死がふたりを分かつまで

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死がふたりを分かつまで』(しがふたりをわかつまで)は、ヤングガンガン2005年12号から連載されている原作:たかしげ宙、作画:DOUBLE-Sの漫画。2009年9月現在10巻まで刊行。

現在たかしげ宙原作の『ALCBANE』と、七月鏡一原作の『闇のイージス』『暁のイージス』『JESUS 砂塵航路』とのクロスオーバーが進行中。

目次

[編集] あらすじ

全ての物質を切ることができる刀を持つ盲目の剣士、土方護は街中でひとりの少女に助けを求められる。その少女、遠山遥は的中率90パーセントを超える予知能力をもっており、その力のせいで巨大企業に狙われていたのだ。彼女から護へ依頼された契約期間は、「死がふたりを分かつまで」。しかし、企業の他にも暗殺者、テログループ等さまざまな敵が彼ら二人に襲い来る…

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] 登場人物

[編集] エレメンツ・ネットワーク

[編集] チーム『ブレード』

土方護(ひじかた まもる)
本作の主人公。全盲にして、超絶的な剣の達人。数多くの実践剣術を習得しており、圧倒的な戦闘能力を持つ。パートナーの井川が製作した網膜へ直接映像を送る特殊サングラスを掛け、映し出されるわずかな形(ワイヤーフレームのような映像)と、剣を極めた者としてのずば抜けた五感に危機・気配察知や先読み能力を頼りに戦う。基本的には刀と体術を駆使して戦うスタイルをとるが、間合いの外の敵に対してはスローイングナイフを用いる場合もある。作中では主に後述の仕込み杖を用いているが、二度目の角鳳会での戦闘前後では普通の(特に特殊な処理を施していない)仕込み杖を用い、また戦闘は行っていないが一般的な日本刀も所持している。
普段はサングラスで見え辛いが、目の周りに火傷の様な跡がある。恐らく失明時の物だと考えられるが時期は明らかになっていない。台場のエレメンツネットワークへのスカウト時には傷は無かった。
孤高にして大胆不敵。しかし他人には無愛想で井川曰く相当なへそ曲がり。悪人に対してはどこまでも非情で一切の容赦をせず、そのため激情に駆られて組織でのご法度である殺人まで犯そうとした事もあるが、無論情が無い訳ではない。ちなみに甘党である。
かつて自らの師匠である真壁を闇稽古の際に殺害し、過失致死の罪状を受けた経験がある。エレメンツ・ネットワークからのスカウトもそういった事情からの物であり、彼の犯罪者への非情さも相まってネットワーク内での評価は概ね低い。作中で度々『師範代』と呼ばれるが、これもおそらくは師である真壁が師範を務めていた真壁派一刀流でのことだと思われる。
ワイズマンの策略により再び殺人を犯してしまい、ネットワークを離反、遥と共に北海道の稲葉の元に身を寄せ鍛えなおしていた。
遠山遥(とおやま はるか)
本作のヒロイン。的中率90%以上の予知能力を持つ少女。故にあらゆる組織から狙われる運命となり、自分を助けてくれる人を予知した結果、護に辿り着いた。予知能力は正確には予測能力に近いらしく自分、もしくは自分に関わる人の未来しか予知(予測)出来ない。またその予知はたとえ最善の選択をしたとしても最良の結果を得られるわけではない。普段は大人しく礼儀正しいが本来は年相応のおてんばな性格。護に絶対的な信頼を寄せているのは彼と自分の将来の予知に関係している。変装用及び連絡手段として、土方と同じく音声入力式の骨伝導スピーカーを内蔵した眼鏡を所持している。土方に身を寄せてしばらくの間は彼らと行動を共にしていたが、後に井川らの計らいで再び学校へ通うようになる。公での名前は橘春名(たちばな はるな)。しかし、後にヤクザの抗争に巻き込まれ、見つかるのを避ける為に再び姿を消した。
ネットワークを離反した護の後を追い、共に北海道へと渡る。稲葉の元でトレーニングを行った結果、武装したヤクザ程度ならあしらえる程度に成長した。
井川良太郎(いがわ りょうたろう)
護のパートナー。ドレッドヘアーにピアス等その見かけからは想像もつかないが、中身は常識人でかなりの頭脳派。性格は真面目だが、軽薄さを見せる場面も結構ある。あらゆる電子機器や最新技術を駆使して護を全面的にバックアップする。パートナーとしての期間はかなり短いが、それなりに相性は良い。過去に犯罪で妹を亡くしている。少しの時間で相手の電子妨害に対応したプログラムを組むなど、技術者として飛び抜けて高い技能を持っている。この仕事を引き受ける前は引きこもっていたらしいが詳細は不明。
伊吹大(いぶき だい)
単独行動により一方的にエレメンツ・ネットワークを離脱した護に代わって配属されたチーム『ブレード』の新メンバー。井川とコンビを組む。
銃弾を弾くボディスーツを身に纏い、無音・後方走行など多彩な機動が可能な特殊バイク「ブケファロス」を駆る凄腕のライダー。バイクの能力を十分に引き出せるだけの運動能力を持っている。直情的な性格をしており、周りにしばしば諌められる事も。
戦闘後にアイスを食べたり、日常でもよく飴を舐めているなど、護同様甘党と思われる描写がされている。また、猫を一匹飼っている。

