機動戦士ガンダム00

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機動戦士ガンダム00
ジャンル ロボットアニメ
アニメ: 機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)
原作 矢立肇富野由悠季
監督 水島精二
シリーズ構成 黒田洋介
脚本 黒田洋介
キャラクターデザイン 高河ゆん千葉道徳
メカニックデザイン 海老川兼武柳瀬敬之鷲尾直広
寺岡賢司福地仁
中谷誠一大河原邦男
アニメーション制作 サンライズ
製作 サンライズ、毎日放送
放送局 MBSTBS系列GyaO
放送期間 2007年10月6日[1] - 2008年3月29日
話数 全25話
コピーライト表記 ©創通・サンライズ・毎日放送
アニメ: 機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)
原作 矢立肇、富野由悠季
監督 水島精二
シリーズ構成 黒田洋介
脚本 黒田洋介
キャラクターデザイン 高河ゆん、千葉道徳
メカニックデザイン 海老川兼武、柳瀬敬之、鷲尾直広
寺岡賢司、福地仁
中谷誠一、大河原邦男
アニメーション制作 サンライズ
製作 サンライズ、毎日放送
放送局 MBS発TBS系列、GyaO
放送期間 2008年10月5日[1] - 2009年3月29日
話数 全25話
コピーライト表記 ©創通・サンライズ・毎日放送
漫画:機動戦士ガンダム00(田口央斗版)
作者 田口央斗
出版社 講談社
掲載誌 月刊マガジンZ→マガジンGREAT→マガジンイーノ
レーベル 1st - マガジンZKC
2nd - KCデラックス
発表期間 2007年11月号 - 連載中
巻数 1st - 全4巻 / 2nd - 既刊2巻
漫画:機動戦士ガンダム00(大森倖三版)
作者 大森倖三
出版社 角川書店
掲載誌 ケロケロエース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表期間 2007年10月 - 連載中
巻数 1st - 全3巻 / 2nd - 既刊3巻
漫画:機動戦士ガンダム00(しぐま 太朗版)
作者 しぐま 太朗
出版社 角川書店
掲載誌 ガンダムエース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表号 2008年8月号 - 2009年6月号
巻数 1st - 全1巻 / 2nd - 全1巻
ゲーム: 機動戦士ガンダム00(ニンテンドーDS版)
ゲームジャンル 3Dアクション
対応機種 ニンテンドーDS
開発元 ベック[2]
発売元 バンダイナムコゲームス
プレイ人数 1人
発売日 2008年3月27日
販売価格 5,229円(税込)
レイティング CERO - 全年齢対象
ゲーム: 機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ
ゲームジャンル ドラマティックアクション
対応機種 プレイステーション2
開発元 ユークス[3]
発売元 バンダイナムコゲームス
プレイ人数 1人 - 2人
発売日 2008年10月16日
販売価格 6,800円(税込)
レイティング CERO - 全年齢対象
小説
著者 木村暢
イラスト 米山浩平、柳瀬敬之、羽音たらく
鷲尾直広、海老川兼武
出版社 角川書店
レーベル 角川スニーカー文庫
発表期間 2008年4月1日 - 以下続刊
巻数 1st - 全3巻 / 2nd - 既刊3巻
ドラマCD: 機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー
発売元 flying DOG / JVCエンタテインメント
販売元 ビクターエンタテインメント
発表期間 2008年7月23日 - 9月24日
販売価格 各2,520円(税込)
枚数 2巻(2008年9月24日時点)
テンプレート使用方法 ノート

機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)は、日本テレビアニメ、およびそれを原作としたメディアミックス作品群である。ハイビジョン制作

目次

[編集] 作品概要

[編集] 基本設定

本作は、西暦2307年の地球を舞台としてスタートする。人類は枯渇した化石燃料に代わるエネルギー源として宇宙太陽光発電システムと軌道エレベーターを実用化していたが、莫大な建造費が必要なこれらのシステムを所有しその恩恵が得られるのは「ユニオン」、「人類革新連盟」、「AEU」の世界三大国家群のみだった。それらの超大国間には全面的な対決こそ無いものの熾烈な軍備開発競争による冷戦状態が継続し、また、いずれの連合にも属せなかった小国は貧困にあえぎ、紛争や内戦を繰り返していた。

[編集] あらすじ


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] ファーストシーズン

新型モビルスーツ(以下“MS”)の公開軍事演習を行っていたAEUは、突如所属不明のMS2機の襲撃を受ける。額に“GUNDAM”と刻印されたそれらの機体は、圧倒的な機動性と攻撃力でAEUのMSを破壊していった。同じころ、人類革新連盟の宇宙ステーションを襲撃したテロリストを、同様の刻印が施された別の2機が迎撃し、多数の市民の命が救われた。

この騒動にメディアが沸き立つ中、世界に向けて1つの声明が発表される。4機のMS「ガンダム」を所有する私設武装組織「ソレスタルビーイング(以下“CB”)」は、戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団であるという。それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為である。

莫大なエネルギーを生み出す"太陽炉"を搭載した4機のガンダムを操るのは、刹那、ロックオン、アレルヤ、ティエリアら4人のガンダムマイスター達。武力介入を行ないながらも、その最中にも人命救助を行なうなど、彼らの存在に世界は混乱。存在を否定するかのごとくテロが起きる一方、彼らを正義だと称える声も有り、賛否両論が巻き起こる。また普通の学生の沙慈も世界の変革へと徐々に巻き込まれていく。

各国家群は己の威信をかけ、ガンダムを手に入れようと様々な作戦を実行。各国のエースパイロット達も出撃するが、ガンダムとの性能差の前にことごとく敗北、CBは着実に武力介入を達成していった。そうした中で、各国家群は合同軍事演習を名目に、大規模なガンダム鹵獲作戦を決行。圧倒的な物量を前に遂にガンダムも敗北するかと思われたその時、トリニティを名乗る新たなガンダムマイスター達が出現する。彼らによって窮地を救われた刹那達だったが、彼等はこれまでの武力介入を手緩いものと考えており、過剰な武力介入を始めた。

民間人をも巻き込む彼らの武力介入によって、市民はCBを憎悪し始める。その裏ではCBの監視者のアレハンドロの裏切りによって"擬似太陽炉"が各国家群へと渡っていた。トリニティによる過激な武力介入はアレハンドロの計略であり、国連軍結成を促し世界を支配するための布石だった。さらには協力者のリボンズによって、計画の要の量子コンピュータ『ヴェーダ』も掌握されてしまう。

擬似太陽炉搭載機を手に入れた各国家群は国連軍を組織し、ガンダム殲滅作戦を決行する。CBの計画は破綻し、仲間を次々と失いながらも、戦いの果てに平和があると信じ、刹那達は最終決戦へと挑む。死闘の末にアレハンドロは倒されるが、CBも壊滅的な打撃を受け、メンバーも離散することとなる。

[編集] セカンドシーズン

4年が経過した西暦2312年。各国家群が地球連邦として統一され、世界は一つになったかに見えた。しかしその裏では、独立治安維持部隊『アロウズ』によって、反政府組織や主義・思想への弾圧や虐殺が行なわれ、世界は歪んだままであった。

夢を叶えて宇宙技術者にとなった沙慈はアロウズによる弾圧に否応無く巻き込まれ、国連軍との決戦を生き延びた刹那は歪んだままの世界に立ち上がり再び戦いへと身を投じていた。

アロウズによって捕えられていた沙慈と偶然再会した刹那は彼を救出。満身創痍のガンダムを駆るが、すでにアロウズの機体は従来のガンダムの性能を超えており、苦戦を強いられついに大破。しかし、かつての決戦を生き延びたCBのメンバーの助けによって窮地を脱出。前の戦いで死亡したロックオンことニールに代わり弟のライルを加え、続けてアロウズに捕えられていたアレルヤを救出。新しいガンダムを得、CBは打倒アロウズに向け活動を再開、反政府勢力『カタロン』と合流する。

だが、戦いに巻き込まれ家族を失い恋人とも別れた過去を持つ沙慈は、未だ戦いをやめようとしない彼らに反発し、戦いを拒否し連邦へ助けを求める。しかしその行動が原因でカタロンの基地が襲撃され、多数の人命が失われてしまった。その軽率な行動を「無自覚な悪意」だとティエリアに責められ、戦いを避け続けてきた彼は激しく苦悩する。しかしかつての恋人ルイスが、家族の復讐のためアロウズに所属していることを知り、彼女を救うため「守るための戦い」をすることを決意する。

調査の末アロウズの首魁が、イオリアの真の計画のために生み出されたイノベイターであり、かつて世界を支配しようとしていたアレハンドロすらも手駒として操っていたリボンズであることを突き止める。倒すべき敵を見つけたものの、アロウズは日増しにその権力を強め、ついには衛星兵器「メメントモリ」によって中東の一国を滅ぼすほどとなっていた。情報統制によって真実は世界に伝えられぬままではあったが、歪みは連邦内でも確実に広まっていた。

CBがメメントモリの破壊に成功してから数日。連邦内でクーデターが起こり、市民6万人が人質にとられアフリカの軌道エレベーターが占拠された。彼らの目的は人質たちにアロウズの蛮行を伝え、真実を世に知らしめることだった。しかし、アロウズは真実が暴露される前に、密かに建造していたもう1基のメメントモリで人質ごと軌道エレベーターを破壊することを決定。刹那は再びメメントモリの破壊へと向かうが、射線を逸らすことはできたものの、発射は阻止できず、軌道エレベーターは崩壊し、地表には無数の破片が降り注ぐ大惨事へと発展した。この時、正規軍・アロウズ・カタロンが協力して破片落下阻止に当たった。後に「ブレイク・ピラー」と呼ばれるこの事件で、皮肉にも人々の意思が一つとなっていた。

「ブレイク・ピラー」事件から4か月。CBは2基目のメメントモリの破壊を成功させ、『ヴェーダ』奪還のために動き出した。さらに事件を機に決起した正規軍も加わり、アロウズとイノベイターらとの決戦が行われる。戦いは、自分こそが人類を導く存在だと自負するリボンズと、歪みを断ち切るために戦う刹那との一騎討ちによって締め括られる。

[編集] 沿革と展開

SDガンダムフォース』を含むガンダムシリーズの通算12作目に当たり、テレビ放映では初めて前期(ファーストシーズン、25話分)・後期(セカンドシーズン、25話分)の分割放送を行った。ファーストシーズンは2007年10月6日から2008年3月29日まで、MBSTBS系列「土6」枠(一部地域遅れネット)にて放送された。また、ガンダムシリーズおよび「土6」枠作品初のハイビジョン制作・放映となる。セカンドシーズンは2008年10月5日から2009年3月29日までMBS・TBS系列「日曜午後五」枠(全国地域同時ネット)にて放送された。また、2010年には劇場映画版『機動戦士ガンダム00(仮称)』が公開予定である。

[編集] 登場人物・組織

この節では以降、アニメ版のファーストシーズンを『1st』、セカンドシーズンを『2nd』と記述する。劇中では物語の進行に伴い年単位の月日(1st終了時で約1年、2nd開始時でそれより4年)が経過しているが、特に断り書きがない場合は初登場時の年齢を記載する。

[編集] ソレスタルビーイング

#あらすじ」も参照

西暦2100年頃に科学者イオリア・シュヘンベルグによって創設された。英字表記で「Celestial Being」すなわち「天上人」の名を持つ。構成員は守秘義務により互いの素性を秘匿しており、互いをコードネームで呼び合う(一般的にキャラクターの名称として扱われるのはこのコードネームの方である)。また、構成員の中でも特にガンダムのパイロットは「ガンダムマイスター」と称される。2ndでは、構成員は色違いや多少の形の違いはあれど、統一されたデザインの制服を着用している。

