機械保全技能士

機械保全技能士の最新ニュースをまとめて検索!

機械保全技能士(きかいほぜんぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県知事(問題作成等は中央職業能力開発協会、試験の実施等は都道府県職業能力開発協会)が実施する、機械保全に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、機械保全技能士資格を持っていないものが機械保全技能士と称することは禁じられている。

目次

[編集] 区分

機械保全の中で機械系保全作業、電気系保全作業、設備診断作業に分かれる。

[編集] 級別

機械系保全作業、電気系保全作業、設備診断作業ともに1級、2級の別がある。

[編集] 実技作業試験内容

[編集] 機械保全(機械系保全作業)

  • 1級:潤滑油の判定、機械主要構成要素に生ずる欠陥の原因判定、機械の異常時における検査方法、原因判定及び対応措置、密封装置の特徴及び使用方法等について行う。試験時間=1時間20分
  • 2級:潤滑油の判定、機械主要構成要素に生ずる欠陥の原因判定、機械の異常時における検査方法、原因判定及び対応措置、密封装置の特徴及び使用方法等について行う。試験時間=1時間20分

[編集] 機械保全(電気系保全作業)

  • 1級

課題1・2)プログラマブルコントローラ(PC)を用いて、シーケンスタイムチャートの回路を組立て、プログラムを入力する。また、指示された仕様の追加を行う。  課題1にて、3入力・4出力の配線作業を行い、基本タイムチャートのプログラムを入力する。  課題2にて、課題1の回路を使用し、指示された3つの仕様変更を行う。   標準時間が、50分で打ち切りが60分の試験時間である。

課題3)リレー及びタイマリレーの点検を行う。また、有接点シーケンス回路を点検し、不良箇所の修復を行う。  リレー及びタイマーの不良判定を行い答える。この時の良品リレーとタイマーを有接点回路に使用し、  タイムチャートが提示され、配線の修正作業を3箇所行う(断線・線なし・誤配線)   標準時間が、30分で打ち切りが50分の試験時間である。

  合計試験時間=1時間50分

  • 2級

課題1・2)プログラマブルコントローラ(PC)を用いて、シーケンスタイムチャートの回路を組立て、プログラムを入力する。また、指示された仕様の追加を行う。  課題1にて、2級は3入力・3出力の配線作業となり、タイムチャートも簡易である。   課題2(1級と同様)   試験時間1級同様

課題3)リレー及びタイマリレーの点検を行う。また、有接点シーケンス回路を点検し、不良箇所の修復を行う。 試験時間=1時間50分  1級ではタイムチャートのみだが、2級は配線図が試験前に提示されるため簡易   試験時間1級同様

[編集] 機械保全(設備診断作業)

機械保全作業のうち、近年重要視される傾向にある設備診断技術に関連した内容に特化して出題され、測定器数値データから症状・異常箇所の特定・有無を判断出来る能力を有しているかを問う。1級と2級の出題範囲は共通であるが1級の設問内容は2級よりも難易度が高く出題数も多い。

  • 1級

   設備診断計画の策定に関する問題

   振動測定によるデータ収集の為の設定に関する問題

   絶縁測定試験法によるデータ収集に関する問題

   油汚染分析に必要なデータ収集の為の作業に関する問題

   非破壊検査によるデータ収集の為の検査法の選択および適用に関する問題

   ころがり軸受・歯車・軸/ローターに関する精密診断振動測定実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   減速機,ファン・ブロワ,ポンプ・コンプレッサーに関する簡易診断振動測定実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   ケーブル,電動機に関する絶縁測定実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   ころがり軸受,すべり軸受,歯車,スクリュー圧縮機に関する油汚染分析実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   非破壊検査に関する想定データの解析・判定に関する問題

   損傷の種類の特徴判定、およびその発生要因と対応処置に関する問題

   設備の診断結果に基づく保全方法の決定に関する問題


  • 2級

   設備診断計画の策定に関する問題

   振動測定によるデータ収集の為の設定に関する問題

   絶縁測定試験法によるデータ収集に関する問題

   油汚染分析に必要なデータ収集の為の作業に関する問題

   非破壊検査によるデータ収集の為の検査法の選択および適用に関する問題

   ころがり軸受・歯車・軸/ローターに関する精密診断振動測定実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   減速機,ファン・ブロワ,ポンプ・コンプレッサーに関する簡易診断振動測定実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   ケーブル,電動機に関する絶縁測定実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   ころがり軸受,すべり軸受,歯車,スクリュー圧縮機に関する油汚染分析実施結果の測定データの解析・判定に関する問題

   非破壊検査に関する想定データの解析・判定に関する問題

   損傷の種類の特徴判定、およびその発生要因と対応処置に関する問題

   設備の診断結果に基づく保全方法の決定に関する問題

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月19日 (木) 13:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【機械保全技能士】変更履歴

ご利用上の注意