機甲警察メタルジャック
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『機甲警察メタルジャック』(きこうけいさつ メタルジャック、アーマードポリス メタルジャック)は、日本のアニメ作品。1991年(平成3年)4月8日から同年12月23日まで毎週月曜日18:30から19:00までの時間帯においてテレビ東京系列で放送。全37話。2006年6月7日に放送15周年を記念してDVDボックスがキングレコードよりリリースされた。また神奈延年(当時は林延年)の主役デビュー作でもある。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] ストーリー
近未来の世界はこれまでに無い殺人、テロ、電脳犯罪など警察の想定範囲内の限界を超えていた。警視庁の醍醐正尚は以前から暖めて来た構想「メタルプロジェクト」に相応しい人材を探し続けていた。
ある日、財前コンツェルンのパーティーに犯罪組織「イド」のクライムモビルが現れ主賓の少年、財前純を襲う。彼を救う為に重傷を負った警視庁刑事の「神崎ケン」、F1レーサー「アグリ亮」、プロレスラー「豪田剛」の行動に感服した醍醐は瀕死の3人の勇気に報いるため、その体をサイボーグとして蘇生、「機甲警察メタルジャック」の新たなボディと任務を与えた。
あらゆる犯罪に敢然と立ち向かうメタルジャック。しかし、その影には常にイドが絡んでいた・・・。
[編集] 概要
元来は『電脳警察サイバーコップ』の続編企画であったが紆余曲折を経てアニメ作品として制作された。しかし、視聴率不振のため当初予定より1クール短縮されて打ち切られた(各話のサブタイトルが日本語交じりになったのもテコ入れの一環だったという)。
[編集] 登場人物
[編集] 機甲警察
[編集] メタルジャック
- 神崎ケン:林延年
- 明るくお調子者の警視庁の刑事。射撃を得意とする。彼がメタルジャックの一員である事を所内の同僚達には秘密にしていたが、30話で城ヶ崎課長に勘付かれる。実は財前純とはある意味において兄弟の様な存在であり、その事が原因でハイパー化の際、代償として細胞の壊死率が高くなった。サイバー警察犬のランダーを誰よりも可愛がっている。ヘビが苦手。ネーミングの元は『獣神ライガー』の大牙剣と神崎真吾。
- アグリ・亮:中村大樹
- キザなF1レーサーで、プライドも高い。神崎ケン同様、メタルジャックの一員であることを隠している。18話で自転車に乗れないことが明らかになる。
- 豪田剛:山口健
- 世界一を目指すプロレスラー。実家は病院。実はカナヅチ。リングネームはゴンザレス剛。いわゆる三枚目キャラだがケンの同僚である吉沢えり子に好意を抱いており、たびたびアタックし最後には結ばれる。
[編集] 上層部
- 醍醐正尚:加藤精三
- 「メタルプロジェクト」の推進者でリーダー的存在。メタルジャックに素顔を隠しつつ指示を与えていた。
- 藩銀蓮:佐々木優子
- 「メタルプロジェクト」の推進者の一人。妙齢の女科学者。ケンにハイパー化を施した。ケンからは「銀蓮ちゃん」と呼ばれる。
[編集] 財前コンツェルンと『イド』
[編集] 財前コンツェルン
- 財前純:まるたまり
- 財前コンツェルンの御曹司。子供にしては非常に高い知能を持ち、メガデスとトロイダルを作り出した。ケンとはある意味において兄弟の様な存在である事が後半で明かされる。28話で強制的に洗脳させられ「ネオ・イド」のボスになった。
- 霧谷俊一:小野健一
- 純の秘書を務める。彼が危機に陥った場合は命を張って助けるなど、秘書という枠には当てはまらず。しかし…
- 財前会長:仁内建之
[編集] 犯罪組織『イド』
- メガデス:藤本譲
- 犯罪組織「イド」のボス。純の命を奪わんとしていたが、後に自身が純によって作られたバイオ・ヒューマノイドであることが明らかになった。
- トロイダル:速水奨
- 犯罪組織「イド」「ネオ・イド」の幹部。18話で実はカニが苦手である事が明らかになる。死に際のメガデスから、自身が純によって作られたバイオ・ヒューマノイドであることを知らされ、人類に復讐を誓った。敵側としては唯一ジャックアーマーに似た装備を有するが、玩具化される事は無かった。
- グルンワルト・ド・ギルリア:小野健一
- かつてはニコライ・ザイデンベルグとも。「イド」の幹部であり、「イド」崩壊後に自らが主体的に関わって「ネオ・イド」を創設した。
[編集] 【ネオ・イド】
- クローラ:冬馬由美
