阪神武庫川線
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7861形 武庫川駅にて
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| 路線総延長 | 1.7 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 軌間 | 1435 mm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 1500 V 架空電車線方式 (直流) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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武庫川線(むこがわせん)は、兵庫県西宮市の武庫川駅から武庫川団地前駅までを結ぶ阪神電気鉄道の鉄道路線。全線単線だが、武庫川 - 洲先間は、複線分の用地が確保されている。
武庫川西岸の築堤沿いに走る、西宮市南東にある武庫川団地の通勤・通学路線である。
目次 |
[編集] 路線データ
[編集] 運行形態
線内折り返し列車がワンマン運転で運行されている。全列車が2両編成で、朝夕は2編成が運用に入り、東鳴尾駅で交換を行う。早朝、日中、深夜は1編成のみの運用である。線区自体が短いため、全列車が普通列車であり、また途中駅を始発や終着とする区間運用は存在しない。
使用する編成は、武庫川線専用である7890・7990形と、ワンマン運転対応改造を受けた7861・7961形の一部編成のみに限定されている。ただし試運転では1000系の2両編成が走行した実績がある。7890・7990形、7861・7961形以外の形式の入線は3301形(現在廃車)以来であった(3301形は1984年まで運用)。
信号現示は、停止(赤)、警戒(黄×2)、注意(黄)の3種類のみで、全線で最高速度が45km/h(注意信号相当)に制限されている。よって、線内の信号機には、進行現示に用いる青色灯が入換信号機を除いて存在しない(以前は、青色灯の部分がふさがれていた)。また、警戒現示は東鳴尾駅の場内信号機で、2編成運用時のみに見られる。
ただ、最高速度が低く抑えられている割には、架線は高速運転が可能なコンパウンドカテナリー式となっている。
1日の運用は、以下の通り。
- 前夜の最終運用後から本線の跨線橋の下に留置されていた編成が、始発から運用に入る。
- 朝の2編成運用になる前に、尼崎車庫から2両編成が出庫し、回送される。これは、いったん甲子園駅まで回送され、折り返して武庫川信号場から武庫川線へ入線する。
- 2編成運用が終わりデータイムになると、1編成が本線の跨線橋の下で留置される。
- 夕方の2編成運用が始まると、留置されていた編成が運用に入る。
- 夜、2編成運用が終わると、1編成が武庫川信号場を通って尼崎車庫へ回送され、入庫する。
- 当日の運用がすべて終わると、最終まで運用についていた1編成が、翌朝の始発まで本線の跨線橋の下に留置される。
なお、以前は最終運用後の編成も尼崎車庫へ回送し入庫、翌朝の始発前に出庫し回送していたが、現在は1編成が夜間現地留置となっている。
ワンマン運転については、ドア開閉スイッチが運転席になく、ドア扱い時は運転士が直接目視で確認しつつ行う(必ず運転席から離れる)ようになっているため、停車からドア開までと、ドア閉から発車まではそれぞれ5秒程度の時間がかかる。
阪神3路線の中で唯一、阪神の車両のみ、また2両編成のみが走る路線である。
[編集] 歴史
現在は武庫川団地となっている西宮市高須町にあった軍需工場、川西航空機(現・新明和工業)への従業員および資材輸送のために建設された。軍の要請での路線建設であったため、阪神の一般社員や学生の勤労奉仕隊なども動員した突貫工事が行われた。開業当時の洲先駅は現在の武庫川団地前駅付近にあたる。開業後1年経たないうちに川西航空機の工場とともに空襲の被害を受け、期待された目的を十分に果たせないまま終戦を迎えている。
西ノ宮駅(現・西宮駅)から国鉄貨車の乗り入れのため武庫大橋 - 洲先間は三線軌条化されていた。国鉄の貨物列車のみが乗り入れる西ノ宮 - 武庫大橋間は、阪神の路線としては未開業(未成線)扱いとされ、貨物列車は全線にわたって国鉄の管理の下に運行されていた。なお、貨物輸送は川西航空機工場を接収した進駐軍の要請もあって戦後も続けられたが、1950年代には運行が停止され1958年に正式に休止となった。
旅客営業としては、戦後すぐに全線の旅客営業が休止とされた後、武庫川から現在の洲先駅までの間のみ運行が再開された。その後、武庫川団地の開発にともなって武庫川団地駅まで延伸され、現在に至っている。
なお、廃止された区間のうち武庫川 - 武庫大橋間は、本線との合流のための引き上げ線の部分とその先の100mほどの敷地を除いて民間に売却され、駐車場や住宅となっているが、住宅が武庫川沿いに細長く均一に連続している状態から往時の軌道敷の跡を想像することもできる。武庫大橋 - 西宮間は、廃線跡の多くが空き地や道路となっているが、甲子園口駅東方の東海道本線(JR神戸線)との合流部には阪神園芸が所有していた土地があり、その跡地に分譲マンションが建設中である。また、甲子園口駅では、武庫川線の廃線跡が下り外側線に転用されている。
[編集] 年表
- 1943年(昭和18年)11月21日 武庫川 - 洲先間が開業。
- 1944年(昭和19年)8月17日 武庫大橋 - 武庫川間が開業し国道線と接続。
- 1944年(昭和19年)11月15日 国鉄東海道本線の西ノ宮 - 洲先間の貨物線が開業。
- 1945年(昭和20年)6月9日 空襲により洲先駅が被災。
- 1945年(昭和20年)8月23日 武庫大橋 - 洲先間の電車運転を停止。
- 1946年(昭和21年)1月5日 武庫大橋 - 洲先間の旅客営業を休止。
- 1948年(昭和23年)10月10日 武庫川 - 洲先間の旅客営業を再開。
- 1958年(昭和33年) 西ノ宮 - 洲先間の貨物線休止、1970年に廃止。
- 1967年(昭和42年)11月12日 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。
- 1978年(昭和53年)12月27日 全線を軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更。
- 1984年(昭和59年)4月3日 洲先 - 武庫川団地前間が開業。同時に、それまで改札外連絡だった武庫川駅構内に中間改札を設置、また、東鳴尾駅に交換設備新設、洲先駅ホーム改築、列車増発と輸送力増強(単行から2両編成へ、昼間30分間隔を20分間隔へ変更など)を実施。
- 1985年(昭和60年)4月14日 休止中の武庫大橋 - 武庫川間が廃止。
- 1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災で不通に。
- 1995年(平成7年)1月26日 武庫川 - 武庫川団地間が運行再開。
- 2000年(平成12年)10月1日 全列車ワンマン化。行先板廃止、専用字幕使用開始[1]。
[編集] 駅一覧
| 駅名 | 駅間キロ | 営業キロ | 接続路線 |
|---|---|---|---|
| 武庫川駅 | - | 0.0 | 阪神電気鉄道:本線 |
| 東鳴尾駅 | 0.7 | 0.7 | |
| 洲先駅 | 0.4 | 1.1 | |
| 武庫川団地前駅 | 0.6 | 1.7 |
[編集] 廃止区間
- 西ノ宮 - 武庫大橋間は貨物営業のみ。
[編集] 過去の接続路線
[編集] 脚注
- ^ 武庫川線がワンマン化されました - まにあっく・阪神
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月23日 (金) 09:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【阪神武庫川線】変更履歴