[編集] チーム『THE WALL』

アルファ(ALFA)
顔の左半分に大きな傷跡があるチーム『THE WALL』のリーダー。本名はジャック・ガービー。作戦の最前線に立ちながら陣頭指揮、状況把握、各個指示を同時にこなすという卓越した指揮能力を持つ。土方とはチームの性格上別行動を取る事が多いが、互いに実力を高く評価し、信頼している。
米陸軍の特殊部隊グリーンベレーの元隊員で、交換プログラムにより英陸軍の特殊部隊SASを始め、フランス・ドイツ・イタリアその他各国の特殊部隊および精鋭部隊の数々にも所属した経験がある。勲章を7回授与されている。後にCIFAに所属し活躍。メッシナー共和国の大使館人質救出作戦においても指揮を執り、被害者を出さずに解決するなどの功績を持ち、最終的には教官も兼任していた。3年ほど前に除隊して以降、表舞台にはまったく姿を現してはいない。
ブラボー(BRAVO)
カルボアの船内での作戦で登場。チャーリー隊の背後を守った。
チャーリー(CHARLIE)
カルボアの船内での作戦で登場。分隊でブレードを援護した。新宿御苑での戦闘の際にはアルファの居ない隊をブラボーと共にまとめていたらしい。
デルタ(DELTA)
カルボアの船内での作戦で登場。遥達のいる車の援護に回った。
エコー(ECHO)
カルボアの船内での作戦で登場。新宿御苑での戦闘では分隊長を務めており、キロの独断専行を諫めていた。ちなみに彼はカルボアの船内での戦闘ではアルファから先行を諌められている。
フォックストロット(FOXTROT)
警察犬並と形容される程の嗅覚をもつ。コードネームが長いのでフォックスと呼ばれている。新宿御苑では苑内の狙撃を担当。
ゴルフ(GOLF)
カルボアの船内での作戦で登場。
インディア(INDIA)
フォックスと共にトゥルスらを尾行中に負傷。警察病院にて源田に尋問される。そのため護による新宿公園での合同作戦には参加していない。詳しくは不明だが、犯罪関連で子供を亡くしているらしい。
ジュリエット(JULIETT)
ファングとの戦闘で負傷したシエラの代替要員として遥の元へ派遣される。褐色の美女。変装、潜入を専門とする。過去に受けた暴行により子供を産むことが出来ず、遥を自らの娘と重ねるシエラを快く思っていない。
護の離脱後は隊に戻っている。
キロ(KILO)
ナイフ使い。部隊で一・二を争う隠密行動のエキスパート。シエラの元亭主でもある。新宿御苑での戦闘時は賞金稼ぎに紛れてサポートを行っていた。源田へ攻撃を仕掛けるが返り討ちにあい、その失態からしばらくブレードのチームと行動を共にしていたが、遥を庇い負傷。現在は入院している。
マイク(MIKE)
カルボアの船内での作戦で登場。オスカーと共に管理室を鎮圧した。
ノベンバー(NOVEMBER)
カルボア国籍の船内での作戦で登場。敵に紛れ込み奇襲をかけた。
オスカー(OSCAR)
カルボアの船内での作戦で登場。マイクと共に管理室を鎮圧した。
パパ(PAPA)
170kgの握力を持つ白人の大男。
ケベック(QUEBEC)
カルボアの船内での作戦で登場。ズールと共に登場。
シエラ(SIERRA)
白人の女性。土方の元へ身を寄せた遥の身の回りの世話をするために対ガルボアの作戦中から土方らと行動を共にし、作戦終了後は正式に『ブレード』チームのサポートとして活動する。ファングとの戦闘時に人質に取られ重傷を負い、入院する形でチームから離れる。メインウエポンとしてFN P90、サイドアームとしてグロック18を使用する。本名はセリーナ。
テロリストに娘を殺された過去を持つため遥の事は我が娘の様に思っており、ファングとの戦闘時に人質に取られたことを悔やんでいた。後に護のネットワーク離脱を受け、一人でも戦えるようになるために彼女もネットワークを離脱し、稲葉の元に弟子入りを志願している。
ヤンキー(YANKEE)
ズールと共に、トゥルスの妨害電波によって交信の途絶えたブレード達の行き先の手がかりを見つけた。紳士風な白人の男性。
ズール(ZULU)
ヤンキーと共に、トゥルスの妨害電波によって交信の途絶えたブレード達の行き先の手がかりを見つけた。体格の良い黒人の男性。

