水の都
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水の都(みずのみやこ)とは、水が都市景観の形成において大きな役割を果たしている都市につけられた愛称である。水都(すいと)と呼ぶこともある。
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[編集] 概要
「水の都」とは、多くの場合、水辺の多様性から切り離されたしっかりとした地割のなかに道路と水路が交錯し、水際や橋梁からの視点がまちの風景を規定する水辺都市のことを指す。低湿で多様性をもつ水辺地域を表す「水郷」という言葉と対比される。
[編集] 主な水の都
以下、「水の都」として紹介されることの多い都市を挙げる。
[編集] 日本国内
- 新潟県新潟市 - 信濃川と阿賀野川が注いでいる。関屋分水開削以降、信濃川右岸(中央区側)の市街地は四方を川と海に囲まれ「新潟島」と呼ばれている。
- 大阪府大阪市 - 江戸時代以降、多くの水路が開削され橋の多さから「八百八橋」とまで言われたほどの水都である。大阪#近世の大坂も参照。
- 広島県広島市 - 太田川下流の三角州地帯に市街地が形成されている。
- 島根県松江市 - 宍道湖と中海に囲まれた地域に位置する。中心市街地を宍道湖と中海を結ぶ大橋川が流れている。水郷水都全国会議の第一回は松江で開かれた。
- 愛媛県西条市 - うちぬきと呼ばれる地下水が豊富で、うちぬきがある地区は上水道代がかからないことや、水都橋、水都館等、水都と名の付く地名施設も多く「水の都」を称している。
- 徳島県徳島市 - 吉野川河口の三角州地帯に市街地が形成されており、市内は吉野川をはじめとした非常に多くの川が通っている。
- 福岡県柳川市 - 多数の掘割が市内を通っている。詳細は柳川市#掘割を参照。
- 熊本県熊本市 - 世界の都市(人口50万人以上)で唯一水道水源を100%地下水だけでまかなっている都市で、「世界一の地下水都市」とも言われている。
[編集] 日本以外
- ヴェネツィア(イタリア)- アドリア海のラグーンの上に築かれた都市である。
- アムステルダム(オランダ) - アムステル川の河口に築かれたダムから発展した。
- ロッテルダム(オランダ) - マース川河口からの水路を利用した貿易で栄えた。街の愛称の一つにWaterstad(水の都市)がある。
- ブルッヘ(ベルギー) - 運河を中心とした町並みが世界遺産に登録されている。
- ストラスブール(フランス) - ライン川沿いの貿易港はフランス最大の河川港となっており、街も港を中心に構成されている。
- サンクトペテルブルク(ロシア) - 運河が縦横に走り、「北のヴェネツィア」とも称される。
- ストックホルム(スウェーデン) - 島の上に築かれた都市で、「北欧のヴェネツィア」とも称される。
- 無錫市(中国) - 市域は長江と太湖に囲まれており、市内を大運河が流れている。
- 蘇州市(中国) - 市内を通る楓江は張継の七言絶句「楓橋夜泊」にも詠われている。また大運河も通っており、「東洋のヴェネツィア」の異名を取る。
- 杭州市(中国) - 京杭大運河の終点。また、市内に西湖がある。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
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