模合

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模合(もあい)とは、沖縄県鹿児島県奄美諸島において、複数の個人法人がグループを組織して一定額の金銭を払い込み、定期的に1人ずつ順番に金銭の給付を受け取る金融の一形態である。本土における頼母子講・無尽講に相当する相互扶助システムである。

飲み会の資金拠出のためといった小規模なものから、事業の運転資金調達といった大規模なものまで様々なものがある。

[編集] 概要

模合の起源は琉球王国尚敬王の時代まで遡ることができる。当時の三司官の蔡温は、士族門中間の相互扶助を図るために制度化した。

当時の模合は、貨幣ではなく農産物などの食料品などが模合の対象であった。変り種としては「労働力の提供」というのもあった。

明治時代になり、各地に銀行が設立されるようになるが、一般庶民には敷居の高い存在であったため、庶民向けの金融制度としての地位を確立した。営業化して無尽会社に成長するものもあった。

しかし、中には「相互扶助」の目的から大きくかけ離れた利殖目的の模合や模合の責任者が金だけ集めて雲隠れする詐欺的模合[1]が現れたり、模合が破綻[2]して企業倒産や破産者が続出するなど、現在に至るまで沖縄県では大きな社会問題となっている。

現在でも沖縄県では「模合帳」という帳簿が市販されている。

[編集] 注釈

  1. ^ これらの模合を「ゴロゴロ模合」という
  2. ^ 「模合崩れ」という

[編集] 関連項目


最終更新 2008年9月12日 (金) 23:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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