[編集] その他関係者

台場巽(だいば たつみ)
『エレメンツ・ネットワーク』のマネジメントを行っている人物。片足を引きずっており、歩行の際は杖を用いている。
アスペルガーの人」で天才的頭脳の持ち主。彼の開発した人工知能『SPARC』が犯罪抑止の手段として非合法組織により秘密裏に用いられていると噂され、表舞台ばかりでなく裏社会でも注目されている。勝手に組織を脱退しようとした護へのペナルティとして、2週間以内に角鳳会を壊滅させなければ身柄を拘束し警察へ引き渡すと通告する。しかしその裏で遥と対面し、彼が警察へ引き渡されることのないようフォローしてほしいとも依頼している。
たかしげ宙原作の『ALCBANE』の主人公だが、本作世界観は同作世界観の平行世界である為、同作に登場していたアルクベイン本人ではない。
アナ・リドル
本作とのクロスオーバー作品『闇のイージス』『暁のイージス』の登場人物で、台場とは以前から面識があった模様。不思議な雰囲気を持つ10代の美少女で、喫茶店「セイレーン」において「護り屋」の仲介・斡旋業を仕切っている。依頼人へはなぞなぞを出題し、正しい解答を得られた相手とのみ取引していたが、これまで台場は全ての出題の答えを外し続けているため、時間の無駄だとしてその過程を省く対応をしている。『暁のイージス』最終話にて、エレメンツ・ネットワークの名が出ていることから、エレメンツ・ネットワーク紹介の護衛依頼を請け負う事もある様子である。
楯雁人(たて かりと)
「セイレーン」のアナ・リドルの斡旋によって護衛任務を引き受ける「護り屋」。クロスオーバー作品『闇のイージス』『暁のイージス』の主人公。実戦中国拳法の達人で、本物の腕同様の動きをする鋼鉄の筋電義手で拳法を繰り出すことで銃弾の嵐をも防ぎきる。また元SAT隊員であったことから、爆発物の解体処理のエキスパートでもある。本作より過去の彼の詳細な経歴と活躍は、上記の作品を参照のこと。
パイロ
エレメンツネットワークの一員と思われる人物。巽から遥の護衛を任される。

[編集] 警察関係者

源田鉄平(げんだ てっぺい)
捜査一課の刑事。直情系でかなりの切れ者。腕っ節も相当に強く、剣道の腕前は日本一候補と目される程の達人(本人は毎大会すっぽかしてばかりいる)。遠山遥絡みの事件から護の行方を執拗に追っている。本庁・所轄関係なく情報交換を行ったり、被害者を惨殺した犯人に怒りを顕にするなど、刑事としての正義感は強い。過去に、剣道が捨ててきた逮捕術に役立つ技術を学ぼうと様々な古流武術に関わった経験があり、そこで護と出会った。護の過去を知っており、彼を「人殺し」と言っている。
升田(ますだ)
源田の部下の若手刑事。ハイテク犯罪対策総合センターに同期がおり、源田にエレメンツ・ネットワークの存在を教えた。
堀川(ほりかわ)
若手刑事。少々浮ついた性格で仕事中に合コンの電話を受けるなど軽薄な発言・行動が目立つ。しかし心の底では立派な警察官になりたいと思っていて、遥の祖母、遠山みのりが牙の襲撃を受けた際は逃げずに踏み止まり、立派な警察官らしさを見せる。みのりを守るために発砲したことで出世コースからは外れるが、警察官としては一皮向けた「いい表情」をするようになった。

