楽府

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楽府(がふ)とは、漢詩の一形式で、古体詩の一種。その文体を楽府体(がふたい)ともいう。前漢の時、民間歌謡の採集のため楽府という音楽官署が設立されたが、楽府において集められた歌謡そのものをさす言葉となった。以後、民間歌謡全般を楽府と称することがあり、も楽府と呼ばれることがあった。文学史上のいわゆる楽府の形式は代以降に呼ばれるようになったもので、の古曲に基づく楽府を楽府古辞、六朝時代の民間歌謡にもとづくものを楽府民歌といい、これらを古楽府という。唐代になると古楽府はほとんど演奏されなくなり、古楽府の形式に沿って作られたりし、朗読される詩歌となっていった。また中唐以降になると、白居易を始めとして新しい題(新題)を創始して楽府が作られるようになり、これを新楽府という。

北宋の郭茂倩の『楽府詩集』では漢から唐に至るまでの歌謡、または文人がその題(古題)を借りて創作したり、その体裁を模倣して作った歌詞、新楽府が収録されている。

最終更新 2008年12月26日 (金) 14:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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