[編集] ガンダムマイスター

刹那・F・セイエイ(せつな・エフ・セイエイ、Setsuna F Seiei)
- 宮野真守西墻由香(幼年期)
本作の主人公で[4]、ガンダムエクシア、ダブルオーガンダムのマイスター[1]。本名はソラン・イブラヒム[5]。中東クルジス共和国出身[1]。かつて信仰のためと信じて両親を殺害し[6]反政府ゲリラ組織「KPSA」の少年兵となった[7]。戦場で信仰に絶望したまま死に瀕するがその窮地をOガンダムの武力介入によって救われたという過去を持つ[8]。この経験から戦争行為の根絶を体現する機体であると定義されるガンダム[8]を兵器以上の存在として捉えており[9]、その存在に神を見出して自分もそのような存在=ガンダムそのものになろうしている[5][4][10]。自分のことを戦うことしかできない破壊者であると定義している[11]一方で、かつて自分を少年兵として育てた元KPSAの指導者サーシェスのような[7]争いを生み出す存在を敵視し[12]、彼の祖国を滅ぼした国を平和へ導こうとしている皇女マリナとは対話を通じ[13]、自分とは違う方法で同じ平和への願いを抱く人間として理解を深めていく[11][14]
当初は他者との馴れ合いを嫌い[1]、「ガンダムとなる」ことを気負うあまりトラブルを起こしたり[15][16]、自分を救ったガンダムのようになれないことに苦悩することもあった[13][16]。しかし理想のガンダム像とは程遠いトリニティとの決別をきっかけに、不仲だったティエリアと義憤を共有し[17]ロックオン(ニール)にも戦争根絶にかける真剣な思いを認められる[18]など、仲間との絆が芽生えていく[5][19]。イオリアの計画の遂行者を自称しアロウズを操っているとされるイノベイターに対しては[20]、計画のためではなく自らの意思で彼らと戦う決意を仲間に示した[12]。その後、過去に自分を救ったOガンダムのマイスターがイノベイターを率いる首領リボンズであること[21]を知るが、戦いだけが全てではない自分を自覚し[22]、変えられない過去ではなく未来のために[19]、自分とガンダムを単なる兵器や破壊者ではない存在へと変革することを決意[23]する。GN粒子によって促される身体の変革を受け入れ[24]、高い相互理解能力を持つ進化した人類と定義される「真のイノベイター」へと進化する[25]。イノベイターとの最終決戦ではダブルオーのトランザム・バーストを発動させて人々の意思を結びつけ[26][19]、戦場で敵対する多くの登場人物たちを相互理解へと導く[26]。人類と分かり合うことを拒んだリボンズとは死闘の末ダブルオーを失いながらも勝利し、その後もCBに留まり紛争の抑止力となって生き続けることを自分に課した[27]。脚本を担当した黒田洋介は刹那について、自分の思いを達成するために変革を求め、ソレスタルビーイングという言葉の通りに「天上人」となろうとし、それゆえに普通の人から遊離し孤高の存在となっていくことが刹那のヒーロー性であると説明している[14]
名前の由来は「刹那・FROM・聖永」
1st 年齢:16歳 身長:162cm 体重:49kg
2nd 年齢:21歳
ロックオン・ストラトス(Lockon Stratos)
声 - 三木眞一郎
アイルランド出身の双子、ディランディ兄弟の共通コードネーム。制服(ライルのみ)・パイロットスーツはグリーンを基調としたものを着用している。この項では個別表記する。
ニール・ディランディ(Neil Dylandy)
ガンダムデュナメスのマイスター。その優れた狙撃能力を買われCBにスカウトされた。明るく陽気な青年だが、KPSAのテロにより両親と妹を失った過去から、テロ行為に対して激しい憎悪を抱く。CBとして人を裁く代償に、世界の変革に成功した暁には自らも裁きを受ける覚悟を持つ。
年齢不詳のティエリアを除くガンダムマイスターの中では最年長で、リーダー的存在。暴走の多い刹那の制止やフォロー(貧乏くじ)を引き受けたり、ティエリアが精神的に脆いことに唯一気付くなど、苦労しつつも常に仲間を気にかけ、協調性に欠けるメンバー達をまとめ上げていった。
トリニティによって刹那がKPSAに所属していたことを知り銃口を向けるが彼の戦争根絶への覚悟を聞いて和解する。
国連軍との戦闘の最中にティエリアを庇い利き目を負傷するも、周囲の制止を振り切って出撃。サーシェスとの死闘の末機体を大破させられ、近辺にあったGNアームズのキャノンを使い、サーシェスの機体を破壊するも、相討ちに近い形で吹き飛ばされ、壮絶な最期を遂げる。ニールの存在は、その後の刹那やティエリアに大きな影響を与えていく事になる。
年齢:24歳 身長:185cm 体重:67kg
ライル・ディランディ(Lyle Dylandy)
ニールの弟で、ケルディムガンダムのマイスターを務める。兄の援助の下、AEU領内の大商社で働きつつ[28]、「ジーン1」のコードネームを持つカタロン構成員として活動していた。目の前に現れた刹那から行方不明だった兄がCBのパイロットとして戦って、戦死したことを聞き、彼の遺志を継ぐこと、更にカタロンへの情報流出の目的でCBに加入、兄のコードネームを引き継ぐ。容姿はニールと同じだが、言葉遣いの語尾や煙草を好むなどのささやかな違いがあり、兄と比較されることを嫌がる一面もある。また、家族を奪ったテロに関してもどこか達観したところがあり、刹那が元KPSAと知ってもニールの時と違って冷静さを保っていた。
CBの面々と交流を深めていく中、アニューからスパイと疑われた事がきっかけとなり、彼女と恋仲になる。その結果、彼女がイノベイターとして裏切り、ラッセに重傷を負わせて小型艇で逃走したのを追いかけ、捕捉するが撃つ事が出来ず、逃がしてしまった。やがて、彼女を含むイノベイター部隊が迫る中刹那から「彼女を撃てないなら俺が撃つ。俺を恨んでくれていい」と言われ、戦闘の末一度は説得に応じたかに見えたアニュー(実質はリボンズ)から一方的に攻撃されるが、そこに駆けつけた刹那の攻撃によって自らの生存と、アニューとの精神交感と引き換えにアニューを失い、激昂して刹那を殴りつけた。その後、刹那に向かって口では許すと言いながらも、わだかまりを捨てきれずに背後から銃口を向けるが、撃てぬまま銃を収めた。
イノベイターとの最終決戦ではサーシェスと対峙。ケルディムが中破するもののトライアルシステムで停止したアルケーガンダムを撃墜。MSを捨て逃亡しようとするサーシェスを殺し、家族の仇を討った。
最終決戦後はカタロンを離れ、CBのガンダムマイスター「ロックオン・ストラトス」として戦い続けることを家族とアニューの墓前で誓い、メンバーと共に宇宙へと旅立つ。
年齢:29歳 身長:186cm 体重:68kg
アレルヤ・ハプティズム(Allelujah Haptism)
声 - 吉野裕行城雅子(幼年期)
ガンダムキュリオス、アリオスガンダムのマイスター。
戦災孤児。幼少期に人革連の「超人機関」で「被検体E-57」として人体実験を受けていた過去を持ち、実験により本名を含めた全ての記憶を失っている。その時に出逢った少女マリー・パーファシーから「神に感謝する言葉」を意味する「アレルヤ」という名前を授かる。その後廃棄処分を受けそうになった他の仲間たちと共に研究施設を脱走するが、ただ一人生き残り、紆余曲折を経てCBに参加する。温厚で礼儀正しく、ミッションとはいえ人命を奪うことには抵抗を感じている一方で、心の奥には人体実験の影響で誕生した「ハレルヤ」と呼ばれる粗野で好戦的なもう1つの人格が存在する[29]。貪欲なまでに生に執着するハレルヤは温厚なアレルヤが戦意を失った際に表出し、アレルヤに代わって殺戮と破壊を繰り返す。また、年に一日だけアレルヤの意志が休眠しハレルヤがアレルヤの口出しがされない自由な時間を得ることが出来る。かつて「超人機関」を脱走した際に宇宙船が漂流し酸素と食糧が底をついたため、仲間を皆殺しにしたのもハレルヤである。実はアレルヤは「思考」を、ハレルヤは「反射」を司り、2つの人格が共通の目的を持った時、真の超兵の力を発揮する。
超兵ソーマ・ピーリスの存在から、「超人機関」が存続していることを知り、自分のような存在をこれ以上生み出させないため、苦悩の末に同胞の子供達がいる研究施設を破壊するが、このことは超兵としての自分に肯定的な感情を持つピーリスとの確執を生む。CBと国連軍の最終決戦では死闘の末、ハレルヤとの連携でトランザムを駆使してピーリスとセルゲイを翻弄し追い詰めるが、セルゲイの身を呈した行動により僅かな隙を突かれてキュリオスは大破し、ハレルヤも一時的に消失した。その際に初めてピーリスの姿を目撃し、彼女が成長したマリーであることに気づく。
その後はキュリオスごと国連軍に鹵獲され捕虜の身となり、尋問と拷問の繰り返しだった1年[28]を含めた4年間、収監施設に監禁されていたが、2ndで活動を再開した刹那たちによって救出されアリオスガンダムを受領。マリーを取り戻すという決意を胸に、再び戦争根絶のための戦いに復帰する。ピーリスとは再び戦場で相対するが、再三に渡る身を呈した呼びかけの結果、彼女にマリーとしての人格と記憶を甦らせることに成功し、マリーと共にプトレマイオス2へと帰還する。その後、2nd第10話のダブルオーライザーのトランザムの発動がきっかけで、再びハレルヤの人格が現れ始めるが、2nd第24話まで本人にその自覚はなかった。
左右の瞳の色が異なるオッドアイである。1stでは前髪で片目が隠れているが、どちらの人格が現われているかによって露出する瞳が異なるよう演出され、アレルヤは灰色に近い色の左目が、ハレルヤは金色の右目が露出し、同時に2つの人格が表出する最終決戦では前髪をかき上げたオールバックで戦いに臨んだ。2ndではアレルヤ、ハレルヤの人格に関わらず常に両目が出る髪型に変更されている。制服・パイロットスーツはオレンジを基調としている。
最終決戦後、今まで犯した罪を償う為、マリーと共に巡礼の旅に出る。またソレスタルビーイングを脱退した訳ではない[30]
1st 年齢:19歳(後に20歳) 身長:186cm 体重:65kg
2nd 年齢:24歳
ティエリア・アーデ(Tieria Erde)
声 - 神谷浩史
ガンダムヴァーチェ(ガンダムナドレ)、セラヴィーガンダム(セラフィムガンダム)のマイスター。
中性的な美少年風の顔立ちと眼鏡が特徴。CBメンバーの中でも際立って謎が多い人物。その正体はイノベイターであり、CBを統轄するスーパーコンピュータ「ヴェーダ」とリンクする能力を持っているが、ガンダムマイスターであることからヴェーダの情報規制により、同類の存在及びイオリア計画の全貌は知らされていない。塩基配列パターン、0988タイプ。
当初はCBの理念よりもヴェーダの意思を至上のものとして行動しており、その意に反するものは、たとえ味方であっても一切容赦をしなかった。特に刹那とは当初険悪だったが、ヴェーダの意思がハッキングによって歪められていることを悟ってからは、共通の敵の出現や、マイスターらの過去を知る機会を通して、それらの悪感情は氷解していく。精神的に脆い面があり、ヴェーダをアレハンドロとリボンズによって完全に掌握され、リンクを断たれてしまった際には激しく動揺した。その際に生じた自身のミスによってロックオン(ニール)が負傷した事を負い目に感じ、国連軍との最終決戦では彼の仇を討とうと奮戦する。他のマイスター同様機体は大破するが、搭載されているGNドライヴをCBに持ち帰った。
その後は半壊状態の組織再建に乗り出し、2ndではセラヴィーガンダムのマイスターとなり、ヴェーダの判断ではなく「自らの意思で戦う意味を模索する[1]」ようになる。容姿は変わらないが、仲間の意思を尊重し、時にはぎこちないながらも冗談を言うようになる等、精神的に大きな変化を遂げており、またアロウズの暴虐な政策によって支配された世界について他人事のようにしか考えていない沙慈を叱責して諭すといった面も見せるようになった。自分と同じイノベイターであるリジェネとリボンズからイオリア計画の全貌を告げられ、計画よりもニールへの情に流されていることを指摘された際には動揺するも、亡きニールを心の支えにして自分の信じた道を進むことを宣言し、自分を味方に引き入れようとしたイノベイターたちと決別する。
最終決戦ではイノベイターの母艦「ソレスタルビーイング」に潜入、ヴェーダの前でリボンズと対峙したが射殺される。しかし、トランザムバーストでリボンズの脳量子波が乱れた瞬間にリジェネの生体データを使いヴェーダをリボンズから奪還。肉体を捨てシステムの一部となり、ヴェーダ本体にたどり着いた刹那にイオリアの計画の全容を明かした。
最終決戦後はヴェーダを通して刹那達を見守り続けることを決める。
制服・パイロットスーツは紫を基調としている。
年齢:不明(外見は16歳[31]を想定して作成されている) 身長:177cm 体重:61kg

[編集] プトレマイオスクルー

4機のガンダムを艦載する、CBの戦闘母艦プトレマイオスの乗員たち。後にフェルトから「家族」と評される程の親密な絆で結ばれているが、国連軍との決戦において多くの乗員が死傷する。2ndでは生き残った乗員たちが新母艦プトレマイオス2に搭乗する。

