水曜シアター9
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水曜シアター9(すいよう-ナイン)は、テレビ東京系列で、2009年4月8日から、毎週水曜日の21:00 - 22:54[1](JST)に放送されている単発特別番組枠の冠タイトルである。
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[編集] 概要
同じ時間帯の前番組は、サスペンスやミステリーもののドラマ枠『水曜ミステリー9』であり、タイトルおよび番組ロゴもほぼこちらを踏襲したものになっている。
ただ曜日は木曜日と異なるものの、1968年2月8日から41年間放送された長寿の映画番組枠『木曜洋画劇場』も前番組にあたる。この証拠として、『木曜洋画劇場』内で放送された番組宣伝では「“映画”が動く!」[2]というキャッチフレーズを使用し、「木曜夜9時から水曜夜9時へ」という案内も出していた。
番組は『水曜ミステリー9』と同様に、前時間帯(水曜20時台)で放送されている紀行・旅番組『いい旅・夢気分』からステブレレスで接続する。この、『いい旅・夢気分』の特番が放送される際、当番組は休止する。
記念すべき第1回(2009年4月8日放送分)はジャッキー・チェンとクリス・タッカーが主演した『ラッシュアワー2』(2001/米)である。
地上デジタル放送では映画・ドラマ共に16:9のハイビジョン画質で、聴覚障害者向けの字幕放送も実施。2種類の音声(日本語/英語など)が収録されている吹き替え版の洋画作品は、デジタル対応の受信機器に付属しているリモコンで音声の切り替え操作を行うが、「デュアルステレオ方式」の採用により、アナログ方式の「2カ国語放送」では解決できなかった「モノステレオ化」の問題が克服された。サスペンス作品は原則的にステレオ放送となっているが、前出のデュアルステレオ方式を応用すれば視覚障害者向けの解説音声をステレオ放送本来の臨場感を保ちながらドラマコンテンツに重畳する事も技術的には可能である。
[編集] 内容
映画とオリジナルドラマ(主にサスペンス作品)を週替わりで放送する総合ストーリーコンテンツ枠として発足したものの、放送開始から約3ヶ月間(第1クール)は洋画作品(2ヶ国語放送)中心の編成となり、新作サスペンスの放送は一切無かった。2009年6月最終週には、ドラマスペシャル(2夜連続)『命のバトン〜最高の人生の終わり方』(小林稔侍主演)のうち、前編が放送されているが、特別企画扱いのため、当番組の作品には含まれない。
『密会の宿7』(2009年7月1日放送分)より、3週連続でサスペンス作品(いずれも旧『水曜ミステリー9』時代に開始されたシリーズの続編に当たる。BSジャパンとの共同制作番組でもある為、4日遅れのディレイネットをBSジャパンで実施)が放送されたが、7月第4週から8月第4週までの約1ヵ月間は再び洋画作品の放映に戻っている。9月第1週は旧『水曜ミステリー9』枠でオンエア済の中村梅雀主演「信濃のコロンボ事件ファイル」第11弾(「信濃のコロンボ傑作選」として再放送)、第2週は同シリーズ第18弾(最新作)、第3週は「温泉仲居小泉あつ子の事件帳」(菊川怜主演)をそれぞれ放送。9月第4週と10月第1週は特別編成により番組そのものが休止となり、10月第2週からは3週連続で洋画作品の集中放送が予定されている。
オープニングのメインテーマ曲は、前番組時代のものが継続採用されているが、CGアニメーションはバラの花をモチーフにした新しいデザインに差し替えられている(後述『BSミステリー』も同様)。上記3作品の内、旧『水曜ミステリー9』枠での放送が元々予定されていた「密会の宿7」には同枠最後のエンディングテーマ曲(今井美樹歌唱「足跡」)が収録されているが、映画枠との統合が確定した2009年第1四半期以降に完成した2作目からは作品毎に異なる選曲(インストゥルメンタル)がエンディングで採用されている(不定期化を機にエンディングテーマ曲を廃止)。但し、原作重視の手堅い作劇(旧水曜女と愛とミステリー)からオリジナル脚本も含むエンターテイメント性をより追求した演出(旧水曜ミステリー9)へと内容が大きく様変わりした前回2005年春のリニューアルと異なり、旧水曜ミステリー9時代に定着した番組コンセプト(日本テレビ系列で放送されていた旧火曜サスペンス劇場のそれに最も近いとされている)はほぼそのままの形で継承されている。