[編集] ガルボア共和国関係者

エジー・トゥルス
ガルボアの外交官。その実は強引な手段で諸国企業のハイテク技術を盗むテロ集団『強奪者』のメンバー。ガルボアでも一・二を争う闘士。遠山遥に興味を示し彼女をガルボアへ更迭しようと目論んだが、組織を護と『THE WALL』によって壊滅させられる。自らも護に右手と左足を切り落とされて不随となってしまい、国に見捨てられたばかりか口封じの為に命を狙われる羽目となった。その後は切られた手足を繋げ、車椅子の身になりながらも護へ復讐する為に護と遥に莫大な懸賞金を賭け、執拗に命を狙い続けていた。が、護の二度目の角鳳会襲撃の際、彼が相手を視認できないことに油断して殺害しようとし、左腕も切り落とされた。
古村鋭一(こむら えいいち)
護によって半壊滅させられた暴力団である角鳳会の若頭。護に敗れたエジー・トゥルスを救出し、護への復讐と自分が闇社会でのし上がるための手段として彼へ取り入るようになる。軍事訓練を受けており、その時の縁でトゥルスの事を「教官」と呼んでいる。
会長の居ない角鳳会の実権を事実上掌握しており、トゥルスを通じて多くのフリーランスの殺し屋を呼び込む等して武力の拡大を図っている。現在、自らの組が属する近大組とそれに敵対する日山田会を争わせようと画策中。
性格は冷静だが非常に好戦的であり、暴力より利潤を優先するような現在の裏社会に嫌気が差したのも抗争を計画する理由の1つである。
牙(ファング)
国際的な一流の殺し屋。護の殺害と遥の奪取をトゥルスに依頼される。トゥルスの異母兄弟であり、彼から譲り受けた米陸軍実験用対人殺傷無人機(ドローン)『ビースト』を操り、ほぼ無音で標的を攻撃する。『牙(ファング)』の通り名は、無人機のローター刃による被害者の惨たらしい殺され方から付けられた。遥の祖母を餌にして護を誘き出し、ビーストとブービートラップを用いて命を狙うが返り討ちに遭い、重傷を負う。運ばれた病院で、自分を他の殺し屋に狙撃させ自決した。作中ではM4カービンを使用。
トーマス・ジェファーソン
表向きは元大学教授で犯罪研究家の老人だが、裏では『ワイズマン』の通り名で知られる犯罪計画者であり、犯罪界のフィクサー。トゥルスに犯罪学を叩き込んだ人物。ガルボアの刺客としてではなく、トゥルスの要請で日本へやって来る。4人の弟子を連れている。

[編集] その他

遠山みのり(とおやま みのり)
遥の祖母。遥が生まれた頃からウェディングドレス一式を一つずつ手作りしている。牙に強襲された際、護と接触し遥の状況を告げられる。
稲葉(いなば)
北海道での隠居生活を送る老人。護・源田共通の師でもあり護の過去を知る一人。護の才能に惚れ込み他流派の彼に門外不出の秘伝書を見せたりもした。
真壁一志(まかべ かずし)
真壁派一刀流の師範で故人。護の師匠にして彼が殺した相手である。稲葉曰く、古武術界では『実践上等の最右翼』で通っていたそうで、彼の死と、その原因である最後となった闇稽古は、彼から護への『引導』だったのではないかと稲葉は推測している。
玉川千治(たまがわ せんじ)
角鳳会の客分で長ドス使い。口の左端から切り上げられたような傷痕がある。飄々とした性格の男で、銃を前にして弾丸に当たったことが無いという強運の持ち主。剣士としては実力者ではあるが、護と楯雁人の本気の立会いを見て、護との実力差を実感した模様。古村の仁義を欠いた暴走によって角鳳会が国中の暴力団から狙われる事を懸念し、組事務所を襲撃に来た護へ古村を制止するよう依頼、利害の一致によって以後は護に協力する事となる。
ジーザス
裏社会において最高峰と呼ばれる「暗殺者」にして「教師」。クロスオーバー作品『JESUS 砂塵航路』の主人公。本作より数年前、さらわれた自分の生徒を救出するために人身売買組織を虱潰しに壊滅させて来たジーザスは、戦乱に乗じて臓器売買目的に子供を拉致する組織「トランスプラント・コネクション(TPC)」が暗躍するチェチェン共和国へ潜入。そこでエレメンツ・ネットワークに加入して間もない、まだ視力の失われていない護と遭遇。互いに敵だと誤認し、剣対銃の互角の戦いを繰り広げた後、互いの敵が共通していることを知り、二人でチェチェンに侵入した「TPC」の部隊を全滅させる。彼の過去の素性と活躍、カダス共和国において教師になり、その生徒を救出するための戦いの旅をはじめる事となった経緯などは、『ジーザス』及び本作とクロスオーバーする各作品を参照。