- 純によって作られたアンドロイド。表向きはトロイダルの忠実な部下であったが、実はトロイダルを監視する目的も兼ねていた。その後、トロイダルに対して本来は生まれるはずがない恋愛感情が芽生えた。最終話でエネルギー不足によりAIのみとなってしまう。
[編集] 登場人物関係者
- シャドウ(ディノ):島香裕
- かつてギルリアにより、軍事用に開発された試作型ジャックアーマーの実験体とさせられ、そのときのショックで記憶をほとんど思い出せなくなる。当時のコードネームはB-9。ジャックブレスで警察無線を傍受しては、メタルジャックが出動する(=憎きギルリアに遭遇するであろう)事件に介入する。
- 吉沢えり子:天野由梨
- ケンの同僚。第15話でアイドル歌手の氷室明日香にそっくりだったことから彼女と入れ替わり、事件に巻き込まれたことがある。後に剛と婚約。嫌いな食べ物はスイカ。
- 神崎さゆり:荒木香恵
- ケンの妹。しかし、後に血の繋がりがないことが分かる。
- 城ヶ崎課長:稲葉実
- ケンの直接の上司。
- 萩原:糸博
- 剛の所属ジムのレスラー兼トレーナー。
[編集] 装備・メカニック
- ジャックスーツ
- 初期捜査や戦闘に使用される一次装甲。ジャックブレスから転送される。全身に小型の圧搾ボンベが内蔵されており、ガスの噴射で回避運動などをサポートしている。
- ジャックブレス
- スーツやアーマーを装着させるブレスレット兼通信機。カバーを開くことで機甲警察のエンブレムが現れ、天下御免のフリーパスになる。シャドウ用は、ボリュームつまみが複数付いた旧型で、傷だらけ。他の3人のものとは異なりエンブレムは展開しない。
- パワーアーム
- ジャックスーツの状態で使用されるレスキューツールで、人命救助が主な用途。4話でビル内に閉じ込められた人々を救うため、シャッターのケーブルを切断した。瓦礫の撤去能力もあるらしい。
- ジャックチェイサー
- 飛行モードに変形可能なパトカー。MJだけでなく、通常の警察も使用。
- バスターショット
- メタルジャックの制式拳銃。バレル下部に畳まれたロングバレルをセットすることでライフルとしても使える。玩具にもこのギミックは存在し、サウンドが変化する。のちに『勇者警察ジェイデッカー』のジェイバスターとして再発売されている。
- サーメットスティック
- 警棒状の武器。刀身にエネルギーを帯びることで、切断・刺突が可能。
[編集] ジャックアーマー
強力な敵との戦闘時にジャックスーツの上からジャックオン(装着)する二次装甲。乗用もしくはサポート用メカが本体・下腿・火器に分解して形成される。本体の頭部と腕部には装着者の該当部分が入っておらず、たとえ破壊されてもダメージは無い。
- レッドジャックアーマー
- ケンが装着するアーマー。ジャックアーマーとしての機構を組み込んだ最新型サイバー警察犬「ランダー」とジャックオンすることにより装着。普段は通常版のサイバー警察犬と同じ色だが、非常時には本来の赤に変わる(同時に細部の形状が変化、重量も増加する)。またホバーバイク「ジャックスピーダー」への変形機能も有している。必殺技はメタルクラッシャーパンチ。額にビーム砲を装備。手持ち火器はハイパー・マグナム。
- シルバージャックアーマー
- 亮が装着するアーマー。ジェットスライダー「ジャックファルコン」とジャックオンすることにより装着。必殺技はブリザードビーム。両腕にソニックカッターを装備。手持ち火器はフリーザーショット。
- ブルージャックアーマー
- 剛が装着するアーマー。大型の4輪バイク「ジャックローダー」とジャックオンすることにより装着。必殺技はジェットダイナマイト。両肩にホーミングミサイルを装備。手持ち火器はプロミネンサー。
- シャドウジャックアーマー
- シャドウが装着するアーマー。支援型ロボット「ボルター」とジャックオンすることにより装着。元々は軍事用に開発された試作型ジャックアーマーのため、装着時間に制限がある。背部のショルダーキャノン、両肩・両胸のミサイルなど、多数の武器を備える。
- ハイパーレッドジャックアーマー
- 激化するイドとの戦いに備えて開発された新型アーマー。高速バイク「レッドセプター」からジェット機「ジェットセプター」に変形。ケンがジャックオンしハイパーレッドジャックアーマーとなる。高性能だが使用する為には装着者に負荷が掛る。セプター機首が変形した鳥形メカ・Jバードとの合体で飛行が可能。必殺技はジェットメタルクラッシャーパンチ。手持ち火器はバーストライザー。
[編集] その他
- ハイブリッド・ジャガー
- 「ネオ・イド」の幹部、トロイダルがメタルジャックを倒すためにギルリアによって開発された新型アーマー。
[編集] スタッフ
