殺陣
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語源
概要
十分な鍛錬が行われていない俳優による殺陣を観ると「機械的に武器を振り回している」ように、また「殴られ倒れる様子が大袈裟」に見えることさえあるが、優れた殺陣には、演者自身の肉体を含めた武器の動かし方はもちろんのこと姿勢(構え)・足運びなどの立ち居振る舞い・演技としての流れの美しさが要求されている。
殺陣はあくまでも演技であり、用いる武器(特に、本物の素材を用いた剣、刀)によっては本当に当たっている(当てられている)「ように見せる」配慮や、怪我をしない、させない配慮が不可欠である。これを怠ると殺陣の場面を軸とした作品全体の評価の低下を招いたり、傷害及び死亡事故に発展する場合もある(実際に発生した例については下記参照)。
演じるに際し、俳優は居合道、なぎなた、空手といった武道および武術を習得していることが望ましいが、殺陣においては劇的な「見栄え」などの効果を考慮する(武道や武術と対照的に作為的に予備動作をおおきくするなど)必要があり、一概に習得した技術がそのまま殺陣の実力と比例するとは言い切れない。そのため、劇団付属の研究所をはじめとして、殺陣を正式科目として採用している俳優養成機関は数多く存在する。
なお、実際に学ぶ武道としては、抜刀・納刀などの刀自体の取り扱い方から、袴などの着装、刀の帯への差し方(帯刀)、歩法、膝行などの立ち居振る舞いを学べるという点で、居合道の習得が推奨され、同様に素手武道では合気道が推奨される。
使用される小道具など
厳しくリアリティを追求する場合や、俳優が殺陣の技術に優れている場合には本物の素材で作られている武器を用いることも少なくはないが、現在は安全や経費の削減のために以下の代用品が用いられることが多い。
殺陣に関する事柄
殺陣師
- 足立怜二郎
- 石松代伍
- 高瀬将嗣 -高瀬道場主宰。映画監督としても活躍。最近作「怪談」「ミッドナイト・イーグル」
- 森聖二 -高瀬道場所属。映画「ラストサムライ」日本側殺陣師として評価を得る。
- 瀬木一将 -高瀬道場所属。伝説のスタント「走る電車からのダイブ」(映画「BE-BOP-HIGHSCOOL」)実行者。
- 菊地竜志 -菊地剣友会代表。日本殺陣道協会最高師範。
- 久世浩
- 久世竜
- 湯浅謙太郎 -五社英雄とのコンビにより活躍。主な作品に「宮本武蔵」、「三匹の侍」、「牙狼之介」、「風雲ライオン丸」など。
- 國井正廣
- 田中耕三郎 - 有限会社オフィス・ビッグ(旧ビッグアクション)現代表取締役
- 名和弓雄 -「間違いだらけの時代劇」など多くの著書がある。
- 林邦史朗 - 3作目のNHK大河ドラマ『太閤記』以降、大河ドラマの殺陣師として活躍。「刀一振りに奥義あり ~時代劇を支える殺陣師~」(2008年3月13日総合テレビ、19日BS「アインシュタインの眼」)でも紹介された。
- 島口哲朗 - 剱伎衆かむゐ主宰。キル・ビルや次郎長三国志での殺陣指導を行う。自らをソードアーティストと称し、殺陣を一つのエンターテイメントへと昇華させ、パフォーマンスとして行っている。
- 宇仁貫三
- 日尾孝司
- 織田幸一
殺陣・アクション集団
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