機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (た行-わ行)
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機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍(きどうせんしガンダムのとうじょうじんぶつ ジオンこうこくぐん)は、テレビアニメ及びアニメーション映画『機動戦士ガンダム』に登場する架空の人物のうち、ジオン公国軍の軍人及び軍属、またはジオン公国の政治家など、主にジオンに関わる非民間人の内、た行からわ行の人物を列挙する。
民間人に関しては機動戦士ガンダムの登場人物 民間人を、地球連邦軍に所属している人物は機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍を参照。また、特に説明が必要な人物は各人の項目を、ザビ家に属する人物に関してはザビ家を、黒い三連星に関しては黒い三連星を参照。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 個別記事のある人物
- マ・クベ
- ララァ・スン
- ランバ・ラル
- 上記の人物は各人の項目を参照。
- デギン・ソド・ザビ
- ドズル・ザビ
- ナルス・ザビ
- ミネバ・ラオ・ザビ
- 上記の人物はザビ家を参照。
- フラナガン・ブーン
- ボラスキニフ
- マーシー
- 上記の人物はマッドアングラー隊を参照。
- マッシュ
- 詳細は黒い三連星を参照。
[編集] タ行
[編集] タチ
- ランバ・ラル隊の一員で階級は中尉。ラル亡き後、残存部隊の補佐を務めた。部隊最後の攻撃にザクII(マゼラトップ砲装備)で出撃。古来より伝わる「錐の戦法」を提案しホワイトベース撃破を試みる。ホワイトベースにぶつけるために爆薬を満載したカーゴ(ギャロップの居住ブロック)に、ガンダムが動きを止めるべく取り付く。そこを背後からガンダムにヒートホークで攻撃を仕掛けていた際に肘でかち上げられ、新たに攻撃を仕掛けようとしたハモンの乗るマゼラトップからの誤射を受け戦死。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、一年戦争開戦以前からラルやハモンとは付き合いがあった(ハモンに片想いする彼女の店の常連客)という設定になっており、ジンバとキャスバル・アルテイシア兄妹を船荷に隠して地球に送る手伝いをしている。当初は甘さの抜け切らない青年士官といった感じであったが、「ルウム編」では眼光の鋭い軍人へと成長、開戦後はキシリア機関の目を掻い潜りセイラと接触し、キャスバルとシャアの関連を匂わせる極秘情報を届けている。その後は地球で諜報活動に就いていたが、ラルの死後ハモンがホワイトベースに仇討ちをかける事を知り、旧型ザクなどの装備とホワイトベースの進路情報を手に馳せ参じる[1]。自身もザクに搭乗してホワイトベースに特攻をかけるがガンタンクの射撃を受け、最後にハモンの役に立てて本望と言い残して戦死。またハモンとの再会時に、ラル程の人材を捨て駒にするジオンに明日は無いと戦争の敗北を予言していた。
- 小説版『ジオニックフロント』では、闇夜のフェンリル隊隊長のゲラート・シュマイザーと知り合いという設定になっている。
[編集] ダルシア・バハロ
- 声:池田勝(劇場版III)※但しノンクレジット
- TV版には未登場であり、ビジュアルとしては劇場版III『めぐりあい宇宙編』から安彦良和による新規作画で登場したキャラクター。名前の初出は小説版で、宇宙世紀0037生まれとされている。
- 肩書きとしてはジオン公国の首相だが、議会や軍部をギレンが掌握している為に実質的な権力は無く、デギン公王と共に象徴として置かれた傀儡に過ぎなかった。一年戦争終盤にデギンの意を受けて連邦との和平工作を行うが、事実上の最高権力者であるギレンが徹底抗戦の意志を持っていたため工作は不調に終わる。しかしザビ家が実質上崩壊した為、国名を「ジオン共和国」に戻し、宇宙世紀0080年1月1日に共和国の首相として地球連邦と終戦協定を結ぶ。