スメラギ・李・ノリエガ( - リ - )
声 - 本名陽子
プトレマイオスにおける作戦立案をほぼ一手に手掛ける戦術予報士。艦のリーダー的存在で、艦長職ではないが、プトレマイオス全体の指示を出している。大胆かつ繊細な作戦を得意とし周囲からの信頼も厚いが、作戦中にも平気で飲酒しているところを注意されることも少なくない。1stでは26歳。
本名はリーサ・クジョウ。アメリカ出身の日系スペイン人。学生時代には留学先のユニオン領内の国際大学でマネキンやビリーと交友を結んでいた。その後AEU軍の戦術予報士となるが、とある戦闘においてマネキンが率いる味方部隊と競合、同士討ちとなる戦術ミスを犯し、恋人のエミリオ・リビシ(声 - 加瀬康之[32]を戦死させてしまう。この過去のトラウマから逃れたいために飲酒を繰り返すようになる一方、二度とミスはしないという決意も固めている。
1stでは世界を相手にプトレマイオスの戦いを指揮し続け、CBと国連軍との最終決戦を生き延びるものの、戦後の各地を放浪し変わらない世界を見て、自分の戦いは過去を払拭するためのエゴでしかなかったと落胆し、2ndでは旧友であるビリーの元で酒浸りの日々を送っていた。しかし刹那によって連れ戻された後、アレルヤの救出作戦に助力したことをきっかけに、逡巡の後に再びプトレマイオス2の一員として戦いに身を投じる決意をする。この結果ビリーから憎悪され、また後にマネキンがアロウズの指揮官となっていることを知り苦悩するが、過去からは逃れられないと悟り、戦い続ける決意をしている。
アロウズやイノベイターとの最終決戦では、和解には至らないものの宿敵マネキンと共闘した。またイノベイター側に与するビリーに対しては、過去に犯した過ちは自分達で払拭しなければならないと主張しイノベイターによる支配を否定、その後トランザム・バーストのGN粒子によってビリーと精神感応し、彼への申し訳ない気持ちが伝わり和解した。最終決戦後もCBに残った。
フェルト・グレイス
声 - 高垣彩陽
プトレマイオス戦況オペレーター。1stでは14歳で、当時のクルーの中では最年少。外伝『00P』1stに登場する第2世代マイスターのルイードとマレーネの娘だが、2人がプルトーネの事故で死亡した事に関する詳細事項は秘匿義務のために知らされていない。なお、地球で育った人間ではないことにコンプレックスを抱いているため、髪をピンク色に染めている[33]
当初はあまり感情を表に出さず、他者とのコミュニケーションを苦手としていたが、芯の強さを見せることもあった。ロックオンの相棒であるハロがお気に入りで仲が良く、ロックオン(ニール)から本名や素性を明かされた事をきっかけに、彼に対しても淡い恋心を寄せていたが、片想いのまま死別することとなる。親しかった仲間たちの死を乗り越え、2ndでは表情や言動も女性らしく柔らかくなった[1]。かつての敵のマリー(ピーリス)がCBに身を寄せた際にはわだかまりをぶつけてしまうが、後に謝罪し仲間として受け入れている。
アロウズやイノベイターとの最終決戦を前にした刹那に、マリナとの関係を気遣いつつも一輪の花を渡すが、水島監督によればこれは恋愛感情によるものではなく、変革を始めた刹那を危うげに思い、無事に帰ってきて欲しいという願いに基づいた行動であるとされる[19]。最終決戦後もCBに残り、皆が命を引き換えにして変えた世界を見続ける決意を口にしている。
ラッセ・アイオン
声 - 東地宏樹
プトレマイオスの砲撃士。がっしりした体格でやや皮肉屋な性格。元はガンダムマイスター候補の1人で、現在は予備パイロット。CBにスカウトされる前はマフィアのメンバーだった[34]。GNアームズのロールアウト後はそのパイロットとなる。「CBは存在する事に意義がある」と考えていた。CBと国連軍との最終決戦にて、アレハンドロが駆るアルヴァトーレの攻撃で負傷するも生還した。
2ndではリヒティに代わり、アニューが搭乗するまでプトレマイオス2の操舵を兼任した。国連軍との決戦以降、アルヴァトーレのGN粒子によって身体に障害が生じてしまい、スメラギからプトレマイオス2を降りることを勧められるが断っている。イノベイターの母艦へ突入後は0ガンダムに搭乗しガガ部隊を迎撃する。OガンダムのGN粒子が底を突くと共に身体も限界を迎えるが、その直後にトランザム・バーストのGN粒子を浴びて症状が回復、再び操舵を務めた。最終決戦後もCBに残った。
イアン・ヴァスティ
声 - 梅津秀行
1stでは52歳。プトレマイオスの総合整備士。ガンダムやプトレマイオスの保守整備、新装備開発などを一手に担う。かつてはAEU軍所属の技術者だった。外伝に登場する第2世代ガンダムマイスターとも知り合いであり、彼女達が現役だった15年前にモレノと共にスカウトされてCBの一員となった。
ガンダムの地球での任務の際は共に地上に降りることも多い。ロックオンやラッセからは「おやっさん」と呼ばれ親しまれ、外伝「00F」に登場するシェリリン・ハイドにもメカニックの手ほどきを行っており、彼女からも「師匠」と呼ばれ尊敬されている。「カッコよくないメカは勝てない」という持論を持っている。
CBと国連軍との最終決戦を生き延び、2ndではダブルオーガンダム等の新世代機の開発に携わっている。自らプトレマイオス2の砲手として戦うこともある。最終決戦後もCBに残った。
クリスティナ・シエラ
声 - 佐藤有世
高度なプログラミング能力を持つプトレマイオス戦況オペレーター。22歳で、愛称は「クリス」。気さくな性格で他のクルー達からの信頼も厚い。フェルトを可愛がっており姉のように振舞う一方、自分が戦争をしているという意識が稀薄だったため、初めて死の危機に直面した際[35]にはパニックを起こし、フェルトに叱責される一幕もあった。CBと国連軍との最終決戦では冷静な機転でフェルトをプトレマイオスから脱出させるが、その直後にブリッジへの砲撃で致命傷を負い、リヒティと共に艦の爆発に巻き込まれて死亡。最期までフェルトの事を心配していた。
リヒテンダール・ツエーリ
声 - 我妻正崇
プトレマイオスの操舵士。21歳で愛称は「リヒティ」。クリスに好意を持つ。陽気で調子のいい性格。技術者だった両親は太陽光発電紛争に巻き込まれ亡くなっており、彼自身も重傷を負い、失った体の大半を機械化する事で生命維持をしていた。
CBと国連軍との最終決戦でブリッジへの砲撃を受けた際、クリスを庇おうとして致命傷を負い、彼女と共に艦の爆発に巻き込まれて死亡。
J・B・モレノ(ジョイス・モレノ)
声 - 四宮豪
プトレマイオス船医。43歳。イアンとは旧知の仲で、CB加入以前は国境なき医師団に所属していた。艦内クルーには「J・B・モレノ」と名乗っている。外伝『00P』では「ジョイス・モレノ」の名で登場し、第2世代機ガンダムプルトーネの事故で心身共に深い傷を負ったシャルの治療を担当。プルトーネの事故を機にGN粒子の有毒性についても調べるなど、事故を知る数少ない生き証人だった。CBと国連軍との最終決戦でアルヴァトーレの砲撃により戦死。
ハロ(Haro[36]
声 - 小笠原亜里沙(オレンジ)、高山みなみ(赤)
CBに配備されている独立AIで、MSの補助操縦や整備機械カレルとのドッキングによるメンテナンスのサポートを担当。機密保持のために人員を最小限に抑えているCBにとっては必要不可欠の存在となっている。
プトレマイオスには色違いの個体が複数おり、全機が「キョウダイ」として認識している。デュナメス及びケルディムにはオレンジのものが相棒として積み込まれており、精密射撃モード時の機動制御を代行している。
2ndでは赤いハロがCBに保護された沙慈に貸与されており、情報端末として使用されたり、オーライザーの制御をサポートしている。
ミレイナ・ヴァスティ
声 - 戸松遥
イアンの娘で、2ndからプトレマイオス2の戦況オペレーターを務める、最年少の14歳。天然系の性格の[1]ムードメーカーで、「〜です」や「〜ですぅ」といった独特の語尾が特徴。メカニックとしても優秀であり、父親が不在の際はガンダムの整備も担当する。最終決戦後もCBに残った。
アニュー・リターナー
声 - 白石涼子
2nd中盤から登場。王留美の紹介によりCBに参加し、プトレマイオス2の操舵手となる。操船技術の他にも様々な学問に通じており、イアン曰く「おまけに美人」。プトレマイオス2の位置がアロウズ側に把握されていることについて疑問を持っており、このためロックオン(ライル)に対して疑いの目を向けていたが、彼の素性を知ったことをきっかけに心を通わせ合い、恋人関係となっていく。
その正体は情報収集タイプ[37]のイノベイターであり、本人にその自覚はなかったが[37]、同型のイノベイターであるリヴァイヴの脳量子波を受けた際にイノベイターとしての使命に覚醒しCBを離反[38][37]、ダブルオーガンダムの奪取には失敗しつつもツインドライヴシステムに関わるデータを持ち出し脱出[37]。その後ガッデスのパイロットとしてプトレマイオス2を襲撃し、ライルのケルディムとの死闘を演じる。一時は説得を続けるライルに心を動かされたが、リボンズの脳量子波に意識を完全に乗っ取られ[38]ライルを撃墜しようとしたため、駆けつけた刹那のダブルオーライザーによって撃墜され死亡した。最期の瞬間にはライルと自分が分かり合っていたことを確かめ、このような形であれライルと巡り合えた運命を感謝していた。
突然にイノベイターとしての使命に覚醒した理由について、アニメ本編では示唆されるのみで明言はされていないが、アニュー役・白石涼子のブログでは「今までの全ての記憶や感情は持ったまま、リヴァイヴの脳量子波によってイノベイターとしての使命が覚醒した」と説明されており[38]、その後プラモデルの解説書などでも同様の説明がなされている[37]

[編集] トリニティ

ガンダムスローネシリーズを擁するマイスター達。プトレマイオスのチームとは行動を共にしておらず、チームトリニティとして独自の動きを見せる。リボンズの細胞を調べ得られたデータを元に、遺伝子操作によってガンダムマイスターとなるべく生み出されたデザインベイビー[39][40]で、実の兄妹として強い絆で結ばれている。

プトレマイオスのマイスター達による武力介入を手緩いものと批判しており、民間人に対しても容赦のない武力介入を行うが、彼らはCBの計画に介入しようとする監視者、アレハンドロにより捨て駒として利用されているに過ぎなかった。過剰な武力介入を繰り返し、民間人を襲ったことで刹那やティエリアからは紛争を起こす敵と見なされる。その後国連軍結成を成功させたアレハンドロからも用済みと見なされ刺客を差し向けられた。

ヨハン・トリニティ
声 - 小西克幸
ガンダムスローネアインのマイスター、長男。冷静沈着な性格で、ミハエル、ネーナと共に与えられた任務を忠実にこなしてゆく。プトレマイオスの方針に対しては、世論の反応を気にしながら武力介入を行っているという批判的な解釈をしている。
アレハンドロに利用されていることを知らず、戦争根絶のためと信じて過激な武力行使を続けるが、アレハンドロから抹殺指令を受けたサーシェスに撃たれ、負傷した身で戦うも撃墜され死亡。
ミハエル・トリニティ
声 - 浪川大輔
ガンダムスローネツヴァイのマイスター、次男。短気かつ好戦的な性格。ネーナを溺愛している。
国連軍の追撃から逃れる途中、協力者と偽って現れたサーシェスに射殺された。 
ネーナ・トリニティ
声 - 釘宮理恵
ガンダムスローネドライのマイスター、末っ子。脳量子波を操る能力を持ち、限定的ながらヴェーダにアクセスすることができる[39]。無邪気で明るい性格の少女でだが、本性は自分勝手かつ残虐。気晴らしに民間人を攻撃、殺戮したこともあり、その際にルイスの家族を巻き込んでいる。
兄達と共にサーシェスに殺されかけるが、刹那とラッセに窮地を救われ、その後王留美に保護された。2ndでは彼女を「お嬢様」と呼んで黙々と仕えているが、本心では彼女を嫌っており、メメントモリ攻略戦では留美の意向を無視してプトレマイオス2に情報を送り刹那に助力するなど独自の行動を行った。
後にリジェネと一時的に結託して紅龍と留美を殺害。生への執着と、まだ達成していない仇討ちへの意気込みやイノベイターへの叛意を語るが、彼女を両親の仇と狙うルイスをリボンズによって差し向けられ、応戦するも撃墜され死亡した。
HARO(Haro[36]
声 - 小笠原亜里沙
トリニティに配備されている紫色のハロ。『機動戦士ガンダム00F』(著 - ときた洸一)、『機動戦士ガンダム00ワールドレポート』(ともに角川書店)などではアルファベット表記。全ハロ達の「オニイチャン」と言われている。
デュナメスやケルディムに積み込まれているオレンジカラーのハロ同様、パイロットに代わってMSの操縦や専用の整備機械によるメンテナンスのサポートを担当する。エージェントからの連絡を取るなど、通信連絡員としての面を併せ持つ。
常にネーナと共に行動しており、後述のガンダムスローネドライを専属でサポートにあたっている。ネーナと共にサーシェスの手から逃れ、ソレスタルビーイング本体に合流・保護された。その後は他の兄弟と共にイアンの新型ガンダム開発のサポートに携わり、2ndではネーナのパートナーを再び担当する。ただしネーナが留美を殺害した後、イノベイターへの叛意を口にした際には、彼女の粛清を宣告するリボンズからのメッセージを伝えた。

[編集] サポートメンバー

王 留美(ワン・リューミン)
声 - 真堂圭
名家である王家の当主で、世界中の社交界で名を馳せる美貌のセレブ。1stでは17歳。各界の人脈を駆使した諜報活動や活動資金の調達、ガンダムマイスターへの任務伝達など、プトレマイオスの活動を影からサポートする。ただし内心では世界の変革を見届けることで、望まない当主の座を継がされた自分の人生をやり直すという願望を抱えており、世界が変わりさえすれば良いと手段を厭わない面を持つ。その過程でトリニティとも接触を持ち、その後孤立してしまったネーナを保護して自らの配下として置くようになる。
2ndではプトレマイオスへの援助を行っているが、イノベイターにも情報の一部をリークさせたり、メメントモリの建造費用を出資したりしながら、CBを利用してヴェーダの独占を目論んでいた。しかしリボンズに対する反乱を目論んでいたリジェネに利用され、リジェネと結託していたネーナからも、全てを欲しながら満たされない空虚な人物であるなどといった辛辣な評価を投げかけられ裏切られてしまう。その後刹那と接触しヴェーダの所在場所が記されたメモを手渡すことに成功するが、自分とCBは求めているものが違うという思いから刹那との同行を拒み、単独で離脱を試みるものの、スローネドライに小型艇を撃墜され死亡した。
水島監督は彼女について、「自分自身が追い求めた未来が何だったのかが自分でも分からず、漠然と誰かに救ってもらいたがっていたが、他人と向き合い関係を築くことができなかったために破滅した」という趣旨の説明をしている[25]
紅龍(ホンロン)
声 - 高橋研二
留美に付き従う執事。彼女の兄であるが、一族の当主としての能力に欠けていたため、当主となった留美に仕える身となっていた。数人の武装ゲリラを一蹴するほどの武術の達人でもあり、ボディーガードも兼任している。
2ndではイノベイターやアロウズにまで協力している留美の行動を理解できず、複雑な表情を浮かべる。ヴェーダの独占を目論む留美に同行するが、ネーナの裏切りによって追い詰められ、最期は留美を庇って彼女を脱出させるため囮になり、ネーナに射殺された。
リンダ・ヴァスティ
声 - 早水リサ
32歳。イアンの25歳年下の妻でミレイナの母。眼鏡をかけた若く美しい女性。夫と同じく技術者で、ラグランジュ3の秘密基地においてオーライザーとGNアーチャーの開発に携わっていた。イアンには不釣合いな若さは初対面のプトレマイオス2クルーにショックを与え、アレルヤから「犯罪」と評されている。アロウズの攻撃により基地が陥落した際には輸送艇で他のCBスタッフと共に脱出し、アリオスに護衛され安全圏へと離脱した。
最終決戦時にはガンダムの追加武装を運び、イアンとともにトレミーのサブブリッジで砲撃管制を行った。最終決戦後もCBに残った。

[編集] 創設者、監視者

イオリア・シュヘンベルグ
声 - 大塚周夫
CBの創設者。全世界のメディア宛てに送られたビデオメッセージを通じ、CBの存在と、世界中の全戦争行為に対する武力介入を宣言する。太陽光エネルギー発電システムの基礎理論を提唱した稀代の天才科学者でもある。彼本人が活躍したのはメッセージの放送から200年以上も前の21世紀末期である。当時も公にその姿を見せたことはなかったという。
月面に隠されたヴェーダの中枢施設にてコールドスリープで眠り続けていたが、ヴェーダ本体を発見したアレハンドロにより銃で身体を破壊される。しかしイオリアはこのような事態になる可能性も予期しシステムにトラップを仕掛けており、自身の計画が失敗した時のために用意していたビデオメッセージを通じて、CBのガンダムマイスター達に戦争根絶の願いを託し、トランザムシステムおよびツインドライヴの設計を伝えた。
2ndでは、彼の計画にはCBの役割が終わった後の展望も含まれており、GNドライヴが発するGN粒子によって人類の革新を促すことや、人類の意思を統一した後に外宇宙へ進出し異種との対話に備えるという最終目標があったことが明かされるが、それ以上に人類が争いの火種を抱えたまま宇宙に進出してはならないという想いから、紛争根絶という過程に執着していたとも語られている。
アレハンドロ・コーナー
声 - 松本保典
36歳。ユニオンに属する国連大使。CBの監視者だが、イオリアの理念には「神を気取る理想主義者」という否定的な見解を持っており、ガンダムを特別な存在として捉える刹那に対しても「殉教者気取り」という感想を述べている。人類を導くのはイオリアのような過去の人間ではなく、今を生きる人間であるという信念を持ち、自分こそがその役割に相応しいと考えていた。
トリニティの黒幕であり、同じ監視者のラグナと共にガンダムスローネを開発。コーナー家の悲願でもある己の目的を実行に移すため、トリニティに過剰な武力介入を行わせて三大陣営の結束を促す一方、疲弊しきった三大陣営に対しては協力者を装い、ガンダムと同等の性能を持つ量産機ジンクスを譲渡。この自作自演によって三大陣営を国連軍結成へと導く。
用済みとなったラグナとトリニティにサーシェスを差し向けた後、月面施設にてリボンズと共にヴェーダを掌握するが、イオリアが仕掛けていたシステムトラップにより、ガンダムに搭載されていた秘密能力「トランザム」を起動させてしまう。CBと国連軍との最終決戦では自ら出撃し刹那を追い詰めるが、トランザムを起動したエクシアに敗北し死亡。最期の瞬間には、他者を欺き利用し続けた自分もまた、リボンズの捨て駒でしかなかったことを知る。
リボンズ・アルマーク
声 - 蒼月昇
アレハンドロと行動を共にしている謎の少年[1]。その正体は、CBによって戦争根絶が達成された後に世界を導く役割をイオリアから託されていた人造生命体「イノベイター」の一人。塩基配列パターン0026タイプ。かつてクルジス共和国で少年兵時代の刹那を救ったOガンダムのマイスターでもあるが、それは単なる気まぐれに過ぎず、戦争根絶というイオリアの理念にはさほど共感していなかった。しかしこの時の刹那の、神を見るように自分を見上げる視線を一つのきっかけとして、彼は自らを人類の救世主であると考えるようになり[41][21]、計画を前倒しして自分に与えられた役割を全うすることを望むようになる。その後はCBとの接触を目論んでいたアレハンドロに協力し、自分の計画のために彼とトリニティを利用していた。
2ndでは世界の中枢を裏側から操る[42]存在となっており、アロウズによる世界の統一のため、他のイノベイターを率いて暗躍する。CBはイオリアの計画においては既に用済みであり、生き残ってしまったために計画の障害となっている存在と見なしている。常に余裕ある振る舞いを崩さない一方、未知の存在であるダブルオーガンダムの性能を目の当たりにして、動揺や苛立ちを隠せない一面ものぞかせる。また、人間だけでなく他のイノベイターすらも下位種とみなす傲慢な面も存在し、自身を人間とイノベイターの上位種にして絶対種と称している。
当初はCBをうまく利用できると考えていたようだが、自らの意思で戦いを選んだ彼らを疎ましく思い始める。後に刹那の前に直接現れ、11年前に刹那を助け、彼をマイスターに推薦したのが自分であることを明かすと共に、ダブルオーガンダムの所有権は自分にあると主張する。
最終決戦で刹那と対峙、自分のリボーンズガンダムこそが人類を導く「ガンダム」と主張する。ダブルオーライザーとの死闘でリボーンズガンダムは大破するがダブルオーライザーのオリジナルのGNドライヴを奪取。ラッセが乗り捨てたOガンダムに換装し、刹那にとどめを刺そうとするも、エクシアRIIに乗り換えた刹那に敗北した。
ラグナ・ハーヴェイ
声 - ふくまつ進紗
アレハンドロと同じCBの監視者。表向きはAEUにて、リニアトレイン事業の総裁を務めている。スローネ開発の協力やトリニティに直接指示をする事でCBの全権を手に入れようとしていたようだが、結局はアレハンドロに利用されていただけで、最後はアレハンドロの命令を受けたサーシェスに殺された。

