歩行者専用道路
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歩行者専用道路(ほこうしゃせんようどうろ)は、歩行者による移動の安全性確保や、スポーツ(ジョギングなど)、レクリエーション(散歩など)として、道路の全部を歩行者だけで利用することを目的とした道路である。歩行者道(ほこうしゃどう)ともいう。
なお、歩行者天国(歩行者用道路)は、都道府県公安委員会による交通規制の一種であり、歩行者専用道路とは異なる。
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[編集] 定義
歩行者専用道路という言葉の定義は、法令によって異なる。
[編集] 法令による差異
すなわち、道路法の歩行者専用道路は、道路全体が歩行者専用道路として指定されるか、または道路(延長方向)の一部分であって、その他の道路の部分とは分離されているもの(独立した道路)が指定される。また、歩行者専用道路を供用開始しようとする場合には、そこが道路または道路の部分として未供用である必要がある。
また、道路交通法の通行禁止規制としては、(通常は道路全体が)「歩行者専用」として規制される事もある。歩行者用道路、いわゆる歩行者天国に相当する。この規制の場合は、道路法による場合とは異なり、交通規制であるため、規制対象や日時を限定して規制されることもある。歩行者用道路・歩行者天国においては、歩行者の対面交通義務、歩道等通行義務、横断の方法または禁止に関する規制はすべて適用除外となる。すなわち、通常は車両が走る所の道路の中央寄り部分を、歩行者が好きに通行したり横断したりできる。
交通規制の「歩行者用道路」において、車両が特別な通行許可を受け又はその規制の対象から除外されている場合で通行する場合にも、特に歩行者に注意して徐行(歩行者用道路として、通常は道路全体が歩行者絶対優先)となる。
これらに対して、道路交通法や道路構造令の歩道は、「縁石線又はさくその他これに類する工作物により区画」されたものである。そのため、独立した道路ではなく、道路の一部分として取り扱われる。詳細は歩道の項を参照。
[編集] 整備状況
歩行者専用道路は、鉄道の廃線跡を利用した道路や、河川の堤防や道路の側面を利用した道路などさまざまな形で、全国的に整備されている。また、ニュータウン等の大規模な開発事業における車歩分離施策として計画時から歩行者専用道路として整備された道路(遊歩道)もある。
- 多摩ニュータウン歩行者専用道路網
新住宅市街地開発法により造成されたニュータウンで「近隣住区理論」に基づき道路建設がなされた。それら理論を実践する一環として車道と歩道を空間的に分離し、モータリゼーションに起因する交通人身事故を防ぎ安全快適な街を実現するため、歩行者専用道路の導入が図られた。これらは単に一筋の道路ではなく、複数の住区どうしを網の目のように結んだ大規模な道路網となっており、拠点となる駅や商業地、学校、公園等と住居地をつなぎ日常生活に密着した生活道路として機能している。
[編集] 道路標識
「歩行者専用」(325の4)の道路標識は、道路交通法の規定による歩行者専用道路であることを示すために歩行者専用道路の入口に必要な場所に設置されるものである。この標識が設置された道路では、歩行者の安全確保とその円滑を図るため、補助標識に記載された内容に該当するものを除き、車両の通行が禁止されている。
標識のデザインは国際的な統一規格である国際連合道路標識に基づいたものであり、起源はドイツである。
ドイツでは、男性と子供ではなく女性と子供というデザインになっている。これは、1970年ごろ、西ドイツのグスタフ・ハイネマン大統領が「歩行者専用道路標識は誘拐犯を連想させる」と国内で当時使用されていたデザインに関して問題視する発言したことを受けて、デザインが変更されたためである。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年6月28日 (日) 22:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【歩行者専用道路】変更履歴