- なお、小説版ではデギンの意を受けて連邦との和平工作を図るにとどまらず、ハモンをア・バオア・クーのキシリアの元へ派遣して要塞空域からの避難勧告まで行なっている。これにより辛くもコロニー・レーザーの直撃を免れたキシリアによってギレンは射殺され、直後にキシリアもシャアの裏切りで死亡したため、(本人は恐らく単にギレンとキシリアの対立関係を煽るだけのつもりだったのであろうが)結果論としてザビ家滅亡を裏で画策した形となってしまった。
- OVA『機動戦士ガンダム第08MS小隊』映像特典『宇宙世紀余話』では、連邦との終戦協定の締結という自分自身の権限での初仕事を成し遂げた直後、無防備に散歩に出かけてゆく彼の姿で締めくくられ、間もなく暗殺されることを仄めかしてエンディングとなる。
- ゲーム『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』のオリジナルストーリーである『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』では、ア・バオア・クー戦の結果(ギレンとキシリアの戦死)が明らかになる前に首相が独自の判断で連邦との和平交渉のためにグラナダへ向かっていたという新解釈となっている。また、漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』でも主要キャラの一人として登場する。いずれもビジュアルは概ね劇場版に準じたものとなっている。
- 宇宙世紀0096年を舞台とした小説『機動戦士ガンダムUC』では長男であるモナハン・バハロがジオン共和国の国防大臣として登場する。
[編集] ダロタ
- 声:古川登志夫
- ガルマの部下で階級は中尉。ガルマ戦死後、彼の復讐を遂げんと基地を訪ねてきたイセリナの気迫に圧され、彼女をエスコートして3機の攻撃空母ガウで出撃した。彼自身も以前にパーティーで見かけたイセリナに仄かな好意を抱いている様子であった。
- ガウでガンダムヘ特攻した際に怪我を負い、激突のショックで戦死したと思われる。その後、イセリナがガウからアムロを狙い撃とうとした銃は、操縦席に突っ伏したまま動かなくなった彼のホルスターから抜き取ったものである。劇場版には登場しない。
[編集] デニム
- 1話でV作戦の偵察のためサイド7にザクIIで侵入した小隊の隊長で階級は曹長。ジオン公国宇宙攻撃軍の所属。スレンダーには待機を命じ(これがガンダムシリーズにおける登場人物の発した最初のセリフである)、ジーンと共にスペースコロニー内へ侵入。搬入される地球連邦製のモビルスーツ及び関連パーツを発見する。しかし、ジーンが功を焦って攻撃に入り、偵察任務は一転して強襲となってしまう。そしてアムロの操縦により稼動したガンダムによりジーンのザクが撃墜され、部下を殺された怒りに任せてガンダムに渾身の左回し蹴りを見舞おうとするが、ビームサーベルでコクピットを貫かれ戦死。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、公式設定本にて書き下ろされたエピソードにて初めからジーンを制止できず、後の暴走を許してしまうことを仄めかしている。なお「ルウム編」においても若干ながら顔を見せている。
- 小説版では階級が中尉となっており、功名に逸りザクでスペースコロニー内での戦端を開いたのもジーンではなく彼である。ジーンのザクを瞬く間に撃破したガンダムの性能に驚いてサイド7を脱出した後、ガンダムと戦闘するシャアを援護しようとしたところをビームライフルに撃ち抜かれて戦死、とTV版でのジーンとスレンダーの役割を独り占めするかのような役どころであった。
[編集] デミトリー
- 声:永井一郎(31話)、古川登志夫(32話)