[編集] アイテム

本作の最も特徴的な点は、作中に登場する様々な近未来的アイテムである。当項では特に説明が必要な物について列挙してゆく。
土方護
サングラス
護が掛けてるサングラス。コウモリと同様に発信した超音波の反響を拾い、解析した映像を受信して網膜へ投影する機能を持っている。それ単体でも視認は可能だが、高度な解析が必要な場合はある程度の距離にバックアップを置く必要がある。また、建物の中等どうしても距離が離れてしまう場合は、ナイフ型の中継器を使用して補っている(ちなみに井川の言葉によると、武器としても使える物らしい)。見る機能以外にも、弾道予測プログラムや集音機能、形状識別による物体の判別など、様々な機能が備わっている。
当初のモデルはイヤホンが付いていたが、後に骨伝導スピーカーを内蔵した物へと変更された。その他の機能の変更や追加は無いようだが、新型の方がフレームが若干細くなっている。また、これの補助装備として、『発声器(ラウドヘイラー)』と呼ばれる道具を所持している。これは、空気と反応して消失しながらサーチ超音波を発生する化学物質で、反響音波を増やすことにより映像の精度を上げたり、死角になっている物まで見ることが出来るようになる。
ファング戦時に、旧型のモデルに「MEMORY」で表示されていた源田の名前が、後に新型のモデルをかけて相対した時彼の名前に変更され、また井川が源田の存在を知らなかったことから、サングラス内部の情報に関しては全て井川が管理するのではなく、ある程度は護の判断で操作しているのだと考えられる。
仕込み杖「断罪」
護の主武装である仕込み杖。見た目は一般的な視覚障害者用の杖であるが、内部に日本刀が仕込まれている。協力者である刀鍛冶の打ったそれ用の日本刀に、単分子結合技術を使った単分子層の形成及び低摩擦コーティング技術による刀身側面の大幅な摩擦係数の減少が施されており、理論上どんな物でも切断可能。単純に刀として名品であり、数は少ないが複数存在する。刀鍛冶の趣味により、断罪と銘が打ってある。(全ての銘が同じであるかは不明)無論この様な完全に実用を前提とした刀を公に出来る訳もなく、登録は勿論行っていない。杖の先にはサングラスと同様の超音波を発生させる装置が組み込まれており、またにあたる部分は折り畳めるようになっている。
伊吹大
ブケファロス
伊吹の使用する、AWD(前輪と後輪がそれぞれ別に駆動する)の特殊バイク。名前の由来はアレクサンドロス大王の愛馬から来ている。トラック並みのトルクを誇り、バックやジャンプなど、既存のバイクの性能を超越した機動を見せる。ボディは非常に堅牢で銃撃を物ともせず、またタイヤにはウレタンが詰められておりパンクしない。また、タイヤの位置を前後させる機能があり、これを利用してビルとビルの間を登る事が可能である。スピードメーターは付いておらず、車体の状況はヘルメット内のディスプレイに表示される。
前述のように機動性能は非常に高いが武器は搭載されていないようで、体当たり以外の攻撃手段は確認されていない。
井川良太郎
指令車
井川の運転するワンボックスタイプのライトバンで、護のサングラスの補助を行う機器を搭載しており、車体の後部はオペレータールームのようになっている。井川曰く、「ちょっとした装甲車」で、形状記憶塗料を塗布してあるため銃撃を受けても小一時間で元に戻る。刀やケースなどを射出するカタパルトや、電磁波を放出して周囲の電子機器を狂わせることが出来たり、車体のカラーリングの変更等様々な機能を搭載している。
ウニモグ
的場組長の退院の監視時に投入される予定だった、新しいサポート用の指令車。後に追い込まれた護を助けるために投入される。前述の指令車同様、オリジナルから様々な改良が施されているが、一番の相違点はグレネードランチャーや音響兵器などの武器を搭載していることであり、より戦闘向きになっている。ベースが大型車であるので内部空間も広く、中にバイクを止める事も可能。井川の談では宿泊も可能らしい。護の離脱後は新しいメンバーの伊吹がバイク乗りという事もあり、こちらを使用している。
ファング
ビースト
ファングの使用する無人偵察機。正式名称AQ-04E。元は米軍が対テロリスト用に開発した物で、高性能サウンドキャンセラーと飛行ユニットも兼ねるローターブレードを備え、無音で敵を切り刻む。また、9mmパラベラム弾を射出できる。5機試作されたがアフリカでの実験投入時に全て消失。制御ソフトの不備と予算オーバーから開発は中止された。作中で登場するのはその5機の試作機で、トゥルスから横流しされた物。不備のあった制御ソフトに関しては完全に書き換えられており、オリジナルには無かった自動操作機能を有している他、こちらは後付けかは不明だが、妨害電波の周波数を変化させて操作する機能も搭載されている。

