段駄羅

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段駄羅 (だんだら)は石川県能登半島輪島で、漆塗り職人の仕事場を中心に、かつて大流行した五七五の短詩型文芸で、言葉の二重構造を楽しむ言葉遊びのこと。形の上では俳句川柳と同じく五七五であるが、中の七音が二つの異なる意味を持って、上の五音と下の五音につながる構造をしている。もじり句ともいう。江戸時代に始まった文芸で、300年近い歴史を持っている。最近、能登地方の人々を中心に見直され、復活の兆しが見られる。

目次

[編集] 段駄羅作品例

あぶり餅 こがしゃかとなる(子が釈迦となる) 摩耶夫人
御祖師様 有難かりし(蟻がたかりし) 瓜の皮
古足駄 鼻緒たてたし(花を立てたし) 持仏堂
高いびき 傍を寝ささぬ(旗を寝ささぬ) 勝軍(かちいくさ)
天満宮 菅原神の(巣が藁紙の) 鼠穴
焼き鳥は 北の呑み屋の(北野の宮の) 桜花祭

[編集] 参考文献

  • 若林喜三郎『輪島町史(第三章第四節)』(石川県鳳郡輪島町、1954年)
  • 輪島市編『輪島市史(第六巻)』(輪島市史編纂専門委員会、1973年)
  • 島谷宣秀斎『段駄羅ものがたり(東京輪島会会報第11号所収)』(東京輪島会、1969年)
  • 木村功『不思議な日本語 段駄羅』(踏青社、2003年)
  • 木村功編『段駄羅五十音順作品集』(輪島段駄羅同好会、2003年)
  • 中村裕編『平成段駄羅作品集』(輪島段駄羅同好会、2000年)
  • 島谷吾六『自撰百句 段駄羅歌留多』(島谷吾六、1980年)
  • 中村裕編『輪島塗職場文芸 段駄羅雑蒐 付輪島の俗謡』(輪島だんだら研究会、1983年)
  • 輪島塗編集委員会編『輪島塗』(京都書院、1983年)
  • 中村裕編『現代段駄羅作品集』(輪島高校だんだら研究会、1984年)

[編集] 外部リンク

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月22日 (日) 00:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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