- ザクレロのテストパイロットで、階級は曹長。上官のトクワンを慕っており、ビグロが撃破された直後にシャアへ仇討ちのための出撃を願い出て却下されている。その後、廃棄予定であったザクレロに乗り込み、シャアに無断で出撃した。戦闘ではハヤトのガンタンクを翻弄し、シックルアームでガンダム(MA形態)の腕に斬り付けたり、拡散ビーム砲で攻勢に出たものの、彼我の実力差は激しく、アムロから簡単に動きを読まれ、メインエンジンにビームサーベルを突き刺されて呆気なく戦死。反っ歯が特徴的な男だった。
- 劇場版ではGメカ自体が登場せず、ザクレロも登場する必然性もないため、彼の活躍するシーンは完全にカットされている。
- 『THE ORIGIN』では「ソロモン編」で登場、階級は軍曹。功を急ぐタイプであり、ハヤトのボールを中破させたあとガンダムにも挑戦、アムロに「侮れない」と言わしめる腕前だが、改造後のガンダムの高速行動には付いてゆけず、至近距離からの銃撃で撃墜される。
[編集] デラミン
- 声:永井一郎
- チベの艦長で階級は准将。チベの艦長だが実質的指揮権はマ・クベが握っており、マ・クベ不在の時に彼が指揮をしていた。テキサス・コロニー付近でホワイトベースと睨み合って膠着状態にあったが、バロムがワッケイン隊と戦闘に入った事を知り救援に赴こうとする。これを機に一気に均衡が崩れ、Gファイターの接近を許したため、僚艦のムサイを次々に沈められ、自身の乗るチベもホワイトベースに撃沈され戦死。バロムの到着を待つという消極策とガンダム以外は大した戦力ではないから一隻で攻撃を仕掛けてくるはずがないと軽視したことが敗因だった。劇場版には登場しない。
- コンスコンの設定画を流用した「非・安彦デザイン」キャラの一人。
[編集] トクワン
- 濃いあごヒゲと斜めに走る顔の傷が印象的なジオン将校で階級は大尉(32話では何故かマリガンに少尉呼ばわりされていた)。宇宙へ向かう機動巡洋艦ザンジバルの艦長も兼ねていたと思われるが、キシリアに無断でマッドアングラー隊を離れ木馬追撃任務を遂行するシャアに乗り込まれ(結果的に)艦を接収されてしまう。本来はビグロ(とリック・ドム)の実戦テストに使用するはずだったが、急遽ホワイトベースを追撃することとなる。因みにこのザンジバルは最終的に41話でホワイトベースによって撃沈されるまでシャアの乗艦であり続けた。
- 優れた身体能力を持っており、耐G能力に優れていたことから、ビグロのテストパイロットに抜擢された。またヘルメットには、角付き髑髏が描かれている。デミトリーを始めとする部下からは大変慕われていた。
- 大気圏離脱直後のホワイトベースと交戦し、ビグロの猛スピードで翻弄。セイラのGブルイージーをクローで掴み放り投げた上にアムロのGスカイをも圧倒する。急遽換装したガンダムのビームライフルをことごとく回避しつつ、メガ粒子砲とミサイルで更に猛攻を加えた。ガンダムはすれ違いざまにビグロの機体底部に取り付いたが、急激な加速度のショックで一時的とはいえアムロは気絶に追い込まれ、涎を垂らすという醜態を演じてしまう[2]。しかし、取り付いたガンダムをクローで捕まえる際に与えた衝撃でアムロが意識を取り戻してしまい、あり得ない奇妙な動きでメガ粒子砲をかわされてしまい、ガンダムの至近よりのビームライフルで撃墜された。
- 劇場版『哀・戦士編』(ラストにワンカット出演)及び『めぐりあい宇宙編』ではザンジバルの乗員としてのみの登場であり、ビグロとガンダムの戦闘シーンも全てカットされているため戦死していない。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、フラナガン・ブーンの代理のような役回りでグラブロのパイロットとして登場、ガンダムに撃破され戦死している。
[編集] トルガン
- 声:塩沢兼人
- ランバ・ラルの部下。敵討ちの際にハモンが一人ずつ声を掛け握手をする際に、真っ先に声をかけられ喜びのあまり笑顔で応え敵討ちを誓った。
[編集] トレノフ・Y・ミノフスキー