[編集] イノベイター(イノベイド)

人間を超えた身体能力やパイロット能力を持ち[43]遺伝子操作ナノマシンによる老化抑制を施されている他、GN粒子を触媒とした脳量子波による感応能力を持ち、それを使ってのヴェーダへの直接リンクを行うことができる。外伝の『00P』では、その正体はイオリア・シュヘンベルグの真の計画のためにヴェーダによって生み出された人工生命体であるとされている[44]。正確な意味での「イノベイター」ではなく、やがて現れるであろう進化した人類としての「真のイノベイター」を模して生み出された[21]、人類の覚醒を促す為の別の存在・通称「イノベイド」である。

リボンズをリーダーとし、ヴェーダの計画に従い世界の統一を進めることで、イオリアの「全人類の宇宙への進出」という最終目的を実現しようとしている。数名が単独行動のライセンスを持つ大尉待遇のパイロットとしてアロウズに配属されている。また、CBのティエリアも本来はイノベイターだが彼らとは敵対している。

リジェネ・レジェッタ
声 - 朴璐美
ティエリアと同一の遺伝子(塩基配列パターン、0988タイプ)を基に、リボンズによって生み出されたイノベイターで、ティエリアと同じ容姿を持つ。ティエリアと接触し、彼にイオリアの計画の全容を告げるなど、他のイノベイターとは異なり、リボンズの指示に従わないことが多々ある。ティエリアには対抗して欲しいと願うリボンズとは異なり、彼を仲間に引き入れようとした。
自分独自の計画の下で人類を導くべく、留美やネーナを利用して準備を進めるが、リボンズには野心を見抜かれており、反旗を翻した所をサーシェスに撃たれる。しかし完全に死んではおらず、最終決戦ではティエリアに与してヴェーダの奪還に協力した。
リヴァイヴ・リバイバル
声 - 斎賀みつき
アロウズに配属されたイノベイター。人間を劣等種と見下しているが、マネキンの能力を評価したり、人間の情動にも多少なりの理解を持っている。また、芸術に興味を持ち趣味の範疇でクラシック音楽を愛好していたが、その理由は、時がいくら経っても全く朽ちることのない美しさに自分たちイノベイターとの共通点を感じているからである。
搭乗機はガデッサ。
最終決戦ではリボンズと刹那の決闘に援護に入ったが、駆けつけたケルディムと交戦。既に損傷していたケルディムを追い詰めるも、トランザムによって攻撃を回避され反撃を受け死亡。
ヒリング・ケア
声 - 川庄美雪
リボンズと同系列の遺伝子を持つ[45]イノベイターで、塩基配列パターン0026タイプ。性格は好戦的かつ享楽的。後にアロウズに配属される。
搭乗機は初めはガデッサ、後にガラッゾに搭乗する。
最終決戦ではリボンズと刹那の決闘に援護に入ったが、駆けつけたアリオスと交戦。ハレルヤの人格が復活したアレルヤの猛攻を受け死亡。
ブリング・スタビティ
声 - 置鮎龍太郎
アロウズに配属されたイノベイターの一人で、塩基配列パターン0666タイプ。極めて寡黙な性格だが、イノベイターとしての使命には忠実で感情的な面を見せる。搭乗機はガラッゾ。
ティエリアを同胞と見なしイノベイターとしての使命を果たすよう諭すが、あくまで自分は「人間」であると拒絶され、セラヴィーから分離したセラフィムの奇襲によって死亡。
デヴァイン・ノヴァ
声 - 置鮎龍太郎
ブリングと同系列の遺伝子を持つ(塩基配列パターン、0666タイプ)イノベイターで、戦死したブリングを不甲斐ないと批判しつつも、本心では彼の復讐を望んでいることをヒリングに指摘されていた。搭乗機はエンプラス。
ブレイク・ピラー事件の際、メメントモリ2号基を撃破しようとしたダブルオーライザーを単独で足止めし、ブリングの仇討ちを試みるが撃墜され死亡。

[編集] 三大国家群・地球連邦

[編集] 三大国家群

後に地球連邦へと統合される。

[編集] ユニオン

アメリカを中心とした世界経済連合。正式名称は「太陽エネルギーと自由国家連合軍 (Union of Solar Energy and Free Nations)」[46]。大統領を元首とする共和制。主にアメリカ合衆国オセアニアの国々で構成されている。日本も「経済特区」(中国に実在するものとは別)としてこの傘下にある。

三大勢力では最も早く軌道エレベーターの実用化に成功し、「タワー」という名称で南アメリカアマゾン川上流域に設置されている。以後急速な発展を遂げる。また、世界の警察的な役割を担っていると自負している。

[編集] ユニオン軍

MS部隊MSWAD(エムスワッド)の精鋭により、対ガンダム調査隊(後に「オーバーフラッグス(第8独立航空戦術飛行隊)」として改編)が編成された。後にAEU、人革連と共に国連軍に参加する。

グラハム・エーカー
声 - 中村悠一
27歳。MSWADに所属する中尉で最新鋭MSフラッグを操るトップファイターで、空中変形を伴う空戦機動に「グラハム・スペシャル」(正式名称「グラハム・マニューバ」)と名前を残すほどの腕前。フラッグの機体性能テストにおいてかつての上官の乗った機体を破壊した事故から、一部では『上官殺し』と呼ばれている。MS操縦技量は高く、オーバーフラッグでデュナメスやスローネアインを圧倒した。
AEUの新型機イナクトの公開演習を見学した際、突如上空より現れたエクシアを目撃し、戦争根絶のための武力行使を「存在自体が矛盾」と指摘しつつも、その圧倒的戦闘力に心を奪われ強い興味を抱く。その後、エクシアとの交戦を果たした経験を買われ、新設された対ガンダム調査隊へと転属する。転属後は自身のフラッグを改造し、ガンダムとの戦いに挑み続け、刹那との邂逅も果たす。調査隊がオーバーフラッグスとして改編された後は、同部隊の隊長として上級大尉に昇進。ハワードの死後、彼の墓前でフラッグでガンダムを倒す事を誓い、GNドライヴ[T]を積んだGNフラッグでエクシアと交戦した末相討ちとなる。
しばしばガンダムに対する己の執着を恋愛に例え、最終決戦ではそれを世界よりも優先する「愛」であると結論付けた。行き過ぎた愛や信仰は憎しみや紛争を招き、ガンダム自身がグラハムのような存在を生み出すとも主張し、CBが抱える矛盾を刹那に突きつけた。
刹那との一騎討ちからの生還後の4年間は、自身に「歪み」があると刹那に突きつけられた事から、戦う者のみが到達する事の出来る「極(きわみ)」を求めてホーマーの下で武士道の修行を行い、それが後に「ミスター・ブシドー」のあだ名で呼ばれる所以となった。2ndではグラハムの名は伏せられ、ミスター・ブシドーの正体については物語の終盤まで明言されない演出が行われた。
ビリー・カタギリ
声 - うえだゆうじ
茶髪のポニーテールに、眼鏡を掛けている長身の男。1stでは31歳。MSWADの技術顧問でフラッグの開発にも携わっている。グラハムとは公私共に親しい旧友同士で、共にAEU軍の公開演習でエクシアの性能を目の当たりにした後、対ガンダム調査隊に転属する。技術者としての能力は高くフラッグに短期間でGNドライヴ[T]を搭載させる快挙を成し遂げた。
エイフマンに一緒に師事したスメラギに好意を寄せており、三軍合同演習の作戦計画を「軍のシミュレートプラン」として情報を漏洩し、意見を聞かせてほしいとスメラギに迫るなど、軍属としてあるまじき行動を見せることもあった。スメラギはビリーへの友情を貫きこれらの情報を利用することを避けたが、結果的にこの作戦はトリニティの介入によって手痛い被害を受けている。
2ndではスメラギを自分の部屋に居候させていたが、彼女を連れ戻しに来た刹那によって、スメラギがCBのメンバーであることを知り、彼女が自分の想いを利用していたと思い込んで失望。その後、MS開発主任としてアロウズへ転属する。ブシドー(グラハム)とは旧知の間柄であるため[47]、彼の正体も知っている。
エイフマンの自宅に残っていた、GNドライヴに関する手書きの資料に記されていた理論を証明しマスラオを開発、それによって改良を加えた擬似太陽炉に、擬似的ではあるがトランザムシステムを組み込むことに成功している。CBとのイノベイターの最終決戦ではイノベイター側に与し、ガガにトランザムを組み込み、また自らオートマトンを率いてプトレマイオス2に突入する。スメラギに対し、人類はイノベイターによる支配を受けることで戦争根絶を実現すべきだと主張するが、トランザム・バーストのGN粒子によって変わらぬスメラギへの好意を認め和解する。
最終決戦後は連邦軍の研究所で研究を行っている。
レイフ・エイフマン
声 - 土師孝也
世界に名を知られたユニオンの技術者。機械工学、材料工学など、あらゆる工業分野に精通しており、その見識の深さを見込まれて、対ガンダム調査隊に技術主任として招聘される。グラハムの依頼を受けてフラッグの強化改修を行った。ビリーとスメラギの恩師でもある。
GNドライヴの本質に迫ることで、イオリアには戦争根絶とは異なる真の目的があるとする推論に達するが、その直後に何者かによる「貴方は知りすぎた」というメッセージを受け取ると共に、トリニティによるMSWAD本部襲撃を受け死亡。これは彼が三大国家群にジンクスを配備する前の段階でGNドライヴの本質に近づきすぎたため、計画を狂わされることを阻止すべくリボンズがトリニティを送り込んだためである[33]
ハワード・メイスン
声 - 高橋研二
グラハムの要請を受け対ガンダム調査隊に配属されたフラッグファイターで階級は准尉。オールバックヘアーに眼鏡姿が特徴。フラッグに強い愛着を持つ。トリニティによるMSWAD本部襲撃時にミハエルのスローネツヴァイと交戦し戦死。誰よりもフラッグを愛していた彼の死が、グラハムが「フラッグで戦い続ける」事を決定付ける事となった。
ダリル・ダッジ
声 - 西凜太朗
ハワードと共に対ガンダム調査隊に配属されたフラッグファイターで階級は曹長(後に准尉)。赤いドレッドヘアーが特徴の黒人男性。フラッグの性能ではガンダムに太刀打ちできないと痛感しジンクスに乗り換えるが、ジンクスに乗り換えた後もフラッグファイターとしての誇りを持ち続けていた。また、上官であるグラハムを侮辱したジョシュアやパトリックに対して怒りをぶつけることもあった。国連軍に参加し戦い続けるが、デュナメスに特攻し戦死した。
ジョシュア・エドワーズ
声 - 金野潤
オーバーフラッグス編成時にアラスカから転属してきたフラッグファイターの一人で、階級は少尉。高度な空戦機動である空中変形をこなせる程の腕前だが、プライドが高く、着任当初から隊長であるグラハムに対して反抗的な態度を見せており、グラハムがフラッグのテストパイロットを務めていた当時の事故を掘り起こして「上官殺し」と嘲っていた。三軍合同演習時に功を焦って作戦計画を無視、デュナメスに対して単身特攻し肉薄するが、デュナメスの反撃により戦死。
ホーマー・カタギリ
声 - 大友龍三郎
ビリーの叔父で、ユニオン軍の高官。柔和な甥と対照的に厳格な性格。日本文化に精通しており、自宅には畳敷きの和室や日本庭園などがある。小説版では、ビリーの要請を受け、ユニオンに提供されたジンクスの擬似太陽炉1基を「量産化に向けた調査・研究」の名目で提供したことが語られている[28]
2ndではアロウズの司令となっており、CBの復活を利用し、組織の権限拡大を図る。恒久和平実現のためアロウズが犯した罪を背負う覚悟を持っており、最終決戦後、アロウズの所業が全世界に認知されるのと時を同じくして、自宅で切腹した。

[編集] アメリカ合衆国政府

大統領官邸はワシントンD.C.にある旧ホワイトハウスの敷地内にあり、同時にユニオン最高議会の議事堂としても機能している。

ブライアン・ステッグマイヤー
声 - 小室正幸
西暦2307年時点のアメリカ合衆国大統領。自国が他国の紛争介入を行うのは国民の安全と国益を確保するためで、決して慈善事業ではないと考えている。
デビッド・カーネギー
声 - 麻生智久
大統領補佐官。CBに強い不信感と紛争介入への疑問を抱き、CBの正体が暴かれた時に彼らを裁くのは自分達の使命だと考えている。

[編集] 経済特区・日本

ユニオンの傘下にある経済特区として発展し、また、人革連領にも近いことや「経済特区」としての地域特性もあり、人革連やAEUとの人的交流や企業誘致なども盛んに行われている。また、国内には在日ユニオン軍が駐留しているが、それとは別に日本国としての「国防軍」も編成されている。