[編集] 組織紹介

エレメンツ・ネットワーク
犯罪被害者・遺族達がネットを通した情報交換、及び実動員の事件への直接介入による「犯罪者狩り」を行う一種の自警団。基本的に、情報交換、実動員の監視・評価など、組織の活動は基本的にネットを介した匿名で行われる(ただし、実動員同士は実際に協力することもある)。犯罪を未然に防ぐことを目的としているため、いかなる犯罪者であれ殺害は禁止。今のところネットワーク自体の世間での知名度は、ネットの一部でちょっとした話題になっている程度。犯罪者狩りの為に犯罪者をメンバーとして雇う計画があった模様。
また、同名で思想・設定などが酷似した組織が『ヒーロークロスライン』(以下HXLと表記)にも登場している。HXLにエレメンツ・ネットワークが登場する以前に、HXL制作サイドが出した同人誌HXL APPENDIX』において、HXLにも深く携わっている原作者のたかしげ宙が、「HXL作品 『ALCBANE』にはまだ出していない、物語内で構築していくシステムを用意していて、実験として私的に別作品に先行投入しており、これはこれで別の平行世界の話(要約)」という内容の文章を掲載している。物語内で構築していくシステムエレメンツ・ネットワーク私的に先行投入した別の平行世界の話『死がふたりを分かつまで』に該当すると考えられる。
ブレード
護と井川のチームで、都市型重大犯罪を専門とするチーム。ただし、正規メンバーが二人のみの上に実戦を行うのは護だけのため、「ブレード」はチーム名というよりも護個人のコードネームに近い。(ただし、『ブレード』のメールボックスに遥の名前もあった事から、遥もメンバーとして数えられている可能性もある。)稼動直前に遥を巡る騒動に巻き込まれ、結果彼女と行動を共にすることになった為、護の離反までは護、井川、遥に加えTHE WALLからの出向メンバーで行動していた。遥を守る都合上ある程度の示威行為を行う必要があったのと、護自身の苛烈な性格から度々大きな事件を起こしている為、都市伝説として噂されている。後に護が離脱し、新しい実働員として伊吹が加わった。
THE WALL(ザ・ウォール)
アルファをリーダーとする、主に国際的な犯罪専門のチーム。メンバーを表音コード(フォネティックコード)で呼んでいる。メンバーは国際色に富み多数おり、ブレードに比べると大規模な部隊である。国際犯罪を専門とするため、特殊部隊並の装備を有する(ただし緊急時以外は非殺生弾丸を使用する)。
強奪者(プランダー)
アフリカの新興国「ガルボア共和国」が飼うテログループで、様々な企業に技術の受け渡しを要求し、従わなければテロを行う。犯行声明がなく証言も少ないうえに、犯人を確保しようとすると歯に仕込んだ爆弾で自らの顔を消すため、情報は少ない。「強奪者」はインターポールがつけた仮称。
角鳳会
近大組系に属する暴力団で、武闘派を自称しているが、古村曰く現在の内実は他の組とあまり差はない模様。作中の千治の言から戦前から存在していたらしい。当初はExSolid社が子飼いにしていたが、生体チップの事が発覚して以降はExSolid側の人間が登場していないことから、関係を絶ったようだ。護によって会長が入院した以降は若頭の古村が一切を仕切っており、トゥルスやワイズマンと協力して大規模な抗争を起こす為に画策している。古村の独裁を快く思っていない者も多かったが、ワイズマンの護を倒す計画に利用する形で粛清された。
この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年12月8日 (火) 07:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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