- ミノフスキー物理学の提唱者。名前の由来は「富野好き」からであるといわれている。本作の世界観を決定付ける架空の物質「ミノフスキー粒子」を発見した。のちに軍国主義へ急速な傾斜を見せるジオン公国において、自らの開発した技術が戦争に利用されることを恐れ、宇宙世紀0072年にサイド6を経由して地球連邦へと亡命。これらの技術は連邦側へも伝わることとなる。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、一年戦争以前からジオン公国でドズルの指揮下、モビルスーツの開発にも中心人物として携わっていた、という新たなキャラクター設定がなされている。その後、ザビ家独裁の下で軍事国家へとひた走るジオンから連邦へ亡命を図ろうとするも、ラル・シャア・黒い三連星という錚々たるエースパイロット達の追撃を受けることとなり、保護しようと出撃するも撃破された連邦軍のガンキャノン試作タイプの下敷きとなり死亡した。またガンダム・ガンキャノンの開発者でアムロの父であるテム・レイは彼の直弟子ということになっている。
- サイバーコミックス創刊号に掲載された沖一の『ミノフスキー博士物語』では宇宙世紀元年の1969年説を取っており、幼い頃にチェルノブイリ原子力発電所事故により故郷を追われた経験が安全な核融合炉を作る動機となっている。
[編集] ドレン
- 声:永井一郎(TV版・劇場版I)、池田勝(劇場版III)、宝亀克寿(特別版I・II・III)
- ジオン公国宇宙攻撃軍所属で階級は少尉(後に大尉)。シャアの副官を務めるが、MSパイロットであるシャアは自ら出撃する事が多く、その際には旗艦ファルメルの指揮を任されるほどのシャアの女房役とも言える存在。地球にコムサイで降下した後もシャアを補佐したが、ガルマに対するシャアの不穏な姿勢に薄々気付きながらも敢えて追及はせず、黙認に近い態度を通した。ひとつ間違えば自らの立場も危ういところで動じない胆力がシャアの信頼を得たようである。
- シャアの左遷後は大尉に昇進し、ムサイ級軽巡洋艦三隻およびリック・ドムを擁するキャメル・パトロール艦隊の指揮官となっていたが、ホワイトベースを追う元上官・シャアの挟撃要請に応えてホワイトベース隊に艦隊戦を挑む。
- しかしシャアの存在に過剰反応をして冷静さを失い、功を焦った結果、以前に比べて格段に技量の向上したホワイトベース隊の攻撃に圧倒されてしまう。僚艦のトクメルとスワメルを相次いで撃沈され、旗艦のキャメルもブリッジをガンダムのビームサーベルで切り裂かれ、生身のまま宇宙空間へ放り出されて戦死とみなされる。劇場版『めぐりあい宇宙編』では、指揮官として部下を怯えさせないようノーマルスーツ着用を拒否する描写があったが、ビームライフルの直撃をブリッジに受け戦死。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、シャアの副官になるまでの経緯も若干描かれており、「ルウム編」では初対面ながらもお互いに多少の好印象を抱いていたようであり、正式に副官になった後はムサイの艦長職としての全権を任される。シャアが左遷されていた間の行動は不明であるが、キシリアにより地球で原隊復帰した際には再び副官として、ジャブロー攻撃をサポートしていた。その後シャアより一足先に宇宙に上がってキャメル艦隊の指揮官となり、劇場版とほぼ同じ展開で最期を迎えた。
[編集] トワニング
- ギレンの幕僚[3]で階級は准将。ア・バオア・クー防衛戦の最中、キシリアによるギレン暗殺の場に居合わせた。司令室に沈黙が続く中で総帥の「名誉の戦死」を宣言し、将校達の動揺を鎮めキシリアの指揮権継承を認めた。その後、戦況の悪化に伴いキシリアに命じられて秘かに彼女の脱出の手筈を整えた(その際に降伏後の自分の身柄についてキシリアへ特別な配慮を要請している)。キシリアにリック・ドムやゲルググの動きが悪いと言われた時にパイロットが学徒動員兵だと説明をした。
