(鉄道駅における発車確認標語、タブレット、シンゴウ(信号)、リョカク(旅客)、トケイ(時計)の頭文字をとって「確かと」と語呂合わせした。本来は「タシカニト」だったが、荷物輸送が廃止になり「ニ」が取れた)
- タンコロ(単行機関車列車。単機とも。客車・貨車を引かず機関車単独で回送するもの)
- ターンテーブル(機関車転車台)
- デコ(ディーゼル車両)
- とりこ(虜から。故障等で踏切内に閉じ込められ動けなくなった自動車)
- トンネルドン(トンネル微気圧波。新幹線などがトンネルに進入したとき、反対側出口で発生する凄まじい振動音)
- ニレチ(荷扱専務車掌・荷物列車長 にもつれっしゃちょう)
- ノリホ(乗車人員報告簿 のり人数のほうこく)
- ハザシ(普通車座席指定席 一・二・三等のイ・ロ・ハとざせきしてい) 同種にロザシ(グリーン車座席指定席)
- ハネ(B寝台 三等のハに“寝る”)同種にロネ(A寝台) なお、「イ」つまり一等は廃止されて現存しない
- バラス(砂利 本来は「バラスト」)
- 便長(びんちょう。郵便車の責任者。鉄道職員ではなく郵政職員)
- 便乗 (びんじょう。始発駅が出動駅より離れているばあい、出動駅から始発駅まで他の列車に同乗することなど)
- 本屋(駅長室を持つ建物)
- マグロ(轢死体)
- マルカン(新幹線)
- 耳ツン(トンネル高速進入時に気圧低下で耳が遠くなり痛くなる現象。なお、 耳ツンの原因として「気圧の上昇」と書いてある書籍があるがこれは誤り)
- ラッチ(改札口。「埒」から。)
- レチ((普通)車掌・列車長 れっしゃちょう。東海道新幹線の場合は運転士職の者で指定された場合、「車掌長」の業務を行う。)
- 割り出し(分岐器が開通していない方向から車両を進入させること。ばねで動作するスプリングポイント以外では故障の原因となる)
[編集] パチンコ・パチスロ
詳細は「パチスロ用語の一覧」を参照
- シマ(パチンコ・パチスロ店において、機種ごとの列を意味。コースとも呼ばれる。例「●●のシマ」)
- ハズシ(パチスロの「リプレイハズシ」の意味)
- バケ(パチスロの「レギュラーボーナス」の意味。「ビッグがレギュラーに化けてしまった」というオカルト表現)
- リーチ目(パチスロでは「ボーナスの取りこぼし目」を意味し、ボーナス成立の目印。パチンコにおいては「近いうちに当たりが来るサイン」といったオカルト表現で使われる)
- スベリ(パチンコでは液晶の数字が従来より滑って止まる演出を指し、おおむね何らかのチャンスを示す。パチスロではリール制御を意味する。何らかのチャンス成立を意味する機種もあり)
- 確変(パチンコの「確率変動」の意味。当選すると次回の大当たり確率の期待値が約10倍になる。「次回のボーナスを保証する」といった解釈となる。通常確率に転落する機種も一部ある)
- 交換率(特殊景品の現金交換率を暗喩。「等価」は貸出価格と同率を示す。その他、パチンコでは「●.●円交換」、パチスロでは「●枚交換」と示す。前者は玉一個あたりの価格。後者は100円あたりの枚数を示す)
- オカルト(パチンコ・パチスロにおいて、科学的な根拠が無い攻略法を指す。特に違法性は無い)
- 役モノ(主にパチンコで演出に使用する可動式の器具を指す。作動した場合、おおむね大チャンスの到来を意味する)
- ゴト(パチンコ機・パチスロ機に対し、何らかの器具などを使用し不正に出玉を得る方法。当然犯罪行為。ゴト行為をする人間をゴト師と呼ぶ)
- サクラ(店側が雇った人間を当たり台で遊技させることで、一般客から見た店の印象を良くする行為。違法である)
- 持ち玉(主にパチンコ用語。出玉を交換せずに、その出玉で継続して遊技すること。換金率の低い店の場合、客に有利な状態)
- フダ(パチンコ用語。交換札、無制限札。客席の上部に挿して、客の持ち玉遊技の状態を把握する)
- 無制限(パチンコ用語。どの出目で大当たりしても、出玉で持ち玉遊技が可能なルール)
- ラッキー(パチンコ用語。持ち玉遊技が可能となる大当たりの出目。3、7等が多い。近年は無制限営業が多い)
- ネカセ(パチンコ用語。遊技台の傾斜のこと。入賞率に影響する)
- アウト(パチンコ用語。打ち込んだ玉のこと。主に台の稼動を測るために用いられる。)
- ホルコン(ホールコンピューターの略称。データを集計するのに用いられる。)
- Bモノ(いわゆる裏モノ。大当り確率や小役確率などを変えた不正基盤を搭載した遊技台のこと。メーカーが意図的に仕込んでいるものは、メーカーBと呼ばれる。)
- カバン屋(不正基盤を取り扱う業者の事。)
- ブドウ パチンコ玉が台に多く詰まった状態 (形状がブドウの房に似ている様から)
- ジェット(玉やメダルの計数機のこと。)
- イチパチ(貸玉料金が1玉1円のパチンコ店のこと。)
[編集] 麻雀
詳細は「麻雀用語一覧」を参照
[編集] 引越し業者
- ベータ(エレベーターの意味)
- エアー(梱包に用いる緩衝材。エアーキャップから。キャップということもある 製造者の一つである川上産業では商標登録した「プチプチ」と呼称)
- ジャバラ(蛇腹から。箪笥など大物家具に被せる腹巻状の伸縮するキルティング素材で出来たもの)