沙慈・クロスロード(さじ - )
声 - 入野自由
本作のもうひとりの主人公[48]で、当初は視聴者と同じような目線から[12][49]物語を傍観する役割を担う。日本の経済特区東京に在住する高校生で、宇宙工学を専攻する。CBについては遠い世界の出来事として捉えつつ、その理念や行動に対しては懐疑的。日本に潜入していた刹那と隣同士になるが、当時は彼がガンダムマイスターである事に気づくことは無かった。しばらくはガールフレンドのルイスと共に平和な生活を送っていたが、ルイスがガンダムスローネの攻撃に巻き込まれ、更に追い打ちをかけるように姉の絹江がCBに関する取材の中で命を落としたことで、全ての元凶であるガンダムとCBを憎むようになる。
2ndでは別れたルイスとの約束を守るべく、夢を叶えて宇宙で働き始めるが、カタロンの構成員である同僚を庇い、庇った同僚と同じくカタロン構成員と見なされ、アロウズによって強制労働に従事させられた。その最中、その施設を対象としたアロウズによる虐殺に巻き込まれ、その際に刹那と再会し彼がマイスターであることを知る。その後CBに保護された行動を共にするようになり、ルイスを傷つけたのが刹那らとは敵対していたガンダムだと知るが、それでも部外者としての立場を貫きCBへの批判を続けていた。しかし彼の行動が原因でカタロンの施設が襲われメンバーを死なせてしまったことで、罪の意識から自分に出来ることで何か償いたいと願うようになる。
その後メカニックとしてイアンの手伝いをする様になり、プトレマイオス2の危機を前に、イアンからオーライザーを託され戦場に立つが、その際にルイスがアロウズのMSパイロットとになっていることを知り、再び苦悩する。ブレイク・ピラー事件を機に再びオーライザーへ搭乗することとなった後も、自らの戦いの意味を見いだせずにいたが、刹那の言葉を受けルイスを取り戻すために戦うことを決意する。
イノベイターとの最終決戦では、どのような状況になってもルイスを想い続ける強さを貫き[49]、刹那のトランザム・バーストによってルイスを取り戻す事に成功する。最終決戦後はCBを離れ、療養を続けるルイスの傍で彼女を見守る。戦いを通じて視聴者目線の立場から、視聴者にメッセージを訴えかけるキャラクターへと成長し[49]、最終的には物語を締め括る役割を担った[14]
プトレマイオス2搭乗時の戦闘時、またオーライザーへの初搭乗時にはCB標準のノーマルスーツを着用し、ブレイク・ピラー事件時からは白を基調としたパイロットスーツを身に纏っていた。
ルイス・ハレヴィ
声 - 斎藤千和
スペイン(AEU)からの海外留学生で沙慈のガールフレンド。専攻も同じ。家が財閥の出身[50]。わがままな性格で度々沙慈を振り回している。また、沙慈に紹介される形で、刹那とも面識を持つ。当初は日本での平和な生活を謳歌し、母に沙慈のことを気に入ってもらおうと奮闘していたが、従兄弟の結婚式のために一時帰国した際、ネーナの気まぐれによる攻撃に巻き込まれてしまう。このことで両親を含む親族を皆殺しにされ、自身も左手を失い、擬似太陽炉の粒子を浴びたことで細胞障害に蝕まれるようになる。その後沙慈からの告白を断り、「夢を叶えて欲しい」と言って別れを告げた。しばらくは彼とメールを続けていたようだが、2年後以降はメールの返事をしていない。
2ndではアロウズのMSパイロット(階級は准尉)として登場。髪を短くし、失った左手には機械の[50]義手を装着している。失った親族から相続した財閥の資産を用いてアロウズ最大の出資者となり、二度と自分のような人間を作らないという決意の元[49]、両親の命を奪ったガンダムに対する憎悪を燃やす。細胞障害の治療のため、リボンズから与えられたテロメアを修復するナノマシン入りの錠剤を服用しているが[51]、このナノマシンはイノベイター(イノベイド)由来のものであり、服用による副次効果として微弱ながら脳量子波を使うことができる[52]。このことからリボンズはルイスを「人類初のイノベイター」と形容していた。
CBに関わることとなった沙慈とは互いの存在に気がつかないまま擦れ違いを繰り返すが、やがて彼がガンダム(オーライザー)に乗っていることを知り、沙慈を素性を隠して自分に接していたCBの構成員と誤解、それをきっかけとして過去を捨て去る決意をする。一方で家族を殺されたという過去自体に束縛されていることをアンドレイに指摘されたり、結局沙慈を前にしても撃つことができなかったりといった場面もあったが、情緒不安定に陥りつつも頑なに心を閉ざし、復讐の先に何があるかという想像を欠いたまま[49]ネーナを殺す。しかし仇討ちを遂げてもその怨念が晴れることはなかった。
最終決戦時に乗機のレグナントをダブルオーライザーに撃破され沙慈に救出されたが、狂気に囚われるまま彼を手にかけようとする。しかし沙慈が身につけていた、かつての自分へのプレゼントだった指輪を見て思い留まり昏倒。その時既に絶命寸前の状態だったが、トランザム・バーストのGN粒子の作用によって一命を取り留める。最終決戦後は療養生活に入っているが、細胞異常が完治していることが沙慈によって語られている。
当初の構想では物語の結末で死を迎える案もあったというが、水島監督はそれでは美談になってしまうと考え、彼女を自分の犯した罪と向き合わせ、死よりも過酷な道を歩ませるような結末を意図したという[14]
絹江・クロスロード(きぬえ - )
声 - 遠藤綾
沙慈の姉で、沙慈にとってはたった一人の家族であり肉親。報道機関JNNに勤務するジャーナリスト。父もフリーのジャーナリストで、報道関係者の間ではその名を知らぬ者がいないほどの有名人で正義感も強い人物だったらしいが、真実を追究しすぎてしまった事で命を落とす事になってしまったようである。彼女がJNNに入ったのはこの父の影響である。沙慈が世間知らずなお嬢様であるルイスと付き合っている事には、あまり好感を持てないでいた。
CBに強い興味を持ち、イオリアの経歴を追う事でCBの真相に迫ろうとする。次第にその行動や手段は非常に危ない橋渡りになっていった為に同僚からも心配されていたが、真実の追究にのめり込むあまり、絹江はその忠告を聞き入れず、調査を続行する。
新型のガンダムであるスローネに「ラグナ」が関わっているという情報を聞き、独自に調査を重ねた結果、リニアトレイン公社総裁であるラグナを指すことを突き止める。しかし門前払いを受けた為に、ラグナと面会を終えたサーシェスに接触するが、サーシェスに邪魔者と見なされ、真実に迫れないまま殺される。
池田(いけだ)
声 - 四宮豪
報道機関JNNの海外特派員で、世界各地の紛争地域から取材報道を行う。2ndではカタロンの構成員となり、報道関係の人脈を駆使して貢献している。

[編集] AEU

EUを前身とする、ヨーロッパ中心の連合国家群。「新ヨーロッパ共同体」とも呼ばれ[53]、正式名称は「Advanced European Union」[46]。軌道エレベーターの建設は遅れており、1stでは本格稼働には至っておらず、「ラ・トゥール」という名称でアフリカヴィクトリア湖西方に建設中だった。一応エネルギー供給は開始されているものの、リニアトレインなどの周辺施設はまだ完成していない。セカンドシーズンでは完成して「アフリカタワー」と改名されている。また、条約に反して規定以上の軍(ヘリオン部隊)を秘密裏に駐留させていたことがエクシアによって暴露された。

元首は存在せず、各国代表による協議制のため意見が一致しないことが多く、他の超大国の中では政策などが遅れている。これは各参加国が自国の国益を優先にしているためである。[54]

パトリック・コーラサワー
声 - 浜田賢二
フランス軍のエースパイロット(自称「AEUのエース」)で、階級は少尉。1stでは28歳。腕は確かだが、自信過剰で喧嘩っ早い性格のため、軍上層部も手を焼く問題児でもある。2000回以上のスクランブルをこなし、模擬戦全勝の実績を買われて最新鋭MSイナクトのテストパイロットに抜擢されたが、イナクトのお披露目を兼ねた公開演習に突如乱入して来たエクシアに惨敗。プライドを粉々に砕かれ、ガンダムに対して強いライバル意識を持つようになる。
三国合同演習の際に遅刻をして初対面のマネキンに殴られ、今まで会った女性とは異なるタイプの彼女に一目惚れし、マネキンの指揮の下、彼女の気を引こうとガンダムに戦いを挑むようになる。後にジンクスのパイロットに選ばれた際には、ロックオン(ニール)の右目を負傷させる活躍をし、CBと国連軍との最終決戦ではナドレと相討ちになるが生還する。外伝『00F』によれば、このとき漂流し外宇宙へ流されかけたところを、アストレアFに搭乗するフォン・スパークが意図せず助けたとされる。ガンダムとの交戦を数多く経験し、何度も乗機を撃墜されながらも常に生還している事から「不死身のコーラサワー」[55]の異名でからかわれるようになるが、本人は褒め言葉と信じ込んでいる。外伝『00V』でも直接顔を会わせたことのないエイミー・ジンバリストより「『不死身』と呼ばれるとは凄いやつに違いない」とライバル視されていた。
2ndでは当初マネキンからアロウズに関わる事を止められていたが、マネキンの傍で彼女を守ることを一方的に宣言し、自ら志願して連邦正規軍からアロウズへと転属する。その後も常にマネキンと行動を共にし、アロウズとCBの最終決戦では、クーデター側勢力として参戦する。ガガの大軍からマネキンの乗る旗艦を庇い相討ちとなるも、「不死身」の二つ名の通り見事に生還。最終決戦後はマネキンと念願の結婚を果たし、「幸せのコーラサワー」を自称した。
カティ・マネキン
声 - 高山みなみ
AEU軍大佐でフィンランド人、1stでは32歳。パトリック直属の上司にあたる。戦術予報士出身のエリート士官であり、紛争の根絶が不可能である以上は、的確な戦術予報によって紛争の早期解決を図ることが平和への手段であるという信念を持つ。その信念から在学中に7つの紛争に勝利し、AEUから佐官候補としてスカウトされていた。スメラギとは彼女がユニオンに留学していた時から旧知の間柄であり、また過去にスメラギが恋人を失うことになった同士討ち事件における競合相手でもあるなど、深い因縁を持つ。
1stではAEU軍のMS隊作戦指揮官を務める。三国合同演習の集合時間に遅刻してきたパトリックを殴りつけた際に一目惚れされ、度々アプローチを掛けられるようになる。2ndでは4年前の対ガンダム及びCB戦の経験を買われアロウズへ転属するが、そのやり方には疑問を抱いており、同じ理念を持つセルゲイにアロウズ内部の情報提供を約束していた。幾度にわたるガンダムとの戦闘を通じて、CBの戦術がクジョウ(=スメラギ)のものであると確信するが、自分の信念と相容れないCBに与するスメラギには失望感も抱いており、容赦することなくその戦術でスメラギを幾度も追い詰めた。
一方ブレイク・ピラー事件では、万単位の市民を犠牲にするアロウズ上層部の真意にいち早く気づいて憤慨しており、破片の落下を防ぐためにアロウズの部隊をCBに協力させたのは彼女の判断であろうとスメラギは推測している。その後失踪していたが、アロウズとCBの最終決戦ではクーデター勢力の指揮官として参戦。カタロンの残存艦隊と共にプトレマイオス2の危機に駆けつけ、アロウズはもはや悪政を行う連邦の傀儡であり軍隊ではないと断罪、戦力で勝るアロウズ艦隊をその戦術で圧倒した。
最終決戦後はパトリックの気持ちを受け入れ彼と結婚。更に准将へと昇格した。新政府の勧告を受け入れなかったCBとは戦い続ける決意をしている。

[編集] 人類革新連盟

中国ロシアのアジア部分、他の旧共産圏インドなどを中心に国家主席を元首とした連合国家群。通称「人革連」。英名は「Human Reform League」[46]ユーラシア大陸の国々から形成される。

なお、ロシアのヨーロッパ部分は「モスクワ」として独立し、AEUに加盟している。

ユニオンに次いで、「天柱」という名称でソロモン諸島北方の海上に設置されている軌道エレベーターの実用化に成功したものの、技術面ではユニオン、AEUにやや遅れを取っている。そのため、超大国の中でもガンダムの鹵獲に力を注いでいる。

セルゲイ・スミルノフ
声 - 石塚運昇
「ロシアの荒熊」の異名を持つ人革連軍MS部隊の指揮官兼パイロットで階級は中佐。左目に大きな傷跡を持つ歴戦の兵士で、対ガンダム専任の特務部隊「頂武(ちょうぶ)」の隊長を務める。風聞を信じず、自分で見聞きしたものしか信用しない主義。後にピーリスの保護役を受け持つこととなったが、彼女が戦闘に参加することや、超兵の存在については懐疑的。ガンダム鹵獲作戦などにより、嘗て低軌道ステーションの重力ブロックの事故の折、協力して民間人を救ったアレルヤがピーリスと同じ「超人機関」出身であることに気づく。
実力は高く、ティエレンでエクシアを圧倒するほど。高い部隊指揮能力と戦術予報能力も持ち、ガンダムに比べはるかに性能に劣るティエレンのみの部隊でキュリオスを一時鹵獲してみせた。
2ndでは連邦軍大佐に昇進。身寄りのないピーリスを養女に迎えようと考えており、アロウズに転属した彼女の身を案じていた。ピーリスが戦闘中に行方不明になったとの報を聞き、捜索の末に見つける。共にいたアレルヤに銃を向けるが、ピーリスの出自と2人の仲を知り、彼女をアレルヤに託し、軍にはピーリスが戦死したという虚偽の報告をした。彼の行動や思想は軍内部に少なからぬ影響を与えていたという[56]
息子アンドレイとは妻ホリー(声 - 田中晶子)の死を巡って確執があり、親子の関係は瓦解同然である。ピーリスのアロウズ転属命令を携えて訪ねてくるまで、息子が軍人となってアロウズに所属していたことを知らなかった。
アフリカにある軌道エレベーター「アフリカタワー」におけるハーキュリーのテロを事前に知り、その後上層部の意向でティエレン全領域対応型に搭乗してハーキュリー説得に向かう。その際、何の罪もない民間人をオートマトンを使って虐殺するアロウズのやり口に激怒し、人々を守るためハーキュリーを伴いタワーを脱出、落下するピラーの破片の迎撃を行う。このとき、GNアーチャーに搭乗していたマリーと再会を果たす。しかし、破片の迎撃が終了し全軍が撤退したのち、彼をテロ首謀者と誤解したアンドレイのジンクスIIIのビームサーベルに貫かれ、アンドレイやホリーへの謝罪の言葉を述べながら死亡した。
ソーマ・ピーリス(マリー・パーファシー)
声 - 小笠原亜里沙
人革連軍のMSパイロットで1stでは18歳、階級は少尉。「超人機関技術研究所」で遺伝子工学により生み出されたデザインベビーで、ナノマシンによって身体機能の強化・改造を施された超兵1号。研究所にいた頃はマリー・パーファシーという名前を持ち、記憶と名前がないアレルヤに名前を授けた。後に思うような結果を出せずに焦った「超人機関」が、完全体の超兵を送り出し組織の安泰を図ろうとしたため、「ソーマ・ピーリス」という人格を上書きすることで、失っていた五感を復元するのと引き換えに、マリーとしての人格と記憶を封印された。
ピーリスは超兵である自分に誇りを持つように洗脳されており、アレルヤに対して強い反発を抱く。彼とは戦場で何度も対峙し、脳量子波の干渉で弱らせ鹵獲した際にも貢献した。沈着冷静で感情表現に乏しいが、セルゲイに人間として扱われるうちに人間らしい感情に目覚めてゆき、CBと国連軍との最終決戦では、アレルヤに止めを刺すよりもセルゲイを救うことを選んだ。その後セルゲイに引き取られるが、彼からは「女性らしくなった」と評される。
2ndでは連邦軍中尉となっていたが、CBの活動再開と同時期にアロウズへ転属する。監禁されていたアレルヤの尋問に立ち会い、彼から「マリー」と呼ばれ「超人機関」のホームで一緒にいたと言われ困惑した。非人道的な作戦を厭わぬアロウズの手口には嫌悪感を覚えつつも、超兵としての自覚から任務に従っていたが、アレルヤからの再三の呼びかけによってマリーとしての人格と記憶を取り戻し、セルゲイを父として慕いながらもアレルヤと共に生きることを選びCBに身を寄せる。アレルヤの意向で戦闘には参加することはなかったが、メメントモリ攻略戦の際にはスメラギに依頼され、ブリッジで脳量子波によりトレミーの離脱タイミングを計るという形で参戦した。
以前から自分に出来ることで償いたいと悩んでおり、マネキンの部隊によるプトレマイオス2への総攻撃の際には自らGNアーチャーで出撃しようとする。ブレイク・ピラー事件では破片の迎撃を行うべくGNアーチャーで出撃、セルゲイとの再会も果たす。しかしその後、セルゲイがアンドレイのジンクスIIIのビームサーベルに貫かれ命を落とす瞬間を目の当たりにしてしまったことで人格交代が起こり、再びピーリスの人格が表面化した。以降はGNアーチャーに搭乗し続け、セルゲイの仇であるアンドレイを討つことに執着する。アレルヤに対しても心を閉ざしており、マリーの名で呼ばれることを拒絶していたが、2nd第22話での出撃の際には自分のことをマリーの名で呼ぶことを許し、彼との連携作戦を行うようになる。最終決戦でトランザム・バーストの効果によりアンドレイと邂逅、セルゲイの本心を彼に伝える。この際はマリーとしての人格が表に出ており、その状態のまま生還する。
最終決戦後はアレルヤと共に旅に出た。