- その後の消息については、キシリア搭乗艦出港に際してゲートに向かう途中で戦死した(脚本では兵士と記されており、容貌もヒゲ以外は異なる部分が多く、声優も違うので、別人という可能性も否定できないが、後述のゲームブックでは同一人物とされている)とする説と、ア・バオア・クーの指揮権を引き継ぎ地球連邦軍に降伏、戦犯として裁かれ極辺の収容所に囚われたものの脱走しアクシズへ、第一次ネオ・ジオン抗争時には艦隊司令の任に就いていたとする説がある。また、勁文社のゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』ではアクト・ザク、ガルバルディ、ペズン・ドワッジといったペズン計画のモビルスーツでシャアに襲い掛かる。
- 雑誌企画『ガンダム・センチネル』にも端役で登場、ネオ・ジオン艦隊司令となりニューディサイズ残党軍に支援するという口実でゾディ・アックを譲渡した。譲渡後、地球連邦軍のα任務部隊と遭遇し戦うが、ネオ・ジオン宣戦布告前の戦闘だったためにすぐに後退した。
- なお、初放送時は12話でガルマの国葬に参列した名も無い将軍の一人の設定画を流用したと思われる。劇場版III制作時に改めて安彦良和によってデザイン設定画が描かれた。
[編集] ハ行
[編集] バイス
- 声:永井一郎
- マ・クベの配下。レーダーに感知されないよう装備を全てプラスチック製にした上でリフトジェットで接近し、ホワイトベースにプラスチック爆弾を仕掛ける特殊工作隊の隊長。見事に任務を果たし、ホワイトベースはミノフスキー粒子発射口・ECM発信器を破壊されてしまう。これによりマ・クベの仕掛けた罠に掛かったホワイトベースは大型メガ粒子砲の直撃を受けて大破することになる。劇場版には登場しない。
[編集] バイソン
- 声:飯塚昭三
- ガルマの部下。ドップに乗りホワイトベースに攻撃を仕掛ける。ガンペリーから秘かに発進したガンダムの攻撃で戦線が混乱をきたし、地上のマゼラアタック部隊と同士討ちを演じた末に総崩れとなって退却を余儀なくされた。劇場版には登場しない。
[編集] バタシャム
- 声:政宗一成
- ジオン公国軍のモビルスーツパイロットで階級は中尉。初陣であるララァの乗るエルメスの護衛のためリック・ドムに乗り出撃する。彼はベテランパイロットだったため、実戦経験の無いはずのララァが圧倒的なニュータイプ能力を見せつけ2隻のサラミスを撃破するのを目撃し、戦うのが馬鹿馬鹿しくなって護衛の任を放棄してエルメスの後方に下がってしまう。帰還後、指揮官であるシャアにこの事を叱責されるが、ララァを妬んでいたと正直に言うところは清々しくもある。
- なお、リック・ドムの1/144プラモデルのパッケージには、搭乗パイロットとして彼の姿がある。劇場版には登場しない。
[編集] バムロ
- 声:永井一郎
- 8話にて、ホワイトベースがジオン公国軍部隊との一時休戦中に、偵察機ルッグン(コードネームはビッグ・ジョン、その時の副操縦士はコム)に乗り、ホワイトベースの避難民を降ろす動きを監視する。セント・アンジェに向かおうとしていた避難民、ペルシア親子を気遣い救助物資を投下するなど、戦っている相手のジオン兵もまた同じ人間であると強く視聴者に印象づけた。その後、秘かにガンペリーから発進したガンダムの放った反射光をバムロは鋭く見逃さなかったためにやむなくアムロにルッグンを撃墜されてしまう。が、一命を取り留め、ペルシア親子に手当をしてもらった後、この荒野こそが一年前までセント・アンジェだった場所だとペルシアに告げ、コムと共に原隊に復帰する。その後の消息は不明。
- 劇場版には登場しなかったが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』にはペルシア母子ともども登場を果たしている。
[編集] バロム
- キシリアの部下で階級は大佐。前線で戦う兵の心を良く知る人物。ソロモン救援時の限定でマ・クベ付きの参謀として随伴していた。キシリアの命令によりソロモンの救援に向かう途上でソロモン陥落時に脱出してきた友軍と遭遇、先を急ごうと冷酷に見捨てようとしたマ・クベに諄々と諫言し、脱出艇の回収を行った。これによりゼナとミネバは救われたが、ソロモンへの救援は時を逸してしまった(初めから「遅すぎる援軍」であったが)。マ・クベの命でゼナとミネバをグラナダへ送り届けた後、デラミン艦隊との合流を急ぐ途上で運悪くワッケインのマゼランと遭遇し交戦。乗艦チベを沈められて戦死。なお、彼の乗るチベは何故かカラーリングが通常のワインレッドではなく、ムサイのような緑色だった。