- 監督:松園公(前半) / チーフディレクター:江上潔(後半)
- キャラクターデザイン:内田順久
- メカニカルデザイン:牧野行洋
- シリーズ構成:川崎裕之(脚本:川崎ヒロユキ)
- 音楽:岩崎文紀
- 製作協力:スタジオディーン
- プロデューサー:倉林伸介(TX)・加納正史(I&S)・池田陽一(SUNRISE)
- 製作:テレビ東京・I&S・サンライズ
[編集] 主題歌
- OP
- 「JUST DREAM ON」(作詞・作曲・編曲・歌:JACK BITES)
- ED
- 「HOLD ON」(作詞・作曲・編曲・歌:JACK BITES)
- 挿入歌
- 「INTO THE NIGHT」(作詞・作曲・編曲・歌:JACK BITES)
- 「Shake!!」作詞・作曲:諸岡ケンジ、編曲:小牟田聡、歌:諸岡ケンジ&JACK BITES)
- 「Smile...」作詞・作曲:諸岡ケンジ、編曲:小牟田聡、歌:諸岡ケンジ&JACK BITES)
- 「TOGETHER TONIGHT」(作詞:百億千夜、作曲:諸岡ケンジ、編曲:小泉洋、歌:まるたまり(財前純))
- 「その手の中に」(作詞:野宮なをみ、作曲:千葉達也、編曲:小泉洋、歌:林延年(神崎ケン))
- 「愛があればだいじょうぶ」(作詞:渡辺なつみ、作曲:諸岡ケンジ、編曲:小泉洋、歌:天野由梨(吉沢えり子))
- 「Hearts on fire」(作詞:百億千夜、作曲:諸岡ケンジ、編曲:小泉洋、歌:中村大樹(アグリ亮))
- 「HOLD ON」(作詞・作曲・編曲:JACK BITES、歌:林延年)
- 「My love」(作詞:Linda Mccartney、作曲:Paul McCartney、編曲:山本剛、斉藤誠、トニー・セント・ジェームス、歌:チャリート)
[編集] サブタイトル
- ファーストバトル
- クリスタルストーム
- パニックプログラム
- ランニングマン
- パワーフォール
- ホットブラッド
- トップシークレット
- ソルジャーブルース
- デッドヒート
- メタルブラック(前編)
- メタルブラック(後編)
- プロジェクト ダーク
- 犯罪組織イド
- ランダー 破壊指令
- アイドル婦警・えり子
- 危険な訪問者
- 悪夢の未来
- ウィーク・ポイント
- 機甲警察(メタルジャック)抹殺司令
- 美しき女科学者
- デス・レッド
- ハイパー・レッド
- 財前純 暗殺指令
- 光と闇の対決
- 死闘の果てに……
- よみがえる過去
- 創られし者たち
- イド復活
- 機械の女神クローラ
- 時効成立5分前
- 真昼の稲妻
- レーサー・リポート
- 鋼のバラ
- ミレニアム・シティ
- 奪われた時を求めて
- 対決レッドVS純
- ファイナルバトル
※通常サブタイトルは黒一色の背景で機甲警察のエンブレムの上にサブタイトルが表示されているのだが、第15話、第18話は通常と違っている(第15話=背景がハート、第18話=背景が日の出)。
[編集] ネット局
テレビ東京、テレビ北海道、テレビせとうち、TXN九州(当時)、テレビ大阪、テレビ愛知、奈良テレビ放送、東北放送、中国放送
- 番販での放送
[編集] 関連項目
- 超電磁マシーン ボルテスV 機甲警察メタルジャックの仲間同士が殴り合うOPは超電磁マシーン ボルテスVのOPのパロディになっている。
[編集] 参考文献
- 『メタルジャック・ミニムック』 ムービック、1992年。
- 小説(文庫)『機甲警察メタルジャック』(上・下)川崎ヒロユキ・著 大陸書房
- 『最新版人気ロボットヒーロー大百科 』 ケイブンシャ
(ファイバードなどとの混載。途中までのストーリーと、ゲストキャラ・メカが掲載された貴重な資料)
| テレビ東京系 月曜18:30枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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機甲警察メタルジャック
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愛ラブSMAP!
(日曜18:30から移動) |
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最終更新 2009年11月9日 (月) 14:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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