毒見

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毒見(どくみ)とは、だれかに出される食物が安全であるかどうかを実際に食して確認すること。が含まれていないか、腐敗していないかなどを確認する。毒見を担当する役割を毒見役という。毒味や毒味役の「味」は当て字である。

目次

[編集] 概要

通常は、重要な人物(皇帝君主、あるいは暗殺や危害が加えられそうな人物)に対して行う。

食物の安全性は、毒見役がその後、体に異常がないかどうかで確認される。そのため、毒見は急性毒に対しては効果的であるが、遅効性の毒に対しては効果的ではない。

最近では、マウスのような動物を使って確認する場合が多い。

[編集] 海外における毒見

古代ローマでは、毒見専属の奴隷がいた。当時は為政者に毒を盛られるのが頻繁であったので、概ね毒見奴隷の寿命は短かったという。ハロタス(en)はクラウディウスの毒見役で使用人頭であったが、西暦54年、クラウディウスが毒キノコに当たって死んだことから、暗殺に関わったとも考えられている[1]

礼記曲礼・下篇』には、やはり紀元前後の中国で、薬を飲ませる前に君主は臣下が、親は子が毒見をするようにと述べられている。

13世紀のエジプトの将軍イッズッディーン・アイバクは、スルタンの奴隷として毒見役をつとめたことから出世し、ついにはスルタンにまで登りつめている。

20世紀ソビエト連邦の政治家スターリンは、自分が食事を取る前に部下に食べさせていたという。

[編集] 日本における毒見

平安時代には薬子という毒見役があり、宮中で屠蘇などの毒味をしていたという[2]。また、一般に毒見役は「鬼食ひ」と呼ばれていた[3]

1666年仙台藩の幼藩主伊達綱村は数え8歳の時に毒殺されかけたが、毒見役の働きによって難を逃れている。この後も事件は続き、「伊達騒動」と呼ばれる事件になる。

[編集] 毒見役が登場する架空の物語

[編集] 日本以外が舞台のもの

[編集] 日本が舞台のもの

[編集] 注釈

  1. ^ Jacob Abbott Nero Harper & Bros., 1881
  2. ^ Yahoo Japan辞書「薬子」の項。
  3. ^ Yahoo Japan辞書「鬼食ひ」の項。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月15日 (火) 16:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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