- また、富野による原案では、気に入らないマ・クベを亡き者にしようとシャアと共に画策し、ドワッジ(リック・ドムの最初の名前)に乗り込んでアムロと交戦するというTV版と比べて非常に器の小さい人間として描かれている。「非・安彦デザイン」キャラの一人。劇場版ではゼナとミネバを救出するシーンのみに登場し戦死はしていない。
[編集] ハンブル
- 声:永井一郎、飯塚昭三、田中康郎(劇場版)
- ジオン公国地球方面軍の戦闘機パイロット。ガルマの下でドップ小隊を預かる。ガンタンクを目撃してその破壊力に驚愕する。TV版ではスタッフのミスなのか、途中で声が入れ替わっていた。
[編集] ビービ
- 声:永井一郎、緒方賢一(劇場版Ⅰ)
- ジオン公国地球方面軍の戦闘機パイロットで、ガルマに随伴し護衛を務める。背中のロケットノズルでジャンプして空中戦を展開するガンダムを目の当たりにして驚愕した直後、バズーカ(劇場版ではビームライフル)で乗機のドップを撃墜され戦死。
[編集] フィックス
- 声:古川登志夫
- シャアに率いられマチュウらと共にノーマルスーツ姿の特殊工作部隊としてルナツーへ奇襲をかけ、更にザクに乗り込み出撃したが、ホワイトベースによるマゼラン艦排除の爆風に機体を巻き込まれて戦死。
[編集] フラナガン
- Flanagan
- 声:永井一郎、松岡文雄(劇場版III)、星野充昭(特別版III)
- ジオン公国のニュータイプ研究所とも言うべきフラナガン機関の設立者。脳波を増幅させる装置「サイコミュ」を開発し、エルメスに実装してビットの遠隔操作テストを行なっていた。
- TVシリーズと劇場版ではキャラクターデザインが大きく異なる。TV版は目の小さい白髪のふさふさした温厚そうな痩身の老人だったが、安彦良和による劇場版デザインではやや年齢が若返り、目はギョロッと大きく頭は禿げており、頭髪もヒゲも黒い太ったアクの強い中年男性となっていた(小説版での狡猾なキャラクターを反映した物と考えられる)。安彦によればユダヤ系とのこと。近年の設定ではTV版の人物は研究員若しくは助手であり、劇場版が博士の設定となっている。なお、劇場版では助手も登場している。TV版は「非・安彦デザイン」キャラクターの一つ。小説版でのフルネームは「フラナガン・ロム」。
- OVA『機動戦士ガンダム第08MS小隊 ラスト・リゾート』では、フラナガン機関のモルモットにされていた少年少女の回想シーンに登場し、冷酷な実験を施すフラナガン(劇場版ビジュアル)の姿が僅かに映っている。
- 『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』では「ララァ編」より登場。ララァの有能性をほくそ笑みながら自慢気に語り、アムロの誘いに乗ったシャリア・ブルを「愚か者だ」と大声を張り上げ怒りを露にするなど、感情のはっきりとした人物として描かれている。
[編集] フランシィ
- 32話に名前のみ登場。フラシィ、クランシーとも。ドレン率いるキャメル・パトロール艦隊に所属するリック・ドムのパイロット。ホワイトベース隊との交戦中、未だガンダムを発見していないことをキャメルのブリッジ付近で機体の身振りによって報告するが、その直後に直撃弾を受けドレンの眼前で戦死。
[編集] ヘイブ
- 声:塩沢兼人
- クリンク中尉の部下でド・ダイYSの連携運用隊のグフのパイロット。クリンクのド・ダイYSと組んでミデア編隊を攻撃していた。アムロのコアファイターを攻撃しようとした瞬間にガンキャノンの砲撃でド・ダイが爆発し、地上に追い落とされる。地上戦ではヒートロッドでガンダムを苦しめるが、急に反転したガンダムのビームサーベルでヒートロッドと片脚を切断される。その直後に何故か「エンジンをやられた」と叫びグフごと爆死。劇場版には登場しない。