[編集] 地球連邦

CBと国連軍の決戦の後、三大勢力やその他の国連加盟国を統合し誕生した全地球規模の国家。軌道エレベーターや擬似太陽炉といった最新技術等を軸に発展し、一般市民の生活レベルは連邦誕生以前に比べて高く、一見すると平和や繁栄の極みにある。だがその実、旧来の先進国や発展途上国との経済格差等に起因する軋轢から生まれた反連邦勢力に対して容赦の無い弾圧を行い、しかもその実態を巧みな情報操作や証拠隠滅によって隠蔽している。また、表向きは大統領を元首とする大統領制国家であるが、実権はリボンズ達イノベイターによって握られている。

[編集] 地球連邦正規平和維持軍

世界統一と平和維持を目的に、旧国連軍や地球連邦加盟国軍を再編し発足した地球連邦の軍隊。同じ連邦軍隊でありながら独自の命令系統を持つアロウズと区別して、「連邦正規軍」または単に「連邦軍」あるいは「正規軍」と呼ばれる。主力MSジンクスIIIを初めとする擬似太陽炉搭載機、及び関連技術をほぼ独占しており、旧来の兵器しか持たない反連邦勢力に対し圧倒的な優位を持つ。ただし、連邦軍全体における擬似太陽炉搭載機の配備は進んでおらず、ティエレン等旧勢力の機体も配備されている。

地球連邦平和維持軍の将兵は、ライトブルーの制服を着用している。

ブレイク・ピラー事件後、指揮権をアロウズに掌握されたが、CBとの最終決戦ではクーデター勢力に与して離反した。

パング・ハーキュリー
声 - 屋良有作
旧人革連軍出身の連邦軍大佐で、セルゲイの旧友。
「軍隊とは、国民の利益と安全を守るため、対外勢力への抑止力となる」という信念を持ち、自らも軍人としての責務を全うしようと生きる。現在の連邦の腐敗やアロウズの悪行に強い憂いと憤りを感じており、暴走する世界を正すため部下達と共に、一般市民を巻き込んだ一大クーデターを画策する。市民の目を覚ますためには多少の犠牲も仕方がないと考えていたが、万単位の犠牲すら厭わないアロウズの手口に阻まれる。自らの計画が失敗したことを悟り、ステーションに残り全てを見届けようとするがセルゲイに叱咤され、ジンクスIIIで彼とともに「アフリカタワー」を脱出し、破片の迎撃に参加する。全軍が撤退したのち自らの所業を深く悔いるが、アンドレイによって撃墜され死亡。

[編集] 独立治安維持部隊アロウズ

正規軍とは別枠に編成された、政府直轄の独立治安維持部隊。超法規的機関であり、反連邦分子と見なした者に対しては独自に身柄拘束や尋問、果ては処刑すらも許可されるほどの強大な権限を有する。それは将兵個人においても同様で、同階級の正規軍将兵よりもあらゆる面で優遇を受ける。また、「アヘッド」をはじめとする最新鋭MSや、衛星兵器「メメントモリ」に代表される強力な戦略兵器を備え、一国家を消滅させるほどの軍事力を有する。この他、連邦政財界の有力者やイノベイターとの間にコネを有している。

アロウズの将兵はグリーンを基調とする制服を着用している。

ブレイク・ピラー事件を引き起こした後、事件の真相をテロリストの仕業であると捏造し、連邦正規軍全体の指揮権を掌握した。しかしCBとの最終決戦後には真実を白日の下に晒され、組織を解体された。

ミスター・ブシドー
声 - 中村悠一
仮面で素顔を隠し、通常の制服とは異なる陣羽織を羽織ったパイロット。その正体はグラハム。単独行動を認められた特別なライセンスを与えられており、味方と馴れ合うことを嫌う。刹那をライバル視し、純粋な勝負でガンダムに勝つことを自分の生きる証であると考えており、それに反する状況では特権を用いて作戦を無視し、自ら刃を引くこともある。特に、オートマトンによる反乱分子の虐殺には不快感を露にすることもあった。
幾度か真剣勝負の機会を逸した後、ラグランジュ5に位置するコロニー「エクリプス」で沙慈が搭乗していたダブルオーライザーに刃を向け、刹那に一騎討ちをするよう迫る。その時仮面を外した素顔を晒して本名を名乗り、刹那とガンダムによって仲間や恩師を失い、フラッグファイターとしての矜持を奪われたと訴えた。そして、ガンダムがもはや愛や憎しみを超越し、「宿命」と化したと主張し、互いにトランザムを発動させ激突するが、単なる勝利ではなくその先の明日を掴むことが戦いの意義であると主張する刹那に敗北する。その後人知れず自決を図ろうとするが、戦闘中に刹那にかけられた言葉を思い出し踏みとどまった。
最終決戦後は元のグラハム・エーカーの姿に戻った。
アーサー・グッドマン
声 - 江川央生
アロウズの高級幕僚で階級は准将。金髪で肥満体の中年男性。マネキンやリントに対し、再び介入行為を開始したCBに対する掃討作戦を命ずる。カタロン構成員と見なされた沙慈を収監していたプラウドに対してカタロンが同胞の救出作戦を行った際には、オートマトンによる虐殺を行っている。また、ブレイク・ピラー事件の際には自らメメントモリ二号基によるアフリカタワーへの攻撃を指揮した。
CBとの最終決戦では、ヴェーダの中枢を防衛すべく圧倒的な勢力を率いてプトレマイオス2を追い詰めるが、駆けつけたカタロン艦隊とクーデター勢力を率いるマネキンの戦術に圧倒される。最期は航行不能となった僚艦を盾にされたことで砲撃を限定されため、邪魔になった僚艦を不要と切り捨て撃沈してでもマネキンの乗る輸送艦を沈めようとしたが、プトレマイオス2が罠を突破してきたことに気付くのが遅れ乗艦をダブルオーライザーに撃沈され死亡。
アンドレイ・スミルノフ
声 - 白鳥哲
セルゲイの1人息子。階級は少尉。セルゲイに対し「母親を見殺しにした」と反目し、当てつけ同然に軍に志願する。補充要員として配属されたルイスに好意を寄せ、なにかと彼女を気遣っていたが、結局は彼女の心を微塵も動かすことはできなかった[49]
ブレイク・ピラー事件の折、テロの主犯格であるハーキュリーの機体を撃墜したが、そこに居合わせた父セルゲイも彼の仲間だと勘違いした事で、アンドレイはセルゲイの言葉に耳も貸さず、彼を「母の仇」として殺害してしまう。この功績により中尉に昇進、搭乗機もそれまでのジンクスIIIからアヘッドに格上げされた。
最終決戦ではルイスと共にイノベイター側に付くが、刹那に撃墜される。その後トランザム・バーストによりピーリスと感応し、彼女の言葉から父の本心を理解する。最終決戦後は正規軍として任務に就く。
バラック・ジニン
声 - 稲田徹
ジニン小隊隊長を務める大尉。ルイスの上官。上級士官専用機アヘッドを操る猛者。反連邦組織のテロで妻を亡くしたことをきっかけにアロウズに志願する。連邦による統一世界実現のため、自ら非道に手を染めることもいとわぬ覚悟を持つ。実戦経験に乏しいルイスをサポートしつつCBに挑み続けるが、オーライザーとの合体を成功させたダブルオーに機体を両断され戦死。
アーバ・リント
声 - 矢尾一樹
アロウズの指揮官。階級は少佐。反連邦分子抹殺という目的のためには非人道的な手段もいとわない、冷酷かつ残忍な性格の持ち主。また、傲慢な面もあり、反りの合わない穏健派のマネキンを、AEU軍時代の同士討ち事件の一件を持ち出して嘲笑したり、セルゲイに対しては沙慈を逃がした事を理由に、終始「アロウズの少佐は連邦軍の大佐より格上」という態度を取り続け平手打ちしたりしている。掃討戦を得意とし指揮官としては有能だが、予想外の事態には対処できない弱さも持つ。
衛星兵器「メメントモリ」防衛戦においては自ら指揮を執りカタロン艦隊を圧倒、続いて到着したプトレマイオス2を追い詰めるも、スメラギの奇策とガンダムマイスター達の連携に敗れ、メメントモリの崩壊に座乗艦ごと巻き込まれ死亡。

[編集] カタロン

地球連邦やアロウズによる、連邦非加盟国や反連邦分子と見なされたものに対する苛烈な弾圧に対抗するべく設立された反連邦組織。世界各国に多くの支部を持ち、宇宙にも戦力を保有しているなど他の反連邦勢力とは一線を画す規模を誇る。しかし保有している戦力は旧式の非太陽炉搭載型MSで決して潤沢な戦力とは言い難い。

CBの一員として活動するライルとの連携により、CBと共闘したり援助を行ったりすることもあった。ブレイク・ピラー事件の後は多くの戦力や拠点を失うが、アロウズとCBの最終決戦では地球連邦平和維持軍のクーデター勢力と共にプトレマイオス2の危機に駆けつけた。

クラウス・グラード
声 - 川島得愛
カタロン幹部で、中東支部のリーダーを務める。CBを連邦と戦う同志であると考えており、共闘を希望している。構成員の「ジーン1」ことライル・ディランディがCBに参加する事についても賛成していた。普段は穏やかだが、連邦の圧政に対しては怒りをあらわにする。かつてはカタロンのパイロットとして活動し、専用機も用意されるほどの腕前だった[57]
ブレイク・ピラー事件の後はシーリンやマリナらと隠れ家を転々としていたが、アロウズとCBの最終決戦ではカタロンの宇宙艦隊を率いてプトレマイオス2の危機を救った。
最終決戦を生き延びた後は地球連邦と和解し、連邦議会の議員となった。アロウズを断罪する声明発表の場に、シーリンを伴って立ち合っている。
カタロンの子供達
カタロンが保護している子供達。彼らは戦争や弾圧によって親を失い、孤児となった存在である。
世話を手伝うこともあるマリナと、挿入歌「TOMORROW」を歌っている。

[編集] 傭兵

アリー・アル・サーシェス
声 - 藤原啓治
1stでは35歳。南ヨーロッパにある、傭兵を含む多種多様な軍需産業により経済が成り立っている国家・モラリア共和国の民間軍事会社「PMCトラスト」に所属する傭兵。信念や理想にはまるで興味を持たず、自身の事を「戦争が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に殉じて生きる、最低最悪の人間」と表現しているが、刹那に戦いの意味を問われた際には、自分なりの意味があって戦っていると主張する場面もあった。戦いの中でしか生きられない[58]、根っからの戦争屋であり、MS操縦技量及び対人戦闘能力は卓越[58]している。
6年前のクルジス紛争では、反政府ゲリラ組織「KPSA」のリーダー[7]としてテロ活動を指揮し、「神」の名の下に糾合した刹那たちクルジスの少年兵を洗脳[59]し戦闘技術を叩き込んだ。ロックオン(ディランディ兄弟)の家族を奪った自爆テロは、その組織に属する、刹那とも面識があり、刹那以上に「神」への信仰心を持っていたクルジス人少年兵が行っている。また、物語中でも多くの登場人物を殺害し、その過程でスローネツヴァイを鹵獲する。ガンダムは殺戮のための兵器であると捉えており、その点でもガンダムに対して異なる想いを抱く刹那とは相容れなかった。
「ゲイリー・ビアッジ」という偽名でAEUの外人部隊に少尉待遇の軍籍を持っており、CBと国連軍の決戦に参加。彼を家族の仇と狙うロックオン(ニール)との戦いでデュナメスを中破させるも、GNアームズの残骸を用いた射撃に不意を突かれて相討ち同然となるが、イノベイターによって回収され[58]、半身を失う程の怪我を負いながらも生き延びる。
2ndでは再生治療を終え、彼を「人間の域を超えている」と評するリボンズの私兵としてアルケーガンダムを駆って様々な特殊任務を請け負い、マリナ不在のアザディスタンを焼き払うなど、再びプトレマイオス2のマイスターたちと敵対した。CBとイノベイターの最終決戦ではロックオン(ライル)を圧倒するが、ティエリアがヴェーダを奪還したことによってアルケーガンダムの機能が停止。機体を放棄して脱出した後ライルに追い詰められ、最期まで勝利に執着するも射殺された。