水曜シアター9同様、映画とサスペンスドラマを交互に放送しているTBSの『月曜ゴールデン』がサスペンスドラマ中心で映画をほとんど放送しない点と全くの正反対である。尚、映画を中心に放送する単発特別番組枠としてはフジテレビの『土曜プレミアム』に類似するが、「特別企画」として放映されることも少なくなかった邦画コンテンツは2009年4月の統合リニューアル以降一度も登場していない(2009年第3四半期現在)。
旧『木曜洋画劇場』から引き継いだ映画放送が、強力な裏番組(テレビ朝日の『水曜9時枠の刑事ドラマ』」や日本テレビの『水曜ドラマ』)を相手に、比較的安定した視聴率を維持(旧枠時代とほぼ同じ水準で推移)しているのに対し、サスペンスドラマ(2009年7月以降にオンエアされた6作品)の視聴率は、いずれもリニューアル前の半分から3分の2程度と苦戦している。サスペンス不振の原因としては、現番組への移行に際し視聴者に対する告知・説明が十分に行われなかった点に加え、放送開始から約3ヵ月間洋画作品のみの放送となり、旧『水曜ミステリー9』時代からの固定層の視聴習慣が大きく変わってしまった事(裏番組への流出が加速)などが考えられる。
ちなみに、2009年9月第1週に放送された「信濃のコロンボ傑作選(11)」は再放送であるのにも関わらず7.8%の視聴率を記録、翌第2週放送の同シリーズ最新作「信濃のコロンボ事件ファイル(18)」の7.6%を上回っている。
[編集] 主なシリーズ(ドラマ)
- 密会の宿(7)・北鎌倉不倫殺人旅行 主演:岡江久美子 原作:佐野洋 製作:国際放映 視聴率:6.1% (2009/7/1)
- 芸者小春姐さん奮闘記(6)・加賀vs江戸友禅殺人事件 主演:十朱幸代 原作:オリジナル 製作:CAL 視聴率:6.6%(7/7)
- 女かけこみ寺刑事(2)・水穂の事件簿 主演:片平なぎさ 原作:オリジナル 製作:ホリプロ 視聴率:5.5%(7/14)
- 信濃のコロンボ傑作選(11)・埋もれ火(再放送) 主演:中村梅雀 原作:内田康夫 製作:G・カンパニー 視聴率:7.8%(9/2)
- 信濃のコロンボ事件ファイル(18)・越天楽がきこえる 主演・原作者・制作会社は第11弾と共通 視聴率:7.6%(9/9)
- 温泉仲居小泉あつ子の事件帳・南伊豆湯けむり殺人事件 主演:菊川怜 原作:オリジナル 製作:オスカープロモーション 視聴率:5.5%(9/16)
2009年9月16日(BSジャパンでは18日後の10月4日)放送の「温泉仲居小泉あつ子の事件帳」を除き、いずれも旧水曜ミステリー9枠で放送されていたシリーズの続編に当たる。旧枠での放送を前提に撮影が行われていた作品の存在が確認されているものの、今後の処遇については未定となっている。テレビ東京に限った話ではなくなりつつあるが、資金的な問題が厳しさを増す中、元々不足気味だったドラマ作品の撮影ストックが今後更に少なくなる事は必至で、新規の撮影にもこれまで以上に慎重になるものと思われる。また、洋画作品とのシェアリング化で放送枠の安定的な確保が難しくなった結果、劇中の季節感と実際(初回オンエア時)のそれが大きく食い違うケースも発生している。
[編集] ネット局
[編集] 同時ネット
- テレビ東京
- テレビ北海道(札幌本局と道内の中継局を結ぶ放送回線の制約で札幌地区の全域と室蘭地区の一部を除き、アナログ放送では音声がモノラルに一括変換されている。但し、デジタル放送の対象地域では本局・中継局共にキー局と同じ音質で放送。なお、同局を完全に受信出来ない地域では、サスペンス作品に限りBSジャパンでの代替視聴が可能)
- テレビ愛知
- テレビ大阪
- テレビせとうち
- TVQ九州放送
放送対象地域と隣接する府県へのスピルオーバー現象(電波のこぼれ出し)やCATVの区域外再送信(主にアナログ放送)により、TXNの法的な放送エリアとされている13都道府県よりかなり広範囲の地域で視聴されている一方で、区域内であるのにも関わらず中継所整備の遅れなどにより放送そのものを受信できないケースもある。
- 岐阜放送(TXN系列外ではあるが、前番組『水曜ミステリー9』を同時ネットしていた関係で、リニューアル後も放送を継続しているが、映画作品によっては未ネットとなり『ぎふチャンシネマ館』として別の映画を放送する場合がある)