[編集] マ行
[編集] マーチ
- 声:二又一成
- マ・クベ麾下のMSパイロットでクリンク中尉の部下。グフに搭乗し、マチルダ補給部隊を襲撃した。ヘイブのグフ撃破後の爆風により動力系をやられたガンダムをあと一歩というところまで追い詰めるが、ミデアに積まれていたGファイターを操縦するハヤトの支援により、ド・ダイYSを破壊され地上へ追い落とされる。そのとき空中で、ガンダムのビームサーベルを宙返りで回避するという荒技を見せた。そして着地後、なおも指のバルカンで攻撃するが、シールドを投げつけられ倒れたところへガンダムに逆手に構えたビームサーベルをコクピットに突き立てられ戦死。劇場版には登場しない。
[編集] マイヤー
- 声:滝雅也、長嶝高士(特別版III)
- ソロモン要塞を巡る攻防ではドズルに付き従い、ビグ・ザムの副パイロットとして出撃する。ソロモンの陥落を悟ったドズルに脱出を促され一度は異を唱えるも、彼の意を汲みノーマルスーツ姿でザクに曳かれてドズルへ敬礼しつつソロモンを後にした。
[編集] マイル
- 19話に名前のみ登場。ランバ・ラル隊の歩兵でソドンの町のレストランでサグレドと歩哨の任に就いていた。
[編集] マグ
- アムロのコアファイターが目撃されたとの情報により難民キャンプを見回りに来たジオン兵の一人。同僚のロスがアムロの銃撃を受けて倒れるのを見るや、慌ててその場を走り去り、ロスを置き去りにしたまま乗ってきた車で逃走した。
- 劇場版にて名前を付与された。
[編集] マジソン
- 声:二又一成
- マッドアングラー隊の一員で、シャアや赤鼻と共にジャブローに潜入した特殊工作部隊の一人。シャアとは別行動を取ったグループだったため、ジム製造工場への潜入に成功。ラムジと共に時限爆弾を設置している途中、紛れ込んできたカツ・レツ・キッカの三人組に気付かれロープで縛り上げる。なお、ラムジへ敬語を使っていたので階級は彼より低いと思われる。ジャブローから脱出しようとする途中でガンダムの追撃を受けアッガイを撃破されて戦死。なお、劇場版では戦死したのは赤鼻のみで、彼を含めた他の工作員は無事にアッガイで脱出した模様。
[編集] マチュウ
- 声:政宗一成(3話)、広瀬正志(4話)
- ザクのパイロット。ルナツーに奇襲をかけ、シャア専用ザクのヒートホークとビームサーベルで鍔競り合いをしていたガンダムを背後からザクマシンガンで攻撃しようとして、後ろ手でもう一本のビームサーベルを突き刺され戦死。劇場版には登場しない。
[編集] マリガン
- 声:塩沢兼人、戸谷公次、二又一成、佐藤正治
- 物語中盤キシリア配下となって大佐に昇進してからのシャアの副官で、階級は中尉。前の副官ドレンは叩き上げで恰幅のいい豪放なタイプだったが、それとは正反対の線の細い生真面目なエリートタイプ。キシリアに通じていたこともありシャアから突き放すような態度を取られたときに畏縮してしまうことが多かった。シャア出撃時には本隊の指揮を執る。
- 32話でデミトリーをシャアに無断で出撃させてしまい、さらにそれが撃破されたことで、シャアに借りを作ってしまう(この借りは40話で返した)。33話でシャアが命じたキシリアへの暗号電文の内容に「それだけですか?」と聞き返してしまい、気の利かなさと若さを露呈。37話ではゲルググで出撃するシャアにノーマルスーツ着用を進言しているが、すげなく断られている。41話でゲルググとエルメスがガンダムと交戦中に、こちらもホワイトベースとの戦闘となっており、乗艦ザンジバルのブリッジに直撃を受けて撃沈され戦死。劇場版ではザンジバル撃沈シーンがカットされているものの、いつの間にか戦死したことになっている。なお、登場したての頃はシャアも若干気遣い、気遣う言葉をかけることもあった。
[編集] ミサキ
- 声:鈴置洋孝
- ランバ・ラル隊の生き残りの一員。出撃前にハモンから2番目に声をかけられた角刈りの若い兵士。
[編集] ラ行
[編集] ラコック
- 声:塩沢兼人(TV版)、戸谷公次(劇場版Ⅲ)宮田浩徳(特別版III)