- ~ブイチ(ニブイチ、サンブイチなどと使う。それぞれ二階建て、三階建てを意味する。~分の一から来ている)
- 養生(物件の床や壁を傷つけないように段ボールや毛布で保護すること)
- パッキン(段ボールのこと)
- 積み(トラックに荷物を積み込む作業。またその作業をする人)
- バック(作業終了後、事務所へ戻ること)
- 吊り(玄関から入らないものなどを、人力やクレーンで外から上階へ引き上げる作業)
[編集] 郵便
- AR(受取通知付きの国際郵便)
- 赤車(郵便配達用バイク、赤い軽自動車も含む場合もある)
- 馬(区分済の年賀状を保管する簡易棚)
- 踊る(郵便物が輸送中にばらばらになる、もしくはごちゃごちゃになる)
- 大型(第一種定型外、第三種、第四種郵便物)
- カイカン(開函、郵便ポスト収集作業のこと)
- 各駅停車 (配達する郵便物が1軒1軒すべてにあること)
- ガサ・ガラ・ザツ(把捉紐で把捉しづらい、大型のカタログや箱状の郵便物のこと)
- 小型(第一種定型、第二種郵便物、郵便書簡)
- コツ(小包のこと。国際小包を外コツ、東京南部小包郵便局(現・銀座郵便局)を南コツといった)
- コッパイ(小包配達担当のこと)
- コンゴー(混合服務、二つ以上の外務作業を一人で服務する制度)
- 事故(転送や還付処理が必要な郵便物)
- 集特(集配特定郵便局。現在は集配センター)
- 随伴 (該当地区の配達順路などを現場に行って未経験者に教えること。)
- 税付(国際郵便物の、税関で課税扱いとなったもの、通関料も含む。)
- ゼンソウ(前送、配達時にバイクに積みきれない郵便物を特定郵便局などの保管場所に前送りすること)
- 代引(代金引換郵便)
- 原簿・短冊(配達原簿のこと。各戸ごとに住所および居住者が記載されている。細長い短冊形の紙がケースに入れられている様子から)
- ダンパイ(高層住宅団地配達のこと、専門のゆうメイトが配置される。)
- 通配 (普通郵便物の配達)
- 定形(第一種定形郵便のこと)
- 定外(定形外郵便のこと)
- デンガワ(電信為替のこと、民営化に伴い廃止された)
- 特集(特定郵便局収集、開函と兼務する場合がある)
- 特送(特別送達のこと)
- トメ(書留郵便のこと。速達書留のときは速トメ、現金書留のときは現トメともいう)
- ニップイン・ニッピン(消印、正称は通信日付印、俗称スタンプ)
- ファイバー(集配籠、現在は合成樹脂製であるが昔ファイバー製であった名残)
- ブツ・物量(郵便物、郵便物量。特に、書留でない普通郵便物)
- 物調(郵便物数調査のこと)
- マルツ(不在通知により留置きとなっている郵便物、カタカナの「ツ」を○で囲んだ印刷やゴム印を押した表示があるため)
- 郵車(郵便車のこと)
- 郵袋(ゆうたいと読む。郵便物を入れる袋。青郵袋・白郵袋・オレンジ郵袋がある)
- ゆうメイト(非常勤職員)← 民営化後は期間雇用社員
- 羊羹棒(ようかんぼうと読む。木製の簡易区分台。色と形が和菓子の羊羹に似ていることから)
- ローラー(回転通信日付印、柔らかで消印困難なものに使用するゴム製消印)
[編集] 輸入・輸出・貿易と貨物輸送
- 上積禁止、上積み厳禁 (Do not stack, Do not Stack Above)
- こわれもの注意、われもの注意、取扱注意 (Fragile)
- 天地無用 (This side UP)
- びんもの (瓶もの Bottle)
- 切れる 税関の輸出(輸入)許可が降りること。「許可が切れた」など
- クンロク 背高(High Cube)コンテナのこと、コンテナ全高が9フィート6インチなことから
- ディスクレ 銀行買取書類に不備があること、信用状(L/C)のDiscrepancyから
- ドックレ Dock Receiptの略
- ホネ、アタマ コンテナを輸送するためのシャーシ=ホネ、トラクターヘッド=アタマ
- 実入り 中身が入った状態のコンテナ
- デマ デマレージ(Demurrage)の略、(主にコンテナ蔵置の)超過保管料のこと
[編集] タクシー会社
- 神様(お客様。乗客のこと。運転手や会社に利益をもたらすことから)
- ワカメ(酔っ払っている客のこと。ゆらゆらと動いていることから)(回送。ワカメ=海草 のシャレ)
- お化け(長距離利用の客のこと。めったに拾うことが無いため)
- ブツブツ霊(ぶつぶつと呟いている客のこと。霊のように不気味であることから)
[編集] 脚注
- ^ 変換器を意味するconverterから、あるいは物々交換を意味するbarterからとも
[編集] 関連項目
[編集] 関連書籍
- 木村義之、小出美河子編集 『隠語大辞典』 皓星社、2000年。
- 米川明彦編集 『集団語辞典』 東京堂出版、2000年。
- 米川明彦編集 『業界用語辞典』 東京堂出版、2001年。
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最終更新 2009年11月22日 (日) 21:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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