標準到着経路

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標準到着経路(ひょうじゅんとうちゃくけいろ、Standard Terminal Arrival Route; STAR)とは、巡航する航空機空港着陸するために高度を下げながら空港に接近するための標準的な飛行経路である。空港ごとに経路が定められている。一般に計器飛行で使用される。標準到達経路と和訳されることもある。[1]

航空機はSTARに従って降下し、最終進入を開始する空域まで到達したのち、ILSなどの航空保安施設の誘導、あるいは目視にて、滑走路に着陸する。

目次

[編集] 概要

巡航路から降下してきた航空機を空港への最終進入コースまで安全に導く飛行経路がSTARである。SIDと比較して制限などが緩やかであるものの、STARの飛行経路は細かく指定されている。具体的な項目をいくつか挙げる(すべてのSTARにあてはまるわけではない)。

  • 着陸に向けた降下を開始する地点
  • 通過すべきウェイポイント
  • 旋回方向
  • 高度・降下率
  • 特定の位置からの距離の指定
  • 空域制限

これらの飛行ルートは航空援助施設を基準として具体的な位置が指定されていることがある。航空機はこれらの制限に従いながら、目的の空港への最終着陸コース(ILSアプローチコース、VORアプローチコース、トラフィックパターンなど)へ進入する。ただし、管制官より指示があった場合など、からなずしもSTAR通りに飛行しなくてもよい。

通常、着陸進入管制では、到着機をSTAR上に導き整列させ、最終着陸コースに進入するまでに、安全な一定間隔で飛行するよう航空機を誘導する。

[編集] 命名法

STARの命名規則に特にルールはないが、一般に「地名+アライバル」であることが多い(「地名」は厳密には航空上のウェイポイントのことであり、一般的な地名とは必ずしも一致しない)。たとえば、大阪国際空港へ着陸する際に奈良上空方面から到着するSTARは「ヤマト・アライバル (YAMAT Arrival)」である。

この他に、空港に対する方角を用いることがある。例:福岡空港へ東西から進入する「サンディ・ウエスト・アライバル (SANDY West Arrival)」と「サンディ・イースト・アライバル (SANDY East Arrival)」

[編集] 脚注

  1. ^ 日本における管制上の正式な和訳は「標準到経路」であり、こちらは国土交通省などの公的機関で用いられている。「標準到経路」は特定の個人や団体による独自の和訳とみられる

[編集] 関連項目

最終更新 2009年5月11日 (月) 07:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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