- 宇宙要塞ソロモン内でドズルの副官を務めていた参謀で階級は大佐。ドズルが不在のときには代わりに指揮を執っている。「ドズルのブレイン」と称され、ドズルが専用機に搭乗し、司令部を不在にできるのはラコックの指揮に負う部分が大きい。妻子の元へ行くときもドズルは彼に指揮を任せた。またドズルはコーヒーを飲む際にも彼に頼んでいる。キシリアの第七師団への救援要請を提案したが、意地を張るドズルに却下されてしまった。その後、敗色が濃くなりビグ・ザムが単機特攻をかけて時間を稼ぐ間に残存戦力をまとめ、ソロモン陥落の前にグラナダ(かア・バオア・クー)へ脱出したと思われる(漫画『THE ORIGIN』ではシャアの艦隊に救助されている)。
- 劇場版Ζ機軸で描かれた漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』にも登場し、この時は地球でカラバに協力していた。最終話ではカイの部屋に張られた写真の中で(劇場版『機動戦士Zガンダム』のラストで地球へ行った)ミネバと共にいる姿が見られる。また、一年戦争時に比べてだいぶ頭髪が薄くなっている。
[編集] ラムジ
- 声:鈴置洋孝
- マッドアングラー隊の一員で、シャアや赤鼻と共にジャブローに潜入した特殊工作部隊の一人。シャアとは別行動を取ったグループだったため、ジム製造工場への潜入に成功。マジソンと時限爆弾を設置している途中、紛れ込んできたカツ・レツ・キッカの三人組に気付かれロープで縛り上げる。マジソンが彼に敬語で応答していたことから、階級はマジソンよりも上と思われる。その後ジャブローからの脱出時にガンダムの追撃を受けてアッガイを撃破され戦死。なお、劇場版では戦死したのは赤鼻のみで、彼を含めた他の工作員は無事にアッガイで脱出した模様。
- TV版の劇中でシャアが「ラジム」と呼んでいるため、関連雑誌記事等ではそちらの呼称で紹介される場合が多いが、安彦良和による設定画には「ラムジ」と明記されており(因みに劇場版でも呼称は「ラムジ」へと改められている)、本項では設定上の呼称に準拠する。
[編集] ラング
- 声:二又一成
- 装備を全てプラスチック製にした上でレーダーに探知されないようリフトジェットでホワイトベースへ接近し、プラスチック爆弾を取り付ける特殊任務に就いていた若い兵士。新兵のようだが、隊長のバイスと対等に喋っていた。作戦前の緊張から顔面に滲んだ汗を拭こうとしてヘルメットに気づき、苦笑しながらポンとヘルメットを叩く描写がある。劇場版には登場しない。
[編集] リー・ホワン
- 声:戸谷公次
- 29話に声と名前のみ登場。ジオン公国軍人。ズゴックに搭乗し、シャアと共に地球連邦軍の本部ジャブロー総攻撃に参加するが、ガウ攻撃空母からの降下中にシャアが避けた対空砲火のミサイルが命中し戦死。劇場版には登場しないが、彼のズゴック撃墜シーンは「哀 戦士編」に流用されている。
[編集] ロス
- 声:戸谷公次、寺田誠(劇場版I)
- アムロのコアファイターが目撃されたとの情報により難民キャンプを見回りに来たジオン兵の一人。捜索中にカマリアがアムロを隠していたベッドからホワイトベース呼び出し信号ブザーが鳴り響き、怪しんでベッドに迫ったところをアムロに拳銃で撃たれ重傷を負う。劇場版での生死は不明だが、TV版では辛うじて一命は取り留めている。難民キャンプの子供にチョコレートをちらつかせ戦闘機の情報を聞き出そうとして失敗。渡し損ねたシーンが印象深い。
- 劇場版にて初めて名前が付与された。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
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最終更新 2009年10月24日 (土) 15:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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