[編集] アザディスタン王国

中東にある新興国の1つ。化石燃料に依存して軌道エレベーター建設に参加しなかったため太陽光エネルギーの恩恵を受けることができず、また、国連決議によって化石燃料の輸出規制が課せられたため経済的に窮乏している(これはアザディスタンに限らず、中東産油国諸国全般が同じような状態にある)。また、国内では改革派と保守派が対立しており、王宮の近辺でもテロが日常的に起きている。6年前に刹那の母国でもある隣国クルジス共和国へ侵攻、併合している。2ndでは当初地球連邦非加盟国であり、連邦からの恩恵を受けられないために内情はさらに悪化していたが、連邦保安局に逮捕された皇女マリナが不在の間、リボンズの意を受けたサーシェスの手によって国土を焦土化され、アザディスタン王国は消滅し、連邦主導の傀儡政権によって中東諸国を統廃合、半ば強制的に連邦へ加盟させられることになる。

アロウズが解体された後は、帰還したマリナの元で平和への道を歩み始めるが、水島監督によれば依然として国内の火種は残っており、その未来は「いばらの道」であるとされる[25]

マリナ・イスマイール
声 - 恒松あゆみ
本作のヒロイン[4]。1stでは24歳、中東の新興国アザディスタン王国の第1皇女。王族の血を引くものの普通の家庭に育ち、元々は音楽の道を志していたが、困窮する祖国を立て直すために皇女となり、各国に援助を求め世界を飛び回っている。非暴力を信念とし、CBに対しても「戦争を戦争で解決させる」ものと否定的な見解を示している。
争いをなくすための方法論の違いで刹那と対比される人物[4]。刹那とは偶然の出会いを機に数回の邂逅をしており、その身を案じている。CBと国連軍との最終決戦前に、刹那から自分の想いを綴ったメールを送られ、彼女は刹那の想いを知り涙を流した。
2ndでは、かつて刹那に関わったことからCBの再興と共に連邦保安局に逮捕されてしまうが、同じ施設に収容されていたアレルヤと共に救出され、CBと一時行動を共にした後カタロンの基地に残る。自身が不在の間にアザディスタンを失い無力感に苛まれるが、例え自分や自分に近しい者たちが危険に直面する状況になっても、戦いによる解決には否定的な信念を最後まで貫き通し[14][49]、基地に預けられている子供たちとの交流を築いていく。彼女が子供たちの言葉を集めて作った歌は、やがて平和を求める世界中の人々の間に広がっていった。イノベイターとの最終決戦時は、子供達と共にカタロンに同行して宇宙に上がり、刹那達CBの戦いを見届けた。
最終決戦後は、子供たちを連れてアザディスタンに戻り、連邦からの支援が中東全域に渡るよう努力する事を宣言した。また、真の平和は個人の幸せを大勢の人々と共有していくことで成し遂げられるという自論から、刹那個人の幸せを祈る手紙を綴っていたが、刹那らは個人を捨てて[25]紛争の抑止力となって戦い続ける決意を固めており、その想いが届くことはなかった。
シーリン・バフティヤール
声 - 根谷美智子
1stでは27歳。マリナの側近でお目付け役も務める女性。政治的手腕は優れているが、アザディスタンでは女性が政治に関わることが許されていおらず[1]、マリナが個人的に雇った政治アドバイザーで正規の官僚ではないためもあり、公に姿を見せることはない。
連邦設立後はマリナの元を離れ、2ndではカタロンの一員となっている。アザディスタンの再建のためには地球連邦との戦いが不可避であると主張し、マリナとは意見を異にしているが、カタロンに身を寄せるマリナを個人的に気遣う面も見せる。
最終決戦後はクラウスと共に連邦議会の議員となった。
マスード・ラフマディー
声 - ふくまつ進紗
アザディスタンの宗教指導者で、「ラサー」、「カダフ師」とも呼ばれている。マリナが皇女に即位する前から知己の関係だが、国を復興させるために外国からの支援を望む改革派のマリナに対し「争いを起こさないためにも、変化を嫌う者達(保守派)の思いを受け止める存在が必要」だとして、マリナとは政治的に対立する立場にある。
サーシェスに拉致されたことで内戦誘発の危機を招いたが、刹那達によって救出された後、エクシアで王宮に送り届けられる。その後、2nd開始前に死去した。

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[編集] メカニック

機動戦士ガンダム00シリーズの登場兵器」を参照

[編集] 用語

[編集] 兵器

GNドライヴ(ジーエヌドライヴ)
GUNDAM NUCLEUS DRIVE(ガンダムの中核のドライブ)」[60]の略称で、通称「太陽炉」。ガンダムの根幹を成す動力機関。重粒子を蒸発させることなく質量崩壊させ、莫大な陽電子光子を発生させることにより、莫大なエネルギーを半永久的に生み出す。出力の割に小型化が容易であり、排熱量の低さから隠密性にも優れる。物語開始時点において稼働しているオリジナルのGNドライヴは5基のみとされ[61]、作中に登場するのはプトレマイオスの第3世代のガンダムに搭載された4基と、外伝『00F』に登場するフェレシュテで運用されている1基のみである。『00F』2ndでは旧プトレマイオスクルーがデュメナスとヴァーチェの、フェレシュテがオーガンダムとキュリオスのGNドライヴを所有している[62]。2ndシーズンではプトレマイオス2が5基すべてを所有し、2基のドライヴを搭載したダブルオーガンダムを含む新世代ガンダム4機に搭載されている。
それぞれに微細ながら「個性」のようなものがあるらしく、「相性」の良さが必要なツインドライヴシステム開発の際に語られている。
エイフマンの分析によればこのエネルギー機関を作れる環境は木星のような高重力下の環境のみである。製造には莫大な時間が掛かり、小説版では製造作業に約20年、製造可能な環境に至るまでの航行時間を含めれば約40年を費やしている。オリジナルのGNドライヴは淡い緑のGN粒子を放ち、これを搭載したガンダムのビーム兵器はピンク色の光を放つ。オリジナルGNドライヴが放つGN粒子は、ある特定の条件下において強い毒性を持つことが外伝『00P』におけるジョイス・モレノの研究で判明している[44]
GNドライヴ[T](ジーエヌドライヴ タウ)
擬似太陽炉」とも呼ばれる。ガンダムスローネ、及び国連軍に提供されたジンクスシリーズやその後継機、イノベイターの機体などに使われている動力機関。基本的な性能はオリジナルのGNドライヴとほぼ同等だが、GN粒子の生成には外部からの電力供給を必要とし、半永久機関であるオリジナルと異なり活動時間に制限がある。また、地球圏での生産が可能な技術で再設計して生産されたため大量生産が容易であり、製造自体はオリジナルよりも困難ではない。半面、生成されるGN粒子はオリジナルのように完成されたエネルギーではなく、常時はオリジナルと同様に無害だが、武装用に高濃度圧縮すると生体細胞を変質させる細胞障害を起こす毒性を持つ。オリジナルのGNドライヴとの構造的な相違点は、稼働させるのに始動機が必要なこと、ドライヴの炉心部にTDブランケットという技術が使用されているか否かであり、ドライヴの活動時間もこの技術の有無が関連している。GN粒子の色や、搭載型MSのビーム兵器の色は真紅色となっている。2ndシーズンまでの4年間の間に連邦軍の手により解析が進められ、量産化された。それに伴い、放出される粒子の色は赤みを帯びたオレンジ色となっており、これを搭載した機体のビーム兵器はオレンジ色の光を放つ。また、毒性も無くなったため、連邦軍の所有する従来の毒性を帯びたドライヴは破棄されたが、アルケーガンダム及び4年前から残存するガンダムスローネドライは従来型のドライヴを搭載している。
Eカーボン
ガンダムおよび各国の最新鋭MSの装甲・武装、軌道エレベーターの建材などに用いられている最新の炭素素材[63]であり、カーボンナノチューブの20倍の引っ張り強度を持つとされている[63]。GNドライブを搭載しているMS (MA) はEカーボンの表面にGN粒子をコーティングことにより、さらに耐弾性能を高めている。磁石にはくっつく[要出典]

[編集] その他の用語

ガンダムマイスター(Gundam Meister)
ガンダムのパイロット達の通称。マイスターはドイツ語で「親方」を意味しているが、「職人」や「名人」、「達人」としての意味合いが強い。英語では、Master(達人)にあたる。この呼称は本作独自のもので、脚本を担当した黒田洋介による造語であるという[4]
ヴェーダ
CBの計画の根幹をなす演算処理システム。CBはこのシステムが推奨するプラン通りにミッションを遂行している。ヴェーダ内に情報の重要性に基づいたレベルが設けられ、最高レベル7まで存在し、ガンダムマイスターのデータもレベル7の情報とされている。厳しいアクセス制限が設けられており、実行部隊の実質的リーダーであるスメラギはレベル4、監視者であるアレハンドロはレベル3までしかアクセスできない。レベル7にアクセスするにはヴェーダの許可が必要とされる。また、ガンダムナドレのトライアルシステムの制御機能もこの中に存在する。しかし、ヴェーダに存在しないトリニティやガンダムスローネの存在、GNドライヴの設計データの漏洩、トライアルシステムの機能停止などが確認され、最終的にはアレハンドロとリボンズによってヴェーダはレベル7まで掌握されてしまった。しかし、イオリアの残したヴェーダが掌握された場合を想定したプロテクトにより、ガンダムマイスターの情報とオリジナルGNドライブの所在はヴェーダ側からはアクセスできない状態にされた。そのためヴェーダと連動している連邦のコンピュータネットワークでは、ガンダムマイスターはあらゆる個人情報を抹消された「存在しない人間」として扱われている[64]
なお、このシステムへの特殊なアクセスを許可されている人物はティエリアである。リボンズもレベル7へのアクセスが可能だった。
監視者
イオリアの計画に賛同し、代々歴史の影からCBの計画を準備してきた人々。国連大使だったアレハンドロや軌道エレベーター公社総裁のラグナなどが含まれ、全会一致でヴェーダの決定に対する拒否権を持つ。しかし、計画の乗っ取りをもくろんでいたコーナー家による裏切りと、それに協力するふりをしていたリボンズの反乱により監視者の組織は崩壊した。
人造人間
ヴェーダによって生み出された「造られた人間」。本編で登場したのは、ガンダムマイスター等、計画の重要任務をこなすために造られた「マイスタータイプ」だが、他にもヴェーダが人間を理解するために生み出した「端末タイプ」が数万人存在し、自分が人造人間だと知らないまま人間社会に溶け込んで活動している[64]。2ndシーズン最終話ラストの群集シーンでは、アニューに瓜二つな容姿の人物など[25]、マイスタータイプと同じ容姿を持った端末タイプと思われる人物が何名か登場している。
トランザムシステム (TRANS-AM)
オリジナルのGNドライヴに予め組み込まれていたシステム。機体内部に蓄積されていた高濃度圧縮粒子を全面開放することで機体が赤い光に包まれ、スペックを3倍以上に上げることができる。しかし、このシステムは大量のGN粒子を消費し、使用時間の制限と、時間終了後は粒子の再チャージまで機体性能が大幅に低下するなど、諸刃の剣である。ヴェーダが何者かによって破壊、もしくは掌握されたときのためにイオリアが温存していた最後の希望である。2ndシーズンにおけるガンダムは、このシステムの使用を前提に設計されているため、任意での途中解除が可能となり限界時間到達後も一定以上の戦闘行動は行えるようになっている。
また、アロウズの技術主任に就任したビリー・カタギリによって設計された新型MS「マスラオ」には、故レイフ・エイフマン教授の手書き資料を基に彼が実証した理論によりトランザムシステムが搭載された。イノベイターは、CBからデータを直に手に入れ、後に自分達の専用機にも搭載している。トランザムを使用した擬似太陽炉は粒子を使い切ると壊れてしまう[65]。オリジナル同様途中解除で、トランザム後も粒子が残存していれば戦域離脱または戦闘継続が可能であり、粒子に余裕があれば二度目のトランザムも可能である。ダブルオーライザーのみトランザムをさらに強化させたトランザム・バーストを備える。
脳量子波
人革連の「超人機関技術研究所」で人体改造を受けた超兵や、イオリアの計画によって生み出されたイノベイターが扱うことができる能力。脳量子波を発生させることで、人が持っている空間認識能力、攻撃回避能力、超反射能力などが高くなるが、他の兵士との共鳴や干渉などの弊害も併せ持つ。その超反射能力と思考が融合した状態こそ、超兵のあるべき本来の姿であるとハレルヤは作中で語った。イノベイターは、脳量子波を用いてヴェーダと直接リンクすることで、イオリアが立てた計画を推進している。
軌道エレベーター
枯渇寸前の化石燃料に代わり、太陽光発電により半永久的にエネルギーを得るために建造された、高度5万kmにまで達する巨大建造物。ユニオンの「タワー」、人革連の「天柱」、AEUの「ラ・トゥール」の3基が存在し、それぞれの超大国群が管理している。

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以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

個別にシングル記事のある曲の作詞者、作曲者、編曲者については各シングル記事を参照

[編集] オープニングテーマ

DAYBREAK'S BELL
歌 - L'Arc〜en〜Ciel
ファーストシーズン#01 - 13のオープニングテーマ。#25およびセカンドシーズン#25ではエンディングテーマとして使用された。
Ash Like Snow
歌 - the brilliant green
ファーストシーズン#14 - 25のオープニングテーマ。
儚くも永久のカナシ
歌 - UVERworld
セカンドシーズン#02 - 13のオープニングテーマ。#01ではエンディングテーマとして使用された。
泪のムコウ
歌 - ステレオポニー
セカンドシーズン#14 - 25のオープニングテーマ。

[編集] エンディングテーマ

歌 - THE BACK HORN
ファーストシーズン#01 - 13のエンディングテーマ。
フレンズ
歌 - ステファニー
ファーストシーズン#14 - #24のエンディングテーマ。
Prototype
歌 - 石川智晶
セカンドシーズン#02 - 13のエンディングテーマ。
trust you
作詞・作曲 - MARKIE / 編曲 - JIN NAKAMURA / 歌 - 伊藤由奈
セカンドシーズン#15 - 24のエンディングテーマ。#20では挿入歌としても使用された。

[編集] 挿入歌

「LOVE TODAY」
作詞 - 菜穂 / 作曲 - 菜穂、佑次 / 編曲・歌 - Taja
ファーストシーズンの挿入歌。
「Unlimited Sky」
作詞・歌 - Tommy heavenly6 / 作曲・編曲 - Chiffon Brownie
セカンドシーズンの挿入歌。
「TOMORROW」
作詞 - 黒田洋介ああ / 作曲 - 浅見昂生、川井憲次 / 編曲 - 西田マサラ / 歌 - マリナ・イスマイールと子ども達
セカンドシーズン#14ではエンディングテーマとして使用された。