テレビ東京がサスペンスドラマの制作に参入した2001年より、水曜21時からの2時間枠をTXNとの同時放送にしていたびわ湖放送(滋賀県の県域独立局)は、2009年春の『水曜ミステリー9』と『木曜洋画劇場』の統合リニューアルを機に枠を分割。現在は海外ドラマ(21時台)と『たけしのニッポンのミカタ!』を放送している。
旧『水曜ミステリー9(『水曜女と愛とミステリー』時代を含む)』枠のサスペンス作品遅れネットしていた近畿・東海の県域独立局(3局)の内、三重テレビはTXNで2年ほど前に放送された作品の遅れネットを『木曜プレミアム』枠で継続中だが、テレビ和歌山(TXNより約8ヶ月遅れ)と奈良テレビ(同、半年)は、2009年の春以降、サスペンスドラマの定時放送を中断している。
[編集] 時差ネット(サスペンス作品のみ)
- BSジャパン(日曜21:00 - 22:48)
地上波(テレビ東京)・衛星(BSジャパン)両局による共同制作が継続中のサスペンス作品が放送される週に限り、BSジャパンでも4日遅れのディレイネットを実施。但し、洋画作品及び『水曜シアター9』自体の休止に伴う特別番組(『いい旅・夢気分』の放送時間拡大スペシャルを除く)に関しては、権利上の問題により、BSでの放送は見送られ(但し、ドラマスペシャル「命のバトン 最高の人生の終わり方」及び映画「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」に関しては「BSジャパン・シネマクラッシュ」枠での遅れネットを実施)、旧『水曜ミステリー9』(BSミステリー)時代に製作されたサスペンス作品の再放送や別番組への差し替えで対応。BSジャパンの公式サイト・番組情報誌などでは「BSミステリー」(新作)としてリニューアル前の番組タイトルが継続使用されているが、EPG(電子番組表)では作品名のみの表記となる場合もある。オープニングCG・メインテーマ曲は地上波『水曜シアター9』と同一のものを採用(タイトルロゴのみ「BSミステリー」に差し替え)。CM枠が地上波から完全に切り離された結果、作品の新旧に関係なくノンスポンサー番組となっている(BSジャパンの番組宣伝やACジャパンの啓発広告、通販各社のPTなどで穴埋め)。これとは別に週2回(金11:30 - 及び土12:00 - )、旧枠時代にオンエアされた作品を中心に再放送が実施されていたが、2009年秋の改編で週1回(金11:30 - )に削減。日曜21時枠同様ノンスポンサー番組。
2009年9月20日に放送開始(但し、第2作目の「女かけこみ寺刑事2」より)。なお、平日(月 - 木)14時からの「ITVドラマセレクション」では引き続きTBS月曜21時枠や日本テレビ系列の旧火曜サスペンス劇場で過去に放送された作品と共に旧枠時代(女と愛とミステリー - )の作品が再放送されている。
[編集] エンディングテーマ曲(ドラマ放送時のみ)
旧『水曜ミステリー9』枠でのオンエアを前提に撮影された(「お蔵入り」扱いになっていた)作品でのみ同枠最後のエンディングテーマ曲(今井美樹「足跡」)が継続使用されているが、リニューアルを機に番組単位のエンディングテーマ曲は廃止された模様(作品毎に異なるインストゥルメンタル曲で代替)。
[編集] 脚注・出典
- ^ ドラマが放送される時は22:48までとなり、22:48からの6分間は、他曜日の別時間帯で放送されているミニ番組の振替放送や番組宣伝が入る。
- ^ 『水曜シアター9』告知動画より。
[編集] 出典
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| テレビ東京系列 水曜21・22時台 | ||
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水曜シアター9
(2009年4月 - ) |
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| テレビ東京 水曜22:48 - 22:54枠 | ||
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(2009年4月 - ) |
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最終更新 2009年11月14日 (土) 10:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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