[編集] サブタイトル

[編集] ファーストシーズン

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 メカ作画監督
#01 ソレスタルビーイング 黒田洋介 大塚健
水島精二
北村真咲 千葉道徳 中谷誠一
#02 ガンダムマイスター 寺岡巌 ヤマトナオミチ 高村和宏 有澤寛
#03 変わる世界 大原実
ミズシマセイヂ
吉村章 大貫健一 西井正典
#04 対外折衝 松尾衡 うえだしげる しんぼたくろう 高瀬健一
#05 限界離脱領域 榎本明広 森下博光 松田寛
#06 セブンソード 北村真咲 松川哲也 佐村義一
有澤寛
#07 報われぬ魂 寺岡巌 ヤマトナオミチ 千葉道徳 大塚健
#08 無差別報復 木村真一郎 吉村章 大貫健一 西井正典
#09 大国の威信 うえだしげる しんぼたくろう 高瀬健一
#10 ガンダム鹵獲作戦 榎本明広 森下博光 松田寛
#11 アレルヤ 北村真咲 今泉良一 佐村義一
#12 教義の果てに 角田一樹 松川哲也 有澤寛
#13 聖者の帰還 長崎健司 大貫健一 西川正典
#14 決意の朝 ヤマトナオミチ
ミズシマセイヂ
ヤマトナオミチ しんぼたくろう 高瀬健一
#15 折れた翼 西本由紀夫 うえだしげる 森下博光 高瀬健一
#16 トリニティ 北村真咲 今泉良一 松田寛
#17 スローネ強襲 榎本明広 松川哲也 有澤寛
#18 悪意の矛先 長崎健司 大貫健一 西井正典
#19 木村真一郎
水島精二
うえだしげる しんぼたくろう 高瀬健一
#20 変革の刃 角田一樹 森下博光 佐村義一
#21 滅びの道 ヤマトナオミチ
角田一樹
ミズシマセイヂ
ヤマトナオミチ 今泉良一 松田寛
#22 トランザム 北村真咲 松川哲也 有澤寛
#23 世界を止めて 長崎健司 大貫健一 西井正典
#24 終わりなき詩 榎本明広
ミズシマセイヂ
長崎健司
北村真咲
うえだしげる しんぼたくろう 高瀬健一
#25 刹那 寺岡巌
角田一樹
水島精二
水島精二 千葉道徳 中谷誠一
大塚健
松田寛
有澤寛

[編集] セカンドシーズン

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 メカ作画監督
#01 天使再臨 黒田洋介 水島精二
角田一樹
角田一樹 千葉道徳 中谷誠一
阿部邦博
#02 ツインドライヴ 北村真咲 今泉良一 有澤寛
#03 アレルヤ奪還作戦 長崎健司 大貫健一 西井正典
#04 戦う理由 寺岡巌 宅野誠起 しんぼたくろう 高瀬健一
#05 故国燃ゆ うえだしげる 森下博光 松田寛
#06 傷痕 北村真咲 名取孝浩 松川哲也 阿部邦博
#07 再会と離別と 角田一樹 角田一樹
水島精二
千葉道徳 大塚健
#08 無垢なる歪み 長崎健司 高橋正典 大貫健一 西井正典
#09 拭えぬ過去 寺岡巌 宅野誠起 しんぼたくろう 高瀬健一
#10 天の光 うえだしげる 森下博光 松田寛
#11 ダブルオーの声 北村真咲 松川哲也 中谷誠一
阿部邦博
#12 宇宙で待ってる 長崎健司 池田佳代 有澤寛
#13 メメントモリ攻略戦 寺岡巌 高橋正典 しんぼたくろう 高瀬健一
#14 歌が聴こえる 宅野誠起 大貫健一 西井正典
#15 反抗の凱歌 うえだしげる 森下博光 松田寛
#16 悲劇への序章 寺岡巌 北村真咲 松川哲也 阿部邦博
#17 散りゆく光の中で 長崎健司 池田佳代 中谷誠一
有澤寬
#18 交錯する想い 角田一樹
水島精二
角田一樹 しんぼたくろう 高瀬健一
#19 イノベイターの影 北村真咲 宅野誠起 大貫健一 西井正典
#20 アニュー・リターン 寺岡巌 綿田慎也 森下博光 大塚健
#21 革新の扉 うえだしげる 松川哲也 阿部邦博
#22 未来のために 寺岡巌
角田一樹
水島精二
名取孝浩 池田佳代 松川寛
#23 命の華 北村真咲 宅野誠起 しんぼたくろう 高瀬健一
#24 BEYOND 長崎健司 大貫健一 西井正典
#25 再生 寺岡巌
角田一樹
水島精二
角田一樹
水島精二
千葉道徳
森下博光
中谷誠一
大塚健

[編集] 映像特典

『機動戦士ガンダム00 CBきゃら』

ファーストシーズンDVD&Blu-ray第7巻およびセカンドシーズンDVD&Blu-ray第7巻収録の、映像特典フラッシュアニメ風SDアニメ。劇場予告編では本編では実現しなかったセルゲイ親子の和解やクロスロード姉弟の再会も描かれた。

サブタイトル
  • 第二期予告
脚本 - 黒田洋介、作画監督 - 高橋勇治、絵コンテ・演出・監督 - 角田一樹
  • 劇場予告編
作画監督・原画 - 高橋勇治、シナリオ・絵コンテ・演出・監督 - 角田一樹

[編集] 放送局

[編集] ファーストシーズン

放送局 放送期間 放送日時
MBSTBS系列
(下記2局除く)
2007年10月6日 - 2008年3月29日 土曜 18時00分 - 18時30分
SBSRCC 2007年10月13日 - 2008年4月4日 土曜 17時30分 - 18時00分
GyaO 土曜 19時00分更新
BS-i 2008年4月6日 - 9月28日 日曜11時30分 - 12時00分

初回放送開始の前週に当たる2007年9月29日の17:30 - 18:00には、放送開始記念特別番組『機動戦士ガンダム00披露宴』がMBS・TBS系列にて放送された(SBS、RCCでは1週間遅れ)。また、放送日前日に当たる10月5日の24:25 - 25:20には、これに未公開のトークや映像を加えた『機動戦士ガンダム00披露宴 完全版』がMBSでのみ放送された。

今作の再放送は、キッズステーションでも行われた。アニマックスではガンダムシリーズが毎月1作は必ず放送され、土6作品はすべての作品を再放送しているが、今作のみ放送されていない。(しかし、土6作品の『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は、キッズステーションが先に放送していた。)

[編集] セカンドシーズン

放送局 放送期間 放送日時
MBSTBS系列 2008年10月5日 - 2009年3月29日 日曜 17時00分 - 17時30分
GyaO 2008年10月12日 - 2009年4月5日 日曜 12時00分更新
BS-TBS 2009年4月5日 - 日曜 11時30分 - 12時00分

TBS再放送では17話より予告が省かれている。

[編集] 番組の変遷

MBS発・TBS系列 土6
前番組 番組名 次番組
地球へ…
(2007年4月 - 9月)
機動戦士ガンダム00
(ファーストシーズン)
(2007年10月 - 2008年3月)
廃枠
TBS系列 土曜18時台前半枠
地球へ…
機動戦士ガンダム00
(ファーストシーズン)
【本番組まで毎日放送制作】
報道特集NEXT
※17:30 - 18:50
(2008年4月 - )
【この番組からTBS制作】
MBS発・TBS系列 日曜午後五
機動戦士ガンダム00
(セカンドシーズン)
(2008年10月 - 2009年3月)

[編集] 公式外伝

詳細は「機動戦士ガンダム00外伝」を参照

テレビアニメ版と並行し、雑誌媒体において本伝の一部として位置づけられる[66]「公式外伝」を銘打った連載が展開され、アニメ版より前世代のガンダムマイスターや、フェレシュテなるCBのサポート組織の活躍といった、本編では描かれなかった物語が漫画、小説、ジオラマなどの形で展開された。

[編集] その他関連メディア

[編集] 漫画

月刊マガジンZケロケロエースガンダムエースの3誌で連載。

田口央斗版(月刊マガジンZ)
  • ファーストシーズン
2007年11月号プレ連載、12月号より本格連載。
  1. ISBN 978-4063493313
  2. ISBN 978-4063493573
  3. ISBN 978-4063493771
  4. ISBN 978-4063493870
  • セカンドシーズン
  1. ISBN 978-4063756845
  2. ISBN 978-4063757187
大森倖三版(ケロケロエース)
  • ファーストシーズン
  1. ISBN 978-4047150416
  2. ISBN 978-4047150874
  3. ISBN 978-4047151413
  • セカンドシーズン
  1. ISBN 978-4047151857
  2. ISBN 978-4047152403
  3. ISBN 978-4047152823
しぐま 太朗版(ガンダムエース)
蒼い記憶は2008年8月号から12月号まで連載、蒼い絆は2009年2月号から6月号まで連載。

[編集] 小説

角川スニーカー文庫から発売。著者は木村暢。イラストは米山浩平、柳瀬敬之、羽音たらく、鷲尾直広(2巻のみ)。「完全小説化」を銘打った[67]、テレビアニメ版のノベライズ作品。

  1. 機動戦士ガンダム00(1) ソレスタルビーイング 2008年4月1日初版発行 ISBN 978-4-04-473601-9
  2. 機動戦士ガンダム00(2) ガンダム鹵獲作戦 2008年8月1日初版発行 ISBN 978-4-04-473602-6
  3. 機動戦士ガンダム00(3) フォーリンエンジェルス 2008年11月1日初版発行 ISBN 978-4-04-473603-3
  4. 機動戦士ガンダム00セカンドシーズン(1) 天使再臨 2009年3月1日初版発行 ISBN 978-4-04-473604-0
  5. 機動戦士ガンダム00セカンドシーズン(2) 無垢なる歪み 2009年5月1日初版発行 ISBN 978-4-04-473605-7
  6. 機動戦士ガンダム00セカンドシーズン(3) 散りゆく光の中で 2009年8月1日初版発行 ISBN 978-4-04-473606-4

[編集] ゲーム

下記の2作品はバンダイナムコゲームス(バンダイレーベル)より発売。

機動戦士ガンダム00
ニンテンドーDS用ソフト。2008年3月27日発売。
1stの合同演習までのストーリーとオリジナルシナリオを収録。第3世代の4機のガンダムに加え、エクシアのロールアウトカラー(アニメ中では刹那の回想の中で登場)とナドレ(武装はGNキャノンとGNビームサーベルのみ)が、グッドクリア後出現する特殊模擬戦2をクリアすると手に入る隠し機体として使用可能。スローネは最後のミッションで監視者達がプトレマイオスに仕掛けた刺客として登場している。なおホームページで公開されているムービーと製品版では、覚醒時の太陽炉の発光色(赤が製品版では黄に)やヴァーチェのチャージショット(GNバズーカ→GNキャノン)等の違いがある。また本作には、「GUNPLA NAVI」(バンダイホビー事業部監修、ホビージャパン製作)も収録されている。
機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ
プレイステーション2用ソフト。2008年10月16日発売。

[編集] クロスオーバー作品

ガンダムウォー
トレーディングカードゲーム。ファーストシーズン放映に先駆けて本作品からも登場した。
機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム
対戦アクションゲーム。ガンダムエクシアが隠し機体として参戦。ゲームシステムの一環としてガンダムデュナメス・ガンダムヴァーチェ・ガンダムキュリオスも2008年8月の隠し要素開放でCPU戦の追加ルートで敵機として登場。その後同月末の『キャラホビ』で最後の隠し要素として自機としての使用が先行開放、9月1日に正式に自機で使用可能となった。トランザムシステムは搭載されていない。後に放送中に発売されたPSP版も同様。
機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT
2009年3月稼働のアーケードゲーム対戦アクションゲーム)。ガンダムエクシアとガンダムヴァーチェが参戦(ゲームシステムの一環としてガンダムデュナメス・ガンダムキュリオスも続投)。対戦ステージとして「軌道エレベータ ラ・トゥール」、戦闘中のBGMとして「Ash Like Snow」が収録。エクシアにはトランザムシステムが装備され、ヴァーチェはパーツをパージしてナドレになれる。

[編集] ドラマCD

企画制作はサンライズ。販売はJVCエンタテインメント。

[編集] 機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー MISSION-2306

2008年7月23日発売。ファーストシーズンと同じ世界を舞台としているが、作風はアニメと打って変わり非常にバラエティー色が強いコメディー作品となっている。声優コメントではキャストの多くが、そのあまりの差に困惑している様子が収録されている。エクストラドラマ『ハレルヤの日』も収録されている。

アナザーストーリー MISSION-2306
西暦2307年。ガンダムマイスターたちに、潜入任務がヴェーダにより課せられる。目的はある事情により犯罪組織に身柄を狙われるルイス・ハレヴィの護身。刹那は学生達に溶け込むため、21世紀初頭の軽い若者を装い潜入するも、護衛対象に警戒されたうえ担任のハム先生に一目惚れされてしまい任務は難航。増援として女学生に扮したティエリアや、催眠術で喧嘩番長となったアレルヤが駆けつけるが任務は失敗。ルイスは犯罪組織に誘拐されてしまう。マイスター達はグラハムに犯罪組織とのつながりを疑うが、怪しく見えた彼は軍の上級大尉だった。謎の変態グラハムとマイスター達の喜劇が描かれる。
ハレルヤの日
ガンダムマイスター達の手緩い作戦行動に痺れを切らしたハレルヤが暴走してしまう。持ち前の性技を用いて、スメラギやヴェーダを籠絡。メンバーの反発を押しのけ、独自作戦を遂行してしまう。

[編集] 機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー ROAD TO 2307

2008年9月24日発売。刹那がプトレマイオスへ合流した直後を描いたエピソード『天使降臨』と、フラッグのテストパイロット時代のグラハムのエピソード『ユニオンフラッグ』の2つが収録されている。

天使降臨
武力介入を開始する2年前。刹那はプトレマイオスへ合流し、メンバー達はその若さに驚いていた。一方ティエリアは、ヴェーダに情報のなかった刹那の存在に疑問を抱き、その実力を見極めるため、模擬戦を行うことになる。
ユニオンフラッグ
若いながらも優秀なパイロットとして、フラッグのテストパイロットとなったグラハム。その対抗機体のテストパイロットはかつての上官だった。グラハムが「上官殺し」と呼ばれる経緯が描かれている。

[編集] 機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー COOPERATION 2312

2009年6月10日発売。アレルヤが救出された直後を描いたエピソード。イアンは仮想シミュレーターを使った、データの収集を提案する。4人はミレイナのシナリオで、刑事に扮して事件の解決に奔走するが捜査は難航していた。そんな中、特別捜査官としてブシ仮面と名乗る人物がやってくる。

「MISSION-2306」の流れを汲むコメディ作品であり、一部にBLの要素まで含まれている。

[編集] 機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー 4MONTH FOR 2312

2009年7月8日発売。ブレイクピラー事件後の4か月の間に起きた出来事[68]が描かれる。

[編集] ラジオ

ソレスタルステーション00」を参照

[編集] その他書籍

[編集] 脚注

[ヘルプ]

[編集] 注釈

[編集] 参考文献

  1. ^ a b c d e f g h i j "機動戦士ガンダム00 公式ホームページ". サンライズ. 2009-02-11 閲覧。
  2. ^ 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のレビュー、最新情報 / ファミ通.comより。2008年8月2日閲覧。
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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月16日 (水) 15:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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